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2010年2月17日 (水)

旅の相棒。

オレゴン州ポートランドに到着。なぜか先に送られてしまった荷物とも一日ぶり(1?)の対面。これで2日間着続けた洋服も報われるってもんです。ソルトレイクシティから飛行機で2時間。時差は1時間と、国内で時差があるのはさすがアメリカです。でとりあえずこれからの旅の移動のアシを決めなくてはなりません。空港でいろんなレンタカー会社をチェックして決めたのがこれ。
Img_0083
ニューカマロ!! 雪の心配もないのでスポーツクーペにしちゃいました。ニューカマロはまだ乗ったことがなかったので試乗する意味でもうってつけ。リアフェンダーの張り出し具合が筋肉車好きの男心をくすぐります。公私混同してますが、これも大事なことです、はい。というわけでこれからはカマロでブイブイ言わせます。といってもレンタカーはV6ですが。でもせっかくアメリカに来たんだからアメリカのクルマを体験しない理由はないのです。しかもここはオレゴン州なのにカリフォルニア州のライセンスプレートってとこがイイではありませんか。しかもポートランドの街に出てみると、同じカマロにはまったく遭遇しません。そういった意味でもなかなか気分よし。明日からの取材にもさらに気合いが入りますnoodle


2010年2月 6日 (土)

知っているかと思いますが旧いクルマに乗っております。30年以上前の鉄の塊。しかもどこかのアメリカ人によるフルカスタム車両。だから手強い。先日、エンジンをかけたら煙が出ました。煙が出るほどタイヤを空転させて走るのはカッコがよろしいんですが、エンジンルームから煙が出るともはやアニメです。ルパン三世です。どうやら配線が燃えとります。症状はたいしたことないんですが困ります。なんせ自走は怖くてできないし、積載車に乗せるにも煙が出た状態でクルマ屋さんだって載せたくありません。ってことでやってきてくれました。いつも愛車のメンテ&カスタムをお願いしているロッドモータースさんが。もうかれこれ10年近くのお付き合いなので、症状を伝えると、いつも時間があるときにやってきてくれます。私がいなくてもクルマを引き取って持って行ってくれますし、納車も私がいなくても駐車場に置いていってくれます(笑)。で本日、朝起きたらびっくり。出張でクルマを直しにきてくれてました(再び笑)。Img_0072
どうやら原因はクルマが発生させる電圧が高すぎたようです。発電機のレギュレーターがおかしくて、やたらと電気を発生させていた様子。というわけで軒先にて修理が完了。旧いアメリカ車を専門に扱っているだけに青空修理にも慣れている様子。たくましいです。もともとは人様がカスタムしたクルマなので、きっと修理するにも面倒くさいこともあるはず。でも修理を重ねるごとにロッドモータース仕様になっていくので安心度は高まります。というわけで本日は久しぶりに愛車を転がしております。noodle

2009年12月21日 (月)

毎年恒例の

私の愛車1979シボレー・ブレイザーはピックアップトラックに屋根を付けたようなスタイル。そのおかげか1ナンバー登録されとります。ということはどういうことなのかというと車検は毎年。2年に一度の方がほとんどだとは思いますが、私にとって車検は毎年恒例なのです。というわけで先日、無事に車検に出しました。毎年、年の瀬の車検なので、ちょうど一年を振り返ることができてなかなかいいもんです。今年はオルタネーターがダメになりました。突然エンジンがかからなくなり、インジェクション専門の博士に診断してもらいました。車検前に気になっていたラジエター下部からの水漏れも、ホースの留め金がゆるんでいただけでした。雨漏りは直りません。ってのが今年の故障ニュース。いやー、今年はどれもたいしたトラブルではないので平和でしたよ。と、来年も愛車をかわいがってやることを誓うのでありました。ひとつ気になったのはいくらアメリカのフルサイズのクルマと威張っても、車検証には「自家用貨物」の表記。うーん車検制度もいかがなものでしょうか。せめて「自家用トラック」、または「自家用ピックアップトラック」とかにしてくれませんかね。できれば「ピックアップトラック・フォー・プライベート・ユース」とか。だって外車なんですから。そういえばコルベットに乗ってたときも車検証に「幌型」と表記されててヘコんだ記憶が甦ります。「ロードスター」とかにできないもんですかね。車検制度の必要、不要論よりも、まずは車検証上の表記はもうちょっとカッコいいカテゴリーにそろそろ改訂しません?  せっかくの愛車が不憫でなりません。noodle

2009年12月11日 (金)

ピックアップトラックの誘惑

今月末売り号の巻頭特集の取材で仙台へ行ってきました。久々の仙台はさすが宮城県、東京よりもはるかに寒かった。でも熱い1台を体験。これは今回取材させていただいた仙台のショップ「アメリカン・ラヴァー」水戸さんの愛車、1955年式シボレー3100カメオです。R0011136
じつはこのカメオってアメリカではとんでもないコレクターズモデル。ベッドサイドのパネルが初めて直線的にデザインされたというだけでなく、それまで働くクルマの代名詞だったトラックにメッキのモールやエンブレムをめいっぱい盛りつけた高級車ピックアップなのです。最近ではキャデラックやリンカーンのピックアップなんてのがあったけど、そのパイオニアがこのモデル。アメリカのカーショーで見ることはあっても、まさか国内でお目にかかれるとは。エンスーなクルマ好きには理解してもらえないかもしれませんが、アメリカ車好きにとってはかなりの名車です。しかもそんな貴重な愛車を運転させていただくことに。オーナーの水戸さんの希望でほとんどオリジナルスペックということで、もちろんパワステ、エアコン、ディスクブレーキなんていう現代的装備はいっさいナシ。豪華な外観とは裏腹にかなりストイックな仕様です。まさに半世紀前そのままの乗り味。旧車慣れしていない人はおそらく気持ちよくは運転できないね、こりゃ。でもそんなアナログ感が大好きな私にはかなり貴重な体験となりました。
あっ、ちなみに取材したのはヴィンテージバイクですので、そちらは今月末売り号をご覧下さい。
それとやはり、仙台に来たのだからということで、「」さんで牛タンをいただきました。
R0011138いやーおいしかった。仙台のみなさん、お世話になりました。今度は日帰りではなく、泊まりで行きたいな。

2009年4月 2日 (木)

気になる新車。

旧いクルマばかりを所有している私ですが、新しいクルマが嫌いなわけではありません。単純に買えないから身近ではないってだけです。いつか新車を購入できるときが来るのかどうかはわかりませんが、今だ人生で中古車、それも自分で名義変更するようなクルマがほとんど。で、今日はアメリカの知人がメールに添付してくれた写真を参照していただく。Camaro001
Camaro002

まだアメリカでは正式に発売されていないニューカマロをロサンジェルスで発見との情報。アメリカって発売前の新車をデモンストレーション&購買意欲をかき立てさせるために走らせるんですよね。それがこの写真。今、アメリカは'60年代以来のポニーカーウォーズが勃発中。ポニーカーってのはいわゆる小さめのボディのスポーティな車種のことで、フォードがマスタング、GMがシボレーのカマロやポンティアックのファイヤーバード、クライスラーがプリムス・バラクーダやダッジ・チャレンジャーがそのカテゴリーに当たります。’60年代と違うのはあのころはマスタング、カマロ&ファイヤーバード、チャレンジャー&クーダとい順番で登場したけど、今はマスタング、チャレンジャー、そしてカマロという順番で登場。現代版は順番は違えど、どれも過去のモデルをオマージュしたネオクラシック路線っていうのが共通項。このカマロも初代カマロを思い出させるスタイリング。よくできてます。日本には入ってくるのでしょうか? うーん、気になる。noodle

2009年2月26日 (木)

親方のブログにあるとおり。

本誌最新号ができあがってきたよのブログを親方の記事で読むと、何やら表紙のイラストにあるクルマは私が近々説明するそうな。そんな挑戦状を受けて説明しないわけにはいかない性格。ちょっとだけ負けず嫌いです私。今回の特集は「オレだけの一点物」。だから一生懸命犬小屋を造るスティーブさん(仮名)が表紙のシーンになっとります。中身はオーダー、カスタムなどなど満載。こだわりも突き詰めると自分だけのプロダクツが欲しくなるもんです。てなわけでスティーブさん(仮名)の愛車と思われるグリーンのピックアップは1958年式のGMCピックアップ。GMCとはGMのなかにあるひとつのブランドで、大衆向けブランドのシボレーなんかと兄弟関係にあるブランド。この上にはポンティアックとかビュイックとかキャデラックというお兄さん的ブランドがGMにはあるわけです。とまあ簡単に説明しときますが、そのなかでもGMCってのはヘビーデューティなピックアップや業務用の巨大トラックなんかを専門に扱うプロ志向な性格。しかも大衆向けの車種なんかは兄弟のシボレーなんかよりもほんのり高級志向だったりするのです。現在もその性格は守られていて、GMCのデナリシリーズなんてキャデラックに近い高級感を持っとります。まあ、そんなクルマなのよね。ちなみに1958年のGMCピックアップ、乗っていたらかなり上級者でしょ。現存数はおそらくシボレーの同型モデルよりも少ないのでは? noodle

2008年12月24日 (水)

ポルシェにだって負けないもん。

久しぶりに愛車の話し。ということは、そう、故障です。所有して3年。初めて動かなくなる。自宅にてエンジン暖気中に突然スイッチがオフになったかのようにエンジンが止まりました。「あれ?」と思ってセルを回してもかかる気配なし。こりゃガソリンがエンジンに行ってないな、ただでさえデカいクルマなのに動かないとなるともはや巨大な鉄のかたまりです。というわけで早速プロに見てもらうと、新しい事実が発覚。原因は予想通りガソリンがエンジンに行っておりませんでした。というのも私のクルマは30年前のモデルのくせにエンジンは最近のインジェクションシステムが合体しているカスタムカー。そいつがいけなかった。というかそれを作ったアメリカ人がぬるかった。なんとインジェクションなのにキャブレター用のガソリンポンプがセットされてた様子。つまりインジェクションに必要なガスの量、圧を出し切れないポンプだったとさ。そりゃエンジンが動かなくなるよなあ。っていうかそれで普通に乗っていた自分がコワイ。というわけでガソリンポンプをインジェクションエンジン用の高圧タイプに変更することに。でもこれってアメリカモンが無いのね。うーん、改造車って大変。ということで選択肢もないまま使ったのがドイツモン。おかげで元気になりました。このポンプ、メルセデスやポルシェなんかも使ってるらしいよ。ふふふ。ガソリンポンプだけはポルシェに並んだぜ。なんかイイ気分。noodle

2008年10月 2日 (木)

プチセレブ。

今日は朝も早くから本牧方面へ。というのもついに上陸したリンカーンMKXの試乗会にお誘いされたから。MKXってのはリンカーンが生んだコンパクトサイズのクロスオーバー・ヴィークル(CUVって呼ぶのが正しいぞ)。小さめのボディは日本の道路事情にもぴったりで、ついにフォード・ジャパンの展開するリンカーンブランドがナビゲーターに次いで上陸させたってわけ。D1000025でも小さいとはいっても、そこはリンカーン。しっかりと主張したデザイン。顔面はビカビカに輝く格子状のグリル、リアは左右幅いっぱいいっぱいのテールランプで、他のクルマには無い個性を出しとります。でもそんなにいやらしくないとこがグッド。主張はするけど上品なのがフォードの最高級ブランドらしいね。内装だってウッドとレザーを使った高級志向。人とはちょっと違ったクルマが欲しい人には最高でしょ。世田谷在住の奥様にもおすすめできるねこれなら。上品なアメリカ車もあるんですよという報告でした。
D1000026

2008年8月23日 (土)

なんか複雑

今日、たまたまネットオークションを見ていたら、前に乗っていた愛車が出品されとりました。出品地域から判断すると、もう東京にはいない模様。日本中で大量に同じ車種、同じボディ色が走っているわけではない旧いアメリカ車に乗り続けていると、そんな偶然の出会いもあるんです。その愛車を手放したときのことをちょっぴり思い出しました。うれしいやら悲しいやら。私が乗っていたときとほとんど変わらない仕様のままだったなあ。でも、だあーれも入札していなかったのがちょっぴり悲しい。今も調子よく走っているのでしょうか? 次のオーナーになる方もかわいがってくれる人だといいなあと娘を嫁がせるオヤジの気分。

2008年8月19日 (火)

小さな怪物

週末、世間は「お盆」のまっただなかだというのに、編集者にはそんな2文字がカレンダーにあるはずもなく、この日も「撮影」の2文字がカレンダーにあるわけで。で、そんな撮影にもちょっとした空き時間ができちゃったので、遠くにも行けず、撮影場所近くのショッピングセンターで時間を潰す。さすがに世間は夏休み。けっこう人がいるもんです。おまけにそんな人たちをお目当てにしたイベントも各所で開催されとる。そんななか出会ったのが、往年のレーシングモォシーン(レーシングマシン)「トヨタ7」。D1000028おおっと思ったあなたはかなりオジさん。1960年代の代物だかんね。初めて実車を見た感想は「小せえ〜」である、軽自動車くらいかな。そんなボディに5000cc近いV8エンジン(しかもオールアルミ製だよ)を搭載してるって速いにきまってます。速く走るためだけに生まれたクルマって無駄が無いから美しいね。しかもこれ、トヨタ、ヤマハ、ダイハツのステッカーが貼ってあって、トリプルネームなんだね。私のクルマはこのV8エンジンよりも大きな排気量だけど、おそらくスピードは半分以下。まあ、私の運転にはスピードは必要ないからなあ。今日も安全運転でドライブします。

2008年5月 9日 (金)

旧車も捨てたもんじゃない

黄金週間はみなさんいかがお過ごしだったんでしょうか? 私も何年かぶりに連休なんぞが取れまして、ちょいと愛車で出かけたんですが、人が集まりそうなところは見事に渋滞。首都高や環八の渋滞(都内在住の方なら誰もが体験したことある渋滞の定番)なんか比べものにならないくらいの渋滞に突っ込んでしまいました。なんせ1.5km進むのに2時間以上。ありえません。歩くより遅いっす。ほとんど動かない。逃げ道も存在しない場所だから、ひたすら進むのを待つしかない。そんな場所がこの世に存在していたこと自体に驚きです。というか私も無知です。旧車にははっきりいってかなり過酷な状況。Gage
隣の車線にいた家族連れのナローポルシェの方もひたすら不安と戦っているご様子。で、我が愛車はどうなったかというと、見事渋滞を走破。水温も上がることなく、電圧も下がることなく。うーん、思ったよりもタフなヤツでした。さすがにエアコンはオフだったけど、30年前のクルマでこの状況に耐えるなんてたいしたヤツです。で、写真は渋滞中にオドメーターの数字が65555になった図。よほどヒマです、渋滞中は。しかし、このクルマのメーターって、何回転してんだろ? 30年間の全走行距離がこんなもんのはずがないもんな。でも調子はよろしいので、気にしません。

2008年4月30日 (水)

予期せぬドライブ。

どうも。久しぶりに休みを利用して洗車&ワックスまでかけたら、
今朝見るとボンネット(アメリカ的に言えばエンジンフード)に鳥の糞が見事にヒットしていた小池です。朝からウンが付きましたよ。
ってことで、今日はクルマの話し。
最近何かと話題になっている暫定税率問題のおかげで、
駆け込み給油が急増してガソリンスタンドがとんでもないことになっとります。
もちろんそんなことは知ってたんだけど、あーいうニュースってのは「いかにも」な部分だけを
強調して言ってるんだろうと、どこか話し半分だと思っていた私。
もう深夜だし、いつものように、いつも給油しているガソリンスタンドへ行こうとすると、
はるか手前からのようなクルマの行列。
まさかな。きっと深夜だから道路工事でもしてて渋滞してんだろうな。いや待てよ。
年度末の駆け込み工事も終わってるし、そんなはずはないしな。まさかこれって全部給油の列? 
そうなんです。待てども暮らせどもクルマの列は進む気配なし。
そりゃそうだ。
1台の給油が終わって、やっと1台分進む列。
このままでは自分の順番が来る前にガス欠する(もはやこの時点で本末転倒な話し)。
こんな行列を体験するのはドラクエの発売日以来ではないかというほど。もはや長蛇というより長龍の列です。
で、ガソリンスタンドなんて星の数ほどあるんだから、他の店に行こう。というわけで次の店で給油するべと発進。
ところが、1軒目→同じく長蛇の列。
2軒目→ハイオク売り切れ(私ハイオク党なもんで)。
3軒目→早じまいで閉店しとる。
4軒目→真っ暗(つまりとっくに閉店)。
どんどん自宅から遠ざかっていく私。
近所に行くつもりがちょっとしたドライブになってるじゃないの。これって無駄にガソリン使ってません? 
で、5軒目にそれほど並ばずに給油可能なスタンドに到着。
しかしスタッフの冷たい声が
「あっ、ハイオクはもう売り切れました」
だって・・・・・・。
でも負けず嫌いな私。このまま給油しないで帰るのもなんだか気分がよろしくない。
というわけでレギュラーを満タン給油(でも、もちろん気分は晴れない)。
思えば遠くに来たもんだ。
いつもなら10分くらいで終わる給油に1時間以上かかっちまった。
結局、休みの日でも夜更かしするのであった。

2007年12月 7日 (金)

今年も行きました。

またまた出張に行ってたおかげで更新が遅れました。といっても国内出張ですが。で帰ってきて早速足を運んだのが、先日の日曜日にパシフィコ横浜で開催されたホットロッドカスタムショー。毎年顔を出すんだけど、やはり今年も行くわけで、もはやクルマ&バイクの関係者の方々にはここで今年もお世話になりましたの場所になりつつある。Vv0q0227
今年もノスタルジックなホットロッドの元気がよろしいようで、タイヤむき出しのマシンがたくさん出ておりました。さらに年々モーターサイクルの展示が増えているのがこのショー。いわゆるボバーやらチョッパーやらが中心になっとります。最近ではハーレー以外のカスタムも人気なようで、国産旧車やトライアンフなどのカスタムが増えて、日本のチョッパーシーンも多様化してきとります。で、写真は自分でこつこつとホットロッドを作っているクルージン誌編集長の及川さんと世間話。毎年このショーで実車を見るんだけど、まだ走り出しそうもありませんでした。カスタムの道は深く、そして長いのね。この根気は見習いたいものです。普通の人なら飽きます(笑)。Vv0q0146_2
何やら今回の進化はシフターを製作したようですが、これがなんと2本のシフトレバーを使って操作するという超アナログなタイプ。感覚としてはバイクのハンドシフトのレバーが2つ存在するような機構になっとりました。オートマや1本レバーのマニュアル車よりも以前のカタチ。うーん、これを乗りこなすのって大変そう。こんな風にこだわっている人の話を聞くのは刺激になります。クルマもバイクもファッションもみんないろんなこだわりを持って熱く接しているわけです。そんな思いがたくさん交差するパシフィコ横浜でした。

2007年11月22日 (木)

スーパーカーブーム再燃?

35歳以上の男子ならひとしきり体験したとは思うスーパーカーブーム。官能的なデザインに刺激的なパワーのクルマ。そりゃ誰もが「おおっ」と思うわな。でもそんな私は過去のスーパーカーブームのド真ん中世代ではないせいか、「おおっ」の驚きは上の世代の方々には負けちゃうけどね。でもこんな仕事をしているといろんなスーパーカーを間近で見る機会は多い。ロータスだのフェラーリだのランボルギーニだの、いろんなスーパーカー見てきましたがこれは初めて見た。ランボルギーニ・イオタである。Dsc00117
昔、実家の近くに住んでいた伊代田(いよだ)君とはだいぶ違う。イオタである。ミウラをベースにしたレーシングスペックのランボである。イオタだミウラだ、チータだ、ウラッコだと言ってもスーパーカーを知らない人にはいったい誰の話? にかしかならないランボルギーニのスーパーカー。ウェーバーが6機セットされた12気筒エンジンはもの凄い音を立てておりました。話を聞くと、なんと今や時価総額はン億円らしい。totoBIGで6億円が当たっても買えないそうです。ヴィンテージデニムもヴィンテージワインも、さらにはヴィンテージギターもこれほどの金額にはならないもんね。スーパーカーってスゴイのねを実感するとともに、それが日本に存在してるってことに驚きます。間近でこれを、しかも走りまで見ることができただけでも貴重な体験だったみたい。ありがたい話です。で、なんでこんなことになったかは、12月末売り号でわかるでしょう。その前に今月末売り号を心待ちにしていてください。

2007年11月 5日 (月)

不注意とは怖いモノです。

人間誰しも失敗することはあるけど、それって突然やってくるわけで、なんと自宅の駐車場にて愛車のフロントタイヤを壁にこすってしまうという大不注意をやってしまいました。もともとそれほど運転がウマイわけではないが、大きなクルマに乗り続けているだけに、こういう不注意はかなり情けない。いやーヘコんだっすよ。マジで。それよりもこすったおかげでタイヤがパンク。駐車場からクルマが脱出不能になっちまいました。しかもタイヤを注文しようとしたら、なんとサイズがほとんど日本に無いということが発覚。アメリカでカスタムされたクルマだということをそんな事件で思い知らされる。でもそんなところが優越感だったりするんだけどね、で、なんとかタイヤは新品を手に入れて意気揚々と発進したのはいいんだけど、その日の夜に今度はスモールランプを消し忘れて朝まで駐車。見事にバッテリーを上がる寸前まで弱らせ、バッテリーも新調するはめに。これまたアメリカ車用の巨大なバッテリーなので安いはずもなく、秋の訪れととともに多大なる出費。秋服を買ってる場合ではなくなってきた。今秋は天然素材だあとか言っておきながら、財布に秋風が吹くとは大誤算。うーん、ちょっとした不注意がこんなにも大事件になるとは。おかげでフロントタイヤ&バッテリーが新品になってクルマはリフレッシュできたけどね。こういう事件ってのはなんで続けてやってくるのかね。これでまた愛車の板金資金が遠のくなあ。気がつけばバイクもクルマもボディのヘコみを放置したまま乗っている私。このままラットスタイルになるのだけは阻止したいもんです。

2007年9月22日 (土)

開け〜開いたあ

ずいぶん前のブログだと思うけど、愛車のパワーウインドーが故障し、運転席の窓が下がらなくなったって話があったと思いますが、先日ついに直りました。っていうかずいぶんと放っておいたね私も。で、なんで下がらなかったというと、単純に断線(爆)。パワーウインドーってやつは車体からドアの内張りのスイッチの裏にコードを通してあるんだけど、ドアにコードを通すために空けた穴がちょいと小さかった様子。開閉することの多い運転席側のドアだったので、開け閉めするたびにこすれてコードが切れちゃったって始末。いやー、意外と原始的な原因だったのね。ってなわけで、ドアに空けた穴をもう少し大きく加工してこすれないように調整、そんでもって切れたコードをつなぎ直したら・・・・・・なーんの問題もなく動き出した。ちょっぴりホッとする私。なんせ新品で取り付けたパワーウインドーだかんね。大工事にならなくてよかったよかった。これでドライブスルーも駐車場のチケットもどーんと来い。ってそこでアホかと笑った方々、現代のクルマでは当たり前のことかもしれんが、当たり前のことができないのがオールドカーなのです。だからできるようになったときはクララが歩いたときのようにほっこりした気持ちになるわけ。でも開かずのガラスで夏を過ごせたのも大枚はたいて装着した新品のエアコンのおかげだね。いやー備えあれば憂いなしです。っでそのエアコン、最近OFFになりにくくなってきた。どうやらスイッチパネルの接触が悪いご様子。コンプレッサーは新品にしたけどスイッチパネルは'70年代のオリジナルだからなあ。しかも私のクルマの年式はなぜかアフターマーケットのパーツが存在してない。うーん、またもや問題が。エアコンつきっぱなしのクルマになる前に、解決策を見つけねば。しかしまあ、次々と起こる問題を少しずつ解決していくと、だんだんと自分のモノになっていく気がするね。ホントは前オーナーの痕跡がなくなるくらいに大改造したいんだけど、そんなお金も持ち合わせてないので「修理という名の少しずつ自分色に染めてく作戦」しかできない私。オールドカーはホント話題に尽きないのであった。

2007年8月22日 (水)

意外な事実。

長年アメリカ車に乗っていると、同じようなアメリカ車オーナーやアメリカ車好きな方からいろんな相談を持ちかけられる私。おそらくアイツならなんか知ってんだろ的な思いで、日常会話に延長線上で相談されることが多い。何事も頼りにされるのってうれしいことです。ときにはアメリカ車専門店から「探してるクルマがあるんだけど、売りたがってる人知らない?」なんていう本末転倒な話ももらいます。先日も「愛車に合うタイヤを探してる」なんて相談を間接的にいただく。聞けばBFグッドリッチのホワイトレターでサイズは215/60-15(専門的ですまん)らしいが、ひいきにしているショップでは手に入らないということなので、他のショップを紹介してほしいとのこと。いかにもアメリカ車なタイヤサイズ。そんでもって知り合いのショップに聞いてみると意外な事実が発覚。なんと本国アメリカでもバックオーダーを抱えている状況で、このサイズは現在では手に入らないとのこと。最速で初秋には生産されるという話に驚く。旧いアメリカ車には定番のサイズだが、ちと厚みがないもんな。逆に255とか275なんていうホットロッド系のファットなサイズはすぐに手に入るらしいが、いかにもオリジナルなサイズは今や貴重とのこと。そう言われて気がついた。今やアメリカでも15インチの細身のタイヤは需要が無いらしい。大径ホイールだったり太いタイヤを履かせることが主流になったおかげでこんなところに影響が。オリジナル派にはちとツライ現状である。さすがに大量生産のアメリカでもたくさんのバックオーダーが貯まらないと生産してくれないレベルになっているらしい。やはり今のアメリカは20インチオーバー当たり前なのだとこんなところで実感。旧いアメリカ車をオリジナル重視で乗っている方々はタイヤの注文は早めにしてアメリカでの在庫を確認したほうがよさそうです。あっ、もちろん他メーカーのタイヤであればすぐに手に入るサイズですのであしからず。長々と書きましたが、ちょっとびっくりしただけのことなんだけどね。

2007年7月18日 (水)

スイッチは少ない方がいい。

強烈な台風4号の襲来でなんとも優れない天気。台風が直撃した地方の方はさぞかし苦労されたでしょうが、こんな日はさすがにバイクには乗ってられないということで愛車で動く。しかし雨というモノはどうも機械には大敵のようで、台風一過の私のクルマは見事にガラスが下がらない。この蒸し暑さのなか、外気を取り入れるためには片手ではとても開閉できないほど頑丈(このあたりがアメリカンなのだが)な三角窓しかない。いくらパワーウインドーのスイッチを動かしたところでガラスが下がる気配は微塵もない。これがけっこう寂しい。やはり後付けのパワーウインドーってのは完璧ではないのね。取り付けてくれたロッドモータース(このブログにもたびたび登場)にも「故障する場所が増えるだけだから、やめたら?」と言われたことを思い出す。スイッチの精度がよくないのか(アメリカ直輸入モノ)、台風のおかげで水が進入して回路がやられたのかはまだ不明。とにかく開かずの窓の運転席。では助手席の方はどうなんだ? と助手席に座ってスイッチを動かすと「ウイーン……」と。動いた。なぜかガッツポーズの私。これで車内のモアッとした空気も外へ逃がすことができる。と、思いきやスイッチをさらに動かして気がつく。今度は何も言わないパワーウインドーモーター。見事、開きっぱなしで閉まらなくなった私の窓。最悪である。もっとも恐れていたことが目の前で起こるという、ハリウッドのアクション映画で何度も見た展開。もはや半透明のゴミ袋を窓ガラスに貼って、雨風をしのぐしかない。見た目は走るビニールハウスである。カッコがよろしくない。そんなことを想像し再びへこむ。が、しばらく走って恐る恐るスイッチを動かすと再び「ウイーン」。閉まった。なぜか再びガッツポーズ。どうやら接触が悪い様子。湿気のせいか? ってことは梅雨が明ければ元通りになるのかも? 梅雨明けと同時に私のクルマは窓開けの季節が到来してくれればいいんだけど……。

2007年7月 9日 (月)

ちょいリフレッシュ

Dsc00104
先日のブログでアメリカン4WD専門店(とくにK5ブレイザーに強い)城南ジープにお邪魔したことを書いたけど、じつはそのとき、最近話題のアーシングをやってあげるからまたおいでといううれしい申し出を受け、週末にまたお邪魔。最近では定番になっている電気系のリフレッシュであるアーシング。要するにクルマ全体の電気の流れをスムーズにしてあげることで、経年変化によって流れの悪くなった部分を改善してあげて本来の調子にしようというモノ(説明が長くてすまん)。アーシング自体は賛否両論あるようだけど、理論上は悪くなることはないっていうのと、やはり旧いクルマは電気系のトラブルが心配。少しでもリフレッシュしてあげればなんだか安心な気にもなるので、お願いする。城南ジープではやはり旧いクルマをたくさん扱っていることもあって、納車するクルマはすべてアーシングを施しているという。週末にもかかわらず社長自らその腕をふるっていただき施工完了。エンジンルームの見た目を損なわないように最低限のアーシングをしただけど、ちょっと走って思ったのは、オーディオの音が向上したような気がする。アーシングしたからといってクルマ本来の性能がアップするわけでもないし、その効果がすぐに体感できるわけではないので、あまり興味のない人もいるでしょうが、電気系がリフレッシュされるので、また何か感じたら報告します。なんだか気持ちも盛り上がったついでに梅雨だというのに洗車しちゃったよ。

2007年7月 5日 (木)

季節の変わり目ですから。

ライトニングチームの社用車であるダッジのラムバンを点検&外装の修理に出した。もうピカピカに生まれ変わって、スタッフもいっそう大事に使ってくれることを願いつつ、本日はその請求書を受け取りに横浜のロッドモータースへ愛車で伺う。というのも我がブレイザーもオイル交換をしたかったのだ。仕事にかこつけて自分の用事も済ましてしまおうというイヤラシイ作戦。季節の変わり目(しかもこれからは暑い季節)なのでオイル交換やらちょっとしたチェックをプロに見てもらうのはけっこう重要なのだ。で、オイルを交換してひと通り見てもらうと、タイミングベルトに異常を発見。よく見ると1本だけささくれが発生している。というわけで急遽ベルトも交換! ベルトが切れるとクルマにとっては命取りになるので、ほっとひと安心。しかもさすがアメリカ車に強いだけあってベルトもストックがあるのでものの10分で交換完了。専門店って頼りになります。やはり、たまにはプロに見てもらうのも大事であると再認識したのであった。ちなみにこの模様、ロッドモータース(www.rodmotors.co.jp/)のブログにも載っておりました。Dsc00103

2007年6月26日 (火)

これは気になる。

今日はちょいと時間があったので、会社からほど近い「城南ジープ・プチ」に顔を出す。一応、城南ジープが大得意としているブレイザー乗りですから私も(2駆ですが)。前までちょっとした雑談でしか私の愛車のことを伝えていなかったので、実車を見せがてらお邪魔。K5ブレイザー、サバーバン、アバランチ、ラングラーとさすがアメリカン4WDを専門にずっと営業しているショップなだけあって、そのラインナップは超男っぽい。なんだかクルマはゴツくなくてはいかんのでは? なんていう錯覚に陥るほど。でもさり気なくピカピカの最終'87年式エルカミーノ(奇跡のフルオリジナル)なんかもラインナップしていて見応えのあるショップ。そんななかで見つけた個人的な特選車。前から見るとなんてことない丸目のジープCJ-8なんだけど、リアを見てびっくり。後ろは荷台になっとる。Dsc00094これ、CJ-8スクランブラーっていう変わり種モデル。屋根もドアも脱着可能でオープンからピックアップ感覚まで楽しめるという稀少車であった。Dsc000954駆はちょっと苦手な私もピックアップは大好き。おまけに丸目も大好きってことで、しばし見とれる。気になるエンジンは4.2リッター直6搭載。ジープはやっぱり6発でしょという人も納得である。ちなみに生産台数は2800台しかないようで、日本ではほとんど見ることができないとのこと。うーん、アメリカ車はまだまだ奥が深いなあ。気になる価格は城南ジープに問い合わせておくれ。

2007年6月16日 (土)

ベスパ祭り

本日の弊社駐輪場の様子。Dsc00089朝来たときは私のベスパだけだったのに午後に見てみると、ちょっとしたベスパ祭りになっておった。写真右が私の50s、中央がセカンド編集部M沢のスプリント、左がデザイナーY田氏のスプリント。こうやって見ると私の原チャリ小さいなあ。丸くて大きなお尻好きがヴィンテージベスパを選ぶ理由がよくわかる。でも大きなベスパはどうも私の体型には合わないのでスモールボディでいいんです。うん、と勝手に納得しながら現場を通り過ぎる。なかなか絵になるバイクである。アメリカでも認められたイタリアンデザインだからね。でも気がつけば50sも絶版車。あと20年もすれば「懐かしいの乗ってるねえ」なんて言われるのであろうか。今日もエンジンの調子はすこぶるよろしい。ちなみに現在、ターミナル森が私のベスパを狙っている。奴はすでに自分がベスパに乗っている姿を想像してはニタニタと笑っているらしい。でも残念ながらまだ手放さないからな。果報は寝て待っていただく。

2007年6月12日 (火)

真夜中のV8

昨日の帰り、交差点で信号待ちしておると遠くからドロドロとアメリカンV8エンジンの排気音が。目の前を1967年生まれのシボレー・シェベルが目の前を走り去っていく。遠くから音だけでアメリカ車の存在に気がつく私もどうかと思うが。東京で旧いアメリカ車に遭遇することは少ない。平日の夜中に走っているところを見ると普段乗りで使っているのかなあと勝手に想像してみる。おそらく時速30キロくらいのゆっくりとした速度なんだろうけど、V8サウンドがなんだか速く走っているように見えるから不思議。旧いアメリカ車はあまりスピードを出して走るものではない。ゆっくりとゆるーく乗るのが気分。もちろんこの季節の夜は窓全開だとさらに好ましい。はっきりいって都内で旧いアメリカ車を所有するには駐車スペースや慢性的な渋滞など、クリアしなければいけない問題が多い。それでも「好きな」人たちは楽しんでいる。もはやこれは興味の無い人には???な領域といっても言い過ぎではない。でもアメカジに理解のある人であればなんとなくその意地(維持するという意地でもある)が納得できる。こだわりのジーンズを穿くことの延長線上にあるものだと私は思う。だからそんなに高いハードルではない(毎年の税金は高いが)と思うわけ。そのハードルをちょっとした勢いで越えられるのであれば一度はハンドルを握っていただきたい。なぜアメリカのクルマが大きいのか、なぜV8エンジンがスタンダードなのか、なぜトルクフルなのか、なぜ30年も40年も前のクルマなのに今だに修理するパーツが存在するのか。いろんな疑問が一気に解決する。そこでハマる人はずっとアメリカ車に乗る。アメリカのプロダクツに対する考え方がわかる気がする。なんだかアメリカンカルチャーが身近な存在になる。気のせいかもしれないけど、気持ちが豊かになったような。ゆるーいクルマに乗っているとせせこましい運転がバカバカしくなる。自分の方がイカついクルマだから、気持ちに余裕が生まれるのか申し訳ないのか、今以上に譲り合いの運転をしてたりする。きっとハーレーを所有する人も少しは感じるかもしれない。私もその一人。ゆっくりだけど3台のアメリカ車を乗り継いでいる。でも毎日、次に欲しいクルマを考えている。シェベルもいいよねえと思う。妄想は続く。気がつけば信号がとっくに青になっている。長い信号待ちになってしまった。

2007年4月21日 (土)

1年以上気がつかなかった……。

 巨大な(正確にいうと横幅のみ巨大な)アメリカのクルマを所有しているが、普段はバイクに乗っていることが多い私。どちらも好きだから難しい問題だが、やはり東京のクルマ事情はけっこう厳しい。駐車場を探してぐるぐると目的地周辺を回るなんて当たり前。ときにはこのままバターになってしまうかもというほど、駐車スペースを確保するのが大変なのである。おまけにいつだって渋滞してるしね。となると、やはりバイクの出番が多くなる。最近もバイクばかり乗っておった。こうなると久々にクルマを動かすのがいつもより楽しい作業になってくる。春の風が気持ちいい。三角窓を開けて心地よい風を感じてみる。イイ季節になったね。三角窓では飽きたらず窓も下げて、意気揚々とドライブする。あまりに調子こいて乗ってたせいか、はたまた久々に運転したせいかはしらないが、エンジンを止めてキーを抜き、クルマから降りようとしたときに気がついた。窓を閉め忘れとる。私としたことが。旧いクルマは忘れものを注意してくれないのだ。と、無意識にパワーウィンドーのスイッチに手がかかる。「ウイーン」と軽快に窓が閉まる。あぶないあぶない。と、ホッとしたのはいいが、そこで気がつく。カギ差してないじゃん。つまりクルマの電源がオンになっていないのに、パワーウィンドーが動いていたということ。あれれ。おかしいぞ。普通のクルマではありえない現象。まさか故障? でも待てよ。これは何かの弾みで誤作動しただけかもしれない。ふたたびクルマに乗り込み、とりあえずキーを差して回してアクセサリーのところまで回す。電源が入る。パワーウィンドーのボタンを操作する。「ウイーン」。パチパチパチと拍手。正しい。すごく正しく動いておる。そしてもう一度、謎の現象にトライ。キーを逆に回して電源をオフにする。キーを抜く。そのキーをポケットにしまう。そしてパワーウィンドーのボタンを操作する…………正解は…………「ウイーン」。「ウイーン」という機械音がまるでクイズに不正解したときの「ブーッ」に聞こえる。まるで私のキーを抜き差しする行為をあざ笑うかのように、はたまた何事もなかったかのように窓は開いた。恐るべしアメリカ車。イグニッションキーの存在をまるで無視したかのような機構である。1年以上所有していて初めて気がついた。うーん、このクルマのことをすべて知るためにはいったい何年所有すればいいのだろう。恐るべし。ちなみに後でクルマ屋さんに確認したところ、私のクルマは後付けのパワーウィンドーだからこのようなことになるとのこと。そうだよな、そりゃそうだ。みなさんカスタムにはくれぐれも気をつけましょう。予期せぬ発見が後になってからたくさんあるので。

2007年2月 9日 (金)

六本木の夜

打ち合わせで六本木ヒルズへ行くことに。そういやできたばかりはかなり騒がれてたというのにいまだ全貌を知らない。行くのはツタヤとスタバくらいか。あとは近くにあるカフェに行く程度で実はあまり縁がなかったりする。というわけでなんだか久しぶりに来た感じ。学生のころはバイト先の先輩に連れられて週末はしょっちゅうクラブ(踊る方ね)に顔を出しては、締めは朝までやってる居酒屋なんて思い出がアタマをよぎる。若かったのね私も。というわけで私のブレイザーで行くよりも親方のW123(一応メルセデスですから)で行くべと打ち合わせ場所にもっとも近い駐車場に入ろうとするが、どうやらサイドミラーの折りたためないクルマは入庫不可。危ない危ないブレイザーも失格である。どうやら旧いクルマはお呼びではないらしい。さすがギロッポン(死語)。というわけで駐車場のスタッフが教えてくれた平置き可能なパーキングへと移動。するとそこにはまばゆいばかりのセレブカーが鎮座しとる。Rokuhill_1
ベントレーにアストンマーチンである。もはや輸入車ショーである。毎日使われているクルマなんだろうけど汚れすら見あたらない。当然洗車はマメにするんだろうし(させるといった方が正しいか)、屋内にしか駐車しないんだろうね。ポルシェやフェラーリなんて当たり前のこの界隈。ちょっと人とは違うチョイスをするならこんな選択になるんだろうな。ロサンジェルスなんかでコンチネンタルGTが大増殖してるから、日本にもその流れが来てるのだろうか。白い地味なボディのくせしてオーラを放ってる。我々の乗ってきたW123は派手なオレンジにもかかわらず、もはやこの駐車場ではタクシーのオレンジにしか見えないほどささやかに輝いてる。恐るべしヒルズ族。でもこんななかにプロツーリング仕様(旧いアメリカ車のボディに最新のエンジンや足回りでアップデートするスタイル)の人がいてもいいような。きっと作る価格はずっと安いはず。おまけにパワーは負けないし、目立ち度も抜群なはず。そんなヒルズ族の登場を歓迎したいが。やはりアメリカ車ではステイタスを表現しずらいのであろうか。と、ヒルズな方々にご提案。んなことを思いながらいつものスタバへと向かうのであった。もちろん本誌的には肩の力が抜けたW123の方が気分である。ただし親方のW123のように肩の力どころか、サイドモールが欠品して抜け落ちているというのはいけません。早く直したら?

2006年12月23日 (土)

師走の「し」はシボレーの「シ」。

気がつけば12月になっとる。そういえばかなりブログもご無沙汰してしまった。すまぬ。カリフォルニアより帰国してから、何やらバタバタと。年末は本誌のスケジュールもいつもより早い。そして年始に出る「アメリカン・ノスタルジア」も担当してる。ちょっとした「祭り」である。「猪木祭り」というのがあったが、これはまさに「編集祭り」である。さすが師走。しかもバタバタとしているなか、ひとつ気がついた。車検が切れる。そういえば私の愛車は今年始めに登録したんだった。1年車検なので、1月のアタマには車検が切れるのである。ということは今年中に継続しておかなければ今度は年始のバタバタのなか車検が切れ、クルマに乗れなくなってしまう。通常、ディーラーなんかで新車を買えば、セールスマンなんかが車検切れのお知らせなんかしてくれるんだろうけど、私のような巨大な30年も前の誰にも買われることなく眠っていた中古車に乗る男にそんな声を誰もかけてはくれないのである。要するに自己責任。まあ、だから車検も余計な金額を払わずに取れるのだが。というわけで慌てて車検に出す。このバタバタのなか、さらに用事を増やす。どうもバタバタと忙しくしているのが好きみたい。そんななか今度は自動車保険が切れますよとのお知らせが届く。あぶないあぶない。車検に保険。年末というのは何かとお金を使うことが多い。ただでさえいろいろとお金が出ていく時期なのに追い打ちをかけるかのよう。だったら年末にクルマなんか買うなよと言われるかもしれないが、買い物ってのは欲しいと思ったときに買うのがイチバンなのである。鉄は熱いうちに打たねばいけないのと同じように、気持ちが熱いうちにサイフを開くのがイチバン気持ちがよろしいのである。とかなんとか言っていると、今度はバイクの自賠責保険が切れますよとのお手紙をちょうだいする。トリプルパンチである。バース、掛布、岡田に3連続でバックスクリーンに叩き込まれた槙原投手ような状況である。というわけでバタバタの状況をさらにバタバタと動きなんとか車検も無事通過。保険も入ったしこれで年も越せる。なーんてしてると別冊の締め切りがもうそこまで。1月11日に出る本だが、印刷所には年内にすべての原稿を納めなければいけない。うーん、いろんなことに追われてるような気分。でもこれさえ終われば今年も終わる。終わりよければ全てよしという具合になればいいんだけどね。ちなみに年始に出る別冊は旧きよきアメリカ満載だとお伝えしておく。

2006年11月 8日 (水)

セカンドカーに欲しいという贅沢。

私の愛車1979年式シボレー・ブレイザーはちょいと他のブレイザーとは違う点が多い。まあ、違う点が多いからこそ、誰にも買われることなく私の元に格安でやってきたわけど……。で、何が違うかというと、とかくブレイザーというと4駆の無骨なヤツを想像しがちだけど、私のは2駆、しかもローダウン済み(要するにシャコタン)である。その時点ですでに王道から外れている。じつはこの時代のブレイザーはほとんどが4駆で、2駆はかなりレアなのである(要するに当時の安いモデル)。そして謎のエンジンを搭載している。形式はなんてことないシェビー350V8(5700cc)なのだが、最近のボーテックユニット+コンピュータ制御という代物なのだ。つまりはエレクトリカルなフューエルインジェクション(要するにEFI)。しかも燃料噴射及び点火を司るのは社外製(これまた謎のメーカー製)のコンピュータロム。これじゃ素人は手を出さないよね。とこんな具合。外観は旧いくせに中身は今風なのである。だったらもう少し今風にしようとHID(ハイ・インテンシティ・ディスチャージの略)ライトを装着してる。旧いクルマにはちと似合わないという意見もあるかもしれないが、私の注目したのが、HIDはハロゲンランプの約2/3の消費電力という点。旧いクルマ乗りは愛車の電力消費に敏感なのだ。そして非常に明るい。夜のドライブにぐっと安心感が出る。と、ここまで説明するのにはワケがある。気がつけば片側のヘッドライトが点かなくなっているではないか。っていうか1灯でも十分明るいので気がつかなかった……危ない危ない。というわけで早速、こいつを取り付けてくれたT2DFに修理&稲妻フェスティバルお疲れさまでしたのあいさつを兼ねてお邪魔する。ここはアメリカで大ブレイクしているジオバンナホイールズの日本代理店(http://www.giovannawheels.co.jp/)。したがってショップには、ブリンブリンのエスカレードやらナビゲーターやらハマーやらが顔をそろえていて、とってもビバリーな感じなのである。20インチオーバーの大径ホイールを履いて、内装は超豪華にアップデート、これもひとつのアメリカンカーカルチャーである。そこで売りに出ていたのが写真の2003年式ハマーH2ジオバンナ・エディション。つまりはジオバンナホイールズがプロデュースしたH2なのである。Hum_1
うーん、セレブ。25インチのセッティ(ホイールの名前ね)に、多数のメッキパーツ。内装はレザーとアルカンターラ(スウェード調の人工皮革のことね)のコンビ。おまけに明るいトーンのウッドパネルに変身してる。最近の野暮ったいアメリカ車の内装デザインもこうなれば納得。しかも驚いたのは車両価格が698万円(税抜き)だと。いくら3年落ちとはいえ、もっとH2って高価な印象があったのでびっくり。メルセデスのEクラス買うなら、こっちの方が断然威張れるし、安いし、荷物も人も入るし、排気量もデカイじゃないの。おまけにノーマルのH2よか目立つ。でも旧いクルマが大好きな私にはセカンドカーにこれがあったらいいかもなあとアホなことを思ったりする。もちろんそんな余裕は私の人生には今後もないでしょうけどね。でもね、今のアメリカン・カーカルチャーも知っておいて損はしないのです。ちなみにズラッと並んだラグジュアリー・アメリカンのなかで、私のブレイザーはある意味異彩を放ってたけどね。うふふ。

2006年9月 1日 (金)

ダッジ・ラムの夏。

本誌編集部のクルマ、ラムバン(ダッジ・ラム・ワゴン・ショーティ)が入院している。理由はタイミングベルトが裂けて切れそうになったことに端を発する。とりあえず近所のガソリンスタンドでベルトを交換してはみたものの、再び同じような状況に。さすがにプロに見てもらわなければいかんと調べてもらうと、なんとウォーターポンプに不具合あり。当然ベルトで駆動するポンプなんだけど、
1)こいつにガタがきてベルトがあらぬ方向にぶれる。

2)プーリーや他の箇所にベルトが干渉する。

3)ベルトが裂け始める。

4)裂けたベルトがこすれて異音が出る。

5)ベルトが切れる。

6)さようなら。
という状況、もちろん3)の段階で気がついたため大事には至らなかったんだけど、普通はウォーターポンプにガタがくれば水が漏れるようになるだろ! なんでガタ付いてるのに一滴も漏れないのよ。これは素人では判断しにくい。不可思議な現象その1である。そして、せっかく入院させるんだったら点検も兼ねて、もうひとつの不可思議な現象(その2)であるインパネのABS作動ランプが光りっぱなし(もちろんABSは作動していないのに)という現象もプロに見てもらう。最近のクルマはコンピュータが内蔵されとるので専用のスキャナーを持っていれば不具合の診断ができるのが便利である。で、診断によるとリアのデフに装着されてるスピードセンサーが機能していないとのこと。ははーん、これを新品に替えればOKなのね。故障のウチにも入らないよ、そんなことと思っていたら、どうやら新品を装着してもランプは消えないらしい。で、よくよく調べてみると、なんとABSそのものがダメだったとのこと。ABSをユニットごと交換してようやくランプが消えたとの報告が……。いずれもラムバンではかなり珍しい症状だということ。というかアメリカ車じゃなくても珍しい症状である。消耗品ではないのでパーツのストックもなく本国からの取り寄せ。こりゃ時間もかかるわ。さすが怪奇現象だね。というわけでなんだかんだの長期入院。クルマ屋さんも前例のないケースに奮闘させられる。そしていつの間にか編集部でもラムバンの存在は忘れられつつあった。がしかーし、ついに本日、すべてが終了して退院&納車の知らせがくる。いやー長かったけど、すべてが決着したことにクルマ屋さんもほっとした様子。そんなこんなで、夜になって再び携帯が鳴る。「納車前なんで洗車したんですけど、フロントウインドーにちょっとした雨漏りが見つかったので、これを直してから納車します」とのこと。退院延期である。まるでラムバンは我々にドライブされるのを拒んでいるかのよう。まさかね、いや、でも親方が乗った後のラムバンは確かにかわいそう。食べ物の食い散らかしやら、タバコの吸い散らかしやら、荷物の放置やらと次に乗る人に「このクルマかわいそう」と思わせるケースがほとんどである。そうか! ラムバンは親方に乗られるのを拒んでいるに違いない。うん、そういうことにしておこう。

2006年8月24日 (木)

異常なし!

普通クルマってのは半年とか1年で点検しましょうねというのが当たり前。といっても世の中の人は車検時とか給油時になんとなく点検してもらう、もしくは不具合が出て初めて故障に気がつくというのが多いらしい。私の場合はクルマが旧いってこともあるし、毎日のように乗るので月に一回はプロになんとなく(さりげなく)見てもらってる。というよりクルマ屋さんに遊びに行くついでに軽くチェックしてもらう。これが大きなトラブルを回避するイチバンの方法。旧いクルマにはそれなりに神経質になったほうがよろしい。今日もちょっとした用事で横浜までクルマを走らせるついでにアブラを売りにクルマ屋さんへ行く(注:アブラを売りに行くのも私にとっては仕事なのです。はい。)。横浜にあるロッドモータースは旧いアメリカ車をメインにチューニングやカスタムをしてくれるショップ。私の愛車もここで仕上げてもらったのだ。で、そこで私のクルマを作ってくれた葛木良大先生にちょっと運転してもらう。Dsc00047_2
こんなことがないかぎり自分のクルマの助手席に座ることもないから、けっこう楽しい。ちょっとだけドライブしてもらって「まったく問題なし」の評価に安心。メカニックはクルマのお医者さんだね。ちょっとハンドルを握っただけでそのクルマ全体のことがわかるご様子。もちろん私には目に見える不具合しか判断できないが、感覚やら音やらはやはりプロでなければ聞くことはできないのね。で、この大先生、じつはカリカリのコルベット(スモールブロックでビッグブロックをぶち抜くほど速い)を駆ってドラッグレースでは優勝しまくりの強者である。こんな人が私の鈍足グルマを作ってくれて、しかも運転までして調子を見てくれているってのはちょっとしたぜいたくである。ショップには仕上がりを待つモパーマッスルやらコルベットやらがいっぱい。どのオーナーさんも愛車にかなりの情熱を注いでいることがよくわかる。ここのショップのスゴイところはとりあえずなんでもやってくれるという点。旧いクルマにパワステを搭載したいとか、キンキンのエアコンを取り付けたいとか、こんなエンジンにこんなミッションを搭載したいとか、オーナーのわがままをできるかぎり聞いてくれる。旧いクルマをこのせせこましい東京で乗るためにはこんなショップの存在は貴重である。私もいつかはたくさんの情熱を愛車に注ぐ人たちと肩を並べたいと思うんだけど、愛車の維持で手一杯なのであった……。

2006年8月21日 (月)

長野の暑く熱い1日。

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極限まで細くゆるやかにラウンドしたピラーにこれまたラウンドして盛り上がった形状のリアガラス。これは長野で行われたスーパーウイークエンドで滋賀の「スローローラーズ」から展示されていた'61年式シボレー・ベルエア。'60年代前半のこのルーフデザイン、とくにこのベルエアなどのGM系車両にあるいわゆる”バブルトップ”が大好物な私はパチリと写真を取る。カッコがよろしい。'50年代から'60年代の過渡期に生まれたグッドデザイン。ゆるやかにリアへと流れる美しいルーフラインと宇宙船のようなリアガラスの組み合わせ。もちろん空力を考えた結果に生まれた産物なんだけど、このデザインのおかげでリアの居住性はちょいと無視された。ってなワケで'62年にはベルエアをのぞいてこのデザインのルーフは採用されなくなっちまったという歴史がある。もったいない。ナスカーなんかのレースじゃ歓迎されたんだけど、大衆は空力や美しいガラスなんかより、角張っていても後部座席の天井の高さを選んだということ。そりゃ当たり前です。カッコのよろしいデザインってのは何かを犠牲にしなければいかんのです。でもね。私は居住性よりもこの'50年代後半から'60年代初期にしか見ることができないこのデザインを選ぶ人種。欲しい、乗りたいよ。恥ずかしながらも現在の「いつか乗ってやる候補」第一位がこのルーフのクルマ(できれば'61年式オールズモビル)だったりする私。'50年代ほど激しくラウンドしてるわけじゃなく、'60年代ほどシャープになりすぎていない。この年代だからこそなせるワザなのですこれは。でも同じことを思う人はいるもので、アメリカではバブルトップというだけで、価格は段違い。なんせ2ドアクーペにしか採用されてないデザインなので俄然台数は少ない。おまけに'62年なんかはベルエアの2ドアクーペにしか設定がなかったからなおレア度が高い。'61年式インパラのバブルトップなんてのも高いんだよなあ。当時はこれに409のビッグブロックなんかを搭載してナスカーを走ってたんだっけ。聞けばこのベルエアもエンジンやミッションを換装していろいろ整備やカスタムして500万円くらいのプライスだったという。買えっこねえよなあ、ブツブツブツ……。長野のエムウエーブでこのクルマの前で立ち止まっていた私を見た方。私はステージで一生懸命しゃべってる親方を見守っていたのではなく、こんな自分本位のことを考えておりました。会場で出会った読者のみなさん、楽しいイベントでしたね。私は土曜日だけ参加して帰ってしまいましたが、次はみなさん昭島で会いましょう。

2006年8月17日 (木)

シンプルなのが好き。

最近のクルマのカギって巨大。イモビライザーだのなんだのと多機能になるのはけっこうだし、簡単に複製を作られてはイカンので複雑になるのは致し方ない。しかしクルマはコンパクトになっていくのにカギは大きいね。キーホルダーなんて付けようものなら、ポケットがまるで中から白い鳩が出てきてきても不思議じゃないくらいにふくらんでしまう。どうもスタイリッシュじゃない。キーチェーンをベルトループに付けてジャラジャラさせるのが好きではない(クルマのボディやシートなんかをキズ付けちゃうからね)な私には旧いクルマのキーが最高に美しい。いたってシンプル。おかげでポケットに入れても邪魔にならない。おそらく旧いクルマに乗り慣れていない人ならこれがクルマのキーだと理解するのに数秒のシンキングタイムを要するほど。Kagi
こんな心細いカギをひねって5700ccのV型8気筒が目を覚ますというアンバランスな感じも好き。カギが華奢(「きゃしゃ」と読んでいただく)なおかげで好きなキーホルダーを付けるという余裕もうまれる。最近のクルマの大それたキーはキーホルダーが必要ないほど主張してるからね。で、お気に入りなのがやはりゴム製のペラペラしたキーホルダー。これが実にアメリカンである。安っぽいのである。まあ実際に安く手に入る。キーも安っぽければキーホルダーも安い。これがポケットのなかにキーを入れる派の鉄則であると勝手に解釈している。シンプルなデザインこそ飽きが来ないとはよく言ったもんです。今度機会があれば、私の安っぽいゴム製キーホルダー・コレクションも紹介しよっかな?

2006年8月 4日 (金)

こんな毎日が当たり前。

 ここ最近、天気も良く朝晩はけっこう涼しかったりするので、バイクばかり乗っていたが、気がつけばうだるような猛暑。ちょっとクルマも動かさなきゃいかんなと、エンジンスタート。各メーターをチェックし、問題なし。室内のこもった熱気を逃がそうとパワーウインドーのスイッチに手を伸ばすが「あれ?」。「うん」とも「すん」ともいわん。スイッチを何度も操作するが、ガラスが動く気配なし。出たよ、パワーウインドーだってエアコン同様新品だぜ。ちょっと落胆。しかーし、旧いクルマばかり乗っているとこんなモノはトラブルのうちに入らん。Swich

●容疑者その1。灼熱のドア(おそらく摂氏40度以上)の内張りに耳をあて、スイッチを操作しながらパワーウインドーのモーターに電気が来ているかチェック。うん、来てる気配なし(ダメじゃん)。
●そして容疑者その2。次に疑ったのがヒューズ。何かでヒューズが飛んだ可能性もあるな、うんうん。旧いアメリカ車乗りはヒューズのストックも欠かさない。どれどれと、今度は灼熱の車内(おそらく摂氏35度以上)で仰向けになってヒューズボックスをチェック。ところがヒューズも問題なし。聴覚、視覚を使って原因わからず(これまたダメじゃん)。
 こういうときは人間の第六感の登場を待つしかない。これは単純な接触不良みたいなもんで、運転してるうちに動き出すに違いないとスイッチを見つめながら念じることに。
 で、走行し始めて5分少々経過後、おそるおそるスイッチに手を伸ばすと「ウィーン」。動いた! 窓からは世田谷のモアッーとした熱風が車内に流れ込んでくる(おそらく摂氏30度)。ガラスは動くようになったのはいいが、別に風が気持ちいいわけではない。でもなぜか一人でほくそ笑む。運転しながら小さくガッツポーズな気分。「勝った。オレの勝ちだ。甘いな気分屋ブレイザー君。君の動きはすでに見切ってるぜ」とケンシロウばりの有頂天。しかし、エアコンの効くクルマなのに、このバタバタのおかげで汗だくで出社って……。きっと今日なんかはバイクを選んだほうがこれほど汗をかくこともなかった……。旧いアメリカ車乗りは「ドキッ」と「ほっ」の繰り返しで毎日が過ぎてゆく。

2006年7月26日 (水)

夏の風物詩

昔はクルマのエアコンなんて無くたってへっちゃらさだった。しかし気がつけば、うだるような暑さのなか、エアコンのないクルマに乗るのがいささかキツくなってきた今日このごろ。年を取ったのかねえ。といっても旧いクルマばかり乗っているので普通の人よか車内の暑さには鈍感ではあるが……。というわけで今乗っているクルマ(1979 Chevrolet Blazer)は購入後、すぐにエアコンを新調!(現代車両を乗り継いでいる人には理解不能だろうが)してしまった。クルマは相当な中古だが、エアコンは新品である。うふふである。しかも最近のテクノロジーを駆使して、フロンガスを使用するといういかにも環境によろしくない過去の機構を、現在の代替フロンで使用できるように改造。環境対策までして「夏よ来るなら来やがれ」と準備万端であった。そしてこのうだるような暑さ。意気揚々とエアコンのスイッチをオン! すると「もあ~」っと温風が。予想だにしていなかった事態だが、そんなことで慌てる私ではない。こんなものクルマのトラブルにも当てはまらんわ~と拳王様ばりに臆することもなく、何度もスイッチをオン、オフ繰り返してみる……が、けっきょく温風しか出てこない。最悪である。さすがにへこむ。新品なのにこんなことって。もはや拳王様ばりの強気な姿勢はどこかへ消え失せている。しかし慌てたのは私よりも改造をしてくれたクルマ屋さんの方。そんなわけねえよとすぐに調べてくれたら、なんてことはない。ちょっとしたパーツの接触不良であった。故障ではなかったのである。おかげで今は快適そのもの。エアコンはバリバリ。おまけに水温も安定してるという非常にすばらしい状況。調子に乗って最近ではエアコン入れまくりである。こんなことでうれしくなるってこと自体、普通の人にとってはおかしなことだろうけど。おかげで快適である。ここまでエアコンの効く旧車は初めての体験。悪くないねえ。ただ、最近の問題は、調子に乗ってエアコンを使ってたら、スイッチ(ちなみにスイッチは当時モノのオリジナル品)の接触が悪くなったのか、エアコンがオフになりづらくなっちまった。要するに常時オン状態……。旧いクルマは手強いねえ。なかなかオーナーを安心させてくれない。常に私にかまって欲しいのかね、このクルマは。旧いアメリカ車乗りのどーでもいい悩みが尽きることはないのであった。

2006年7月16日 (日)

新旧そろえる時代なのね。

いつものようにクルマで走っていての信号待ち。ふと目をやるとガレージに新旧のビートルがそろって止まってる。Dsc00039
かなり好きな人とみたね。昔ながらのビートルを楽しみつつ奥様でも乗れるニュービートルを買い足したのであろうか? たしかに最近の自動車業界は過去に生産が終了したモデルの復活が頻繁。たとえばフォードはサンダーバードやGT、クライスラーは300やチャージャーの名前が復活した。おまけにチャレンジャーも復活モデルがモーターショーで発表されたなあ。そのあたりの流れにちょいと遅れ気味だったGMもついにカマロを復活させるみたいだし。どれも昔のモデルをしっかりと意識してデザインされてるから、昔ながらのファンはうれしいだろうね。新旧2台を所有できる車種ってこれからもっと増えていきそうだなあ。なんて考えてたら青信号になったのでお先に行きます。

2006年5月21日 (日)

ピョッ、ピョッピョッ!

最近、社内でハーレーが盗難に遭ったという話しを聞く。確かにハーレーは盗難に遭う確率の高いモデル。実際、私の友人も乗っていたソフテイルが忽然と姿を消し、放心状態だったことがある。だいたい盗難に遭ったハーレーが見つかることってのはかなり珍しいらしいが、その友人のハーレーは運良く見つかった。ただしすべてのパーツがバラバラにされた状態で……。やっぱ防犯対策ってのはいつの時代も大事なんだなと思う今日このごろ。で、何が言いたいのかというと、私の愛車(4輪の方ね)も購入時にセキュリティを装着しちゃったもんねという話し。車両盗難ってのはアメリカでもメジャー(こういうば場合は「深刻」といった方がいいか)な問題。だからモノスゴイ種類のアラームが発売されている。メーカーの数もスゴイし、アラームのシステムや種類だってたくさんのバリエーションがある。しかもスゴイのはどんなに旧いクルマにでも装着できちゃうってこと。もちろん種類や年式によって必要なパーツは変わってくるけどね。でも「誰が'70年代の巨大なアメリカ車(しかもリセールバリューはほとんどナシ)を盗んだりするんだよ」と思うんだろうけど、まさにそのとおり。まあ、あまり旧いアメリカ車を盗もうなんて考える人はいないよな。面倒なだけです。じゃあ、なんで装着したのかというと、それはあの音。セキュリティをオンにすると「ピョッ」、解除すると「ピョッピョッ」ってヤツ(おまけにライトも連動するよ)。そう、あの音が愛車に欲しかったんだよね。アメリカで巨大なスーパーマーケットなんかに行けば、必ず耳にするあの音。なぜかあの音を聞くとアメリカを感じる(それと同時にアラームの誤作動もよく耳にするが……)。国産車に純正で装備される「フォアン」なんてホーン連動ではダメなのだ。後付けの専用スピーカーから出る、あの安っぽく、昔のゲームの効果音みたいな音。どうしてもアレが欲しかったってわけ。次に乗るクルマには絶対装着するんだと決めていたのだ。当然のことながらカスタムをお願いしてる横浜のロッドモータースからは「そのために欲しいのかよ」と突っ込まれる有り様。いいんです。オレはどうしてもあの音が欲しいんです。むしろセキュリティ機能なんてなくてもいい、あの音さえ出ればと、もはや本末転倒である。で、装着後に何度も試しては「ピョッ」、「ピョッピョッ」を繰り返し悦に入るオレ。うーんアメリカンにさらに磨きがかかったなと満足。まわりの反応は「それって、そんなに大事なことなの?」ってな感じ。男のカスタムは誰にも理解されないくらいがおもしろい。

2006年5月11日 (木)

大雑把って良いこと? 悪いこと?

最近のアメリカ車の特徴といえば、乗車定員よりも多いんじゃないかといわんばかりのカップホルダーの数。それだけアメリカの人はクルマのなかで過ごす時間が多いという証明でもあるんだけど、昔のアメリカ車に関していえば、そんなアメニティはいっさいない。まあ、そこがクールなんだけど、そんなクルマを現代、しかも東京で運転する以上、やっぱりカップホルダーくらいは欲しくなるってもんだ。しかーし日本の量販店を探しても、やけにファンシーだったり、中途半端にウッディだったり、用途とはまったく関係ないギミックが満載だったりと、さすがに旧いアメリカ車とは縁遠そうなモノばかり。そりゃそうだ。誰も旧いアメリカ車乗りのことを考えて、商品開発なんかしないもんね。でもね、そこはさすがアメリカ。レストア用パーツを純正からサードパーティのリプロダクションまで扱う「クラシック・インダストリーズ」のカタログで気になるアイテムを発見! なんと純正の灰皿を外し、そこにズボッと差し込むだけというリプレイスメント・カップホルダーをラインナップしている。しかもしっかり1979年式ブレイザー用もあるよとご丁寧に書いてあるではないか。残念ながら'79年式用の写真まではなかったが、価格は30ドルってとこ。カップホルダーにしては少々高いが、年式ごとに作っているっていうやる気を評価して、購入を決意。そして忘れたころに到着したブツを見てみると……かなりぼってりとしてる。しかもどう見ても手作り。細かい部分の作りはかなり大雑把である。おまけに差し込み部分は、ある程度の荷重に耐えられるようかなりの太さ&長さ。パーツ単体で見るとかなりお粗末な代物に、一瞬表情は青ざめる。はっきり言って笑うしかない。002
でもね。これを所定の場所にセットしてみると、クルマ自体が大作りなせいか、けっこうしっくりとくる。第1印象の野暮ったさは忘れてしまうくらい内装に溶け込んでるじゃないの! しかも日が経つごとに見慣れてくる。さすが年式ごとに作ってる専用パーツだけあるなあと、とりあえずひと安心。001
おかげで大活躍してる。でも予想以上の大きさに、代金&アメリカからの空輸代で1万円近くになっちゃった。量販店のカップホルダーに比べたら、なんてぜいたくなパーツなんだろ。でもね。百聞は一見に如かずっていうもんな。これも勉強代。そんな大雑把なところを認めることができる太平洋のような広い心がなければアメリカンカルチャーとは付き合っていけません。

2006年4月 3日 (月)

エルカミいいよなあ

桜も満開で世の中お花見のまっただなかというなかお花見ならぬ「エルカ見」に行ってきました。アメリカ車が好きな人ならピンときてるでしょうが、エルカミとはシボレー・エルカミーノのこと。このクルマのおもしろさは、セダンボディの後部にピックアップのベッドをデザインしてしまったという大胆なヤツなんです。そんなエルカミーノだけのカーショー「エルカミーノ・ナショナルズ」がムーンアイズの主催で今年も開催されたので、取材に行ってきたわけです。午後から天気も悪くなるという予報のなか、けっこうな台数が全国津々浦々から集結。詳しいイベントレポートは5月末売り号に掲載予定なので、そちらにおまかせするとして、個人的な好みの話をさせてもらうと、やっぱ1959年式だね。初代です。やっぱり来場していたので写真を撮ったけど、この堂々たるおバカなデザインは最高でしょ。
1959
羽は生えてるし、キャッツアイテールだし、ボディもデカい。まさにアメリカが元気だった頃を象徴してる。いやー、こんなクルマに涼しい顔して乗ってみたいよ。3人乗れるし、荷物もたくさん入るし、ユーティリティも十分。ただし、この年式は'50sホットロッダーやローライダー、それにピックアップファンと、いろんな人たちから人気だからきっちりと仕上がっているモデルはやはり高価。でもいつかは乗ってやるぞとお台場にて思うのであった……
それともうひとつの驚きは愛車の1979年シボレー・ブレイザーの同車種に出会ったこと。しかもとなりの駐車スペースに停めてくれてるあたりがニクイじゃないの。おそらく同年式の色違い。お互いの違いなんかをマジマジと確認してしまったよ。Blazer
残念ながらオーナーにはお会いすることはできなかったけど、会場外でプチオーナーズミーティング。カーショーのおもしろさはこんなところにもあるよね。

稲妻フェス2009開催



Lightning
コラボ商品

  • ライトニング レザーボウリングシャツ

    ライトニング別注2TONEエンジニアブーツ

    ラーメン小池


    • 親方に次いでこれまた何かと誌面で見かけることが多い本誌編集長。編集部でもかなりの古株で、専門は一応アメリカン・カルチャー全般&ファッション、カーカルチャー、インテリアなど、いわゆる旧いアメリカには過敏に反応する。コルベット、カマロ、ブレイザーと旧いアメリカンV8車所有歴はお手本ともいえるラインナップだが、過去にVWタイプ3を乗っていたという一面もある。

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