山本由香

  • ストックホルム在住のデザインライター及びデザインコーディネータ。ウェブサイト「スウェーデンスタイル・コム」にて随時最新情報を発信している。著作に「北欧スウェーデンの幸せになるデザイン」と「北欧スウェーデンのかわいいモノたち」。
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2008年10月

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2008年10月15日 (水)

ストックホルムオープンで日本の錦織選手が活躍!

10月4日から12日まで、ストックホルム王立テニスホールでストックホルムオープンが開催されました。今年はロジャー・フェデラーが参加予定だったため早くからチケットが完売したようですが、数日前に不参加を表明して残念なこととなりました。しかし、日本の若手ホープ錦織圭選手の出場が決まり、彼の活躍に注目が集まりました。

錦織選手は第1試合から格上の第8シード選手に当たりました。第1セットを簡単に落としたのでそのまま負けてしまうのかと思われましたが、第2セットで得意のジャンピングフォアハンドを決めセットを奪い、第3セットでは初めからブレークして相手の調子を狂わせ、そのまま勝利へと結びつけました。第2試合もフルセットの接戦となりましたが、最終セット5-5の次のサービスをブレークし、その後のサービスゲームで集中力を見せてそのまま勝利しました。

準々決勝に進んだ錦織選手は第2シードの選手と当たる予定でしたが、相手が発熱のため棄権を表明し、不戦勝で準決勝へと進みました。初出場の最年少がベスト4まで残ったのは、スウェーデンテニス界にも大きな印象を残しました。しかし準決勝ではビッグサーバーの地元選手ロビン・ソデルリングに全く歯が立たず、相手に圧倒されて負けてしまいました。ひざの故障や風邪など体調が思わしくなかったようですが、それにもめげずにベスト4まで来れたことは彼にとってもいい経験となったようです。

グランドホテルに滞在したそうですが、ストックホルムを観光する時間もなくひざの治療のため早々にアメリカに帰り、その後またヨーロッパ遠征を続けるそうです。「街がきれいで海もきれいで」と語ってくれたストックホルム。さわやか旋風を巻き起こしてくれた若きホープは、また来年のオープンにもやって来てくれるでしょうか。

ストックホルムオープン公式サイト

Sthlmopen
ストックホルムオープンは男子のみのシングルとダブルスのATPツアー

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得意のジャンピングフォアハンドを連発

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記者会見ではさわやか笑顔を見せてくれました

2008年10月 6日 (月)

ルーセル夫人との会食

故オーレ・エクセル氏の作品を日本に広めるべく、ルーセル夫人とは一緒に仕事をさせていただいています。とても気さくな方で、個人的な付き合いも長く続いています。先日は、パートナーそろってお宅のディナーに招待されました。夫人はおもてなしが大好きなようで、高齢にも関わらずいろいろと準備をして下さいました。メイン1品のみが我が家の通常の夕食ですが、ルーセル夫人のディナーでは前菜に海老とアスパラのスープ、主菜にチキンのワイン煮、デザートにピスターチのアイスクリームと、レストランに行ったかのようなおもてなしを受けてすっかり感動してしまいました。ワインも白、赤とあったので両方楽しませていただきました。

オーレさんの未発表の絵本やプライベートワーク、人気イラストのシルクスクリーンプリントの販売など、今後もますますオーレさんの作品を日本の皆様に広めていきたいと思っています。デザイナーさんたちとの交流はビジネスを進めていく上で大切です。しかしビジネスを超えて個人的にも付き合っていきたいというすばらしい人々がたくさんいます。裏表のない人々と心から信じあって付き合えること、これに勝ることはありません。

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ルーセル夫人宅でのディナーテーブル

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オーレさんの書斎にはいろいろな作品が残されています

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やはりココアアイズが目を惹きます

2008年9月22日 (月)

スウェーデン人タレントが日本で有名になる?

スウェーデンテレビTV6の新企画の番組が始まりました。スウェーデン人タレントが日本に1ヶ月滞在してどれだけ有名になれるか、というものです。今年の5月にJens SjogrenとSebastian Hedinが日本に滞在し、できるだけ有名になるためにいろいろなイベントに参加しています。日本が誤解されそうに思うところもありますが、ある意味面白いのでご紹介します。サイトではその週に放送された番組を見ることができます。
http://www.tv6.se/storijapan

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2008年9月 4日 (木)

インテリアフェアFormex

インテリアフェアFormexが始まると、夏休み気分も吹っ飛んで本格的に仕事が再開された気分になります。充分に休暇を取ったデザイナーや企業は、このフェアで新作を発表します。充分休むことは、その後の仕事にも存分に力が入るようです。今回のFormexの様子をお知らせしましょう。

Formex

開園前からエントランスは人だかりになるほど最近のFormexは盛況です。今回のテーマはセレブレイティング・トラディッション。伝統的な古きよきスウェーデンのデザインがテーマです。手作り、手描き、手編みなど、スローライフなデザインが見直されています。

Frukost
photo: Ragnar Lundgren

初日はプレスリリースの朝食から始まります。朝食のテーブルアレンジはいつも見ものですが、今回は各種フェアの展示を手がけるLars Erikssonがトラディショナルなプレス朝食のアレンジを手がけました。ブルーカラーがテーマのテーブルに、イッタラやロイヤルコペンハーゲンなどの北欧人気テーブルウェアが贅沢に使われました。

Entrance_2
Photo: Magnus Skoglöf

エントランスホールを飾る展示は、セレブレイティング・トラディッションらしく、伝統工芸を中心とした会場の展示物がステキにレイアウトされていました。

Young
Photo: Magnus Skoglöf

今回から始まったヤング・デザイナーズラウンジには、新鋭のデザイナーたちが楽しい作品を披露してくれました。

Formidabel
Photo: Magnus Skoglöf

今回から始まったデザイン賞Formex Formidable

2008年8月22日 (金)

イケアの新しいポスター

スウェーデンの8月は日本の4月のように学校の新年度が始まる時期でもあり、新しく何かを始めたくなる季節です。そして8月と言えば、イケアのカタログが届く季節です。今年の新製品は何だろうとワクワクしながら、家にカタログが届くのを心待ちにします。イケアでは「広告お断り。ただしイケアカタログは歓迎」という貼り紙があり、家の玄関にも貼ってあります。これがないとイケアカタログが届かないことがあるからです。

街中はイケアの新しいポスターが目に付くようになりました。人のポートレートですが、よく見るとイケア家具がポートレートをかたどっています。コピーは「バラエティーに富むことはすばらしい」といった意味で、バラエティに富んだイケアの品揃えと、老若男女、国際を問わずバラエティーに富んだ人たち、という両方の意味を込めているようです。

Ikea
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2008年8月 4日 (月)

産地直送市スタート!

8月に入り、暑かったストックホルムも少し落ち着きを見せてきたようです。

毎年8月から10月の土曜日に開催される産地直送市が始まりました。初日はあいにくの雨でしたが、たくさんの人が新鮮な野菜を求めてあちこちからやってきます。

採れたてのキノコが山盛りになっていたり、解禁されたばかりのスウェーデン産ザリガニを自慢げに披露していたり、色とりどりの花が並んでいたり、売っている人たちも、自信の収穫品を市場でお披露目できて満足そうです。

スウェーデン産の新鮮な野菜は今しか味わえないもの。味の濃いキュウリやトマト、みずみずしいレタスが食卓に並ぶと幸せ気持ちになります。

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2008年7月21日 (月)

ストックホルム・ジャズフェスティバル速報2

今年のストックホルム・ジャズフェスティバルは4日間と短めでしたが、スウェディッシュジャズが存分に楽しめたように思います。今回はメイン会場に新しいステージが加わり、ポップやロックで盛り上がる若者とは別に、より落ち着いたスウェディッシュジャズを新ステージで堪能することができました。

シカゴ出身のミュージシャン、ニューヨーク・パンクの代表的アーティストのパティ・スミスは3日目に登場し、独特な歌声とギター演奏を披露してくれました。60歳を過ぎているとは思えないパワフルなステージでした。

最終日のメインゲストは、2000年にロックの殿堂入りをし、高い音楽性と歌唱力を誇るアイルランド出身のヴァン・モリソンです。貴重な彼のライブを一目見ようと、たくさんの人が会場に詰めかけました。

個人的には、スウェディッシュジャズ界の著名ピアニスト、ヤコブ・カールソンの力強いピアノを間近で聴き、耳と目からジャズを堪能できたことがうれしかったです。今年はトランペットのアンダーシュ・ベリクランツとの競演でした。彼はいろいろなステージに参加していて、毎年のジャズフェスティバルに名前を連ねているようです。

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パワフルなパティ・スミスのステージ

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貴重なヴァン・モリソンの生演奏
ゴールド製のオリジナルマイクが光っています。

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アンダーシュ・ベリクランツ(右)とヤコブ・カールソン(左)

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フェスティバル会場からの景色は抜群。
音楽もいいけど食事も最高よ!

2008年7月18日 (金)

ストックホルム・ジャズフェスティバル速報

ストックホルムの夏の風物詩、ジャズフェスティバルが開催中です。今年は25周年ということもあり、記念グッズも発売されています。

初日のメインゲストは、女性R&B歌手でクイーン・オブ・ヒッポホップ・ソウルと呼ばれているメリー・J・ブライジ。ステージ前には早くから人々が集まり、オーディエンスたちは総立ちで彼女を待ち受けていました。彼女の登場とともに会場は熱気で大いに盛り上がりました。

今年はメイン会場に2つのステージが設けられ、新しいステージでは本格的ジャズが聴けるようになりました。メインステージではポップ歌手など有名アーティストのステージもあり、本物のジャズ好きには合わないこともありましたが、今年はそんな不満を受けてか大人向けで落ち着いてジャズを聴きたいファンのためのステージができました。

開催期間は7月16日から19日です。
ストックホルム・ジャズフェティバル

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メイン会場はバルト湖に囲まれたフェップスホルメン島。

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初日のメインゲスト、マリー・J・ブライジ

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スウェディッシュ・ジャズも存分に楽しめます。

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年々レストランのバリエーションが広がります。
アウトドアで生ジャズを聴きながらの食事がなによりの贅沢かも。

2008年7月15日 (火)

日帰りで行ける群島

ストックホルムの市バスがストに入り数日が経ちました。今までバスのストはほとんどなかっただけに、今回の強行ストにはちょっと驚いています。市内を便利に走るバスが動いていないと、ツーリストにも影響があることでしょう。代わりに自転車の人気が高まっているようです。

ストックホルムは水の都として有名です。ストックホルム自体も14ほどの島で成り立ち、そのまわりを何万もの群島が囲んでいます。いちばん近い群島は、船で30分ほどで行けるフェーデルホルム諸島です。先日久しぶりに行ってみました。この島には人気のレストランがあり、船に乗って食事に行くだけという人も多いのです。今回は島をグルッとまわってみましたが、ゆっくりまわっても2時間もあれば充分という小さな島です。ハンドクラフトショップやシアターもあり、散策するには最適です。木工のハンドクラフトショップでは、日本から夏の間お手伝いにきているという方との思いがけない出会いがありました。意外とツーリストが少ない穴場スポットのようです。

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フェーデルホルム諸島の人気レストランFjaderholmarnaskorg

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フェーデルホルム諸島の地図

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島内のハンドクラフトショップ

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手作りのバターナイフ(左) テキスタイルショップ(右)

2008年6月30日 (月)

プライベートガーデン、コロニーロット

お天気のよかった週末、10年待ってやっと手に入れたというプライベートガーデン、コロニーロットを知り合いが披露してくれました。一軒家を立てられないストックホルム市内に住む人々は、サマーハウスを持つ以外の手段として、日のあたる土地を仕切ったプライベートガーデンを手に入れます。とはいえ、手に入れるのに10年も待つほどの人気です。200平米ほどの土地にはお茶を飲む程度のスペースのある小さな家がありますが、中には夏の間住み込む人もいるそうです。アウトドアの大好きなスウェーデン人にとって、日の長い夏の間はいつまででも外にいたいものです。自分の好きな花を植えたりジャガイモなどを育てたり、それぞれの思いのこもったプライベートガーデンは、道行く人の目を楽しませてくれます。

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