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2008年11月23日 (日)

新幹線にて思うこと

週末はプライベートの釣りに出かけており、つい先ほど新幹線で帰ってきました。

今日もそうだったんですが、仕事柄移動に新幹線を利用することが多いボクにとって、どうにも悲しいことがひとつあります。

それは主に自由席の話なんですが、空いている(であろう)席に座るとき、「ここ空いてますか?」「隣よろしいですか?」といったあいさつを出来ない人がとても多いのです。それも、若い人より30~50代くらいの人に多く見受けられます。

ボクは(当たり前のことですが)、かばんや手荷物はよほどすいているとき以外は網棚に上げ、空席を空席のままにしておくのですが、それを見て、たいていの人は何も言わずにドカッと乱暴に座ってきます。ほんの一言、声を掛けるだけの礼儀を知らないのか、はにかんでいるのか、あるいはその人たちも最初は律儀に挨拶していたのに、いつしかバカらしくなってしまったのかわかりませんが、挨拶をしないことが当たり前になってしまったかのようでやり切れません。

逆のケースもあります。

昨日は途中駅から40歳くらいのビジネスマン2人が乗ってきましたが、彼らは2人で3席を占め、間の座席に小さなビジネスバッグを置いて談笑をはじめました。周りには座れずに立っている人も大勢いるのに、それらの人から「空いてますか?」と聞かれると「いや、人がいるから」としゃあしゃあとウソをつく始末。立っている人を横目にいい大人が携帯ゲーム機で遊ぶ姿はおぞましくさえありました。

あまりに腹が立ったのでにらみつけていたら、ふたつ先の駅でしぶしぶ席を空けていましたが、まるで「オマエのせいだ」と言わんばかりの態度。なんとも情けない大人を見てしまいました。

こういう殺伐とした場面にたびたび出くわすと、なんか自分だけが熱くなり過ぎているのかあ・・・とも思いますが、やっぱり違うはず。旅は道連れ世は情け、短い間でも隣同士になるのだから、気持ちよく過ごしたいのです。

ボクはいつもそういう気持ちでいるので、時々は気さくな人と友達になれます。この間など、新横浜から名古屋まで帰るという同年代の人と、2時間も酒を飲みながら語り合ってしまいました。塾の先生をしている人で、「本当の教育とは何ぞや?」と、熱く真面目に話し合いました。その前はギターが趣味という人と友達になり、ボクは釣りだけど気持ちはわかるよね・・・という話で盛り上がりました。

まあそこまでは望まなくても、敵同士じゃないんだから軽いあいさつくらいしましょうよ。新幹線の車内放送でも「空いている席に座るときはひと声掛けて、気持ちよい旅をお楽しみください」・・・とかなんとか言ってくれたら、恥ずかしくてためらっている人も言えるんじゃないかな・・・中年のおじさんはそう思います。