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2008年7月30日 (水)

バスプラグの部屋 タイガー

Photo これは『タイガー』です。高橋タイガーではなく、アメリカ・へドン社の名作・タイガーであります。その名の通り、虎の模様がトレードマークのこのプラグ、カテゴリー的にはミノープラグ(細長い体型の小魚を模したルアー)に入るのですが、さすがバスプラグの名門・へドンが作っただけあって、いわゆるリアル系とは一味違う表情と演技が魅力。もちろん、高橋タイガーと違って働き者です。

バスフィッシングをやらない人から見れば「小魚を模すのになぜタイガー模様や黄色なの?」という疑問があることと思いますが、そこがバスプラグの遊び心。本物のベイト(エサ)とは似ても似つかない色や形のルアーで魚を誘いきることに意味があるのです。この『タイガー』は、そうした観点から見ればまだまだわかりやすいルアー。ボクもずいぶんとたくさんのブラックバスをこのプラグで釣りました。

Photo_2 こちらは同じくへドン社の『クレイジークロウラー』というルアー。なんと、セミのイミテーションであります。このルアーは水面を引くと左右の羽根を広げてクロールのような形で泳ぐのですが、水面に落ちたセミを忠実に再現しようと思うなら、片側ずつ「ピクッ」「ピクッ」と小さく動かし、セミがもだえている感じを出すのがベター。セミが飛び回る今ぐらいの季節にピッタリのルアーです。それにしてもホントに可愛いですね。見とれちゃいます(^^)

さて、ここまでで十分にカルチャーショックを受けているあなた、続いてこれはどうでしょう?

Photo_4 なんだこりゃ? そうです、これはその名も『ビッグバド』(これもへドン)。バドワイザーの缶をそのままボディーにしてしまった型破りなルアーです。普通の人なら「こんなものを魚が食うわけがな~~い!」と思うことでしょう。しかし、実はこれ、大変なヒットルアーなんです。大きな泳ぎとテールのブレードが相まって、シャカポコシャカポコと音を立てながらのド派手なアクションが、ブラックバスを誘うのです。ボクも何匹釣ったか数え切れないくらい釣っています。

「こんなルアーで釣れるわけがない・・・」は人間の常識としては正解なのですが、魚から見れば複雑な文字も模様のひとつに過ぎないわけで、彼らがこのルアーを”ちょっと変わったエサ”と認識しても、何の不思議もないのですね。

あり得ないことがあり得てしまう・・・これもルアーフィッシングの面白さです。常識にとらわれない世界に浸りたいときは、こんなルアーを使ってみては? ではまた。