1人勝ちの怖さ
昨日から今日にかけてのニュースでちょっとうれしかったのは、テニスの伊達公子選手(イタチではありませんよ~)が日本ランク7位の藤原選手に勝ったというニュースでした。別にボクはテニスに詳しいわけでもなければ伊達選手の熱狂的ファンというわけでもありませんが(でも結構好き)、年齢やブランクを乗り越えての勝利は尊敬に値します。
それとは逆にうれしくなかったのは、やはりガソリン税のニュースでしょうか。もちろん、ボクは政治評論家ではないのでこの政策についてどうこういうつもりはないのですが、今の日本に蔓延しつつある「1人勝ち」の構図に大きな不安を覚えるのです。ニュースの中には、個人経営のガソリン屋さんの「この薄利多売に耐えられるのは大手だけ、自分たちには無理」と廃業を決意するコメントが出ていましたが、この流れは、今の日本のあちこちで見られます。
買収と統合でどんどん大きくなる銀行や企業、ますます大型化するスーパーや小売店。以前はひとつの顔しか持っていなかった企業がいろいろなことをやり、競争に負けた中小の企業は廃業するか、その軍門に下るしかなくなる。このままいくと、日本はいくつかの巨大な企業がすべてを牛耳る、いびつな形になってしまうのではないか・・・そんな不安があるわけです。
一人勝ちということは、競争相手がいなくなるということ。競争相手がいなくなるということは、何でも好き勝手にやり放題ということ。これはものすごく怖いことです。権力を一箇所に集中させず、小さい者は小さいなりに生きていける国になってほしいですね。

