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2008年3月20日 (木)

野球観戦

Photo ちょっと前の話ですが、息子と一緒に中日ドラゴンズ対西武ライオンズのオープン戦を観に行ってきました。ちょうど3月号の編集が一段落したころであり、昼間のゲームということもあり、行くことができました。

ボクは子供の頃、東京都下の八王子市に住んでいたのですが、その頃は毎年市営球場で行なわれる巨人の2軍戦を観に行くのが楽しみでした。2軍とはいえ、巨人の選手はたいてい顔も名前も知っているし、中にはついこの間まで一軍にいた選手も交じっています。そんな選手が目の前でプレーするのを見て、大いに興奮したものです。

たしか、当時2軍戦(イースタンリーグといいます)はバックネット裏以外の席は無料で、読売新聞の販売店に行けばチケットをもらえました。そのせいか観に来ている人たちのスタンスもさまざまで、熱狂的に野球を応援する人の隣でアベック(死語?)がいちゃついていたり、家族でお弁当を広げていたり、なんとなくホンワカとしたイメージが残っています。

ボクはといえば、やはりプロの選手の研ぎ澄まされた技を見るのが楽しみでした。当時の球場なんて、今の最新球場に比べればお粗末で、たとえばブルペンは、ファールグラウンドのフェンス際にあるのが普通でした。でも、そのおかげでボクたちはプロのピッチャーが投げる球を間近で見ることができ、そのスピードと迫力に大感激したものでした。

あれは何年生のときだったか、ボクのお気に入りの湯口選手が運よく(?)2軍に落ちていて、その試合に来ていました。練習中の湯口選手にフェンス越しに声を掛け、ニコッと手を振ってもらったときのうれしさは、今でも忘れられません。その湯口選手がその後不幸な死を遂げたことと共に、少年のボクには忘れられない出来事でした。

今回のオープン戦も、基本的には地方都市のローカル球場で行なわれたものですが、スコアボードは当然のごとく電光掲示板で、スピードガンによる球速もリアルタイムで掲示され、観戦の楽しみはより大きくなっていました。なにしろ、少年時代のボクが一喜一憂した頃の球場はすべてが手作業。点が入るたびに、あるいは選手が交代するたびにスコアボードの板が外れて中にいるおじさんが顔を出し、得点や選手の名前を書いたボードを付け替えていました。手書きのため字が異常に下手だったり、付け替えようとしたボードを落としてしまったり、昔ならではの面白さもありました。

息子にそんな話を聞かせながら約2時間半の観戦、試合は応援の甲斐なく中日が負けてしまいましたが、豪快なホームランあり、クロスプレーありで楽しめました。息子が付き合ってくれるなら、来年も観に行きたいですね。