5月発売のソルトワールド58号も、ようやく終わりのメドがついてきました。こんな内容の濃い本(自慢)をいつもより一週間も早く仕上げろってんですから、尋常ではありません。ああ~、一体全体、ゴールデンウィークなんてものを考えたのはどこのどいつだ! 仕事が忙しくなるばかりで結局休めやしないし、出かけようにも取材に行こうにも、どこも渋滞の嵐。効率は悪いしイライラするし、いいことなんてありゃしない。政治家の皆さん、ゴールデンウィークをなくす公約をしてくれたら、出版関係の票を100万票くらいまとめますよ!
というわけで、極限まで追い込まれている今日この頃ですが(それでいてブログも書かなきゃいけないんだから…)、今日は「ラーメンライスは邪道か否か?」というテーマでブログっちゃおうかと思います。
そもそもラーメンライスというのはラーメンにライスをセットしただけのものですが、これには「ラーメンとご飯が一緒に食べられて得」という考え方と、「ラーメンをおかずにご飯を食べるなんて信じられない」という考えとが真っ向から対立しています。確かに、炭水化物と炭水化物、主食と主食の組み合わせですから、美容と健康にはあまりよろしくないかもしれませんが、僕は別にこだわりません。ていうか、ラーメンライス、結構好きです。焼きそばライスも好きだし、パスタと御飯を一緒に食べるのもやぶさかではありません。
ただ、ひとつだけ気に入らないのは、ラーメンライスという、あの安易な命名です。だってそうでしょ? ラーメンとライスがセットになっているだけのものを「ラーメンライス」と並列で呼ぶのなら、律儀な僕などは、ラーメンとライスと餃子と味噌汁とタクワンがセットになった定食のことを「ラーメンライス餃子味噌汁タクワン」と呼ばなければなりません。これではいつ舌を噛んで死んでもおかしくないし、第一、中途半端に合併を繰り返した銀行の名前みたいでかっこわるいのです。
それを解消するために「ラーメンライス餃子味噌汁タクワン」のことを「A定食」などと簡素化して呼んでいるわけですから、言ってみれば「りそな」も「あさひ」も「UFJ」も、その背景は「何とか定食」と同じということになるのです。
ま、それはいいとして、最近ではラーメン屋さんの多くで昼飯時に半ライスをサービスしてくれますが、あれなんかもラーメンライスが嫌いではない人がたくさんいる証拠といえるでしょう。僕が45年間リサーチし続けた結果では「サービスライスはお付けしますか?」と聞かれて「要らない」と答える人は、全体の3分の1くらいなのではないでしょうか?少なくとも僕は一度も断ったことがありません。
この「サービスライス」という呼び名も、思いっきり怪しい単語ですよね?「奉仕御飯」「勤労御飯」。「サービス残業」に負けないくらい、胡散臭さ丸出しの言葉です。もっとも「ソルトワールド」ってのも相当に怪しい名前ですから、人のことは言えないですけどね。でも、これでいいんです。「ソンナエイゴアリマセ~ン」と首をすくめるアメリカ人がいるかもしれませんが、僕たちがしゃべっているのは英語ではないんですから。サービスライスもソルトワールドも、これでいいんです。
最後にちょっと宣伝ですが、次号のソルトワールド(塩世界じゃありませんよ~)も内容充実、きっとご満足いただけると思いますので、ゴールデンウィークの予算を980円だけ残しといてくださいね、お願いしますよ~!…あれ? ところで「ゴールデンウィーク」ってのはちゃんとした英語なのかな?





