銀座松屋のデザインコレクション脇で行われている展覧会にいってきました。
10月に発売となるLAMY Dialog3のお披露目も兼ねています。LAMY Dialog3に関しては、Real Design9月号で紹介していますのでぜひ記事をご覧ください。
今回の展覧会の会場構成は深澤直人氏。この会場構成について深澤氏いわく、
「LAMYのロゴマーク、“L”は斜めになっています。あのイメージもあったし、僕の中でペンというのは斜めにシュッと走ったイメージなんです。書くときもペンを斜めにしますよね。だから会場もすべて斜めがキーワードになったデザインになっています」とのこと。
ドイツデザインの精緻、という展覧会タイトル通り、LAMYならではの展示内容となっていました。
代表モデルが、パーツごとに分解された状態で見ることができます。
こちらはLAMY2000のパーツ分解バージョン(ちょっとだけ動画)。
20090722-192414.mp4をダウンロード
ドイツのハイデルベルグにあるLAMY社は、決してバカでかくはありません。思いのほか静かなたたずまいで、街中にあります。しかしその中に工場も併設しており、ほとんどの部品の製造を自社で行っています。部品の製造をアウトソーシングしている企業が多い中、本当に貴重なことです。このLAM本社についても、Real Design9月号で少しだけ紹介しています。
LAMYが自分たちでつくっているのは部品だけではありません。部品を製造するための工具(ツール)も製造しています。“つくりたいものをつくるための道具”をつくっているんです。
これがそのツールメイキングパートの「ブラックキューブ」
それくらい緻密につくられているがゆえに、LAMYの製品は工場での大量生産が可能になっています。驚くほどオートメーションが進んでいて、世界中に届けることができるというわけです。組み立ても機械がやってくれます。もちろん、最後には人間の手と目でチェックをするわけですが。
←驚く速さと精密さでできる、LAMYサファリ限定色「オレンジ」のキャップ部分
そんなオートメーション化が進むLAMYですが、ほんの一部、手作業も残っています。
こちらはLAMY2000のボディを磨く女性。サンドペーパーにボデイを押し付けて、手先の感覚だけで磨きをかけているのがお分かりでしょうか。あの滑らかなボディの手触りは、こんな手作業から生まれていたんですね。
「LAMYドイツデザインの精緻」は8月17日まで、松屋銀座7F デザインギャラリー1953で開催中。