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« 2008年5月 | メイン

建築といえば、昭和のコンクリートに他ならない

《text:編集長 桑原》

いつから建築が気になるようになったのか。
小さいころは大きな建物に入るだけでワクワクしたものだが、
とくに水族館がお気に入りだった。僕の田舎にある水族館は、
日本海側初の水族館であるのだが、それはそれはクラシックなコンクリート造であったのが、
子供にはインパクトがあったのだと思う。

いまでも、興味をもつのは古いコンクリートのマンションやビルディングだ。
中学生のときに京都へと初めて行ったときには、軸組みの美しい木造建築に
感心させられた。が、それは頭で感じるものであり、
その場がもつ空気感からくるものではなかったような気がする。

東京で暮らしながら思うのは、そこだけ異なる空気が流れているような、
そんな建物が多いということだが、それらは、特別な場所にあるわけでもなく、
いかにも普通に存在するのだ。

リアル・デザインの連載としてはじめた「東京再発見」という連載は、
そんな建築を見たくて、読みたくてはじめたものだ。

そこに登場するのは、明治大正時代から存在するものもあるが、
その多くは昭和のものだ。日本が前へ、前へ悩むことなく前進していた
時代に建てられたものは、いま見ても力強い。
青山、表参道、六本木、丸の内。。。新しく生まれ変わる東京の街に
立ち並ぶ建築物を眺めても、けっして感じられない風格。

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リアル・デザインの連載が、ようやく一冊にまとめることができた。
タイトルは、『東京建築物語』
としたのだが、まだまだ伝えきれないストーリーが建築には
詰まっていることが再確認できた。

この連載は、まだまだ継続中である。二冊目、三冊目の建築物語も、
もちろん刊行していくつもりだ。

いったいになにをしていたのか?

《text;編集長 桑原》

ブログを二ヶ月以上もアップしないなんて、自分でもちょっと驚きだ。
そのせいか、多方面から「なにかあったのか」「大丈夫か」という心配の声をいただき、
そのたびに無言になってしまうのであった。

いやしかし、この数ヶ月はなにをしていたのかといえば、本を作り続けていたのだ。
事後報告になってしまうが、一冊ずつアップしていけば、しばらくは更新し続けることが
できそう。

なかでもちょっと移植なのが7月7日に刊行した新しい季刊誌『STYLE Marche』

Item39341p1

これは意外なことにも女性向けです。
でもつくっているのは僕です。男です。
しかも、通販できるという、これまでとはちょっと異なる試みをしてみた。
いやあ、要するに自分が買い物したいけど、なかなか買いにいけないとか、
お店をあちこち回って探して買うことがいやだだけなのだ。

だって、欲しいものは決まっていて、消耗品がその際たるものだが、
いいものばっかりがそろっている通販サイトと雑誌が欲しいだけ。

スタートしたばかりなので、まさに紆余曲折。雑誌に加えて
ウェブサイトもあるのだから、日々変化していくメディアなのだ。
このウェブサイト、ほんとうにいいものばかりを集めた、「こんなお店があったらいいな」を
形にしていく場でもあるから、今後にご期待いただきたい。
また変わったことを始めたのか、と言われている自分だが、
べつに変わっていることはない。ただ、そんなお店やサイト、雑誌が欲しいだけなのだ。

というわけで、日用品だけど、ちょっとこだわって選びたい、
ほしいブランドが決まっている、という人にはぜひ見ていただきたい。

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リアルデザイン編集部

  • 編集長桑原

    いわゆる編集長。モノへの執着心がありすぎるというウワサも。