from デンマーク
(text:編集長 桑原)
今回はいつもの内容からちょっと外れる。いつになったら、僕が購入した車の話になるのだと自分でも思うが(笑)、しばらくお待ちを。
『リアル・デザイン』以外にも『北欧スタイル』の編集長でもあるのだが、このたび「北欧トラベルツアー」を企画したのだ。11月20日から26日まで、デンマークにて、偉大なデザイン&建築の巨匠、アルネ・ヤコブセンを巡る旅に、まさにいま出ているのだ。
それにしても、何度乗ってもスカンジナビアン・エアラインの機体は世界でもっとも美しいカラーリングだと思う。SASカラーと呼ばれるグレー、レッド、ブルーの配色が絶妙だ。地上作業車のカラーもSASレッドにカラーリングされている。デザインに興味があるなら、北欧のデザインを外すわけにはいかないのだ。
今日は、ヤコブセンのデザインした「セブンチェア」などの椅子を手がけるフリッツ・ハンセン社の工場を見学してきたのだが、そこに働く人たちのマイペースさや、つくりあげている家具に対する自信や誇りを随所に感じた。
しかしながら、もっとも羨ましかったのが、社員食堂。新色のセブンチェア(ヤコブセンが1957年にデザインした名作だ)がずらりと並び、明るい光が差し込む広々とした空間。みな、思い思いに食事をとる。いわゆるバイキング形式だが、もちろんニシンの酢づけやハム、パンがならぶ北欧料理。後片付けも各自が自分で行い、ちらかすこともない。
国民性の違いはもちろんあるが、意識レベルの高さは、何度来ても実感させられる。たとえば美術館の入口にあるハンガーにかけられた上着は、誰も盗むものはいない、そんな国といえばいいだろうか。それでいて、つくりだすデザインはすばらしい。次回は現地で見かけたデザイングッズを紹介したいが、ありすぎてなにから紹介すればいいのか悩む。。。。








