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2008年9月12日 (金)

リノ2008レポート第2弾          「ベアの逆襲なるか?」 by 藤森篤

アッと驚きのアンリミテッド予選ファイナルの結果は、以下のとおり。

1位 #4ダゴレッド             474.143マイル
2位 #232セプテンバーフューリー  473.404マイル
3位 #7ストレガ               472.792マイル
4位 #77レアベア             468.893マイル
5位 #8ドレードノート           459.191マイル

#4ダゴレッドと#232セプテンバーフューリーのポールポジション争いは前回レポートしたとおりだが、やはり意外な伏兵が現れた。

エンジン不調と思われた#7ストレガが、僅差で3位に滑り込んだのだ! オーナーパイロットのビル“タイガー”ディステファニーは、「横風でバンプが酷くて、大変だったよ」といいながらも、予想外の好成績にご満悦の様子だった。

そして4位に滑り込んだ#77レアベアは、まさに大健闘! 実は前日にプロペラ・ガバナーが故障して、予選ファイナルを飛ぶことすら危うい状態だったのだ。パイロットのジョン・ペニーは「ノータイムでも最後尾から勝ち上がって、決勝に出るさ……」(リノのルールで下位クラスの勝者は、上のクラスへ勝ち上がれる)と、自嘲気味に語っていただけに、予選終了ぎりぎりで飛ばしたチームクルーの懸命な努力、そして未調整の機体で充分すぎるほどのタイムを叩き出したジョン・ペニーの腕前は、あっぱれと言うほかない。

希に見る僅差の予選上位5機は、シードで決勝レースへ進めるため、今年のリノは久々に熱い闘いが見られそうだ。

1_2予選終了間際、滑走路に向かう#77レアベア。初めて装着した紫色のカウリングが、意外に精悍なイメージを醸し出している。

2 昨日まで悪評を買っていた#77レアベアの新塗装だが、「飛べばカッコイイじゃない!」と、ファンの評価は一転した。

3 苦難の予選突破に、日が暮れて#77レアベア・クルーは大盛り上がり! 左奥のメガネをかけた人物がジョン・ペニー、手前の女性は奥方。

4不調を囲っていた#7ストレガも、ついに#4ダゴレッドに続いて復活か? 今年のリノは久々の4強対決が見られそうだ。

RCAW編集部

  • 顧問・ヤマ編(山崎和彦)

    1955年生まれ。クルマ、バイク雑誌のフリーライターを経て、各業界にマニアックなブームを起こすことに生きがいを感じつつ編集人生を送っている。弊社RCW、RCAWを始めライトニングの創刊も手がける仕掛け人。RCAWでは本誌レギュラー”ヤマ編の飛ばしてみたいこの一機”を始め、DVDマガジンでは海外レポートを中心に動く現場大好き人間だ。

  • 鈴木喜生

    RCエアワールド第4代目編集長。エアロバティック機を自由に飛ばすべくトレーニングに励むが、高度が一定でない背面旋回、ピッチ方向に大きく歪むナイフエッジ(キャップではなにのに)などが悩みのタネ。3mオーバーのエクストラを飛ばすのが人生最大の夢である。長い編集者生活の産物として、温泉、旅行、料理、酒、音楽、カメラ、子育てなどにも造詣が深い。弱点は腰。月の半分は取材で全国を駆け回っているので(10日は編集部に泊り込み)、いつかどこかでお会いできるはず!?

  • 山本大介

    RCエアワールドの最若手だが、ふてぶてしくマイペース。現在『回転翼入門研究所』でヘリの修行中。連載2年近く経ってやっと対面ホバリングができるようになるという上達の遅さをよそに、本人はご満悦。ちなみに、いつも白衣を着ているわけではありません。

  • 宮内亮司

    RCエアワールド編集部のNEW FACE(新人を名乗るには年齢的に厳しい……)。ラジコンはスーパービギナーで、まともに飛ばすこともできないのに、ジェットファイター型のダクテッドファン機をビュンビュン飛ばしたいと妄想中。思い出したようにダイエットしたり、忘れたようにリバウンドを繰り返す(目指せ、デ・ニーロ!?)。その他、興味があるのはビクスク、ワンセグ、自作ロボ、ピクサーアニメ、銭湯巡り等。

  • 吉田健一

    ラジコンは100%初心者の新入り編集部員。専門用語は何ひとつわからず、エレベー タと聞いても「3階、婦人服売り場です」という発想しかない。頭の上に?マークを 点滅させながら、勉強の日々を過ごしている。仕事以外では、ビールを飲みつつ、食 べたいツマミを考えながら作る時間が至福。あこがれは毎日呑める生活、つまりは生 来のナマケモノです。

  • 木村真一
    エアライン大好き木村です。旅客機のダイキャストモデル、(作っていない)プラモデル(←一生分ある)、エアライングッズが部屋を占拠しています。RC飛行機もかっとび系より空気をつかんで飛ぶ実機系(?)が好み。離陸時は、すぐに浮いてはダメ。ある程度滑走したらおもむろにノーズギアを上げ、重そうに地面を離れなくては(笑)。このところ、電動ダクトによるスケール旅客機が登場し、うれしい限りです。実はRCはヘリから始めたのですが、最近どうもご無沙汰。たまにはヘリも飛ばしてあげなければ。