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2007年9月20日 (木)

リノ2007ファイナル・リポート

リノ史上最悪といえるバイプレーン1機、ジェットクラス1機、フォーミュラワン2機が墜落する事故が連続して発生したため、現地は大混乱状態で一時的にレース中断となり、リポート第1弾から突然ファイナル・リポートになってしまことをご容赦いただきたい。

最高峰アンリミテッド・クラスは、まず#232セプテンバーフューリーの優勝が確実視されていたが、なんと不調と思われていた#77レアベアが大逆転優勝!! ヒートレースではエンジン不調のため#8ドレードノートにブチ抜かれるていたらくで、悪趣味きわまりない新塗装を他チームからWorld Fastest Jellytfish(世界最速のクラゲ)と揶揄されていただけに、#77レアベアの復活優勝を予想したエアレースファンは、ほとんどいなかっただろう。1_5

決勝ゴールド・レースで、まずポールポジションからスタートダッシュを決めたのは、絶好調の#232セプテンバーフューリー。ところが#77レアベアがじりじりと間合いを詰め、1周目のストレートでアウトからかぶせて第1、第2パイロンでは早くも横一線。第3から第4パイロンにかけてのダウンヒルで、一気にダイブで加速して#232セプテンバーフューリーを抜き去り、さらに増速する。長年に渡って辛酸をなめてきた#77レアベアの復活に、スタンド全体が揺らめくほどの大歓声が巻き起こる!#232セプテンバーフューリーも必死に食い下がるが、徐々に引き離され7周目でついにエンジンがブローアップして、緊急着陸。平均ラップは478.394マイルと平凡だったが、天晴れ#77レアベアは復活優勝を成し遂げたのである。2_5

ところがフィニッシュ後に、とんでもない非常事態が#77レアベアを襲った。カウリングを整形する厚さ1cmほどもあるエポキシパテが、エンジンの振動ではがれ落ちてキャブレターに吸い込まれ、なんとスロットルが全開状態から戻らなくなってしまったのだ!ペースプレーンの誘導でしばらく旋回を続けたが、状況は改善されないため、パイロットのジョン・ペニーは意を決してエンジンをシャットダウンして緊急着陸を敢行。エンジンが停止したエアレーサーは、まさに石コロ同然(しかも#77レアベアにはフラップがない!)だが、さすがは名手ジョン・ペニー。絶妙のフォワードスリップで機速を調整して、鮮やかに着陸を決め、観客からまたもや大歓声が湧き上がった。3_2

さらにアンリミテッド・クラス以外でも、嬉しいレース結果が残った。電動プレーンでお馴染みのエンルートがスポンサーする#13ミス・ジアンナが、バイプレーン・クラスで鮮やかな初優勝を飾ったのだ!また京商がスポンサーする#62ファントムも、252マイルのコースレコードを樹立。両メーカーがそれぞれのバイプレーンをスポンサーしたということは、もしかして近いうちに・・・?4_3

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2007年9月12日 (水)

リノ現地レポート第1弾

今年も、ライターの藤森篤氏からリノ・エアレースの現地速報が送られてきました! 盛り上がるリノの熱気をぜひ感じてください!!

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現地ではすでに予選が始まり、トップグループはやや気温が低い週前半に好タイムを狙って動き出している。

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今年のハイライトは、#232セプテンバーフューリーが、主翼を片側25インチ(約70cm)も切り詰め、後退角+ウイングレット状にカールアップさせる大改造を施して参戦。さらにエルロンも片側20インチ(約50cm)切り詰め、サーボアシストを強力なシステムに変更する完璧なレーシング仕様! よほどのことがない限り、#232セプテンバーフューリーの2連勝は堅いと思われる。
232a_septemberfury
とはいえ例年に引き続いて、主翼を塗装する時間がなくまたもやプライマー地のままで、カッコ悪くてカメラマン泣かせ……

77_rarebear
#77レアベアはニューオーナーを迎え、チーム体制を一新。同時に機体カラーも写真のように変更したが、ほとんどのレースファンに「悪趣味!」と一蹴され、はなはだ評判はよろしくない。ただし昨年よりはポテンシャルアップしているので、うまくいけば#232セプテンバーフューリーとのトップ争いが見られるかも?

7_strega
今年の#7ストレガはノーマルエンジンのため、トップ争いに加わるのはまず無理だと思われる。オーナ・パイロットのビル“タイガー”ディステファニーは、「まあ、来年を見てくれよ」と自信ありげにニヤリと笑っていたのが気になるところではある。

2007年9月 3日 (月)

猛暑!

Img_0239_2 8月某日、記録的な猛暑の日、千葉県野田市のスケールマニアの方を取材しました。とにかく暑かったです。後ろの真ん中の方が、今回、取材させていただいた永村さん。周りの皆さんは取材ということで、応援に駆けつけてくださった野田川間RCクラブの方々です(前列右から2番目が吉澤会長)。機体を運んだり、組み立てたりと猛暑の中、お手伝いいただきました。取材が終わりほっとしたところの記念撮影ショットです。皆様ありがとうございました(同クラブでは会員募集中とのことです。興味のある方は野田市・川間模型へ問い合わせを)。

どんな機体を取材したかは明日発売のRCAW10月号をご覧ください!

RCAW編集部

  • 顧問・ヤマ編(山崎和彦)

    1955年生まれ。クルマ、バイク雑誌のフリーライターを経て、各業界にマニアックなブームを起こすことに生きがいを感じつつ編集人生を送っている。弊社RCW、RCAWを始めライトニングの創刊も手がける仕掛け人。RCAWでは本誌レギュラー”ヤマ編の飛ばしてみたいこの一機”を始め、DVDマガジンでは海外レポートを中心に動く現場大好き人間だ。

  • 鈴木喜生

    RCエアワールド第4代目編集長。エアロバティック機を自由に飛ばすべくトレーニングに励むが、高度が一定でない背面旋回、ピッチ方向に大きく歪むナイフエッジ(キャップではなにのに)などが悩みのタネ。3mオーバーのエクストラを飛ばすのが人生最大の夢である。長い編集者生活の産物として、温泉、旅行、料理、酒、音楽、カメラ、子育てなどにも造詣が深い。弱点は腰。月の半分は取材で全国を駆け回っているので(10日は編集部に泊り込み)、いつかどこかでお会いできるはず!?

  • 山本大介

    RCエアワールドの最若手だが、ふてぶてしくマイペース。現在『回転翼入門研究所』でヘリの修行中。連載2年近く経ってやっと対面ホバリングができるようになるという上達の遅さをよそに、本人はご満悦。ちなみに、いつも白衣を着ているわけではありません。

  • 宮内亮司

    RCエアワールド編集部のNEW FACE(新人を名乗るには年齢的に厳しい……)。ラジコンはスーパービギナーで、まともに飛ばすこともできないのに、ジェットファイター型のダクテッドファン機をビュンビュン飛ばしたいと妄想中。思い出したようにダイエットしたり、忘れたようにリバウンドを繰り返す(目指せ、デ・ニーロ!?)。その他、興味があるのはビクスク、ワンセグ、自作ロボ、ピクサーアニメ、銭湯巡り等。

  • 吉田健一

    ラジコンは100%初心者の新入り編集部員。専門用語は何ひとつわからず、エレベー タと聞いても「3階、婦人服売り場です」という発想しかない。頭の上に?マークを 点滅させながら、勉強の日々を過ごしている。仕事以外では、ビールを飲みつつ、食 べたいツマミを考えながら作る時間が至福。あこがれは毎日呑める生活、つまりは生 来のナマケモノです。

  • 木村真一
    エアライン大好き木村です。旅客機のダイキャストモデル、(作っていない)プラモデル(←一生分ある)、エアライングッズが部屋を占拠しています。RC飛行機もかっとび系より空気をつかんで飛ぶ実機系(?)が好み。離陸時は、すぐに浮いてはダメ。ある程度滑走したらおもむろにノーズギアを上げ、重そうに地面を離れなくては(笑)。このところ、電動ダクトによるスケール旅客機が登場し、うれしい限りです。実はRCはヘリから始めたのですが、最近どうもご無沙汰。たまにはヘリも飛ばしてあげなければ。