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2007年8月10日 (金)

リノの思い出

早いもので、昨年のリノ・エアレースからもうすぐ1年が経とうとしています。昨年、リノで見聞きしたものはとても刺激的で、今年も行きたい!と思っていたのですが、諸般の事情により私は断念。ただし、編集部から1名派遣するので、このブログに現地からの熱いレポートが掲載されることでしょう。

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リノ・エアレースといえば、大戦機ベースのアンリミテッドクラスをはじめ、AT-6やバイプレーンなど様々なクラス別に、エアレーサーがスピードを競うレースがメインとなっています。ちなみに、本誌編集部で行っているイベント、スケールエアレースはこのリノ・エアレースをRCで再現しようというもの。スケールエアレースを運営していくのに、本物の雰囲気を知るのはよいということで、昨年のリノに行った次第です。

残暑が厳しい日本を出て十数時間後、到着したリノは思いのほか寒く、現地ではダウンジャケットと手袋着用という冬の装いが必須という状況。前年は夏の暑さを十分感じる気候だったそうですが、それがにわかには信じられない寒さの中でレースを観戦したり、表紙撮影のためにRCを持って会場を走り回ったりしていました。

リノ・エアレースの最大の魅力は、複数の飛行機が速度を競い合って、コース上を低空で飛んでいく迫力にあります。その迫力は、当サイトで展開しているエアレースサイトにあるイメージの数々をご覧いただければお分かりいただけるでしょう。ただ、リノの楽しみ方はレース観戦だけではないのです。

まずリノでは、レースに参戦している機体を手が触れるほどの近さで見ることができます。パスを購入すればピットエリアを自由に歩け、そこでしか購入できないチーム限定グッズなどの入手が可能です。また、ロープなどで区切られた駐機エリアに無断で入ることはNGですが、チームのスタッフに許可を取れば当然入ることができ、目と鼻の先で機体をじっくり観察できます。うまくいけば、コクピットに入ることも! 私はさすがにそこまでできませんでしたが、幸運にも昨年のアンリミテッドクラスのチャンピオン機『セプテンバーフューリー』のコクピットを覗くところまではできました。
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それから、エアレーサー以外にも様々な飛行機が会場に集結しています。まずは同時開催されている『ヘリテイジトロフィー』には、ビンテージ飛行機が集結。価値のある歴史を重ねた機体をどれだけ良好な状態で保存できているかを競うコンテストなので、ここにある機体はどれも飛行可能な状態なのです。複葉機やレトロな雰囲気を漂わせた昔の高翼機など、博物館でもなかなかこれだけの機体をまとめて見ることはできないのではと思ってしまいます。
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また、米空軍のさまざまな機体も展示。無人偵察機プレデターなども普通に置いてあって、私のような国外の人間も多いこの場所でここまで軍事関連のものを見せてしまっていいのか、いらぬ心配をしてしまうほどオープンになっていました。
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そのほか、リノでは様々な種類のエアショーを見ることもできました。マスタングとF-4、F-15が同時飛行してみせたり、米空軍が誇るサンダーバーズによるF-16の見事なアクロバットフライトなどが、これまた日本で見るよりも近くに飛んでいるように感じられ、その迫力はすさまじいの一言!
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プログラムで予定されている機体以外にも会場には飛行機が溢れていて、ジェットクラスに参加しているチームのピットに、エンジンを6機搭載したコンベアB-36がエンジンを回していたり(さすがにフライトはしていませんでした)、会場内に置いてあったシコルスキーS-38BS飛行艇のフライトする姿を早朝目撃することができたりと、朝から夜まで会場全体が飛行機尽くしとなっていました。
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飛行機が好きなら、ぜひ1度はリノへ行くことをお勧めします。今年のリノ・エアレースを見たいと思ったなら、体験フライトなども予定しているサイドリバーのリノ・エアレース観戦ツアーに参加してみてはいかがでしょう。まだ受付ており、一週間前までに申し込めば間に合いますよ。皆さんの参加をまだまだお待ちしております! 私も休みさえ取れれば……

RCAW編集部

  • 顧問・ヤマ編(山崎和彦)

    1955年生まれ。クルマ、バイク雑誌のフリーライターを経て、各業界にマニアックなブームを起こすことに生きがいを感じつつ編集人生を送っている。弊社RCW、RCAWを始めライトニングの創刊も手がける仕掛け人。RCAWでは本誌レギュラー”ヤマ編の飛ばしてみたいこの一機”を始め、DVDマガジンでは海外レポートを中心に動く現場大好き人間だ。

  • 鈴木喜生

    RCエアワールド第4代目編集長。エアロバティック機を自由に飛ばすべくトレーニングに励むが、高度が一定でない背面旋回、ピッチ方向に大きく歪むナイフエッジ(キャップではなにのに)などが悩みのタネ。3mオーバーのエクストラを飛ばすのが人生最大の夢である。長い編集者生活の産物として、温泉、旅行、料理、酒、音楽、カメラ、子育てなどにも造詣が深い。弱点は腰。月の半分は取材で全国を駆け回っているので(10日は編集部に泊り込み)、いつかどこかでお会いできるはず!?

  • 山本大介

    RCエアワールドの最若手だが、ふてぶてしくマイペース。現在『回転翼入門研究所』でヘリの修行中。連載2年近く経ってやっと対面ホバリングができるようになるという上達の遅さをよそに、本人はご満悦。ちなみに、いつも白衣を着ているわけではありません。

  • 宮内亮司

    RCエアワールド編集部のNEW FACE(新人を名乗るには年齢的に厳しい……)。ラジコンはスーパービギナーで、まともに飛ばすこともできないのに、ジェットファイター型のダクテッドファン機をビュンビュン飛ばしたいと妄想中。思い出したようにダイエットしたり、忘れたようにリバウンドを繰り返す(目指せ、デ・ニーロ!?)。その他、興味があるのはビクスク、ワンセグ、自作ロボ、ピクサーアニメ、銭湯巡り等。

  • 吉田健一

    ラジコンは100%初心者の新入り編集部員。専門用語は何ひとつわからず、エレベー タと聞いても「3階、婦人服売り場です」という発想しかない。頭の上に?マークを 点滅させながら、勉強の日々を過ごしている。仕事以外では、ビールを飲みつつ、食 べたいツマミを考えながら作る時間が至福。あこがれは毎日呑める生活、つまりは生 来のナマケモノです。

  • 木村真一
    エアライン大好き木村です。旅客機のダイキャストモデル、(作っていない)プラモデル(←一生分ある)、エアライングッズが部屋を占拠しています。RC飛行機もかっとび系より空気をつかんで飛ぶ実機系(?)が好み。離陸時は、すぐに浮いてはダメ。ある程度滑走したらおもむろにノーズギアを上げ、重そうに地面を離れなくては(笑)。このところ、電動ダクトによるスケール旅客機が登場し、うれしい限りです。実はRCはヘリから始めたのですが、最近どうもご無沙汰。たまにはヘリも飛ばしてあげなければ。