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2007年8月 4日 (土)

空撮に夢中! part1

 

本日発売のRCAW9月号の『ヤマ編の飛ばしてみたいこの1機』(58~61ページ)

ではOK模型のピラタスを取り上げていますが、機体写真を見て「オヤ」と思われた方もいらっしゃると思います。胴体サイドに小さなビデオカメラを装着しているのです。

コラムでも説明しているように、今回は本機で空撮(動画撮影)にトライしています。ブログでは、今回の実験内容と撮影画像、やその後の実験でつかんだノウハウなどお話していきます。

まずは、動画撮影方法です。おおきく2つの方法があります。

最近は超小型ビデオカメラが登場し、一昔前では不可能だったRC飛行機やヘリへの搭載が可能になっています。とくにメモリーに録画するタイプのレコーダーは小さく、そういったものを使って空撮を実践している人も多いでしょう。このようにビデオカメラ+レコーダーを機体に搭載するのがひとつの方法です。

この方法では飛行機にカメラを搭載して録画スタート、飛行後、録画画面を確認というスタイルになります。メリットは画面の鮮度が高いことです。

 もうひとつがワイヤレスビデオカメラで飛ばす無線式です。

超小型のワイヤレスビデオカメラを搭載し、画像はいったん電波で飛ばし、それを地上で受けて録画するという方法です。このところ、超小型のワイヤレスカメラが超安価で出ていること、カメラが小型で設置も楽、すぐに空撮を楽しめるメリットがあります。

 一方、短所は、いったん電波で飛ばすため映像の鮮度が落ちることです。また、現状そういったカメラは防犯用のものばかりなので、暗いところ(駐車場や倉庫のような場所)を撮るには適しているのですが、明るい屋外で鮮明に撮るという目的にはなっていないため、思うような画質が得られない点もあげられます。

とはいえ、いま飛んでいるカメラの映像を

リアルタイムで見たときの興奮

は画質以上のものがあり、魅力的です。

今回こだわったのは後者の無線式です。カメラを紹介しましょう。

(記事中の写真で)本体サイドに付けたガムサイズのカメラは、アールエフ(RFシステム)The TINYと専用受信機。価格は送受信機セットで6万円以上しますが、ガムサイズにカメラ、送信機、充電池が収まっているなど、驚異の性能ですから当然という感じがします。カメラとしての機能(ピントや絞り)がしっかりしていて、しかもスイッチオンで使えるので安心感は抜群。報道の現場でも使われているカメラです。

ちなみに同社は、業務用の超小型カメラの世界のトップメーカーです。

アールエフURL

http://www.rfsystemlab.com/index.html

 さらにもう1台、中国製の安価なカメラセットを使用しました。秋葉原やネット販売でおなじみのもので、写真の製品は15000円程度のものです。この手のカメラはレンズ部に数ミリの穴しか開いていないピンホールタイプのものが多いのですが、やはり画質がよくありません。この製品はレンズの口径もやや大きく、写りもその分いいようです。

 中国製では受信機はアナログダイヤルなのがご愛嬌。カメラの電波が若干周波数ズレを起こしても微調整で追随できるので、これはあながちデメリットではありません。

ちなみにどちらも1.2GHzの微弱電波を使っています。ほんとうに微弱なのですが、電波法の関係があり、パワーアップはできません。そこで、受信側で工夫することになります。RFシステムの1.2GHzの八木アンテナを各受信機に接続し、感度アップを図りました。

Cam1_6←RFシステムのワイヤレスビデオシステム

                                                                     

 

Cam2_4←中国製ワイヤレスビデオカメラセット

RCAW編集部

  • 顧問・ヤマ編(山崎和彦)

    1955年生まれ。クルマ、バイク雑誌のフリーライターを経て、各業界にマニアックなブームを起こすことに生きがいを感じつつ編集人生を送っている。弊社RCW、RCAWを始めライトニングの創刊も手がける仕掛け人。RCAWでは本誌レギュラー”ヤマ編の飛ばしてみたいこの一機”を始め、DVDマガジンでは海外レポートを中心に動く現場大好き人間だ。

  • 鈴木喜生

    RCエアワールド第4代目編集長。エアロバティック機を自由に飛ばすべくトレーニングに励むが、高度が一定でない背面旋回、ピッチ方向に大きく歪むナイフエッジ(キャップではなにのに)などが悩みのタネ。3mオーバーのエクストラを飛ばすのが人生最大の夢である。長い編集者生活の産物として、温泉、旅行、料理、酒、音楽、カメラ、子育てなどにも造詣が深い。弱点は腰。月の半分は取材で全国を駆け回っているので(10日は編集部に泊り込み)、いつかどこかでお会いできるはず!?

  • 山本大介

    RCエアワールドの最若手だが、ふてぶてしくマイペース。現在『回転翼入門研究所』でヘリの修行中。連載2年近く経ってやっと対面ホバリングができるようになるという上達の遅さをよそに、本人はご満悦。ちなみに、いつも白衣を着ているわけではありません。

  • 宮内亮司

    RCエアワールド編集部のNEW FACE(新人を名乗るには年齢的に厳しい……)。ラジコンはスーパービギナーで、まともに飛ばすこともできないのに、ジェットファイター型のダクテッドファン機をビュンビュン飛ばしたいと妄想中。思い出したようにダイエットしたり、忘れたようにリバウンドを繰り返す(目指せ、デ・ニーロ!?)。その他、興味があるのはビクスク、ワンセグ、自作ロボ、ピクサーアニメ、銭湯巡り等。

  • 吉田健一

    ラジコンは100%初心者の新入り編集部員。専門用語は何ひとつわからず、エレベー タと聞いても「3階、婦人服売り場です」という発想しかない。頭の上に?マークを 点滅させながら、勉強の日々を過ごしている。仕事以外では、ビールを飲みつつ、食 べたいツマミを考えながら作る時間が至福。あこがれは毎日呑める生活、つまりは生 来のナマケモノです。

  • 木村真一
    エアライン大好き木村です。旅客機のダイキャストモデル、(作っていない)プラモデル(←一生分ある)、エアライングッズが部屋を占拠しています。RC飛行機もかっとび系より空気をつかんで飛ぶ実機系(?)が好み。離陸時は、すぐに浮いてはダメ。ある程度滑走したらおもむろにノーズギアを上げ、重そうに地面を離れなくては(笑)。このところ、電動ダクトによるスケール旅客機が登場し、うれしい限りです。実はRCはヘリから始めたのですが、最近どうもご無沙汰。たまにはヘリも飛ばしてあげなければ。