リノ・エアレース現地速報
今年もやってきました、リノ・エアレースのシーズン!先週末から現地に入っているライター藤森篤氏から、早々と現地レポートが届いているのでご紹介しましょう。とにかく注目は、唯一の日本人パイロットであるトニー比嘉氏の躍進ぶりと、初優勝を目指すセプテンバーフューリーのようです。藤森氏からは連日レポートが入る予定なので、乞うご期待!
『我らがトニー比嘉、なんとゴールドレース進出か!?』
ハイコンプレッション・ピストン、4in1マフラー、レーシング・プロペラの装着など、昨年より格段にチュー
ニングが進んだ4年目の#31タンゴタンゴ。トニー比嘉によると「35馬力アップして、回転も280rpm上がってます」とのこと。予選2日目を終えて、たたき出したレコードは189マイル!昨年より実に18マイルもアップして、予選7位につける驚異的な大健闘!予選7位ということは、トップ8機が競うゴールドレース進出である。ただし最終予選が 残っており、まだタイムアタックしていない速い2機がいるため、ゴールドレースに残れるか、シルバークラスのポールシッターとなるのは、現状では微妙なところ。さすがにゴールドレースで上位入賞
は望めないが、シルバークラスなら優勝も決して夢ではない。トニー比嘉は「ゴールドレースで後方を飛ぶより、腕の立つライバルたちとシルバーレースで、思う存分バトルしたいです」と語っている。いずれにしても過去3年間はブロンズレースで闘ってきただけに、素晴らしい躍進である。いまから決勝レースが待ち遠しくて仕方がない。日本のエアレースファンも、太平洋を越えて声援を送ってほしい。
アンリミテッドクラスは、久々に#232セプテンバーフューリー、#4ダゴレッド、#7ストレガ、#77レアベアの4強が顔を揃え、大激戦が予想されていたが、予選2日目を終えて#232セプテンバーフューリーがブッチギリの478マイルをたたき出
して孤高のポールシッター状態。そのうえ他の3機はすべてエンジン不調でタイムが上がらず、#232セプテンバーフューリーの初優勝が濃厚。さらに決勝レースの週末は、強烈な寒冷前線の到来で、気温が極端に下がるという予報。低温になると俄然、空冷エンジンのパワーが上がるので、ますます#232セプテンバーフューリーには有利。レースに絶対はあり得ないが、それでも#232セプテンバーフューリーの優勝が確実視されている。
引き続きリノ現地レポート第2弾をお待ちいただきたい。
by 藤森篤








