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2006年9月16日 (土)

リノ・エアレース現地速報 第2弾

 リノでは、週末を前にだんだんと盛り上がってきました!
 ただし、気候は例年にない寒さで、厚手のコートやジャケットが手放せない状態。さらに風も強く、エアレーサーには決して楽な状況ではありますが、熱いレースが展開されています。そんな現地から、ライター藤森篤氏のレポートが再び届きましたので、ここに掲載します。

トニー比嘉、ヒートレースを2連覇!
シルバーレース優勝なるか?


01_higa  予選2日目まで7位につけ、一時はゴールドレース進出かと思われたトニー比嘉だが、やはり最終予選で絶対速度に勝る2機にかわされ、最終予選順位は9位。シルバーレースのポールシッターが決定した。昨日から始まったスタート順位を決めるヒートレースでは、写真のように規定高度ぎりぎりの超低空でパイロンを攻めるテクニックが冴え渡り、鮮やかに2度のトップフィニッシュを決め、いよいよシルバーレース優勝の可能性が見えてきた。しかしトニー比嘉は、「もちろん優勝は狙っていますが、自分より速い機体とバトルすることが、まずは第一目標です」と決勝のシルバーレースに向けて、気負うことなく冷静に語っている。取材する立場としては、熾烈なバトルをぜひ見てみたいと思う反面で、個人的には安全に逃げ切って初優勝を飾ってほしいと願う、ちょっと複雑な心境である。
編集部員宮内撮影による#31タンゴタンゴのフライト映像はこちら

02_strega_1  アンリミテッドクラスは、#4ダゴレッドがエンジンブローで予選落ち、#77レアベアは#232セプテンバーフューリーに次ぐ2番時計を叩き出した直後にエンジントラブルが発生して緊急着陸を敢行。結局エンジンが修理不能なダメージを負ってリタイアが決定した。#4ストレガも写真のように、一時は#86チェックメイトと好バトルを展開して復活を予感させたが、やはり何らかのトラブルが発生して緊急着陸。決勝進出が微妙なところととなってきた。

03_sfury  その一方で#232セプテンバーフューリーは、格違いの速さを見せつけて絶好調。写真でお分かりのように、今年は主翼だけ黄色い理由は、細かなクラックの補修を行い表面の平滑度を高め大改修を行った結果、再塗装の時間がなかったためである。予報通り寒冷前線の接近で気温が10度台まで下がり、強風が吹きすさぶ大荒れのリノだが、ライバル不在もあって#232セプテンバーフューリーの初優勝が、ほぼ決定的となってきた。
編集部員宮内撮影による#232セプテンバーフューリーのフライト映像はこちら (容量が大きいので注意。最初に飛んでいくのがセプテンバーフューリーです)。

優勝候補がほぼ見えてきたようですが、結果はいかに? レポートの続報もお楽しみに!

RCAW編集部

  • 顧問・ヤマ編(山崎和彦)

    1955年生まれ。クルマ、バイク雑誌のフリーライターを経て、各業界にマニアックなブームを起こすことに生きがいを感じつつ編集人生を送っている。弊社RCW、RCAWを始めライトニングの創刊も手がける仕掛け人。RCAWでは本誌レギュラー”ヤマ編の飛ばしてみたいこの一機”を始め、DVDマガジンでは海外レポートを中心に動く現場大好き人間だ。

  • 鈴木喜生

    RCエアワールド第4代目編集長。エアロバティック機を自由に飛ばすべくトレーニングに励むが、高度が一定でない背面旋回、ピッチ方向に大きく歪むナイフエッジ(キャップではなにのに)などが悩みのタネ。3mオーバーのエクストラを飛ばすのが人生最大の夢である。長い編集者生活の産物として、温泉、旅行、料理、酒、音楽、カメラ、子育てなどにも造詣が深い。弱点は腰。月の半分は取材で全国を駆け回っているので(10日は編集部に泊り込み)、いつかどこかでお会いできるはず!?

  • 山本大介

    RCエアワールドの最若手だが、ふてぶてしくマイペース。現在『回転翼入門研究所』でヘリの修行中。連載2年近く経ってやっと対面ホバリングができるようになるという上達の遅さをよそに、本人はご満悦。ちなみに、いつも白衣を着ているわけではありません。

  • 宮内亮司

    RCエアワールド編集部のNEW FACE(新人を名乗るには年齢的に厳しい……)。ラジコンはスーパービギナーで、まともに飛ばすこともできないのに、ジェットファイター型のダクテッドファン機をビュンビュン飛ばしたいと妄想中。思い出したようにダイエットしたり、忘れたようにリバウンドを繰り返す(目指せ、デ・ニーロ!?)。その他、興味があるのはビクスク、ワンセグ、自作ロボ、ピクサーアニメ、銭湯巡り等。

  • 吉田健一

    ラジコンは100%初心者の新入り編集部員。専門用語は何ひとつわからず、エレベー タと聞いても「3階、婦人服売り場です」という発想しかない。頭の上に?マークを 点滅させながら、勉強の日々を過ごしている。仕事以外では、ビールを飲みつつ、食 べたいツマミを考えながら作る時間が至福。あこがれは毎日呑める生活、つまりは生 来のナマケモノです。

  • 木村真一
    エアライン大好き木村です。旅客機のダイキャストモデル、(作っていない)プラモデル(←一生分ある)、エアライングッズが部屋を占拠しています。RC飛行機もかっとび系より空気をつかんで飛ぶ実機系(?)が好み。離陸時は、すぐに浮いてはダメ。ある程度滑走したらおもむろにノーズギアを上げ、重そうに地面を離れなくては(笑)。このところ、電動ダクトによるスケール旅客機が登場し、うれしい限りです。実はRCはヘリから始めたのですが、最近どうもご無沙汰。たまにはヘリも飛ばしてあげなければ。