ヤコブセン・さおり

  • 1972年札幌生まれ。20代半ばに行った北欧旅行がきっかけで、ノルウェーの虜に。デンマークでもスウェーデンでもなく、なぜかノルウェーに惹かれる。そのなぜ? を知りたくて留学を経て、2005年よりノルウェー在住。日本ではあまり注目されないノルウェーの認知度を上げたいと思っているが、目立たないところも、またこの国の魅力かもと思ったり……。2007年夏に日本生まれのノルウェー人と結婚し、オスロに暮らす。ブログタイトルに使われている「Koselig」とは、心地いいという意味。

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博物館、美術館

2008年11月 2日 (日)

日本の建築家、オペラと並ぶか・・・

今年の春にオープンし、何かと話題を呼んでいるオスロのオペラハウス。このオペラのあるBjørvika地区は再開発が進められていて、数年後にはムンク美術館と公共図書館本館であるDeichmanske hovedbibliotekが移ってくる予定になっています。

先日、この2つの建物の建築コンペ最終選考参加者が決まりました。ムンク美術館には安藤忠雄氏、公共図書館には伊東豊雄氏と日本の建築家も名を連ねています。ノルウェーからは、ムンク美術館にCODE arkitektur、図書館にはオペラの設計でますます売れっ子になったSnøhettaが選ばれています。最終コンペは来年2月下旬、どの建築家に決まるのか注目です。

現在のムンク美術館は、オスロ中央駅から地下鉄で2駅のTøyenにあります。駅を出て、普通のアパートメントが並ぶエリアを歩いて5分ほど。初めて訪れる人には、やや分かりにくい場所。Bjørvika地区への移転で、さらに入館者が増えることが予想されます。

     Munch_musset_2 Munch_museet1

公共図書館本館は、中央駅からほど近い政府系の建物が集まる地域にあります。内部は雰囲気のあるつくりで、3階分は吹き抜けになった部屋、その両側に天井まで届くような本棚。天井はガラスになっていて日が射し込みます。階段部分は丸く吹き抜けになっています。新建築も興味深いけれど、こういう建物もいいものです。

            Deichmanske_outside Deichmanske

            Deichmanske_inside   Deichmanske_inside1

2008年8月19日 (火)

これが本物のヴァイキング船

前回、「なんちゃってヴァイキング船」をご紹介しましたが、本物のヴァイキング船を見られる博物館がオスロにあります。

20クローネ硬貨のモチーフに使われているオーセベルグ号は、先端部分のくるんと丸まった細工がきれい。ライティングによって、その部分が博物館の壁に印象的に映っています。

                 Viking_osenberg

この船は、800年代のものだそう。1904年に発掘されたときには2000以上の破片になっていたそうですが、修復作業の末、90パーセントがオリジナルという状態で博物館に展示されています。全長22メートル。

                 Viking_osenberg1

下の写真はゴークスタ号。オーセベルグ号よりも大きくて全長24メートル、32人乗りだそう。この船には、帆柱の一部を見ることができます。調べてみたところ、ヴァイキングはセイルを利用し、この船の場合、帆を利用して12ノットは出せたそうです。

       Vikingship_museum   Vikingship_museum1