スターヴ教会
週末を利用して、留学生時代を過ごしたテレマルク地方へ知人を訪ねに行って来ました。テレマルクは、オスロの南西、車で2時間ほどの場所に位置します。「テレマルク・スキー」発祥の地としても有名で、この地域名を耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
テレマルクには、ノルウェーに現存するスターヴ教会(木造教会)の中で最大のヘッダールスターヴ教会(Heddal Stav Kirke)があります。建てられたのは、12世紀後半から13世紀初頭とのことですが、明確には判明していないとのこと。何度もの修復作業を重ね、現在でも教会として使用されています。結婚式を挙げる教会としても人気で、特に夏には毎週のように結婚式があるとか。
この教会が建てられた時期には、まだバイキングの影響が強く、そのことが教会の装飾に見て取れます。外屋根には十字架とともに動物の頭のようなもの、入口ドア横にも複雑な木彫り模様とともに蛇のようなものが・・・。これらは、バイキング船の装飾と共通するそうです。
内部も木造です。「スターブ」とは「柱」のことで、スターヴ教会と呼ばれるものは、礎石に立てられた大きな柱を中心として立てられています。内壁に描かれている絵は、一番古いものでは1300年ごろのもので、今年から来年にかけて修復作業が予定されているとのこと。この教会、建てられた当時は電燈がなかったので、灯り取りの小さな窓とキャンドルの光だけだったのでしょう。そして、冬は、暗くて寒かったのだろうなぁ、などと考えてしまいます・・・。
















