ヤコブセン・さおり

  • 1972年札幌生まれ。20代半ばに行った北欧旅行がきっかけで、ノルウェーの虜に。デンマークでもスウェーデンでもなく、なぜかノルウェーに惹かれる。そのなぜ? を知りたくて留学を経て、2005年よりノルウェー在住。日本ではあまり注目されないノルウェーの認知度を上げたいと思っているが、目立たないところも、またこの国の魅力かもと思ったり……。2007年夏に日本生まれのノルウェー人と結婚し、オスロに暮らす。ブログタイトルに使われている「Koselig」とは、心地いいという意味。

2008年11月

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2008年11月 8日 (土)

牛乳パックで一獲千金

牛乳パックをリサイクルに出すとお金がもらえるなんて、嘘みたいな話がノルウェーにはあります。このことを聞いたのは、かなり前のこと。「またまた、嘘ばっかり」と思い、相手にしていなかったのです。それが先日、新聞を見ていたら、4歳の女のコがこの賞金(?)を得たというニュースが載っていたのです。1リットルの牛乳パックを洗って乾かし、その中に同じように1リットルパックを6つ詰めて1セットになるのだそう。日本のように切り開く必要がないのは、手間が省けます。

               Melk_karton1

表に名前と連絡先を書きます。個人情報保護に関心の高い日本から見るとびっくりですが、ノルウェーではだれも気にしていないようす・・・。

               Melk_karton

そして、各住宅に備えられている紙リサイクル用のコンテナーに投げ入れて応募完了。どれくらいの頻度で抽選があり、何人が該当するのか定かではありませんが、日本円にして数万円相当がもらえるとのことで、参加しない手はありません。

2008年11月 5日 (水)

やっぱり少し早いような

11月に入ったばかりだというのに店先にはクリスマス関連商品が、すでにお目見えしています。キャンドルなどの飾り物も数多く出ているのですが、なぜか一番先に関心が行くのが食べ物関係。クリスマス・ツリー型や星型のクリスマス・バージョンのチョコレート、それにクリスマス・ビールを早速購入してしまいました。

               Jule_favoritter

      Jul_oel  Jul_oel_1

クリスマス・ビールは各社から出ているものの、いつも真っ先に手にとってしまうのは、このAas社のもの。ダンスをしているユールニッセ(ノルウェー版サンタクロースのようなもの)の微笑みがかわいらしく、なんだか暖かな気持ちになります。それしにても、もうクリスマスとは、やっぱり少し早すぎるような気もしますが・・・。街中がクリスマスのイルミネーションで彩られるのは、もうちょっと先。そうなると、クリスマス気分も一気に盛り上がります。

2008年11月 2日 (日)

日本の建築家、オペラと並ぶか・・・

今年の春にオープンし、何かと話題を呼んでいるオスロのオペラハウス。このオペラのあるBjørvika地区は再開発が進められていて、数年後にはムンク美術館と公共図書館本館であるDeichmanske hovedbibliotekが移ってくる予定になっています。

先日、この2つの建物の建築コンペ最終選考参加者が決まりました。ムンク美術館には安藤忠雄氏、公共図書館には伊東豊雄氏と日本の建築家も名を連ねています。ノルウェーからは、ムンク美術館にCODE arkitektur、図書館にはオペラの設計でますます売れっ子になったSnøhettaが選ばれています。最終コンペは来年2月下旬、どの建築家に決まるのか注目です。

現在のムンク美術館は、オスロ中央駅から地下鉄で2駅のTøyenにあります。駅を出て、普通のアパートメントが並ぶエリアを歩いて5分ほど。初めて訪れる人には、やや分かりにくい場所。Bjørvika地区への移転で、さらに入館者が増えることが予想されます。

     Munch_musset_2 Munch_museet1

公共図書館本館は、中央駅からほど近い政府系の建物が集まる地域にあります。内部は雰囲気のあるつくりで、3階分は吹き抜けになった部屋、その両側に天井まで届くような本棚。天井はガラスになっていて日が射し込みます。階段部分は丸く吹き抜けになっています。新建築も興味深いけれど、こういう建物もいいものです。

            Deichmanske_outside Deichmanske

            Deichmanske_inside   Deichmanske_inside1

2008年10月30日 (木)

雪、舞い降りる

朝起きたら、うっすらと雪が積もっていました。初雪です。一日中、ちらちらと降ったり止んだりしていました。

                 Snoe2

空はグレーでどんよりしているけれど、雪が積もると、光が反射して明るく感じます。広葉樹の葉っぱがすべて木から落ちるまで根雪にはならないと聞いたことがあります。木々の枝には、まだ少しだけ葉っぱが・・・。なので、この雪も根雪にはならずに数日で融けてしまうのでしょう。

       Snoe  Snoe1

暖かく最高気温が10℃ほどの日が続いていたオスロですが、天気予報によると、今後は1、2℃の日が続くそう。冬の到来です。

2008年10月29日 (水)

ワンちゃんロッカー

あるショッピングセンターの入口で不思議なものを見ました。犬用のコインロッカーのようなもの。

             Hundehiet

飼い主が買い物をしている間、おとなしく待っていられない犬がいるのかなと思いましたが、ノルウェーで見る飼い犬は、きちんと躾けられているので、そういう心配はないはず。だとすると、つながれている犬を連れ去ってしまう、犬の誘拐犯がいるのでしょうか・・・。理由はいずれにしろ、ここに入れられる犬の気持ちを思うと、なんだかやるせない。

ノルウェーでは、公共交通機関で犬連れもOKなので、地下鉄などで犬と乗り合わせることもよくあります。

             Hund

2008年10月27日 (月)

秋の夜長に・・・

この土曜日で夏時間が終了し、冬時間になりました。正確にはいつ時間変更があるのだろうと疑問に思っていたら、きちんと決まっているのですね。10月最終日曜日の午前3時、時計の針が1時間戻ります。この日曜の朝は、1時間長く眠っていられることになります。その逆に、夏時間になるときは早起きの必要があるのですが。毎年のことなのに、「あれ?時計を戻すのだっけ?早めるのだっけ?」と戸惑う人も多いらしく、新聞にも時間変更の記事が載っていました。

               Vintertid

土曜日まで、オスロでは日の出が午前8時半ごろ、日の入りが午後5時半ごろだったのが、夏時間の終了で日曜日には、日の出が午前7時半ごろ、日没は午後4時半ごろと変わりました。朝が明るくなったのはいいのですが、夜があっという間に来る感じです。そして、冬至の日まで、太陽が出ている時間がどんどん、どんどん短くなっていきます。

そして、秋の夜長に何をしているかというと、ペンキ塗り、です。     

               Veggen

今月はじめに引越しをした現在の家ですが、ある部屋の壁の色が一面水色。

     Veggen_blaa  Veggen_blaa1

床もカーペットが敷き詰められていたため、フローリングに変更する予定。まずは、このカーペットをはがし、壁にアイボリーカラーのペンキを数回重ね塗りし、最後にフローリング用の床材を敷くことになります。日本だと専門業者に頼むところですが、ノルウェーの場合これくらいのリフォームは自分たちでしてしまうのだそう。完成がいつになるのか先が見えませんが、手をかけた分だけと家に対する愛着も、より湧いてくるようで、なかなか楽しい作業です。

2008年10月22日 (水)

金色の秋

今年のオスロは紅葉が見事です。紅葉と言うよりは「黄葉」かな・・・。木々の葉が黄金色に色づいています。ここ数十年、こんなにきれいな秋はなかったとのこと。

             Autum_colour1

            Autum_colour

ノルウェーの秋と言えば、毎日雨が降る日が一ヶ月続くなんてこともめずらしくありません。それが今年は、晴天日が多く、街中ではサングラスをかけている人すら見かけるほど。北のほうでは降雪も見られるようだけれど、オスロからの初雪の便りはまだ先になりそうです。

2008年10月18日 (土)

しばしの間お別れです

オスロのランドマークであり、市内を一望できる眺めの良さから観光客にも人気のスポットだったホルメンコレン・スキージャンプ台が、この16日、取り壊されました。2011年のノルディック・ワールドカップのオスロ大会開催のために、新しいジャンプ台に作り変えられます。

                Holmenkollen

1892年にジャンプ競技場としてオープンした、このホルメンコレン。最初は、タワー状ではなく、普通の山面の傾斜地に作られたジャンプ台でした。それが、人々のジャンプ技術の向上によりスタート地点を高くする必要性に迫られ、改修が重ねられてきました。今回、取り壊されたタワーは地面からの高さ、約60メートルのところにスタート地点がありました。

クレーンを使っての取り壊し作業には、その作業工程を見ようとする人、長く親しまれてきたジャンプ台の最後の姿を見ようとする人たちが多くやって来ていました。

                 Holmenkollen_people

オスロの街中からでも、遠くに見えたジャンプ台。その姿が見えないのは、なんだか寂しいものです。新しいジャンプ台は、コンペで既に選ばれたデンマークの建築事務所「JDS Architectes」が手がけ、2010年に完成する予定です。

オスロ市内を走るバスのシートには、オスロのランドマークとなる建物がモチーフとして使われています。王宮や市庁舎などと並び、ホルメンコレンのジャンプ台も・・・。

       Holemkollen_busseat1  Holmenkollen_busseat

2008年10月17日 (金)

パンの日

国連食糧農業機関(FAO)設立を記念して制定された世界食糧デーの10月16日、オスロでは「パンの日」と称してのイベントがありました。

               Bread_day_poster

街中の広場の一角に設けられた会場では、パンの販売や試食が行われていたり、国際NGO組織「セーブ・ザ・チルドレン」などのスタンドも出ていたりしました。

昔に、パンの移動販売に使われていたようなクラシックな車がお目見えしていたのが印象的でした。

      Bread_day_car_1  Bread_day_car

      Bread_day_bike  Bread_day_car2

パンの品評会(?)もありました。たくさんのパンを目の前に、侃々諤々の審査員たちのようすも興味深い。さて、どのパンが一番になったのやら・・・。

      Bread_day_konkranse  Bread_day_konkranse1

                Bread_day_konkranse_2

2008年10月12日 (日)

新しい眺め

ここのところ引越しでバタバタしていました。やっと落ち着き・・・と言いたいところですが、さっぱり片付きません。部屋の壁のペンキ塗りやら床をフローリングに張りかえる作業などを入居前に済ますつもりだったのですが、鍵をもらう日が予定より延び、住みながら作業をしていくことになりました。

引っ越した先は、これまで住んでいたところから徒歩5分も離れていない場所。いろいろな都合上、近所の物件を探しました。こだわったもののひとつがこれまでと同じくオスロフィヨルドが望めること。と言っても、かなり遠くに、ですが。

             Utsikt_ny

そして、もう一方には森が広がります。収穫が終わった畑も見えています。いったい、どこに住んでいるのだろう・・・という感もありますが、一国の首都でありながら、豊かな自然のすぐそばで暮らせるのは、オスロの大きな魅力です。

             Utsikt_ny_skog