30年前の扇風機
いま扇風機の発火問題が世間を騒がせていますね。
30年以上前に製造されたサンヨー製(OEM供給していた日本電気製、ゼネラル製も該当)の扇風機が、モーター、コード、コンデンサー等の電気部品の経年劣化により使用中に発煙・発火の恐れがあるというものです。
総務省消防庁の調べによると、扇風機が出火原因となった火災が昨年までの10年間で全国で453件発生し、10人が死亡、76人が負傷していたそうです。
その新聞記事を読んだとき、一緒に掲載されていた扇風機の写真に見覚えがありました。
もしかして、と居間にある扇風機を見ると「ゼネラル製」で、写真にそっくり。
でも、いくらなんでも30年前のものってことはないよなと思いながらも心配になり、サンヨーのウェブサイトで品番をチェックしてみました。
ゼネラル(現・富士通ゼネラル)の製品一覧表を見ると、なんとウチにある扇風機も該当機種。
ちょうど30年前というと、大学入学のために東京に来て、兄・姉と3人で生活していた頃。
その頃使っていたものを1人暮らしをするときにもらって、それをそのまま使い続けていたのでした。
物持ちがいいな~、と感動するとともに、アクシデントが起きなくて本当によかったと胸をなでおろしました。
早速、サンヨーのフリーダイヤルに今後どうしたらいいか問い合わせたところ、回収に伺いますとの回答。
みなさんのおウチにも古い扇風機があったら、ぜひサンヨーのウェブサイトで品番をチェックしてみてください。
30年なんて、あっという間に過ぎてるんですからね。
さて、問題は扇風機がなくなっちゃったってこと。
今年は残暑が厳しそうだけどもうすぐ9月だし、買おうか買うまいか……。