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2006年7月 7日 (金)

市販マフラーがなくなってしまうかも……

国土交通省と環境省が合同で設置した自動車排気騒音対策検討会が、「不適切なマフラー装着自動車等の排除方策について」の中間報告を先月末に発表しました。

この検討会は、現在社会問題化している違法マフラー装着車(特にビッグスクーターが問題視されています)が撒き散らす騒音をどうやって排除するかを2004年6月から討議していて、その検討結果がようやくまとまったというわけです。

今回発表された内容で、非常に重大なことがふたつあります。

①現在は、近接排気騒音が規制値内にあれば車検対応となっている市販マフラーについても、加速走行騒音の測定も適用する

②公的試験機関によるテストにおいて、加速走行騒音と近接排気騒音の両方が規制値に適合していることを証明されたマフラーを認証マフラーとする。この認証マフラーを装着した車両は、車検時に証明書等を提示しなくてもいい

上記ふたつの内容が現実となれば、どういうことが起こるか。

極端に言えば、市販マフラーは壊滅的な状況となり、現実的にマフラーを交換するというカスタムはなくなってしまうかもしれません。

この報告のなかには、「騒音低減機構(サイレンサー)のマフラーへの固着方法に関し、溶接・リベット止め等による永続的名方法を義務付ける……」という記述もあります。

認証マフラーの提案をしながら、片方ではマフラー交換を構造的に不可能な状態も作り出そうとしているのです。

現行の法規制においては、軽二輪以上に対応する市販マフラーは、近接排気騒音が94dB以下なら車検対応の合法マフラーと位置づけられています。

世界的にみても突出して厳しい日本の騒音規制をクリアした(国内認定車の)ノーマルマフラーは、加速騒音値をクリアしなければいけないため、近接排気騒音は90dBを大きく下回るものがほとんど。

現行モデルを愛車としている方ならお分かりでしょうが、ここまで排気騒音を抑えられると、排気サウンドよりもエンジンなどからのメカノイズや吸気音などのほうが耳に付くほど。

バイクらしいエキゾーストサウンドを楽しむにはほど遠い状況で、それゆえ大きい音ではなく、気持ちのいい音を求めて法に適合した市販マフラーに交換する人が多数いるわけです。

非合法とわかって爆音マフラーを装着している一部の心無いライダーを規制するため、
大人の趣味として法律の枠内でカスタムを楽しもうという人がどんどん増えている現状が無視されようとしているのです。

今回は、中間報告ということで、加速走行騒音は何dBにするか、どこで試験を受けるのかなど詳細には一切触れられていません。

しかし、「早急に制度改正および所要の体制整備の検討を開始し、年内を目途に改正内容についてパブリックコメントの募集等の手続きを行う予定」としています。

行き過ぎた規制については、ぜひ大きな声で異議を訴えていきましょう。

この件については、進展があり次第報告していくつもりです。

みなさんのご意見も、ぜひ下記のアドレスまでいただきたいと思います。

bikejin@ei-publishing.co.jp

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