ライトニング・セカンド最新号

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2006年7月17日 (月)

ケータイ、あるいは愛のはなし。

愛用のケータイが逝った。享年18ヶ月。たしかに最近どうも調子が良くなく、いきなり再起動してみたり、液晶表示がおかしくなったりしてたんだけど、まだまだ使えると思っていた俺が甘かった……。別離は突然やってきた。最後の通話を再現してみると

俺「おうタマキ、明日から沖縄で撮影だからフィルム用意しといて。コダックE100G60本とプロビア400F40本ね」

新人タマキ「わかりました。すぐに用意しときます」

俺「よろしく。じゃ」

以上。この何の変哲もないツマラナイ通話を最後に、俺のケータイは起動しなくなったのでありました。こんなことだったら「タマキ、迷わず行けよ、行けばわかるさ」とか「タマキ、次の銃声が止んだら300m一気に駆け抜けるんだ」とか「すごい……完全なタマキの抜け殻なんてはじめて……」くらいの気の利いた会話をしとけばよかった。

結局、その日は新しいケータイを買いに行くヒマがなく、ケータイレスのまま沖縄取材に突入。まぁ余計な電話がかかってこないのですごく気楽なんですが、こっちから電話がかけられないのでかなり不便。データもすべて吹っ飛んだので、電話番号もわかりません。自分の生活が、いかにケータイに頼っていたかを痛感したのでありました。

思い起こせば、自分の学生時代にはケータイはありませんでした。いまでこそ待ち合わせは「夜の8時くらいに渋谷あたりで。とりあえず着いたら電話するよ」みたいな感じですが、昔はそんなことしてたら永遠に出会えないので「8時にモヤイ。以上」と約束には張り詰めた緊張感が漂っていました。大学1年生の冬、当時付き合い始めたばかりの彼女と巣鴨で待ち合わせをした時のこと。雪の中3時間待っても彼女は来ませんでした。その晩、彼女に電話して

俺「ふざけんじゃねぇよ雪ん中待たせやがって。笠地蔵じゃねぇんだよ

彼女「ゴメン、体調が悪くて大学の医務室で寝てた」

俺「大丈夫?」

彼女「もう大丈夫。ホントにゴメンね」

俺「いいよ。俺も言い過ぎた……」

そして2人の愛は深まったのでした。

本年度入社の新人タテノに「お前、いつからケータイ持ってた?」と聞くと「中学時代かPhoto_361らケータイありましたよ」との答え。アイツに愛を深める資格はない。

ちなみに沖縄取材の最終日にNEWケータイをゲットしました。ボーダフォン904SH。なんとナビ付き。なんだかんだ言いつつ、やっぱ便利なんだよなぁ。

最後にヘヴィデューティ格言・その4

「ケータイはいきなり壊れる。気を付けろ」

モヒカン酋長小川


  • 編集部では最年長組(トニセン)の金閣を担うのは寂しがり屋のスキンヘッド改めモヒカン酋長に改名されたこの男。酔った勢いでモヒカン刈りに挑戦し、ブリーチ剤を塗ったまま寝てしまったという朝起きて金髪モヒカンができあがったというウソのようなホントの話。本誌では主にレザージャケット、ミリタリーなどが守備範囲。ちなみにブーツしか履かない孤高のジープ乗りという副編集長である。