ライトニング・セカンド最新号

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2006年4月29日 (土)

風邪をひいた

発端は、あの分厚いライトニング5月号を作っていた時にさかのぼる。お世話になっているデザイナーのA氏と、「この号が終わって楽になったら、明るいうちから蕎麦屋で飲みたいね」と話していた。で先日、やっとそれが実現したのだった……

その日、1700に浅草・雷門前で待ち合わせをした。

A氏オススメの蕎麦屋に向かう。外がまだ明るいことに満足しながら、板わさと焼き海苔を肴にとりあえず瓶ビールを飲む。

蕎麦屋に長居は粋ではないので、それぞれ仕上げに盛りを1枚喰って、早々に立ち去る。

江戸時代から続く老舗「駒形どぜう」に向かう。鯉の洗いやどぜうの柳川を肴に日本酒をたらふく飲む。鬼平気分に浸って大満足する。

店がカンバンになったので、中華料理屋に移り、餃子と麻婆豆腐を肴に焼酎を飲む。A氏にモヒカンの髪形について非難される。

朝になっちゃったのでタクシーで帰宅。そのままパンツ一枚で布団に入らず寝る。

その日の夜、本誌特集の打ち合わせのため、拓ロックとおすぎ村と高円寺の沖縄料理屋で飲む。とりあえずオリオンで乾杯。

そのうちおすぎ村が寝た。

拓ロックも寝た。

ひとりぼっちのハブラシ。隣のテーブルの人と盛り上がる。

閉店時刻になっても2匹は起きないので、仕方ないので飲み代を払う。

2匹を起こし、店を出る。ふと体に悪寒が走った

2軒めに行くにあたり、高円寺在住の編集部員、ノムラ監督を呼び出す。

夜中の1時過ぎなのにメイクばっちりでノム監登場。悪寒が増す

睡眠たっぷりで元気に復活したおすぎ村と拓ロックにむかつく俺。眠気と寒気がひどくなってきた

酒を飲み続けることができず、帰ることを決意。

おすぎ村に「小川さんも弱くなりましたね」と言われ殺意を抱くが、今日のところは生かしといてやることにする。

タクシーで帰宅。そのままパンツ一枚で布団に入らず寝る。

翌朝、熱が出た

最後にヘヴィデューティ格言・その3

「布団に入って寝よう」

2006年4月25日 (火)

服は気温域で選べ

最近、毎日の寒暖の差が激しいですよね。昨日20℃を越えたと思ったら、今日は13℃にも満たない。でも「今日はちょっと寒いからジャケット着ていこうかな」とか「今日はあったかそうだからスウェットでいいや」とか「でも夜は寒くなるかなぁ…?」などと朝っぱらからウジウジ考えるのはいただけません。そんなヒマがあったら、もうちょっと寝てなさい

結論から言うと、その日着る服は、フライトジャケットの気温域で選べば一発で決まります。気温域の内訳はライトゾーン(10℃~30℃)・インターメディエイトゾーン(-10℃~10℃)・ヘヴィゾーン(-30℃~-10℃)なので、私の住んでる東京都心部では春・秋はライトゾーンで事足ります

で、私の春・秋の基本ラインナップは、A-2・L-2・L-2A・L-2B(後期)。これに、CWU-36/Pと中綿ナシのヘリクルーDscf1644 ジャケットが加わります。このいとおしい装備品たち(私は彼らを“服”とは呼びません、決して)を、「その日の取材内容」で決めていくのが私の日課。「今日はWLAの取材だから、時代を合わせて-2だな」とか「ダッジオーブンの撮影で火を使うからノーメックスのCWUにしよ」とか「山道を走ってて、もしクルマが故障したら、裏地がレスキューオレンジの-2が便利かも」などなど。先日、取材で呉の「大和ミュージアム」に行ったのですが、迷うことなく-2を選びました。

フライトジャケットは、あらゆる極限状態を想定し、国家予算を投じて造り上げられた「究極の装備品」。平和な日本に住む、こんな私の妄想にもきちんと応えてくれます。その日起こるかもしれないいろんな状況を考えながらフライトを選ぶのって、ホント楽しいんだよね…って、俺もそんなヒマがあったらもうちょっと寝られるかも!?

最後にヘヴィデューティ格言・その2

「あらゆる状況を想定し、備えろ」

2006年4月 3日 (月)

それが大事

負けないこと。
へこたれないこと。
色褪せないこと。
使い抜くこと。

ダメになりそうな時、それが一番大事・・・・・・じゃなくて
一番大事なのは「ダメになりそうもない」。それがヘヴィデューティの基本である。
高価な墓石を建てるより、チタンの墓石を建てる。ヘヴィデューティな生活の最終目標はそこに尽きる。

最近、耐久性のないモノが多すぎますよね。小賢しいデザインと中途半端なギミックは、男の生活には必要ない。不肖、モヒカン酋長小川、モノを選ぶ基準は「普遍・機能美・耐久性」と中学時代から決めちょります。
さすらう男の定番、USアーミーの「M-65」は高校生の時からずっと着てるし、大学時代から運動するときはコンバットブーツ。普段のカッコはフライト、クルマはジープ、カバンはゼロハリ、ストーブはオプティマス、髪型はモヒカン・・・・・・とまぁそれは置いといて、今回は対ブログ写真用のモヒカン小川推薦のヘヴィデューティアイテムをご紹介。

私、仕事でも写真を撮ってるんですが、仕事で使うカメラや周辺機材がプロスペックでヘヴィデューティなのは当たり前。でもこだわるべきは「趣味の機材」でしょう。仕事では当然一眼レフ(銀塩はニコン、デジタルはキヤノン)、カメラバッグは世界中のプロから愛されるテンバ998(http://www.ginichi.com/shop/tenba/detail/p_998_gy.html)を使ってるんですが、休日に持ち歩きたいシロモノじゃない。なんつっても総重量18キロぐらいあるから。
Dscf1641
で、写真にある「リコーGR DIGITAL」、バッグにはフィルソンのスモールショルダーを使ってます。「リコーGR DIGITAL」は、銀塩時代からプロにも人気のあったGRシリーズのデジタル版。オールダイキャストボディで耐久性は申し分ないし、813万画素CCDはライトニング誌面でも十分使えるクオリティです。かの森山大道氏も絶賛している名機なんですよ。でも、液晶モニタで確認しながら撮るのがコンパクトデジカメの常套なのですが、撮ってる姿があまりにも美しくない。私の提唱するヘヴィデューティライフは「カッコ」もかなり気にするので、「観光地でよく目にする家族連れのパパ」みたいな造作はいただけません。そこで外部ファインダーを取り付けてみました。これを付けることで、俄然イキに見えるのでオススメです。
バッグですが、カメラバッグメーカーの出している小型のものは避けたいものです。あまりにカメラ用にできているので、汎用性がないというのも大きな理由ですが、「満開の桜に群がるアマチュアカメラマン」に間違えられないようにするためにも、アメリカ製のアウトドアメーカーのカバンを選びたいものです。
フィルソンのスモールショルダーですが、ボディとショルダーストラップとの接続部が金属なんですよね。耐久性は抜群、真鍮の鈍い輝きが男心をくすぐります。5年以上使ってますが、なんの不具合もなく使えるタフな奴です。
余談ですが、ヘヴィデューティなアイテムって、たいてい女性受けがあまりよくない。でもこのフィルソンは、新橋のキャバクラで「かわいい」といわれた経歴を持ちます。生まれてはじめてでした。優しくされたの。ビジネストークだとわかっていても、それを一途に信じてしまう、そんなイノセンスな心を持つのもヘヴィデューティライフの第一歩なのかもしれません。

最後は三脚。このカバンに入る、小さい卓上三脚を探していたところ、新宿のヨドバシカメラで出会いました。ジッツオG0012。ジッツオはもともとフランス陸軍の砲台を造っていたメーカーで、私も仕事で大判用、中判用、35用と3種類のジッツオを使っています。とにかく重いのですが三脚は重さが命。アジャスター部の締りがピタッときて重宝してます。プロの方と比べて、アマチュアカメラマンはカメラとレンズにはお金をかけるのですが、三脚にお金をかける人というのは稀です。ということは三脚にお金をかけると、「アイツ、できる」と思われるということですな。ブレはカメラマンにとって大敵なので、是非試してみてください。

次号のライトニング(4月28日発売)の誌面で、GRデジタルで撮影した写真を掲載しようと思いますので、GRデジタル購入希望者の方は楽しみにしていてください。

最後にヘヴィデューティ格言・その1
「なんだかんだ言いつつ、人の目も気になる」

モヒカン酋長小川


  • 編集部では最年長組(トニセン)の金閣を担うのは寂しがり屋のスキンヘッド改めモヒカン酋長に改名されたこの男。酔った勢いでモヒカン刈りに挑戦し、ブリーチ剤を塗ったまま寝てしまったという朝起きて金髪モヒカンができあがったというウソのようなホントの話。本誌では主にレザージャケット、ミリタリーなどが守備範囲。ちなみにブーツしか履かない孤高のジープ乗りという副編集長である。