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2020年3月30日 (月)

Vol.700 3月30日 RIDERS CLUB 5月号発売です!

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サスペンション調整と聞くと、
「メーカーが膨大な時間と費用をかけて
開発したバイクなのに、
シロウトが触って良くなるなんて信じ難い」
と思う方がほとんどでしょう。
おそらくサスをイジったことのある人は
10パーセントいないかも知れません。
でもメーカーのサス設定には
止むを得ず妥協した部分が少なくありません。
たとえば体重100kgの大男が
タンデムで速度無制限のアウトバーンを
230km/hクルージングして、
緩いカーブの路面の継ぎ目で
ユラユラユラと大きく揺れたら
PL問題(製造者責任)で提訴される可能性があります。
このためガチガチに動かないサスとせざるを得ない……
70kgひとり乗りで楽しく走れる開発をしているときは、
こんな前提はもちろん含まれていません。
だから先ずダンパーの減衰力を弱めるのは
本来の狙いの状態で乗るには必須なのです。

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次にわかっておいて頂きたいのが
サスペンション・ストローク。
リヤサスはライダーが跨がると
体重で沈みますよネ。
衝撃を吸収する側のストロークが減ってしまうのに
何で沈ませてるのかというと、
この体重で沈んでいるストロークは
路面追従性や万一滑ったときの
リカバリーに必要だからです。
想像してみてください。
バンクして旋回中に路面の凹凸に後輪が追従できないと
タイヤの接地圧が足らなくなって
スリップしやすいだけでなく、
滑りはじめたときリヤサスが伸びれば
ツルッとならずにズズーッとスライドして
転ばずに持ち堪えてくれます。
なので体重の軽いライダーは、
スプリングのプリロードを緩めて
体重で沈み込む量を増やす調整が必要なのです。
そしてそして、良く動くサスは
前後のホイールが路面に追従する動きを、
車体が慣性力で安定した状態から切り離す傾向になるため、
セルフステアなど基本動作を妨げにくく、
結果として軽やか且つアライメントの狙い通りの
安心感ある挙動となりやすいのです。
フワフワしたら乗りにくい……
のではなく、乗りやすく楽しめるハンドリング
とすることができます。
「こんなに乗りやすいなんて、
今まで乗ってた○年を返して!」
と叫びたくなるに違いありません。

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根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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