Vol.667 6月29日 RIDERS CLUB 8月号発売
MotoGP人気で前傾姿勢が
スポーツバイクの究極のように思われがち。
しかしアップライトなネイキッドは
そもそもスポーツバイクの原点なのと、
一般公道では操っていて面白いのは断然こっちと
1年半前からボクの愛車もネイキッドです。
前傾だと操るのに決め手となる
身体とバイクの位置関係で影響力が意外に少なく、
しかもオーバーアクションに見えやしないかと
心配になるほどガンガン身体を動かす必要があります。
アップライトだと着座位置から上半身の被せ方など、
シチュエーションによる違いでも
その効果が明確で楽しめます。
着座位置を変えたときの
後輪の接地点から身体を伝わって
フィードバックされてくる曲がる感じの違いは、
まさにネイキッド・バイクの醍醐味。
そのコツを今回も読者の方に体験して頂きました。
コーナーで体重をたっぷり載せて
低回転でスロットルを大きめに開けたときの
あの満足感……たまりません。