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2010年5月30日 (日)

Vol.504 5月30日 自分は何が好き、なんて出逢い次第?

Img_0009 毎年デイトナでブッチ切られる
ハーレーのXR+J.スプリングスティーン…
カッコいいですよネ〜、
ボクのグッツィV7だって負けじと
カッコいいですけど、
ビンテージと限らず空冷ツインのような
パフォーマンスといってもトップスピードじゃなく
走る・操るのプロセスに楽しみが大きい
そういったカテゴリーのスポーツ・バイクが
いまのボクに相性が良いと思う時間が続いてます。

そういえば今日は岡山のモトレヴォ、
デイトナから戻ったグッツィはまだ修復できてないので
ホントは走りたかったんですが、
我慢して“仕事”してマス。

最近つくづく思うのが、モノをつくるという仕事と
それを買ったり使ったりする側との関係の変化です。
そういう我々も雑誌をつくる側なので
自分に言い聞かせている面もあるのですが、
人の好みの多様化に集約化という逆の法則で
経済発展してきた社会が半ば混乱状態に陥っている、
そんな気がしてなりません。
値下げ競争とか直面している利益確保が難しい状況への
対応に追われてばかりいないで、
先を見据えた方策に時間をかけて構築しないとならない、
そういう大事な局面を迎えているんだと痛感してます。
とくに雑誌とかバイクとか、言ってみれば
生活必需品じゃないカテゴリー(ボクには必須ですが)
だとホントに好きと感じる価値に出逢わなければ、
こんな不況の時代、お金を使う気になりません。
でも人々はネタを求めて旅行したり、
ウインドウショッピングにブラついたりと
行動する動きは依然として衰えてませんよネ。
なのにバイク・メーカーの口からは、
「売れるモノ探し」がしにくいという
行動を控えている言い訳ばかり聞かされます。

これだけバイクに深く係わってきたボクでさえ、
突如ビンテージバイクにハマったんですから
出逢わなけりゃ、何が好きになるかなんて
わかりっこないんだと思います。
モノづくりには新しさ探しが基本なのは
いうまでもないコトですが、
新しさって、もっとパワーとか、もっと軽くとか
いままでの進化を意味したスペック的なものばかりでなく、
良く知らなかった旧いモノの良さだったり
楽しさの本質が深いモノだったりすることが多い、
そんな時代じゃないんでしょうか。
でもだからといって押し付けるもんじゃないし、
ホントに好きで続けている、その姿を伝えるしかない……
それが出逢いを生んで繋がっていくんだと思います。
凄い!を誇示するより、素敵を共感するほうがイイのは
インフラが進んで何事も上から下へではなく、
横への繋がりが拡がりを生んでいる現状をみれば
当然のことなのに、ですよネ。

2010年5月24日 (月)

Vol.503 5月24日 ンー、気になります……

Nortoncommando961 昨年春にこのカタチが露出され
地元の英国バイク誌では
遂に販売されるような記事もあって
期待していましたが、
いつの間にか音沙汰なくなってましたネ。

1977年にNVT(ノートン・ヴィリヤーズ・トライアンフ)
が倒産して以来、アメリカで復活チャレンジがあったものの
結局は頓挫していつしか皆の記憶から
消えようとしてましたが、
数年前にドニントンパークで細々ながら復活があり
以前からのロータリーエンジン・レーサーが
人目を引く結果を残しはじめ、
併行してこのコマンド961を生産すべく
準備を進めていた旨の記事が出てました。
それから1年以上が経ったいま、
どうやらホントに世界へ向け販売するらしい
なんて噂が流れてます。
で、早速HPチェックしたら
3月に初オーナー引き渡しなんて掲示してるじゃないですか。
BIKESのタブから入るとスペックや価格も出てるので
ムズムズしますよネ〜……

2010年5月15日 (土)

Vol.502 5月15日 さようなら学ちゃん、安らかに

Img_0080 13日の木曜日、鎌田学さんの
お別れの会が彼の住んでいた
近くのDIFFER ARIAKEで
催されました。
去る3月12日に筑波サーキットで
テスト走行中のアクシデントで意識不明となり
4月8日に還らぬ人となってしまった学ちゃん……
最近ライパを手伝いに来てくれたり
編集部へ顔を出すことも度々で、
プライベートでも付き合いはじめたばかり。
2月に飲みに行ったときボクのデイトナ話しに共感し
一緒に行きたいと言ってくれたものの、
スペインでのテスト・スケジュールが重なり
残念ながら実現しませんでした。
バイクのセッティングはもちろんのコト、
ハード・ソフト両面で常に奥深い考えを持っていた
日本のバイク界にとって貴重な人材……
そんな彼に将来性を強く感じていただけに
訃報に接したときは唯々言葉を失いました。
あの底抜けに明るい笑い声で人の輪を広げていく
得難いキャラクターにもう会えないと思うと
残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。

2010年5月 8日 (土)

Vol.501 5月8日 BikeJIN春祭り、大成功!!

Moto_bikejinmeet2010s_03_6 今日はBikeJIN春祭り開催、
前回にも増して大盛況で
スタッフは大喜び、
お運び頂いた皆様、本当にありがとうございました。
ボクは急遽前日朝から台北に飛ばなければならず、
それでも出演予定だったフォーラムに間に合わせようと
朝一番の飛行機で成田空港へトンボ帰りしての駆け込み。
皆さんの熱い思いが届いてくる会場の空気が吸えたので
頑張った甲斐がありました。

Img_1179 ところで連休中、
皆さんは如何お過ごしでしたか?
ボクは大渋滞を避け、
群馬の渡良瀬川沿いを走る
わたらせ渓谷鉄道という
ローカル線に乗ってきました。
実は「鉄道ひとり旅ふたり旅」
の発刊に係わって
ニワカ鉄っちゃん気分に
浸ってみたりしてマス。
このローカル線も、6月に発売になる第2号で
巻頭特集すると聞いてどんなものか、ひと足お先の事前取材……
ってのはジョーダンで、完全なプライベート旅。
調べたらグリコのプリッツCMがココで撮影されていたり、
この春のさくら情報でTV各局がこぞって放映したりと
いまや人気のローカル線で、
ボクも片道は満員のなか立ちっ放しでした。
たまにはクルマやバイクを使わない旅ってのも
ケッコウ良いもんだ……と思いつつ、
帰ってきたらガレージの片隅でレストア待ちで
少し埃をかぶったR50を撫で回してました。
イイ季節、やっぱり乗りたくてウズウズです。

2010年5月 1日 (土)

Vol.500 5月1日 気がつけばブログ500回アップ!!

Img_0025 ジャジャ〜ン!!
何回目のアップだなんて、
普段は気にも止めずにいましたが
気がつけば今回で500回目。
'00年2月7日からのスタートして
ちょうど10年と3ヶ月……。
まだ10年しか経ってないのか
という意外に思える気持ちと、
もう10年にもなるのかァ
という時間経緯の感慨とが
両方とも入り混ざった感じでしょうか。
とにもかくにも、ご愛読ひたすら感謝デス!!

今週はお伝えしてあったように、
イタリアへピレリ・タイヤの取材に出かけてました。
実はライダースクラブ100号記念の巻頭特集で
'86年にピレリを訪れていたのですが、
そのときMCタイヤのマーケティング担当で
コンセプトやマーケット対応を説明してくれた
F.ゴリ氏が何と現在のピレリ・グループの総帥CEOに
就任していて、機会があればボクに会いたいと
今回の招待が実現したのでした。
実に24年前、当時ピレリはMCスポーツ・タイヤへの
復帰を果たし、ミラノにある研究開発チームと
シシリー島のMCタイヤ工場にベースを置いていた
テスト・チームとがお互いを尊重して機能しつつ
新しいテクノロジーに邁進していた時期でした。
今回もテスト・チームのボスで、
24年前にシシリー島でレースまがいの死闘?を繰り広げた
懐かしい思い出を共有しているサルヴォ・ペニージ氏と
テストコースのひとつになっているシシリーの
シラクーサ・サーキットで一緒に走りました。

Img_0018_4 Img_0014

いまや20数名の精鋭テストライダー部隊を率いる
サルヴォはテクノロジーにも詳しいエンジニア肌のボスで
彼なくして現在も圧倒的なアドバンテージを誇る
スチール・ラジアルは生まれなかったでしょう。
その彼と'04年1月にこの同じシラクーサで再会したとき
ボクがチャレンジを続けていたモトグッツィV7 Sportの
写真を見て「何でイタリアのバイクにピレリを履かないんだ」
などと因縁?をつけられたのがきっかけで
懐かしの「ファントム」という往年の名タイヤに
最新のコンパウンドを組み合わせてボクのためだけに
ブラジル工場で数セットだけ試作してくれたのです。
現在まで2回の生産を重ねサポートを続けてくれていますが、
サルヴォや他のピレリ関係者と特別な友情で結ばれている……
そうとしか言いようのない、
いかにもイタリアならではのマインドというほかありません。
それはともかく、彼らテスト・チームがいかに優秀で
エンジニアリングを引っ張ってきたかは、
今回も新作ディアブロ・コルサ・ロッソと
先に発表になったエンジェルとを履いて走ってみれば
すぐにわかります。
グリップ力や安定性など基本性能はもちろんですが、
特筆したいのはその過渡特性。
滑りだしなどライダーへの情報伝達に優れ、
コントロールが間一髪にならないよう
常に掴みやすく穏やかな、リニアリティを崩さない
一定の特性でしか変化していかないのです。
楽しさは安心できてリカバーも確かでなければ……
高性能になるほど、ココはトップエンドを犠牲にしたと
誤解されやすい部分なのですが、
彼らの妥協を許さない姿勢にはいつも頭が下がります。
等々、楽しくも感銘的なイタリア出張でした。
ゴリ氏との再会の模様などは次号ライダースクラブで
お伝えする予定なのでお楽しみに。

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根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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