「サボった罪滅ぼしにタメになる話を……」
更新されているかどうか、
度々確認してくださった方々から
こんなお叱り?とも励まし?ともつかぬ
プレッシャーをかけられました。
ブログって半ば個人的な思いだったり、
たとえばボクのプライベートなバイクライフを
好きに綴るトコロですよネェ?
記事っぽい内容なら誌面や動画「らいNAVI」で
ご覧頂けるじゃないですか……
なんて言う資格、
いまのボクにはありません、了解ですハイ。
となると、ネタ探しをしなきゃですが、
ハウツー的な内容は、ライダースクラブでタカタと
問答してる連載ページもあるし、
「らいNAVI」も最近そんなネタばかり……
まァ何度やってもフンフンなるほど、になるのは
仕事柄よく知っているので、
思いついたネタを片っ端からでご勘弁を。
ではと、梅雨も明けたのに今年は雨ばかりですよネ。
今夜なんか台風9号が関東にも接近と、
気持ちよく乗れない日々に悶々としてたりしません?
で、タイヤの話をすることに決めました。
しかも雨降りなんで、スリックタイヤってのは
どうでしょう?
MotoGPなど頂点のプロレースでは、
溝のないスリックタイヤが使われてます。
なんでノッペリした溝がないタイヤなんでしょう?
“究極のグリップを得るために、
少しでも接地面積を稼ぎたいから……”
それも間違いとはいいませんが、
正解ではありません。
『溝があると減ったとき急激にグリップしなくなる』
からです。
ナゼかというと、溝の部分はそこだけ
トレッドと呼ばれる路面に接する面の
ゴムの厚みが薄いわけで、
ここへ大きな荷重が加わると
溝のフチが折れ込んだりして、
徐々にめくれ上がってしまいます。
つまり接地したときは溝(グルーブ)が
フチの部分に覆われてる状態ってワケです。
となると、この部分はグリップ力を助けるドコロか
限界を下げる側のファクターとして、
減れば減るほど悪さをしてしまう……
スリックタイヤのコンパウンド(ゴム質)は、
暖まるとネバネバするほど柔らかくなり
路面の細かい凹凸も包み込むようなグリップをします。
サーキットのように路面状態がある範囲から変わらない
安定した条件であれば、
この粘っこいスポンジのような表面だけで
路面に食いつくようなグリップと、
限界を超えて滑りはじめたとき一気にスリップせず
安定したズルズル、つまり操りやすい状態を
得ることができます。
もちろん、路面温度に見合った柔らかさの
コンパウンドを選ばなければならない
頂点ならではのシビアさを伴いますが……。
ところで愛車のタイヤが減ったとき、
「雨は乗らないし、溝がなくなればグリップ増えるし」
なんて気休め?言ってませんよネ。
ドライな路面でも、溝が一定より浅くなったり
まさかのスリックタイヤ然となっていたら、
非常に滑りやすい危険な状態であるのを
お忘れなく……せっかくなので
溝つきタイヤのお話を明日アップします。