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2009年8月29日 (土)

Vol.463 8月29日 Bike Jin 秋祭り

Moto_bikejin_akifes_01_2 台風11号が関東直撃?
って感じで近づいてますネ。
日曜夜から週明けまで
と思っていたら、
何だか迷走する予想もあって
週半ばまで青空おあずけかも……
でもそうなれば9月5日(土)に開催する
Bike Jin 秋祭りは秋晴れの可能性大!

'02年の秋に創刊した培倶人も、
愛読してくださった皆さんのおかげで
いつの間にか7年も経ちました。
自分でツーリングにハマったときの気持ち
そのままに創刊を企んだ雑誌でしたが、
プライベートの遊びを仕事にしちまって
公然とツーリング三昧ですか……
なんて言われつつ、それがこういう仕事の
特権じゃんと居直っていたのを
懐かしく思い出します。

そんな当時の逸話をはじめ、
バイク談義しに当日ボクも会場に伺います。
トークショーもありますが、
その時間帯のみならず会場でみつけたら
声をかけてくださいまし。
スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしています。
詳しくはこちらをご覧ください!

2009年8月22日 (土)

Vol.462 8月22日 レインタイヤの魔法

Tire_rain レースでは雨が降ると、
レインタイヤと呼ばれる
特殊なコンパウンド(ゴム質)の
秘密兵器が登場します。
一般公道では使えない
ツーリングライダーには
関係ないお話ですが、
ネタとして聞いてください。

MotoGPとか雨のレースでも、
マシンをフルバンクさせ
コーナーで膝を擦るシーンを見ますよネ。
レインタイヤはまずグルーブ(溝)が
たくさん、しかも深く刻んであり、
路面に接するトレッドの
水はけを良くしています。
さらにそのコンパウンドが
とてつもなく柔らかくしてあり、
どんな小さな凹凸も包み込むように
追従してまさに路面を掴んで放しません。
でも一番大事なのがコンパウンドの温度依存……
スリックタイヤとかハイグリップタイヤは、
温度がある程度上昇しないと
トレッドがあの柔らかい路面を包み込むような
グリップを最大限に発揮する状態になりません。
だから冬場は暫く走って
タイヤをウォーミングアップしないと、
いきなり滑ってクラッシュするわけですよネ。
レースだと冬でなくてもタイヤウォーマーという、
電熱ヒーターを織り込んだカバーを
走行前にタイヤへ巻き付けて、
あらかじめタイヤを温めておきます。
でも雨降りでは走ればすぐに冷えてしまうので、
たとえグルーブを深くたくさん刻んでも
滑りやすいままになってしまうわけです。
で、レインタイヤのコンパウンドは、
雨降りの低温でも最初から柔らかい状態が維持できる
温度上昇に依存しない特性になっているのです。
なのでフルバンクや膝擦りが可能ってわけですが、
途中で雨が止んで路面が乾きだし
タイヤの温度が上昇してくると、
ボロボロに減って瞬く間にグリップしなくなる
大きなリスクを孕んでいるんですネ。
というわけで、レース中に雨が止むと
どのタイミングでタイヤ交換しにピットへ戻るか、
そこの駆け引きが勝負を左右するってことになります。

でもネ、昔はじめてレインタイヤなるものを経験したとき
濡れてるのに深くバンクできるのが、
キツネに摘まれた感じでどうにも信用できませんでした。
……というほど、魔法のようなグリップをするんですヨ。
だから温度依存の少ない、
ツーリングタイヤのほうが条件によっては
安心してコーナリングできる、
そんな特性の違いもぜひ頭の中に入れておいてください。

2009年8月15日 (土)

Vol.461 8月15日 タイヤの溝って…

Tire 明日…なんて、
軽々しく書くもんじゃ
ありませんネ。
スミマセン……

それはともかく、
レース専用で皆さんには直接関係ない
スリックタイヤに続いて
一般的な溝つきタイヤのお話です。

タイヤに刻んである溝の役割は?
「雨が降ったときの水はけ…」
というのも間違っちゃいませんけど
もっと大事な役目があります。
溝(グルーブ)があると
そのフチの部分を触ればわかるように
グルーブのない部分に比べて
柔らかく感じますよネ。
実はこの柔らかい部分の役割が大事。
つまりトレッド全体でいうと、
グルーブが刻まれていることで
硬いゴム質と柔らかいゴム質の
両方を混在分布させることができる
というワケです。
路面には大小様々な凹凸があって
グッと踏んばれる剛性と
柔軟に追従する特性の両方が求められます。

ということは、ハイグリップタイヤの
カタチだけに見える少ないグルーブも
大事な役割を担っているってコトです。
またツーリングタイヤだと多めに刻まれている
グルーブの多さは
水はけだけじゃなく減りにくい硬めのコンパウンドで
しなやかなグリップを得る大事な要素なんですネ。
ついでに加えておくと、雨降りで滑りにくくするには
グルーブの水はけも大事ですが、
雨でゴムの温度が上がらない
(ゴムは温度上昇で柔らかくなります)
場合でもグリップできるコンパウンドの特性のほうが
性能を大きく左右することもお忘れなく。
温まらないハイグリップタイヤより、
ツーリングタイヤのほうが冬場や雨降りでは
乗りやすかったりするのはココに起因しています。

さらに前回の最後に触れた
タイヤが減って溝が浅くなった状態は、
グルーブのフチの柔らかさが失われ
トレッドの表面が硬くなってしまっている……
ということになるわけで、
だから滑りやすくなるのだというコトを
ぜひぜひお忘れなく。
雨が降っていなければ、
溝がなくなったタイヤでも大丈夫、
なんてことは絶対にあり得ません!

2009年8月10日 (月)

Vol.460 8月10日 スリックタイヤって…

Tire_slick 「サボった罪滅ぼしにタメになる話を……」
更新されているかどうか、
度々確認してくださった方々から
こんなお叱り?とも励まし?ともつかぬ
プレッシャーをかけられました。
ブログって半ば個人的な思いだったり、
たとえばボクのプライベートなバイクライフを
好きに綴るトコロですよネェ?
記事っぽい内容なら誌面や動画「らいNAVI」
ご覧頂けるじゃないですか……
なんて言う資格、
いまのボクにはありません、了解ですハイ。

となると、ネタ探しをしなきゃですが、
ハウツー的な内容は、ライダースクラブでタカタと
問答してる連載ページもあるし、
「らいNAVI」も最近そんなネタばかり……
まァ何度やってもフンフンなるほど、になるのは
仕事柄よく知っているので、
思いついたネタを片っ端からでご勘弁を。

ではと、梅雨も明けたのに今年は雨ばかりですよネ。
今夜なんか台風9号が関東にも接近と、
気持ちよく乗れない日々に悶々としてたりしません?
で、タイヤの話をすることに決めました。
しかも雨降りなんで、スリックタイヤってのは
どうでしょう?
MotoGPなど頂点のプロレースでは、
溝のないスリックタイヤが使われてます。
なんでノッペリした溝がないタイヤなんでしょう?
“究極のグリップを得るために、
少しでも接地面積を稼ぎたいから……”
それも間違いとはいいませんが、
正解ではありません。
『溝があると減ったとき急激にグリップしなくなる』
からです。
ナゼかというと、溝の部分はそこだけ
トレッドと呼ばれる路面に接する面の
ゴムの厚みが薄いわけで、
ここへ大きな荷重が加わると
溝のフチが折れ込んだりして、
徐々にめくれ上がってしまいます。
つまり接地したときは溝(グルーブ)が
フチの部分に覆われてる状態ってワケです。
となると、この部分はグリップ力を助けるドコロか
限界を下げる側のファクターとして、
減れば減るほど悪さをしてしまう……

スリックタイヤのコンパウンド(ゴム質)は、
暖まるとネバネバするほど柔らかくなり
路面の細かい凹凸も包み込むようなグリップをします。
サーキットのように路面状態がある範囲から変わらない
安定した条件であれば、
この粘っこいスポンジのような表面だけで
路面に食いつくようなグリップと、
限界を超えて滑りはじめたとき一気にスリップせず
安定したズルズル、つまり操りやすい状態を
得ることができます。
もちろん、路面温度に見合った柔らかさの
コンパウンドを選ばなければならない
頂点ならではのシビアさを伴いますが……。

ところで愛車のタイヤが減ったとき、
「雨は乗らないし、溝がなくなればグリップ増えるし」
なんて気休め?言ってませんよネ。
ドライな路面でも、溝が一定より浅くなったり
まさかのスリックタイヤ然となっていたら、
非常に滑りやすい危険な状態であるのを
お忘れなく……せっかくなので
溝つきタイヤのお話を明日アップします。

2009年8月 3日 (月)

Vol.459 8月3日 ライパでスクープ!?

S1000rr ……3ヶ月サボりました。
なのにアクセス数、まるで減らず!
唯々申し訳なく、ひたすら感謝デス。
で、キャプテン竹田津のブログにも
アップされてましたが、
7月20日のライパに
BMWのS1000RRが突如試走!!
当日の朝に「ちょっとだけお邪魔させて…」
との依頼があり、
参加者の方々へのサービスも兼ね
謎のライダーによる爆走が披露されました。
「レース向きじゃなく軽くアンダー傾向で…」
との耳打ちからわかるのは、
やっぱりBMWは一般ライダー向け優先の
操りやすい安定型ハンドリングのようです。
エンジンマネージメントは量産試作段階ですが、
最近K1200系で驚くほど完璧に近い改良が
施されたノウハウを前提に考えれば、
市販される頃にはイイ感じなんでしょう。
でも最もインパクトだったのは、
その細部のデザインやフィニッシュ。
Fフォークのアジャスターなんか
従来の概念を完全に塗り替えた
イジリたくなる大柄なカタチをしてます。
CBRやR1と並べたら、
見栄えは間違いなく上回る……
日本車が最も得意とするカテゴリーに
こうした挑戦状が
大歓迎なのはいうまでもありません。

というわけで再スタートしますが、
この間にアップし損なったネタなど
続けて掲示しますので
またご愛顧のほど宜しくお願いしますm(__)m

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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