Vol.454 3月3日 最高に楽しめました!
気持ちのどこかに「ダメかも……」
を残しつつ、まだ薄暗いパドックに到着、
ジンさんは前夜にウォーミングアップした後の
シリンダーヘッドの増し締めと
気になる各部の再点検に余念がありません。
ボクは練習走行でコースインしてから、
インフィールドは頑張って攻めるとして
バンクへ出た直後にオイルが噴き出てないかを
確認するタイミングと動作の
イメージを頭の中で組み立てるコトに専心。
正直、物凄くキンチョーしてました。
走りだしてから、実際にバンク入り口や
ストレート走行中に右ブーツと
クランクケース上面を慎重に確認しましたが、
オイルが出ている気配はナシ……。
インフィールドのコーナーを、
路面温度の低さで転倒しないよう気を遣いつつも
前日の決勝を走っていたら詰められていただろう
ブレーキングからインへ向き変えする
場所の特定と旋回のラインをいくつも試す
積極的なライディングを展開。
ン〜、ノってきたゾォ!
パドックへ戻ると異常ナシをハッキリと確認。
2回目の練習走行は、ちょうど前に
練習だけ混走している
'80年代空冷4気筒レースにエントリーしている
速いペースのバイクをみつけたのでこれを追走、
得意な第1コーナーからの減速と
左への複合カーブを使ってパスして
レース勘を身につける余裕も出てきました。
楽しいッ! 心が小躍りしてくるのがわかります。
そして午後の決勝レース。
まずフォーミュラ750では、
スタートで後方から飛びだしてきた
BMWのR75に乗るティム・ジョイスを追走、
さらにダントツに速いホンダCB750フォアの
昨年の覇者オランダから来ている
アレキサンダー・ファン・ディックが2台をパスして
先頭に躍り出ると、
負けじとティムとボクとが食いついていく3台の展開に。
でも2周目にはアレックスのCBがみせつける
圧倒的なトップスピードに2台がついていけず、
ティムとボクとのデッドヒートが繰り返されました。
ストレートではグッツィのほうが速く、
スリップストリームから抜け出て前に出ると
コーナーを若さ(といっても40代デス…)で
イン側へ滑り込むティムの押しの強さに
序盤は引き気味だったんですが、抜きつ抜かれつを繰り返しているうちに彼のペースに慣れ、こちらもコーナーのペースが上がり
最終ラップには前を譲らずそのままゴール!
やったァー……2位ゲットです。
ビクトリー・インタビューでは
アナウンサーが10年連続チャレンジを紹介してくれて、
いうことナシの大満足!!
最終レースのフォーミュラ・ビンテージでは、
懐かしいレジェンド・ライダーの
デビッド・アルダナ+スズキGS750
(ビンテージバイクの混走クラスなので)が
ロケットスタートで先頭に飛び出し、
これをボクとアレックスの2台が追う展開に。
さすがにV7ではストレートでついていけず
目の前から2台が徐々に離れていくのを
どうにもできませんでした。
それでも午後からの強い向かい風で
他の皆が選ぶバンクの中ほどを走るのをやめて
いつものテッペンを走る自分のラインに
こだわってタイムアップにチャレンジ!
単独行でも高いペースを崩さずに
3位でゴールラインを踏むことができました。
イヤ〜、満足・満足……
ビクトリー・インタビューも
「もちろん来年も戻ってくるよネ?」
と嬉しい締めくくり。
前の日はいったい何だったんだろう……
それほど充実したレースを楽しむことができました。
同行してくれたモトラボロの神宮司さん、
今年もヘルパーしてくれたデグナーの琴子さん、
読者代表?で参加してくれた関口さん、
それにパドックで危機を助けてくれた
グッツィやビンテージバイク好きの
AHRMAのメンバーたち、
そして今回もボクの走りを支えてくれたピレリ・タイヤ……
皆に感謝デス!!
「久しぶりにKenと競り合ったのが一番楽しかった」
別れ際にティムがそう声をかけてくれました。
「来年こそバンクで会おうナ」
昨日の練習中にクランクが焼き付いて万事休した
ジョン・エリスも挨拶してくれています。
そう、デイトナにはまた来年がある……
これを楽しみにまた1年仕事頑張りマス。




















