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2009年3月21日 (土)

Vol.455 3月21日 Daytona 徒然……

7 フロリダから帰って
怒濤の2週間が過ぎました。
でも充電タップリだったせいか
まだ余韻が残っていて、忙しい最中にふと思い出しては
充足感に浸っています。
写真は初日の混走練習で、
4気筒ネイキッドを追いかけてるトコロ。
コーナーやストレートへの脱出加速は
当然ですが置いていかれるものの、
ブレーキングから最初の向き変えまでに
かなり追いつくことができるようになり、
おかげでペースアップしたときのリズムが掴めました。

毎週更新している
動画の「ライディングNAVI」でも
先週からDaytonaリポートなので
ご覧になっているかも知れませんが
昨日も第2回目がアップされています。
自分でもビックリしているのが
30°バンクをあんなにテッペン走ってたんですネ。
我ながら見てると怖い感じもします……
今年の2日目は風が強くて
レース前ジョン・エリス(初日で彼はエンジンブロー!)に
“こんな日は下のほう走ったほうがイイよ”
って言われたので競り合ったときは中段以下を走りましたが、
ひとりになると
壁に近づくほどトンネル効果で
抵抗が減って車速が上がるのを実感するため
遠回り覚悟で駆け上がっていました。
但しバンクが終わってホームストレッチへ差しかかると
猛烈な向かい風で車速が押し戻されます。
まァ、気分が良いほうが楽しめるんで、
気にせず上を走ってましたが……
(因みにベストタイムは最終レースの3位単独行でマーク)

そうそう、今回トライしたCCDでの主観動画撮影は、
バイクの振動(主に路面!)が凄かったようで
ボンヤリと映ってはいましたが、
後で確認したらデータまで消滅という大失敗!
次回はCCDのマウントをちゃんと用意しようと思います。
ツーリングじゃあるまいし、
スポンジにタイラップ程度ではダメなんですね。
当然といえば当然なんでしょうが……

Erg_2 レースではergの錠剤を試してみました。
練習までは日常つけている
ネックレスだったんですが、
どんな風に違うのかナァ……
と死海産の低ナトリウム塩に
超振動を加えた錠剤を飲んでみたところ、
それまでもバランス感覚が
すぐに目覚めるのを感じてましたが
錠剤だとさらに明確。
まるで絶好調なときの感覚で、
バイクを速いリズムで操っても
スローモーションを見ているように落ち着けます。
オリンピックで水泳選手たちが使って、
世界記録までマークしただけのことはあります。
調子が変わらないという自信が得られたら、
「明日はもっとイケます!」って言えますからネ。
サーフィンなど水のスポーツにはお奨めですし、
ボクのように普段はネックレスでも、
レースや試合で緊張感が高まるシーンでは
ぜひこのスポーツソルト、試してみてください。
来月になるとブレスレット・タイプに、
お洒落な革製(縁取りに色が入ったツートン)と
チェーンつきのシルバー・ペンダントも
追加発売になります。
まだピンときてない方が多いとは思いますが、
2月21日アップのKen's Talk 2 のブログを
もう一度チェックしてみてください。
近しい友人たちはボクの“騙されたと思って”に押されて
「コレ凄いッ」を体験、日々愛用してます。

2009年3月 4日 (水)

Vol.454 3月3日 最高に楽しめました!

09_daytona_2

09_daytone_0 気持ちのどこかに「ダメかも……」
を残しつつ、まだ薄暗いパドックに到着、
ジンさんは前夜にウォーミングアップした後の
シリンダーヘッドの増し締めと
気になる各部の再点検に余念がありません。
ボクは練習走行でコースインしてから、
インフィールドは頑張って攻めるとして
バンクへ出た直後にオイルが噴き出てないかを
確認するタイミングと動作の
イメージを頭の中で組み立てるコトに専心。
正直、物凄くキンチョーしてました。

走りだしてから、実際にバンク入り口や
ストレート走行中に右ブーツと
クランクケース上面を慎重に確認しましたが、
オイルが出ている気配はナシ……。
インフィールドのコーナーを、
路面温度の低さで転倒しないよう気を遣いつつも
前日の決勝を走っていたら詰められていただろう
ブレーキングからインへ向き変えする
場所の特定と旋回のラインをいくつも試す
積極的なライディングを展開。
ン〜、ノってきたゾォ!

パドックへ戻ると異常ナシをハッキリと確認。
2回目の練習走行は、ちょうど前に
練習だけ混走している
'80年代空冷4気筒レースにエントリーしている
速いペースのバイクをみつけたのでこれを追走、
得意な第1コーナーからの減速と
左への複合カーブを使ってパスして
レース勘を身につける余裕も出てきました。
楽しいッ! 心が小躍りしてくるのがわかります。

09_daytona_3 そして午後の決勝レース。
まずフォーミュラ750では、
スタートで後方から飛びだしてきた
BMWのR75に乗るティム・ジョイスを追走、
さらにダントツに速いホンダCB750フォアの
昨年の覇者オランダから来ている
アレキサンダー・ファン・ディックが2台をパスして
先頭に躍り出ると、
負けじとティムとボクとが食いついていく3台の展開に。
でも2周目にはアレックスのCBがみせつける
圧倒的なトップスピードに2台がついていけず、
ティムとボクとのデッドヒートが繰り返されました。
ストレートではグッツィのほうが速く、
スリップストリームから抜け出て前に出ると
コーナーを若さ(といっても40代デス…)で
イン側へ滑り込むティムの押しの強さに
序盤は引き気味だったんですが、抜きつ抜かれつを繰り返しているうちに彼のペースに慣れ、こちらもコーナーのペースが上がり
最終ラップには前を譲らずそのままゴール!
やったァー……2位ゲットです。
ビクトリー・インタビューでは
アナウンサーが10年連続チャレンジを紹介してくれて、
いうことナシの大満足!!

09_daytona_4 最終レースのフォーミュラ・ビンテージでは、
懐かしいレジェンド・ライダーの
デビッド・アルダナ+スズキGS750
(ビンテージバイクの混走クラスなので)が
ロケットスタートで先頭に飛び出し、
これをボクとアレックスの2台が追う展開に。
さすがにV7ではストレートでついていけず
目の前から2台が徐々に離れていくのを
どうにもできませんでした。
それでも午後からの強い向かい風で
他の皆が選ぶバンクの中ほどを走るのをやめて
いつものテッペンを走る自分のラインに
こだわってタイムアップにチャレンジ!
単独行でも高いペースを崩さずに
3位でゴールラインを踏むことができました。
イヤ〜、満足・満足……
09_daytona_5 ビクトリー・インタビューも
「もちろん来年も戻ってくるよネ?」
と嬉しい締めくくり。
前の日はいったい何だったんだろう……
それほど充実したレースを楽しむことができました。

09_daytona_6 同行してくれたモトラボロの神宮司さん、
今年もヘルパーしてくれたデグナーの琴子さん、
読者代表?で参加してくれた関口さん、
それにパドックで危機を助けてくれた
グッツィやビンテージバイク好きの
AHRMAのメンバーたち、
そして今回もボクの走りを支えてくれたピレリ・タイヤ……
皆に感謝デス!!

「久しぶりにKenと競り合ったのが一番楽しかった」
別れ際にティムがそう声をかけてくれました。
「来年こそバンクで会おうナ」
昨日の練習中にクランクが焼き付いて万事休した
ジョン・エリスも挨拶してくれています。
そう、デイトナにはまた来年がある……
これを楽しみにまた1年仕事頑張りマス。
09_daytona_7

2009年3月 3日 (火)

Vol.453 3月2日 まさかのレース走れず!!

Daytona_finishline_2 前日、夕方に前線の通過で
ドシャ降りの後、
23度と快適だったのが一変。
ホテルを出発した午前5時は
1度とフロリダらしからぬ
真冬の寒さ……。
Daytona_depart 午前中に2回ある練習走行も、
冷えた路面でスリップダウンしないよう
インフィールドのコーナーは意識して
抑えめでラップを重ねました。
コースレイアウトは両サイドの30°バンクを使っていた
以前のシンプルなものに戻ってましたが、
大転倒をやらかした高速左はもちろんのこと
残るまわり込んだ2つの右左も
慣れるまではと慎重にゆっくりペースアップ……
それでも両サイドのバンクではトップギヤ全開の
240km/h超えで快走!
気持ちイイったらありません。
「ク〜ッ、しあわせ!!」と満喫してました。
タイム的にも徐々にトップの連中に近づいて、
コーナーの課題もみえた午後の決勝が楽しみで仕方ない、
ライダーとしてはそんな気分上々だったんですが……。

Img_0010_3_2 1回目の練習走行後にまず問題がひとつ発覚。
ドライブシャフトが通っている
スイングアーム右のデフ側と接続する溶接部分に、
Img_0017_2 僅かなオイル滲みがあるのをジンさんが発見。
よく見るとかすかに亀裂が入っているじゃないですか。
クラック広がると片アームと同じになってしまい、
コーナーで大きく振られる危険性があるので
決勝前に溶接補強したほうが……と相談中に
何と土曜日に再会した'60〜'80年代のGP名メカニックの
ノビー・クラークさんが通りかかる偶然のチャンス。
早速、パドックで高いレベルの溶接が可能か聞いたトコロ、
「チョット待って…」の後にアーク溶接機を持ち込んでいる
チームを紹介してくれました。
これは午前中の練習走行が終わってから
すぐにそのチームのパドックへV7を持って行くと、
ノビーさんに頼まれたからと真剣に取り組んでくれて
ジンさんも感心するほどの腕前で見事にクリア!
これで決勝は思いきり走れると喜んでました。

Img_0024 が、その決勝コースイン前の整列中に
もうひとつ重大な問題が発覚。
ウォームアップ中に路面へオイルが垂れているのを
見ていた人たちから指摘されたのです。
Img_0022_2 実は2回目の練習走行を終えたとき、
ボクの右ブーツにオイル飛沫を発見。
V7を覗くとオイルキャッチタンクの

ブリーザーから極く少量オイルが出ていて
それがクランクケース上に溜まってました。
キャッチタンクのドレンを開けると
コップ半分ほどのオイルが出たので、
ブリーザーの経路から1次タンクまで
各部をチェックしても異常は見つからず。
典型的なガスケット抜けが原因ならば、
走行中にパワーダウンを感じるはずですが、
それもなかった……
コレは様子をみるしかないと結論づけてました。
アイドリングさせているだけなのに、
2回目の走行後と同じ状態……
このまま走らせるわけにもいかず、
泣く泣くパドックへ引き揚げました。
数分後、ゴワ〜ッという各車が一斉にスタートしていく
轟音を耳にしながら覚悟を決めたジンさんが
手際よくシリンダーを外すトコロまで分解しながら
詳細なチェックを始めました。
この段階で第8レースだったフォーミュラ750クラスだけでなく
最終の第11レースも出走は無理ということに。
心がモヌケの殻になっていくのを押さえながら、
明日もう1回繰り返されるレースに向け
今夜整備ができる場所探しに心をスイッチ。
毎年賞金までくれている全米グッツィ好きのサイト
Guzzi Tech dot com(V7にステッカー貼ってます)
の仲間に相談したところ、
デイトナの街にあるPCSというドカとクッツィのお店を
紹介してくれました。
PCSではピストンとシリンダーのセットを
問題の出ていなかった前の組み合わせに交換。
おそらく破綻する直前に
練習走行がタイミング良く終わったから?……
という原因を特定できない中途半端な状態ですが、
シリンダーヘッドが僅かに歪んでいるのが
原因ならば(ガスケットが目視では抜けてませんが)
この交換もすぐに意味を失うかも、デス。
ウ〜ン、バンクを両側走ると猛烈に負荷が高くなるのは
走っていて実感しているので、
心残りっちゃぁ心残りなんですけど。
ま、明日は運を天に任すだけ、
さすがデイトナ、何が起きるかわからない、
まさにドラマチックだよナァ……

それにしても、パドックで知り合いに助けられる連続。
長くやってて良かった、そんな満足感にも浸っています。

2009年3月 2日 (月)

Vol.452 3月1日 車検場で仲間たちと……

Img_0019 車検へ行ってきました。
デイトナ・スピードウェイではなく
近郊の農場大規模施設を借りての
いつもの「久しぶりだねミーティング」。
「キミのグッツィは世界で最速!
でも今度はボクのXSもチューンナップしたから
負けないゾ! バンクで会おうナ」
なんてメールをやりとりしてた
ヤマハXSのジョン・エリスとも再会しました。
Img_0016 車検は10年連続で持ち込んでるV7 Sportなので、
相変わらず綺麗だネェ〜…なんて褒められながら
ほぼフリーパス状態で瞬く間に終了。
ところが今年はライダーズミーティングで
予想外のコトがありました。
朝の受け付けをしていたとき、
オフィシャルのウィルが
「9時のミーティングに出るなら紹介するから……」
と声をかけてきたのです。
グッツィで10年目の出場だから、
そうエントリーのときアピールしてたので、
てっきりその話しかと思い
“'96年のウィロースプリングでCB750フォアを走らせたのが
AHRMAの初レースで、'97年のVTRが初めてのデイトナ、
で、'99年からグッツィV7で連続10年走ってマス”
なんて挨拶まで考えておいたのに、
いざライダーズミーティングになったら
Img_0013_2 「ここにいるのはホンダの特別なピストンで
ル・マン24時間耐久レースを走った……
Ken、そうだったよネ?」
と紹介するじゃないですか。
“エッ?、はい、オーバルピストンでした”
なんて、ワケわからない返事してオシマイ……。
そんな情報、どこで仕入れたんだろ?
ミーティングが終わってからウィルに
“今年はグッツィで10年目で、その話しかと思ったんだけど…”
と話しかけたら、
「Kenが常連なのは皆知ってるヨ、
もうひとりレジェンドがいるってコトを
皆に知らせたかっただけサ」
だって。
そうそう、今年の招待レジェンドはダグ・ポーレン。
ミーティングに遅刻したらウィルに
「25ドルの罰金!」
なんて冗談言われ、
財布から紙幣だしてたチャーミングな態度、良かったナァ……
こういう雰囲気がAHRMAなんですよネ。
さて、いよいよ明日はレース。
CCSのレース観戦してたら、
噂はホント、バンクは両サイド使ってました。
てことは、久しぶりのインフィールド・レイアウトで
去年までのギアリングやライン取りは使えないってことデス。
……というコトを含め、楽しみ、楽しみ!

風邪、大事をとってホテルで寝込んでたら
多分、いや絶対に大丈夫って感じになってます。

2009年3月 1日 (日)

Vol.451 2月28日 デイトナ到着!

Img_0002 27日の夕方に、無事時差14時間のフロリダは
オーランドへ、長旅の末に辿り着きました。
Img_0005 早速翌朝(現地時間で土曜日の朝)に
デイトナ・スピードウェイのパドックへ。
先に着いて待っててくれた愛車V7とご対面……。
箱の中から「早く出して」と懇願してるようで
中から現れたときはちょっとジ〜ンときたりして。
この日はCCSというアマチュア主体のレースが進行していて
パドックには色々な関係者が闊歩してました。
Img_0006 で、今年も会えましたノビー・クラークさん。
南ア出身でホンダの'60年代世界GP進出期に
同国のジム・レッドマンのメカニックとして参画、
以来マイク・ヘイルウッドのチーフメカから
ホンダが撤退後にヤマハでケニー・ロバーツや
ジャコモ・アゴスティーニの名メカニックとして活躍、
ボクも世界GP遠征時代、日本語のわかるノビーさんには
随分と助けられました。
「あのー、今年でデイトナ何度目ですか?」
“グッツィで連続10年目、通算11回目のデイトナです”
なんて会話が日本語でできちゃいます。
「ニューヨークでは少しずつレストアの仕事減ってますネ。
ホンダも大変みたいで、今年はマン島や他のクラシック・イベント
全部キャンセルしました。タベリさんがもう80歳近いので
走れるチャンス少ないので残念ですけど……」
だそうです。
「秋鹿さん(ホンダ)や溝口さん(ヤマハ)は元気ですか?」
まさにデイトナへ来たって感じになってきました。

Img_0013 そういえば、リーマン以後のバイク・ウイークはどうなんだろう?
と心配してましたが、街を行き交うハーレーは確かにちょっと
減ったかも知れませんが、相変わらず派手なカスタム施した
Img_0014 元気なオヤジが爆走してます。
明日は車検……AHRMAの皆に会えるので楽しみ。
でも何だか風邪をひいたらしく、慌ててホテルへ帰って爆睡してました。
同行してくれているジンさん(モトラボロを主宰する神宮司さん)が、行きの成田までのクルマの中で、咳き込みながら
「行けなくなっちゃうかと思うくらいヒドイ風邪だった……」
って言ってたんで、治り際にもらっちゃったのかも。
ちょっとヤバイ感じに緊張してます。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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