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2009年1月 9日 (金)

Vol.446 1月9日 最後のファントム出陣!

Img_0070
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
…で、新年早々、何やら怪しげな画像ですが、
これはデイトナへ向けチューン&整備中の
愛車'71モトグッツィV7 Sportに履かせる
ピレリ・ファントム。
巻いてあるのはアルミのクッキングホイル……
我が家のガレージで3年ほど出番を待っていた
前後2セットなんです。
前に何度か触れたので、覚えていらっしゃるかも知れませんが
この懐かしいバイアス・ナロウタイヤは
20年以上も前のもちろん絶版品。
以前、イタリアのピレリを訪れたとき、
'80年代に取材で仲よくなったテストライダーの
ペニージさんが今では偉くなっていて、
デイトナをグッツィで走ってる話しをすると
「タイヤは何?」と聞くので
ブリヂストンかミシュランと答えると
「イタリアのバイクなのに何でピレリを履かないのか」
ときたんですネ。
“だって、ピレリにはこのビンテージバイクの
サイズないんだもの……”
するとブラジル工場に電話した後、
「次からピレリで走って……ファントムに
最新コンパウンドで特製するから」
と信じられないコトを言ってきたんです。
というわけで、この3年前からのストックは2回目の製造。
もう4回以上もボクのためだけに製造された
超スペシャル・ファントムで走ってます。
この2セット、2日間のレースで使い切る予定……
またつくってくれるのかナァ?
何でアルミのクッキングホイル巻いているかっていうと、
タイヤはオゾンにやられてしまうからです。
ケミカル製品の宿命で、カーボンのCに
オゾンがくっついちゃうと
(詳しくは違うんですが、正確に説明すると長文になるので)
どんどん劣化してしまいます。
そこでアルミのクッキングホイルを巻いて、
劣化を防いでいるというワケ。
まさかタイヤをガレージでストックする方もいないでしょうから
何の役にもたたない情報かも知れませんが、
タイヤは使わなくても放っておくと
たとえ新品でもグリップしなくなります。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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