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2007年8月17日 (金)

Vol.390 8月17日 段差通過の驚き!

「ま、まさかブログで全部暴露しちゃわないですよネ…」
編集スタッフが心配顔でした。
とはいえ、あまりの衝撃的な出来事なので、
テージ3Dがどんな異次元走りをみせたのか
ご報告せずにはいられません。

Tesi3d_3 ハブセンターステアという
通常のフロントフォークではなく、
車体から前に延びたリーディングアームが
前輪を支える独創的なシステムは、
ステアリングヘッドが前輪のハブの中にあります。
何でそんなトコロにあるのかといえば、
従来の常識的なフロントフォークには
ストロークするとアライメントが変わってしまうという
決定的な弱みがあります。
たとえば強いブレーキングで深くノーズダイブしたとき
前輪の直進性とセルフステア特性がなくなるまで
アライメントが変化してしまうと、
いきなり前輪が左右どちらかに切れてしまう……
即、転倒ですよネ。
そうならないようアライメントを設定しておくと、
今度は深くストロークしていない状態で
直進性が強すぎてセルフステアのレスポンスも鋭く、
落ち着きのない扱いにくいハンドリングになってしまう……

ハハハハッ、難し過ぎますよネ。
失礼しました。
とにかくハブセンターステアにすることで、
前輪がストロークしてもアライメントが変わらない
サスペンションとすることができるのです。
それともうひとつ、通常のフォークだと
アッパーブラケットとロアーブラケットから
車軸を支えるアクスルまでの間に距離があり、
このハシゴ状の構成はいくらインナチューブを太くしても
どうしても剛性面で不利になります。
その結果、前輪が路面の衝撃を受けたとき
ハンドルが左右に振られる動きになってしまいます。
ハブセンターステアは、この剛性面でも
比較にならない差がつくのです。

Tesi 概ねこんなトコロが大きな違いですが、
それが走るとどうなるのか……
たとえば左右に曲がったワインディングを駆け抜けたとき
路面に舗装の修復跡などで継ぎ目があったとします。
普通ならば、ドドンッと前輪に衝撃を感じ、
ハンドルも左右に振られますが、
テージだと何事も起こりません。
ちょうどリヤサスが路面の舗装の段差を通過したときの
ドスッと小さく衝撃は感じても、
車体が揺すられることのない、あんな感じしかしません。
たとえバイクが軽くリーンしたままでも、デス!
またコーナーの入り口でリーンを開始すると、
通常なら前輪が後れて遠回りしながら旋回に追従しますが、
テージだと車体が傾くと、前輪が後輪と同時に旋回をはじめる
自然で素早いレスポンスと曲がれる性能の高さを実感させるのです。
等々、他にも詳しく触れていくと色々な違いがありますが、
それは再来週の27日に発売になる
ライダースクラブをご覧下さい。

でも、奇抜なカタチ通りにどこかキワモノなんじゃないか、
そんな思いは拭えないかも知れませんネ。
いえいえ、まるで普通に違和感なく乗れます。
むしろ段差などの衝撃がなく、超低重心の安定感から
ビギナーにお奨めしたい、扱いやすさ乗りやすさなのです。
間もなく「らいNAVI」
いま登場しているビモータのDB5ACとDB6Cの次に
このテージ3Dも走りを動画でご覧いただけます。
ぜひご自分の目で確かめてください。

で、このテージ3Dを
先のライダースクラブ400号記念企画の一貫として、
ボクの乗り方指南とサスペンションのセッティングを
セットにして輸入元のモトコルセのご協力のもと
このサイドリバーで限定1名様に販売することになっています。
ライダースクラブが発売になったら、
バイクのポータルサイトにアクセスをお忘れなく。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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