RIDERS CLUB 最新号

BikeJIN 最新号

クラブハーレー最新号

DUCATI Magazine 最新号

BMW Motorrad Journal最新号

その他の雑誌

エイ出版社からのご案内

  • オトナの趣味サークル 趣味の動画


リンク

« Vol.383 7月6日 400号発売から10日間 | メイン | Vol.385 7月20日 今週から「らいNAVI」はビモータ »

2007年7月14日 (土)

Vol.384 7月14日 雨とタイヤの話

Img_0002 関東ではカラ梅雨っぽく
この時期バイクに乗れるなんて
とやや期待していた方には
無情の台風&梅雨前線てことに。
ボクは今週後半を台北で過ごしていたので
さきほど東進する台風を追い越して
帰ってきました。
でも海の日の月曜日午後なら
台風一過の青空かもですネ。

強く降りしきる雨を見ていて
思いつきをダラダラ綴ると、
濡れた路面がなぜ滑るかって
そりゃぁ水の膜がタイヤのゴムの表面を
濡らすのだからツルツル滑りやすいからに
決まってる、そう思われてるはずです。
ではナゼ、レースで使うレインタイヤは
膝を擦るほどマシンを深くバンクさせても
滑らないんでしょう……
水はけが良くなるよう溝が刻まれてるから、
それもありますが、一番大きな理由は
トレッドのコンパウンドが柔らかく
それも温度が低くても
その柔らかさを保っているからなのです。
雨だと路面温度は上がりません。
タイヤもいくら負荷をかけても
濡れたまま走るので冷えることはあっても
温まりません。
そうなるといわゆるハイグリップタイヤは
冬の冷えた時期の原理と同じで
路面追従性が悪くグリップしません。
対してレース用のレインタイヤは
この低い温度でも柔らかい
極端にソフトなコンパウンドを使うのです。
だから途中で路面が乾いたりすると
トレッドがボロボロに削られてしまい
瞬く間に走れなくなってしまうというわけ。
実は最新のレインタイヤは
昔ほど溝が多くなく
オフロードタイヤのようだった溝の深さも
驚くほど浅いものになっています。
もちろん水溜まりだらけの
ヘビーレインだと深い溝のスペシャルが登場しますが
とにかく温度が低くても路面を包み込むように
追従する柔らかいコンパウンドが
深くバンクしても滑らない状況を生んでいるのです。
そうそう、ボクが昨年、岡山で
グッツィで独走していてコケたのも
雨だったのが一部路面が乾きはじめ
タイヤ温度が上昇して
グリップ力が高まった状態に
つい気分が良くなっちまい、
調子に乗って第2コーナーで
勢い良く右から左へ切り返したら
僅かに濡れた部分へ踏み込んだからでした。
タイヤのトレッドが冷え
フルバンクに近いトコロまで攻めてた感覚からすれば
ナゼ?……と思える一瞬のスリップダウン。
スペシャルコンパウンドを奢った
スペシャルタイヤならではの
落とし穴にハマったということです。
てなわけで、皆々さま、
雨降りはタイヤが温まりません。
くれぐれもご注意のほどを。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

バイクお勧め案内

  • バイク・オートバイ用語集 RIDERS CLUB 創刊号からのバックナンバー販売中! 速いがエライじゃないサーキットイベント「ライディングパーティ」

バイクお勧め商品

  • LEG HEAT GUARD LONG ESS CROWBAR BikeJINパッケージ CLUB HARLEY×7th Heavesコラボ・ハーレー純正キーカバー オートバイ乗りは、“怖がり”ほどうまくなる。

Facebook

  • エイ出版社Facebook

PR