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2006年9月22日 (金)

Vol.319 9月22日 GPライダー、ロデオ乗りに見えて、実は……

Photo_549 「ツインリンクもてぎ」のMoto GP、
フリープラクティスではV.ロッシがトップタイム。
現地からのリポートによると、予想通り他の選手も僅差で続き
既に混戦模様となっているようです。
スタッフも知り合いも次々と「もてぎ」入り。
ボクは今年、日曜日にはずせない用事があって行けません……。
だから気にせず、のフリをしてるつもりですが、
少しでも情報が入ってくると耳ダンボ状態でバレバレだそうです。
クッソー!

これから週末を「ツインリンクもてぎ」で過ごされる方へ、
どのコーナーも昨日触れたブレーキングにご注目をオススメします。
Moto GPマシンは、1〜3速だとバンクしているとフルパワーを許容せず、
右に左にリヤホイールがスピンしながら暴れるため
荒馬乗り、ロデオのようでデリケートさと無縁に思われがち。
ブレーキングだって、前輪の猛烈なストッピングパワーに耐えきれず
ステアリングヘッドを軸に後輪を含む車体が
左右にユラ〜ッと流れる物凄さ。
でも、我慢に我慢を重ねて、エイヤッといきなりフルブレーキングに
見えますが実は違うんですネェ。
ジワッとかけはじめてグ〜ンと強めた減速Gを
リーンの一瞬手前でクーッと弱め、最後の最後の瞬間に
マシンのバンクに従って素早く、しかしスムーズにスゥ〜ッと解放する、
その丁寧さは並大抵ではありません。
同様にリーンしていくとき、アウト側へ自分の体重を引っかけておいて、
イン側はステップから足が離れそうなほど体重のかかってない状態にしながら
肩や背中を内側へしならせて、まさに倒れ込んでしまう勢いの体重移動。
意外にスローな動きに驚かれると思います。
ところがその実、バイクの向き変えを短時間で
明確に立ち上がりのアウトを余すラインに乗せ換えてます。
これは我が「ライパ」のジェットコースターでも
走りながらの質疑応答で最も話題になるテーマ。
この間、シフトダウンの間隔(高回転から中速までエンジン回転が落ちるのを待ってから)バゥン、バウッ、バウッと矢継ぎ早に、しかしショックのない操作で、
曲がる寸前に向け減速Gに微妙な強弱をつけていく……。
この瞬間ながら過渡の移り変わりを
コーナーの大きさによって変えていくわけで、
ヘアピンのように180°も方向転換しなきゃならないときは
スローモーションのように見え、
意外に角度の深くないV字コーナーだと
スパッと素早い動きになります。

コレ猛烈に難しく聞こえますが、
スキーやスノボ、サーフィンなど板モノに乗る方は
軸足荷重の抜き方の速度や量で変わるあの感じと同じなので
ピンとくるのではないでしょうか。
これを実感できれば、ご自分でもトライしていくときかなりのヒントになるはず。
最近ライパのジェットコースターで
「ンー、わかってきた感じがします」とか、
「わかっちゃいました、これならできそうデス」
という嬉しいお言葉を聞かせていただいてます。
体重の移動というと、
腰や上半身の位置をズラすほうに気持ちがいきがちですが、
実はバイクに寄りかかる感じで
立ちゴケさせてしまうような荷重移動……
なんて書くとやっぱムズカシイか。

現地でGPライダーの操り方を研究なさってから、
ライパでご自分で走りながら再現しつつ
さらにジェットコースターで確認、
とくれば完璧でしょう。
もちろん、これはガンガン飛ばすためだけのテクではありません。
ツーリングで見知らぬコーナーが連続するとき、
気持ちよいペースのままマージンたっぷりに
カーブの大きさに合わせ自在に曲がれます。
できるかできないかで、天と地ほどの差がつくのは間違いありません。
10月6日の「もてぎ」のライパ、
まだキャンセル待ちではないそうなので
この機会にチャレンジなさってみては?

ジェットコースターといえばタケタヅが
Moto GP名物、R.マモラの2シーターに乗るそうです。
「世界の車道から」ブログの更新をお楽しみに。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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