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2006年7月21日 (金)

Vol.305 7月21日 突然ですがRZ250 Part-3

Rz250pr 懐かしい……。
ライダースクラブ'80年10月号の
ヤマハの広告頁。
この号の巻頭特集はRZ250のインプレ。
ヤマハの袋井テストコースを、
全開フルバンクで駆け抜けた興奮を伝えてました。
この広告頁の透視イラストには
'70年代には世界GPを闘うマシンでしか
お目にかかれなかったテクノロジーが満載された
革新的なマシンというアピールが込められてます。

まず水冷。
国産の市販車としては
'71年にスズキがGT750という水冷3気筒を
世に送り出していましたが、
ポピュラーなクラスでは例のないコト。
当時だとナナハンは貫録で乗るハーレー的な位置づけで、
いまでいう750〜1000ccレプリカが
2スト250や4スト400でしたからネ。
というわけで、ワークスマシンYZR500だけでなく
世界GPでトップ争いのできる最強市販レーサー
TZ250と同じ水冷というインパクトは、
並大抵じゃありませんでした。
まさにドリーム・カムス・トゥルー
おまけにレーサーと同じブラックアウトされたエンジンに
大きなラジエーター。
そしてYZR500直系の後輪まわりから2本のリヤサスが姿を消した
フレームのセンター奥深くにマウントされた1本のモノクロス・サスペンション。
さらにメカニズムに詳しいファンを狂喜させたのが、
そのフレームレイアウト。
前年にTZで採用されたばかりの
ワークスマシン専用と思われていた
メイン部分が完全ダブルループ方式のダブルクレードルだったからです。
果たして250ccのスポーツバイクにそこまでの剛性が必要か否か、
そんな醒めた評価など誰もしませんでした。
当時は雲の上の存在だったワークスマシンで採用されている
最新テクノロジーすべてを注ぎ込む……
世界が見捨てかかった2ストの完全復活のためなら、
悔いを残さないよう、すべて最高!の組み合わせでなければ!!
このヤマハの本気ぶりにファンは涙したのです。

そしてこのボクのような、世界GPを走ってきたライダーにも、
RZ250は驚きの存在でした。
なぜなら、一般のファンには理解不能な
超高度なシステムまで採用されていたからです。
それは……次回で。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

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