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2009年5月

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2009年5月 8日 (金)

Vol.458 5月8日 ライパ200回…感謝デス

P1000192 昨日までの雨……
ではなくて、先々週4月25日の路面デス。
この日は那須サーキットで
ライディングパーティの200回記念開催。
でも天気予報はふたつの低気圧が、
日本海と太平洋で日本列島を挟むカタチで
東進してくると断言していて
満員御礼だったエントリーが
次々とキャンセルが入る悲しい状況……
でも当日の朝、それでもと現地へ赴いてくださった
熱い心の方々でほぼ半数近くをキープ。
ホント、嬉しかったです。

_mg_1143 コレは19年前に第1回開催したときのバナー。
実は会社がフロア移動で引っ越しの真っ最中で、
片っ端から荷物整理しなきゃ、という状況だから
出てきたシロモノなんです。
ライディング・インストラクションと
表記されているように、
最初はサーキットでライテク覚えましょうという
スクール形式でした。
ひとつのコーナーをひとりずつ駆け抜けながら、
細かく指導するカタチで
人数も20人くらい限定だったと思います。
でも開催してみて、
限定したコーナーでライテク覚えるより
皆で長い時間、楽しく走ったほうがイイと思うようになり
現在のカタチにすぐ切り替えました。
プロを目指すのじゃないのですから、
まず楽しいのが先。
そして楽しみながら、ヒントをみつけたり
質問したりタンデムに乗って操作を実体験したり、
皆さん各々のペースで覚えて頂くほうが
こちらもやり甲斐があるというものです。
とはいえ、200回というのは
ボク自身、驚きです。
那須や筑波のように小さなサーキットだと
80名ほどの参加がアベレージですが、
「もてぎ」や岡山国際だと
200名近くが参加されます。
少なく見積もっても延べで2万人もの方が
ライパを楽しんでくださった……
ひたすら感謝、本当にありがとうございました。
もちろん、これからも続けます。
3日前に満61歳になったばかりですが、
おかげさまで体力的にはまるで問題ありません。
皆さんに会える、皆さんと遊べる……
「楽しいデスッ!」
タンデムしてるとき、インカムから
そんな声を聞かせて頂いたり、
「楽しかったデス!」
お別れのご挨拶でそう仰有って頂いたり、
何よりパドックでの笑顔が
ボクたちへの励まし……
雑誌づくりは“人の喜ぶ顔みたさ”、
それを肌身で実感できる我々は
シアワセ者という他ありません。
だから続けてこれた、
だから続けていきたい。
今後とも宜しくお願い致します。
_m1n2414a_2

2009年4月24日 (金)

Vol.457 4月24日 新しい時代……の衝撃!!

Sdim0038_2 何だかわかります?
BMWのHP2 SPORTです。
らいNAVIとボクサージャーナル、
それにライダースクラブでの試乗記事と
全部をこなすのに箱根を走り回りました。

イヤ〜、聞きしに勝るポテンシャル、
といっても強烈ではないんデス。
刺激の少ない、でもいつの間にか
とんでもない速度域に達してしまう
133psものエンジンパワー……
空冷ですヨ! 信じられない、でも現実なんですネ。
何といってもコーナリング中に
すぐ全開にできる唐突さのない特性が素晴らしい。
大人が心配しつつ、ではなく
ニコニコしながらガバッと開けられる……
夢ですよネ? でもそれが叶うのです。
もちろんコーナリングの楽しさはまさに桃源郷。
まるで125ccにしか感じない軽やかさと、
深くバンクしてタイヤに荷重がタップリかかったときの
背中が押しつけられるほど
グゥ〜ンと強く旋回するポテンシャル……
詳しくはまず「らいNAVI」で、
といってもドゥカティ1198Sが再来週まで放映なので、
5月8日の金曜日からご覧になれます。
もちろん5月15日発売のボクサージャーナルも
お忘れなく!

Sdim0041_2 といっても日本で100台限定が、
もう3台しか残ってないんだそうです……

2009年4月18日 (土)

Vol.456 4月18日 九州でワインディング三昧

_4_3 先週末のお天気の良かったコト……
ボクは九州で阿蘇から豊後水道や宮崎方面まで
土曜日と日曜日の2日間、
_1_2 これでもかというほど
ワインディングを楽しんでました。

_3 実はBMWディーラーの
フリーマン30周年記念ツーリングに声をかけて頂き
ほぼ110台の大集団とご一緒させてもらったのです。
もちろん、これだけの台数が同じペースで走れるはずもなく
いくつかのグループに分かれて、
それぞれ異なるルートを楽しんでから
_2 阿蘇の外輪山に囲まれた内牧温泉に集合、
皆で30周年をお祝いした次第。

しかし阿蘇を中心とした九州のワインディングは、
いつ来ても素晴らしいの一言に尽きます。
そもそも火の国……峠が多いのは当然として
最近では広域農道と呼ばれる新しい道で、
山々を縫うようにいくつものルートが誕生してます。
今回も宮崎の佐伯で、国木田独歩ゆかりの
独歩丼をお昼に食べに行きましたが、
遠くを目指したのではなく
どうせだから行ったという感じ。
後で調べるとある範囲の山の中を
グルグルと南へ西へ、東へ北へ徘徊してました。

_5 この広域農道、主要な幹線観光道路と違って
ほとんど対向車も来ないし、
コーナーが緩やかで3ケタ速度が可能という
ワインディング好きにはまさに桃源郷……
ましてやBMWですゾ、
どんなコトになってたか、そこは想像におまかせします。
ツーリング、いよいよシーズン真っ盛りに突入ですが、
皆さま、くれぐれもご自愛ください。
この先、来年も10年後もバイクを楽しんでいたいなら、
一瞬の誘惑に負けないコトです。
ライパで最近冒頭にお話しているのですが、
「乗れてる」と思ったら、
つまり何だか今日は怖くなくてイケイケって感じ……
てな場合、それは自分を見失っているだけかも
なんて疑いをもったほうがイイですね。
ドキドキしながらもう少しの突っ込みができない、
そんないつものほうが実力だからです。
一番気持ちの良い季節に、
後々バイクを恨んだり後悔などしないよう
心のブレーキを忘れずに、デス!

2009年3月21日 (土)

Vol.455 3月21日 Daytona 徒然……

7 フロリダから帰って
怒濤の2週間が過ぎました。
でも充電タップリだったせいか
まだ余韻が残っていて、忙しい最中にふと思い出しては
充足感に浸っています。
写真は初日の混走練習で、
4気筒ネイキッドを追いかけてるトコロ。
コーナーやストレートへの脱出加速は
当然ですが置いていかれるものの、
ブレーキングから最初の向き変えまでに
かなり追いつくことができるようになり、
おかげでペースアップしたときのリズムが掴めました。

毎週更新している
動画の「ライディングNAVI」でも
先週からDaytonaリポートなので
ご覧になっているかも知れませんが
昨日も第2回目がアップされています。
自分でもビックリしているのが
30°バンクをあんなにテッペン走ってたんですネ。
我ながら見てると怖い感じもします……
今年の2日目は風が強くて
レース前ジョン・エリス(初日で彼はエンジンブロー!)に
“こんな日は下のほう走ったほうがイイよ”
って言われたので競り合ったときは中段以下を走りましたが、
ひとりになると
壁に近づくほどトンネル効果で
抵抗が減って車速が上がるのを実感するため
遠回り覚悟で駆け上がっていました。
但しバンクが終わってホームストレッチへ差しかかると
猛烈な向かい風で車速が押し戻されます。
まァ、気分が良いほうが楽しめるんで、
気にせず上を走ってましたが……
(因みにベストタイムは最終レースの3位単独行でマーク)

そうそう、今回トライしたCCDでの主観動画撮影は、
バイクの振動(主に路面!)が凄かったようで
ボンヤリと映ってはいましたが、
後で確認したらデータまで消滅という大失敗!
次回はCCDのマウントをちゃんと用意しようと思います。
ツーリングじゃあるまいし、
スポンジにタイラップ程度ではダメなんですね。
当然といえば当然なんでしょうが……

Erg_2 レースではergの錠剤を試してみました。
練習までは日常つけている
ネックレスだったんですが、
どんな風に違うのかナァ……
と死海産の低ナトリウム塩に
超振動を加えた錠剤を飲んでみたところ、
それまでもバランス感覚が
すぐに目覚めるのを感じてましたが
錠剤だとさらに明確。
まるで絶好調なときの感覚で、
バイクを速いリズムで操っても
スローモーションを見ているように落ち着けます。
オリンピックで水泳選手たちが使って、
世界記録までマークしただけのことはあります。
調子が変わらないという自信が得られたら、
「明日はもっとイケます!」って言えますからネ。
サーフィンなど水のスポーツにはお奨めですし、
ボクのように普段はネックレスでも、
レースや試合で緊張感が高まるシーンでは
ぜひこのスポーツソルト、試してみてください。
来月になるとブレスレット・タイプに、
お洒落な革製(縁取りに色が入ったツートン)と
チェーンつきのシルバー・ペンダントも
追加発売になります。
まだピンときてない方が多いとは思いますが、
2月21日アップのKen's Talk 2 のブログを
もう一度チェックしてみてください。
近しい友人たちはボクの“騙されたと思って”に押されて
「コレ凄いッ」を体験、日々愛用してます。

2009年3月 4日 (水)

Vol.454 3月3日 最高に楽しめました!

09_daytona_2

09_daytone_0 気持ちのどこかに「ダメかも……」
を残しつつ、まだ薄暗いパドックに到着、
ジンさんは前夜にウォーミングアップした後の
シリンダーヘッドの増し締めと
気になる各部の再点検に余念がありません。
ボクは練習走行でコースインしてから、
インフィールドは頑張って攻めるとして
バンクへ出た直後にオイルが噴き出てないかを
確認するタイミングと動作の
イメージを頭の中で組み立てるコトに専心。
正直、物凄くキンチョーしてました。

走りだしてから、実際にバンク入り口や
ストレート走行中に右ブーツと
クランクケース上面を慎重に確認しましたが、
オイルが出ている気配はナシ……。
インフィールドのコーナーを、
路面温度の低さで転倒しないよう気を遣いつつも
前日の決勝を走っていたら詰められていただろう
ブレーキングからインへ向き変えする
場所の特定と旋回のラインをいくつも試す
積極的なライディングを展開。
ン〜、ノってきたゾォ!

パドックへ戻ると異常ナシをハッキリと確認。
2回目の練習走行は、ちょうど前に
練習だけ混走している
'80年代空冷4気筒レースにエントリーしている
速いペースのバイクをみつけたのでこれを追走、
得意な第1コーナーからの減速と
左への複合カーブを使ってパスして
レース勘を身につける余裕も出てきました。
楽しいッ! 心が小躍りしてくるのがわかります。

09_daytona_3 そして午後の決勝レース。
まずフォーミュラ750では、
スタートで後方から飛びだしてきた
BMWのR75に乗るティム・ジョイスを追走、
さらにダントツに速いホンダCB750フォアの
昨年の覇者オランダから来ている
アレキサンダー・ファン・ディックが2台をパスして
先頭に躍り出ると、
負けじとティムとボクとが食いついていく3台の展開に。
でも2周目にはアレックスのCBがみせつける
圧倒的なトップスピードに2台がついていけず、
ティムとボクとのデッドヒートが繰り返されました。
ストレートではグッツィのほうが速く、
スリップストリームから抜け出て前に出ると
コーナーを若さ(といっても40代デス…)で
イン側へ滑り込むティムの押しの強さに
序盤は引き気味だったんですが、抜きつ抜かれつを繰り返しているうちに彼のペースに慣れ、こちらもコーナーのペースが上がり
最終ラップには前を譲らずそのままゴール!
やったァー……2位ゲットです。
ビクトリー・インタビューでは
アナウンサーが10年連続チャレンジを紹介してくれて、
いうことナシの大満足!!

09_daytona_4 最終レースのフォーミュラ・ビンテージでは、
懐かしいレジェンド・ライダーの
デビッド・アルダナ+スズキGS750
(ビンテージバイクの混走クラスなので)が
ロケットスタートで先頭に飛び出し、
これをボクとアレックスの2台が追う展開に。
さすがにV7ではストレートでついていけず
目の前から2台が徐々に離れていくのを
どうにもできませんでした。
それでも午後からの強い向かい風で
他の皆が選ぶバンクの中ほどを走るのをやめて
いつものテッペンを走る自分のラインに
こだわってタイムアップにチャレンジ!
単独行でも高いペースを崩さずに
3位でゴールラインを踏むことができました。
イヤ〜、満足・満足……
09_daytona_5 ビクトリー・インタビューも
「もちろん来年も戻ってくるよネ?」
と嬉しい締めくくり。
前の日はいったい何だったんだろう……
それほど充実したレースを楽しむことができました。

09_daytona_6 同行してくれたモトラボロの神宮司さん、
今年もヘルパーしてくれたデグナーの琴子さん、
読者代表?で参加してくれた関口さん、
それにパドックで危機を助けてくれた
グッツィやビンテージバイク好きの
AHRMAのメンバーたち、
そして今回もボクの走りを支えてくれたピレリ・タイヤ……
皆に感謝デス!!

「久しぶりにKenと競り合ったのが一番楽しかった」
別れ際にティムがそう声をかけてくれました。
「来年こそバンクで会おうナ」
昨日の練習中にクランクが焼き付いて万事休した
ジョン・エリスも挨拶してくれています。
そう、デイトナにはまた来年がある……
これを楽しみにまた1年仕事頑張りマス。
09_daytona_7

2009年3月 3日 (火)

Vol.453 3月2日 まさかのレース走れず!!

Daytona_finishline_2 前日、夕方に前線の通過で
ドシャ降りの後、
23度と快適だったのが一変。
ホテルを出発した午前5時は
1度とフロリダらしからぬ
真冬の寒さ……。
Daytona_depart 午前中に2回ある練習走行も、
冷えた路面でスリップダウンしないよう
インフィールドのコーナーは意識して
抑えめでラップを重ねました。
コースレイアウトは両サイドの30°バンクを使っていた
以前のシンプルなものに戻ってましたが、
大転倒をやらかした高速左はもちろんのこと
残るまわり込んだ2つの右左も
慣れるまではと慎重にゆっくりペースアップ……
それでも両サイドのバンクではトップギヤ全開の
240km/h超えで快走!
気持ちイイったらありません。
「ク〜ッ、しあわせ!!」と満喫してました。
タイム的にも徐々にトップの連中に近づいて、
コーナーの課題もみえた午後の決勝が楽しみで仕方ない、
ライダーとしてはそんな気分上々だったんですが……。

Img_0010_3_2 1回目の練習走行後にまず問題がひとつ発覚。
ドライブシャフトが通っている
スイングアーム右のデフ側と接続する溶接部分に、
Img_0017_2 僅かなオイル滲みがあるのをジンさんが発見。
よく見るとかすかに亀裂が入っているじゃないですか。
クラック広がると片アームと同じになってしまい、
コーナーで大きく振られる危険性があるので
決勝前に溶接補強したほうが……と相談中に
何と土曜日に再会した'60〜'80年代のGP名メカニックの
ノビー・クラークさんが通りかかる偶然のチャンス。
早速、パドックで高いレベルの溶接が可能か聞いたトコロ、
「チョット待って…」の後にアーク溶接機を持ち込んでいる
チームを紹介してくれました。
これは午前中の練習走行が終わってから
すぐにそのチームのパドックへV7を持って行くと、
ノビーさんに頼まれたからと真剣に取り組んでくれて
ジンさんも感心するほどの腕前で見事にクリア!
これで決勝は思いきり走れると喜んでました。

Img_0024 が、その決勝コースイン前の整列中に
もうひとつ重大な問題が発覚。
ウォームアップ中に路面へオイルが垂れているのを
見ていた人たちから指摘されたのです。
Img_0022_2 実は2回目の練習走行を終えたとき、
ボクの右ブーツにオイル飛沫を発見。
V7を覗くとオイルキャッチタンクの

ブリーザーから極く少量オイルが出ていて
それがクランクケース上に溜まってました。
キャッチタンクのドレンを開けると
コップ半分ほどのオイルが出たので、
ブリーザーの経路から1次タンクまで
各部をチェックしても異常は見つからず。
典型的なガスケット抜けが原因ならば、
走行中にパワーダウンを感じるはずですが、
それもなかった……
コレは様子をみるしかないと結論づけてました。
アイドリングさせているだけなのに、
2回目の走行後と同じ状態……
このまま走らせるわけにもいかず、
泣く泣くパドックへ引き揚げました。
数分後、ゴワ〜ッという各車が一斉にスタートしていく
轟音を耳にしながら覚悟を決めたジンさんが
手際よくシリンダーを外すトコロまで分解しながら
詳細なチェックを始めました。
この段階で第8レースだったフォーミュラ750クラスだけでなく
最終の第11レースも出走は無理ということに。
心がモヌケの殻になっていくのを押さえながら、
明日もう1回繰り返されるレースに向け
今夜整備ができる場所探しに心をスイッチ。
毎年賞金までくれている全米グッツィ好きのサイト
Guzzi Tech dot com(V7にステッカー貼ってます)
の仲間に相談したところ、
デイトナの街にあるPCSというドカとクッツィのお店を
紹介してくれました。
PCSではピストンとシリンダーのセットを
問題の出ていなかった前の組み合わせに交換。
おそらく破綻する直前に
練習走行がタイミング良く終わったから?……
という原因を特定できない中途半端な状態ですが、
シリンダーヘッドが僅かに歪んでいるのが
原因ならば(ガスケットが目視では抜けてませんが)
この交換もすぐに意味を失うかも、デス。
ウ〜ン、バンクを両側走ると猛烈に負荷が高くなるのは
走っていて実感しているので、
心残りっちゃぁ心残りなんですけど。
ま、明日は運を天に任すだけ、
さすがデイトナ、何が起きるかわからない、
まさにドラマチックだよナァ……

それにしても、パドックで知り合いに助けられる連続。
長くやってて良かった、そんな満足感にも浸っています。

2009年3月 2日 (月)

Vol.452 3月1日 車検場で仲間たちと……

Img_0019 車検へ行ってきました。
デイトナ・スピードウェイではなく
近郊の農場大規模施設を借りての
いつもの「久しぶりだねミーティング」。
「キミのグッツィは世界で最速!
でも今度はボクのXSもチューンナップしたから
負けないゾ! バンクで会おうナ」
なんてメールをやりとりしてた
ヤマハXSのジョン・エリスとも再会しました。
Img_0016 車検は10年連続で持ち込んでるV7 Sportなので、
相変わらず綺麗だネェ〜…なんて褒められながら
ほぼフリーパス状態で瞬く間に終了。
ところが今年はライダーズミーティングで
予想外のコトがありました。
朝の受け付けをしていたとき、
オフィシャルのウィルが
「9時のミーティングに出るなら紹介するから……」
と声をかけてきたのです。
グッツィで10年目の出場だから、
そうエントリーのときアピールしてたので、
てっきりその話しかと思い
“'96年のウィロースプリングでCB750フォアを走らせたのが
AHRMAの初レースで、'97年のVTRが初めてのデイトナ、
で、'99年からグッツィV7で連続10年走ってマス”
なんて挨拶まで考えておいたのに、
いざライダーズミーティングになったら
Img_0013_2 「ここにいるのはホンダの特別なピストンで
ル・マン24時間耐久レースを走った……
Ken、そうだったよネ?」
と紹介するじゃないですか。
“エッ?、はい、オーバルピストンでした”
なんて、ワケわからない返事してオシマイ……。
そんな情報、どこで仕入れたんだろ?
ミーティングが終わってからウィルに
“今年はグッツィで10年目で、その話しかと思ったんだけど…”
と話しかけたら、
「Kenが常連なのは皆知ってるヨ、
もうひとりレジェンドがいるってコトを
皆に知らせたかっただけサ」
だって。
そうそう、今年の招待レジェンドはダグ・ポーレン。
ミーティングに遅刻したらウィルに
「25ドルの罰金!」
なんて冗談言われ、
財布から紙幣だしてたチャーミングな態度、良かったナァ……
こういう雰囲気がAHRMAなんですよネ。
さて、いよいよ明日はレース。
CCSのレース観戦してたら、
噂はホント、バンクは両サイド使ってました。
てことは、久しぶりのインフィールド・レイアウトで
去年までのギアリングやライン取りは使えないってことデス。
……というコトを含め、楽しみ、楽しみ!

風邪、大事をとってホテルで寝込んでたら
多分、いや絶対に大丈夫って感じになってます。

2009年3月 1日 (日)

Vol.451 2月28日 デイトナ到着!

Img_0002 27日の夕方に、無事時差14時間のフロリダは
オーランドへ、長旅の末に辿り着きました。
Img_0005 早速翌朝(現地時間で土曜日の朝)に
デイトナ・スピードウェイのパドックへ。
先に着いて待っててくれた愛車V7とご対面……。
箱の中から「早く出して」と懇願してるようで
中から現れたときはちょっとジ〜ンときたりして。
この日はCCSというアマチュア主体のレースが進行していて
パドックには色々な関係者が闊歩してました。
Img_0006 で、今年も会えましたノビー・クラークさん。
南ア出身でホンダの'60年代世界GP進出期に
同国のジム・レッドマンのメカニックとして参画、
以来マイク・ヘイルウッドのチーフメカから
ホンダが撤退後にヤマハでケニー・ロバーツや
ジャコモ・アゴスティーニの名メカニックとして活躍、
ボクも世界GP遠征時代、日本語のわかるノビーさんには
随分と助けられました。
「あのー、今年でデイトナ何度目ですか?」
“グッツィで連続10年目、通算11回目のデイトナです”
なんて会話が日本語でできちゃいます。
「ニューヨークでは少しずつレストアの仕事減ってますネ。
ホンダも大変みたいで、今年はマン島や他のクラシック・イベント
全部キャンセルしました。タベリさんがもう80歳近いので
走れるチャンス少ないので残念ですけど……」
だそうです。
「秋鹿さん(ホンダ)や溝口さん(ヤマハ)は元気ですか?」
まさにデイトナへ来たって感じになってきました。

Img_0013 そういえば、リーマン以後のバイク・ウイークはどうなんだろう?
と心配してましたが、街を行き交うハーレーは確かにちょっと
減ったかも知れませんが、相変わらず派手なカスタム施した
Img_0014 元気なオヤジが爆走してます。
明日は車検……AHRMAの皆に会えるので楽しみ。
でも何だか風邪をひいたらしく、慌ててホテルへ帰って爆睡してました。
同行してくれているジンさん(モトラボロを主宰する神宮司さん)が、行きの成田までのクルマの中で、咳き込みながら
「行けなくなっちゃうかと思うくらいヒドイ風邪だった……」
って言ってたんで、治り際にもらっちゃったのかも。
ちょっとヤバイ感じに緊張してます。

2009年2月27日 (金)

Vol.450 2月27日 行ってきます!

Img_0686 いま成田空港……
ココまで仕事に追われっぱなしの日々でした。
ご覧のツナギがデグナー製の今年モデル。
明るく爽やかな感じで、かなり気に入ってます。
これでデイトナ走るんだナァ、って頭の中に
イメージ膨らませようとしてますが、
まだ仕事頭のままでとても切り替えられない……
Img_0692 というか、空港まで来て依然として仕事してるんだから
当然ちゃ当然ですけどネ。
デトロイト乗り換えでフロリダのオーランドに着けば、
サァ、レースだぞって気になるはず。
楽しんできます。
毎日リポートをアップするのでお楽しみに!
(もちろんergつけてますヨ!!)

2009年2月21日 (土)

Vol.449 2月21日 erg(エルグ)を知った衝撃!……

Erg_4 まさに人生で滅多にない事件……
ご覧のerg、既に「らいNAVI」で先週から
2回連続でご紹介しているので
ご存じかも知れませんが、
ボク自身その絶大な効果を知ったとき
いわゆるキツネにつままれた状態でした。
人間のバランス機能を高い次元まで引き出す……
わかりやすくいうと、
バイクにその日はじめて乗った瞬間というのは、
身体や心がバイクと仲良くなれない
すべてに疑い深い状態ですよネ。
我々のようにキャリアがあっても
一般の方々と比べればアッという間でしょうが
身体にバイクが馴染むまで
それなりに時間がかかります。
それがergを身につけると、
瞬く間というかそんな意識をさせない
その日すでに乗り込んだ後のように
バランスの補正をしない状態になっているのです。

先週の「らいNAVI」でご覧のように、
キャリアの浅いライダーが
裏道の四つ角で一時停止から発進直後に
小さく小回りしなければならない左折で、
常識的には大回りしがちなのが
まるでベテランのようにクルリと小回りできてしまいます。
“何か怪しい……”そう思われるのも当然でしょう。
「プロのアスリートで効果がハッキリわかると立証されたので、
オートバイのことは良くわからないんですが、
バランスが大事なんでしょうから試してみてくれませんか?」
そんなきっかけで試すことになったときは、
一見磁気ネックレスと変わらない現物を前にして
わかったとしても僅かな違いかも……
程度にしか期待していませんでした。

でもバイクで試す以前にと、室内でちょっとトライ。
たとえばスイングを必要とするスポーツ器具を振ったとき
信じられないほど軽く感じる違いにまずビックリ!
気づかないうちに重心を瞬時に探って
これを基軸に無駄のない動作で扱ってるのがわかるのです。
試しに雨降りの日だったので傘を片手で持ってみました。
手を伸ばして立てるように持ってみると、
つけたときと外したときでは感じる重さが違います。
こりゃ一大事とばかり、会社の近くを移動するときに乗る
小径の自転車で遅乗りをしてみました。
止まらんばかりの極低速でのフラつきが、
ergをつけると信じられないほどピタッと何もしなくなります。
だったらと今度は階段の駆け降りにチャレンジ。
つけていると身体が上下に揺れなくなり、
両足が段差に対し柔軟に追従してるじゃないですか。
大きめの段ボール箱を持ち上げたときも、
無駄な方向に力を入れてないので
軽々できてしまう不思議さ……。

バイクで試してみました。
直立からリーンをしていくその間に
状況によっては探る動作をするコトが全くありません。
昨日の「らいNAVI」でも告白したように、
コーナリング中にちょっと調子にのってスロットルを開け過ぎ
テールが滑ったときにもビクッとせずに
落ち着いたまま身体が勝手に対応してました。

右コーナー、苦手なライダー多いですよネ?
ヘアピンだと両腕に力が入って大回りしがちなケースや、
コーナー入り口の向き変えがいまひとつ不明瞭に感じる場合、
もちろん久しぶりに乗ったときに感じる馴染むまで
怖々乗らなきゃならないあの緊張した時間の解消など、
様々な効果が考えられます。
但し、上手くなるワケじゃありません。
人間の日常生活では眠ってしまっている
本来は持っているバランス感覚が呼び覚まされるだけで、
実力以上の能力が引き出されることはないのです。

とはいえ、人間はバランスをとろうとするとき、
無意識のうちに反対側へ行きすぎないよう
ほとんどのケースで無駄な力を入れているのを
あらためて実感しました。
そしてはじまったergを手放せない毎日……
バイクだけでなく日常生活でも安心だからです。
歳をとると階段で不意に転んで骨折したりしますよネ。
ギックリ腰にも同じコトがいえるでしょう。
それが未然に防げると思うと、
知って良かった、これ本音デス。
“しかし怪しい……深夜のTVショッピングみたいな真似をして
ネモケンどうかしちゃったの?”
と思われても仕方ないでしょうネ。
でも効果は変わらず実感できているので
この自信は揺るぎません。

とにかくすべてのバイク乗りに
理屈抜きにお奨めしたいerg。
ぜひぜひお試しを!!
サイドリバーストアで販売を開始しています。

根本健

  • 1948年東京生まれ。小学生から鉄道に飛行機と、オタク街道まっしぐらだったのがナゼかバイクの道へ。ロードレースに憧れ'73年全日本チャンピオン。'75~'78年に世界GPにチャレンジ。帰国後ライダースクラブ編集長となり28年間雑誌づくり人生。最近はビンテージバイクにもハマり、レースやツーリングに楽しみを広げている。

RIDING PARTY

らいでぃんぐNAVI

  • ビギナーだけでなく、久しぶりのバイクとなれば、身体は色々なコトを忘れています。そんな貴方のお役に立てればということで、ネモケンによるバイクの扱い方や乗り方の短編ムービーをご用意しました。

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