みなさんこんにちは。編集Sです。
先日、御茶ノ水にある「美篶堂」さんの上製本ワークショップに参加してきました。
美篶堂さんは、オリジナル雑貨や書籍の販売、それからギャラリーも運営する、小さくも素敵なお店です。ご存知の方も多いと思いますが…。
雑貨などの商品のほかに製本部門もあり、上製本や特装本などの受注生産も行なっています。
そういうわけで、月に何度か製本のワークショップを行なっているのです。
私が参加したのは、「文庫本をばらして、上製本に仕上げる」という内容のもの。
ワークショップ当日の持ち物は、
★ばらしても良い、お気に入りの文庫本
★お気に入りの布
の2つでした。持参した布をつかって、本のカバーをつくります。
何の本にするか散々迷いましたが、村上春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』を選びました。
毎年夏が近づいてくると、無性に読みたくなる大好きな本です。もう何度読んだことか・・・。
表紙もボロボロになってきていたので、ちょうどいいや! ということで。
布は、マリメッコのものを用意。 まるで紫陽花のような模様と色が、話の内容とぴったり合うなーと思ったのです。
さて、ワークショップ当日。
カバーに使う布の裏うちから始まり、約2時間かけて上製本を完成させました。
見返しにつかう紙を選んだり、花布(はなぎれ)や栞を挟んだり。
普段、雑誌・本づくりに関わっていますが、こうやって自らの手で本を仕上げるという作業は初めてだったので、無我夢中でした。
友人と一緒に参加したのですが、ふたりともいっぱいいっぱいで会話はほとんど無し(笑)
こうして出来上がったオリジナルの上製本は、もう、存在自体が愛おしくて!!
あんなにボロボロだった文庫本が・・・。こんなに綺麗になるなんて。やっぱりマリメッコパワーは凄いです。
もともと大好きな本でしたが、今回のリニューアルでより大切な一冊となりました。
なんだか傍に置いておきたくて、会社のデスクの本棚の並びに立てかけてあります。