オススメ本『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』
北欧スタイルでも大変お世話になっているフリーライター、萩原健太郎さんの新しい本が発売になりました!
『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』
ビー・エヌ・エヌ新社 1800円+税
アルネ・ヤコブセンにエリック・アスプルンド、アルヴァ・アアルト。
北欧好きであれば、誰もがその名を知るデザイナーたちの足跡を辿り、
萩原さんがデンマーク、スウェーデン、そしてフィンランドを旅したロードムービーのような本です。
写真は、『birds of silence』や『mind encode』などの写真集でも知られる、写真家の永禮賢さんが担当。(永禮さんも、以前北欧スタイルでお世話になっています)
そしてもう一人の旅のパートナーとして、神奈川県伊勢原市にあるショップ「北欧家具t.a.l.o」の山口太郎さんも同行しています。
永禮さんの切りとった数々の風景・光景は、もしかしたら北欧の本に見慣れた、あるいは北欧デザインに詳しい人にとっては「あれ?」と思うものが多いかもしれません。
これは、著書の萩原さんの視点にも言えることなのですが、今回の本ではいわゆる「見慣れた風景・もの」「お約束」的な話題は、あまり登場しません。つまり、もう少し深いところに足を踏み込んでいるような印象を受けます。主となるテーマは、あくまで「巨人たちのあしあと」であり、彼らの残した形あるプロダクトではない、といえるのではないでしょうか。(間違っていたらごめんなさい)
永禮さんの撮った写真の数々は、まさにそのテーマを体現しています。
「偉大なるデザイナーたちはこういうモノを生み出したのだな」というよりも、「こういう環境のなかで、美しいデザインは生まれたのだな」という感じ。
・・・・と、書いているとなんだか難しい本のように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは心配ご無用。
それぞれのデザイナーに関する基礎知識的な内容もきちんと盛り込まれていて、萩原さんらしい丁寧なつくり。決して初心者を突き放したりはしません。
北欧マニアはもちろん、北欧初心者にとっても特別な存在になること間違いなしの一冊。
編集者として、こんな素敵な本をつくった萩原さん・永禮さんに嫉妬してしまいました。
みなさま、是非読んでみてください。
(編集部・椎野)



























