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2016年7月 8日 (金)

ハイジの世界、会津駒ケ岳をゆく

こんにちは、じめじめ続きの日々ですが、いかがお過ごしですか?
6月末、鳳凰三山への山歩きを予定していたのですが、
生憎の雨予報で延期したランドネスタッフのゆのです。 
梅雨明けまであと少し・・・!

先日、福島に帰省した際、
父母と“実践!にっぽん百名山”を観ていたところ、
6月25日(土)の放送が会津駒ケ岳と知り
多大なるご縁を感じましたw。
その日は同時刻、友里さんの尾瀬のトークショーも
東京は新宿で開催されていたのですが、
みなさん、どちらかご覧になりましたか?

そう、今回は、前回ご紹介した燧ケ岳(ひうちがたけ)に並ぶ
日本百名山 会津駒ケ岳(あいづこまがたけ)の魅力をご紹介します。

会津駒ケ岳は、“会津駒”とも親しまれ、
尾瀬の北方にそびえる標高2,133mの名峰。
可憐な高山植物の宝庫でもあり、頂上からは尾瀬の山々のほか、
南会津、日光、奥利根と広大な展望が広がります。

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▲なだらかな稜線が続く会津駒ケ岳

今回も、現地ガイド・楽の平野崇之さんに、
3つの登山口があるルートでおすすめの
ルートを教えていただきました。

 

尾瀬檜枝岐温泉内にある滝沢登山口からスタート

そこから約4時間歩き、山頂に到着

頂上からの“天上の楽園”を堪能したあと、

約45分かけて池塘が点在する中門岳(2,060m)へ

会津駒を通り過ぎ、駒の小屋まで約1時間のピストン

駒の小屋で1泊

翌日、約2時間半かけて滝沢登山口をピストンし、ゴール


ご覧の通り、下りはゆったりなので、
下山後、おすすめの駒の湯温泉で汗を流したあと
檜枝岐村の観光もできるという贅沢コース!
燧ケ岳より気軽に登れるので、
尾瀬初心者は会津駒から入るのがベター。

【公衆浴場 駒の湯】
http://www.oze-info.jp/spot/komanoyu/                                           

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駒の小屋に宿泊せず1DAYも可能ですし、
ピストンを避けたい方は山頂から大津岐峠を超えて
キリンテ登山口または御池登山口へ下ることもできますが、
とにかく駒の小屋への1泊を推奨したいのデス。

なぜならば、駒の小屋に泊った人にしか味わえない特権があるから!
『電気も水もない自炊小屋ながら、ご夫婦の人柄あふれる
アットホームな快適空間。そこから見る満点の星空、
神々しいご来光を一度は見て頂きたいのです』と平野さん。

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尾瀬の中で、唯一山の麓にある小屋で
目前に会津駒はもちろん、池塘(湿原の泥炭層にできる池沼)が
あり、そこからのご来光がもうたまらない。

電気がなくとも、ランプの灯火がある。
水や食材がなくても、売店と布団はある。
愉快なブログを拝見しているだけでも中野さんの言う
“ご夫婦の人柄あふれるアットホームな快適空間”が
しっかり伝わってきて、
『わざわざ泊ってでも出逢ってみたい』と、確かに想わされる。

“絶景”に惚れ、“人柄”に惚れる。そんな駒の小屋は
リピーターが多く、そのリピーターを駒中(駒の小屋中毒の略)と呼ぶ。
友里さんもそんな駒中のひとりだ。

【駒の小屋】
http://komanokoya.com/

会津駒の魅力はもちろん夜だけでなく
その山行にもあり、なんと言っても
たおやかな稜線と、そこ一面に広がるお花畑や
散りばめられた池塘。

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▲中門岳に点在する池塘

会津駒を写す大きな駒の大池
コバイケイソウ、ハクサンコザクラなどのお花が満載で、
瞬きする瞬間さえも惜しいほどの桃源郷。

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▲瑞々しい清らかな色彩が美しいコバイケイソウ

『会津駒ケ岳は“天上の楽園”とよく称されていますが
まさにその通り。だけどわたしの表現だと“ハイジの世界”。
草原(湿原)の緑に青い空、カラフルな花々。最高のトリプルカラーです』
と、なんともロマンチックな平野さん。

7月2日には、ついに山開きも完了。
さぁ、いざ会津駒ケ岳へ!

http://www.oze-info.jp/komagatake/

 

ランドネスタッフ・ゆの

 

写真◎柏倉 陽介


~おまけ~

Dscn1125s_2▲ランドネ編集部アニーが歩いた会津駒ケ岳

2016年6月25日 (土)

東北以北の最高峰、燧ケ岳へ!

こんにちは、ランドネスタッフのゆのです。

5月下旬、友里さんに同行し、初めての尾瀬を歩いて参りました。

この時期の檜枝岐村の新緑や清流は清々しく、
そこから入り込んだ、念願の尾瀬の桃源郷といったら!
静かで、だけど力強くて。目を閉じると、
母に包まれているような、母胎にいるような、母なる尾瀬。

福島市に暮らす父母も、檜枝岐村から尾瀬に入ったのだろう。
父母はどんな想いで尾瀬を歩いたのか。
次回帰省するとき、檜枝岐村と尾瀬の話をするのが愉しみです。

さて今回は、大江湿原や尾瀬沼を歩くわたしたちを
横目に見守っていてくれた燧ケ岳(ひうちがたけ)の
魅力をお伝えします。

燧ケ岳は日本百名山のひとつで、標高2,356mの火山群。
ここより北に高い山はない、東北以北の最高峰です。
ピークの火山付近は柴安嵓(しばやすぐら)、俎板嵓(まないたぐら)、
赤ナグレ岳、ミノブチ岳、御池岳の5山から成り立っています。

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▲訪れた5月下旬、この時期、檜枝岐村から眺める燧ケ岳の特権は、左斜面に現れる雪形の“火打ちばさみ”

燧ケ岳について詳しい、現地ガイド・楽の平野崇之さんに、
4コースあるルートなかで一押しの1DAYルートを教えていただきました!

Img_6410▲檜枝岐ガイド集団「楽‐RAKU‐」に所属するガイド平野崇之さん。「民宿 裁ちそばかどや」の主人も務める。夏山トレッキングから冬のバックカントリーツアーまで、尾瀬のフィールドを年間を通して案内している。


檜枝岐温泉
からバスまたはマイカーで御池登山口のある山の駅 御池

そこから約4時間歩き、山頂に到着

バツグンの天気なら富士山までも見渡せるほか、

眼下を望むと尾瀬沼に尾瀬ヶ原という、360度眺望でのランチ

約3時間かけて尾瀬沼を見下ろしながら長英新道を下り大江湿原

山の駅 沼山峠まで約1時間歩く

シャトルバスに乗り込み、約20分で山の駅 御池にゴール

 

二等三角点を持つ燧ケ岳は、御池登山口から登ると
まず俎板嵓(2,346m)に登頂します。
けれど、そこから約20分の柴安嵓(2,356m)へ歩いてやっと
燧ケ岳の最高点登頂となるのでご注意を!

燧ケ岳の魅力は山頂からの眺望だけでなく、登り下りルートに
いくつもの湿原が点在するということ。

とくに登りコースに現れる熊沢田代は

『何度訪れても飽きずと写真を撮ってしまうポイントで、
湿原の真ん中にすらっと伸びる木道の先にある燧ケ岳の
堂々たる姿が個人的に好き』

と、現地ガイドの平野崇之さん。

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『ちょっと疲れたなぁ』

とうつむき気味になってしまった顔をふと上げてみると、
ワタスゲやキンコウカなどの高山植物たち

『よくきらったねみ(檜枝岐村の方言で“よく来てくれましたね”の意)』

と歓迎してくれているような。

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▲ワタスゲ

_ims6405s▲キンコウカ


燧ケ岳で出た汗は、燧の湯で流すのがオツかしら。

【公衆浴場 燧の湯】

http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/

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今年の山開きは7月3日(日)。
さぁ、いざ燧ケ岳へ!
http://www.oze-info.jp/climbing/


 

ランドネスタッフ・ゆの
写真◎加戸昭太郎、後藤武久

2016年6月 9日 (木)

湿原の魅力

こんにちは。アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里です。

5 月下旬、2016 年初の尾瀬へ行って来ました。
今回は、檜枝岐村の沼山峠から入山。
1 時間ほどで森を抜け、大江湿原がみえたときの高揚感といったら!!!

尾瀬の魅力はたーーっくさんありますが、やっぱり一番にお伝えしたいのは
さえぎるもののない広い空。
どこまでも広がる湿原。
そして、そこにすーっと伸びる木道。
美しい絵葉書のような景色のなかを歩かせてもらう喜びです。

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(大江湿原にて2016 年5 月29 日撮影)

「この景色のなかを歩きたい」と、
こころが体をひっぱり、足が勝手に動いていく。

群馬側の鳩待峠から、初めて尾瀬の世界をみたのは
もう10 年ちかく前のことになりましたが
それから何度訪れても、毎回毎回、この尾瀬の湿原でしか感じることのできない感情が湧き上がってくるのです。

実は私、今回尾瀬に来るまでは、ちょっと気持ちが沈んでいたのですが(笑)
湿原を歩いていたら、そんな感情がふわっと湿原のなかに消えてゆきました。
自分のなかに泉のように湧き上がってくる、「前に」という純粋な本能は
尾瀬がみんなに蘇らせてくれる〝ひとの生きる力〞なのかなと、改めて感じました。

一万年という長い年月をかけて形成された尾瀬の湿原は、
誰にでも平等に、歩く楽しさを与えてくれる包容力があって
いつも心が安らぎます。

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(沼尻平にて2010 年6 月15 日撮影)

尾瀬沼の足元に広がるもうひとつの空。
池塘と尾瀬沼の間に立つと、地平線を泳いでいるような気分。
木道のそばにはたくさんの命。
足元から放たれてくるエネルギーに満たされ、立っているだけで幸せ。
いつだって、湿原には“見頃”がいっぱいです。

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(2010 年6 月16 日撮影)雨の日もまた美しい

今回は、のんびり1 泊2 日で尾瀬沼と大江湿原をあじわいましたが
「いま、湿原にはどんな花が咲いているだろう」と
次の訪問がすでに楽しみでなりません。


四角友里
Instagram:yuri_yosumi
Facebook:yuri.yosumi
写真◎加戸昭太郎、檜枝岐村企画観光課、四角友里




《春夏秋冬の尾瀬へ〜四角友里のひのえまたDIARY スペシャルトークイベント〜》

※満席となりました!ご予約いただいたみなさま、ありがとうございました!

開催日:6月25日(土)

開催時間:
1回目:13:00~14:30
2回目:17:00~18:30

会場:石井山専 新宿東口ビックロ店 
www.ici-sports.com/shop/ishiiyamasen.html

ゲスト:アウトドアスタイル・クリエイター 四角友里
www.respect-nature.com/

テーマ:「尾瀬&檜枝岐村の魅力について」

参加費:無料

定員:各回先着30名(立ち見可)

予約申し込み開始日時:6月9日(木)12時~


予約申し込み方法:
http://www.ici-sports.com/climbing_school/school/kanto_area/diary.html

上記、登山学校のお申込みフォームよりお申込みください。
もしくは会場までTELにてお申込みください。

tel.03-5312-9550(石井山専 新宿東口ビックロ店 担当/増田/植田)

受付日時/11:00~20:00

イベントに関する問い合わせ
エイ出版社 ランドネ担当
TEL.03-3708-6051
mail:randonnee@ei-publishing.co.jp

2016年6月 8日 (水)

6/25(土)石井山専 新宿東口ビックロ店にて開催決定! 春夏秋冬の尾瀬へ~四角友里のひのえまたDIARY スペシャルトークイベント~

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▲尾瀬の湿原。奥に見えるのは燧ケ岳!(写真◎加戸昭太郎)


尾瀬の玄関口である福島県檜枝岐村cute

この檜枝岐村とランドネとのコラボレーションで、アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里さんがこのフィールドの魅力を語る、スぺシャルトークイベントを開催しますsign03

Yuriyosumi_p1190699t▲会場は、石井山専 新宿東口ビックロ店ですmoneybag


イベントは、6月25日(土)のお昼13時からと夕方17時からの2回に分けて、それぞれ1時間半ずつ開催する予定です。参加費は無料! 各回先着30名で、予約受付開始は6月9日(木)12時から。予約は、トークイベントの会場であるICI石井スポーツのウェブサイト内特設フォームからお申込みいただく流れとなります。

特設フォームのURLは、こちらブログに改めて掲載いたしますので、お見逃しなきようflair

檜枝岐村の方にもお越しいただき、アドバイス等をいただく予定です。
また、元・尾瀬ガイドのランドネ編集部・安仁屋も参加しますので、
「どうやって行ったらいいの?」
「オススメの場所は?」
などの質問などにお応えしますgoodshine
ぜひ、この夏のプランニングに役立ててくださいhappy02


みなさんのご応募、お待ちしてますsign03


《春夏秋冬の尾瀬へ〜四角友里のひのえまたDIARY スペシャルトークイベント〜》

※満席となりました!ご予約いただいたみなさま、ありがとうございました!


開催日:6月25日(土)

開催時間:
1回目:13:00~14:30
2回目:17:00~18:30

会場:石井山専 新宿東口ビックロ店 
www.ici-sports.com/shop/ishiiyamasen.html

ゲスト:アウトドアスタイル・クリエイター 四角友里
www.respect-nature.com/

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(写真◎加戸昭太郎)


テーマ:「尾瀬&檜枝岐村の魅力について」

参加費:無料

定員:各回先着30名(立ち見可)

予約申し込み方法:

http://www.ici-sports.com/climbing_school/school/kanto_area/diary.html

上記、登山学校のお申込みフォームよりお申込みください。
もしくは会場までTELにてお申込みください。

tel.03-5312-9550(石井山専 新宿東口ビックロ店 担当/増田/植田)

受付日時/11:00~20:00


応募開始日時:6月9日(木)12時~

イベントに関する問い合わせ
エイ出版社 ランドネ担当
TEL.03-3708-6051
mail:randonnee@ei-publishing.co.jp

2016年6月 2日 (木)

今年も花のリレーがはじまりました!

こんにちは!

ランドネスタッフのアニーです^^

自然が好き、山歩きが好き、尾瀬がすき。

そんな流れで「尾瀬認定自然ガイド」という資格を取り、

尾瀬に咲く高山植物や木々の説明をしながら歩く、

尾瀬の案内人をしていたこともある私。

“尾瀬は毎日歩いても、飽きることがない”

尾瀬の魅力を表現するときに話す言葉です。

四季折々の変化はもちろん、

1日1日ごとに移り変わる自然の変化がよくわかる尾瀬は、

知れば知るほど、魅力的であり

愛おしく感じるもの。

私も尾瀬が大好きな一人として、

四角友里さんとともに、

尾瀬、そして檜枝岐の魅力を

紹介していきたいと思います!

_ims6544 ▲尾瀬ヶ原から眺めた、燧ケ岳

さてさて、

2016年5月26日~27日に

今年最初の尾瀬沼トレッキングを

楽しんできました。

今シーズンは雪解けが早く、

沼山峠~尾瀬沼までのルート上に、

残雪はなし。

ミズバショウも、

葉っぱが大きくなり、

見ごろがすぎたことを

教えてくれていました。

そして今回、

大江湿原を華やかに彩っていた主役は、

タテヤマリンドウ!

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花の大きさは、直径1.5~1.8cmと小さいけれど、

まるでブルーの絨毯に見えるほど、

本当にたくさんのタテヤマリンドウが咲き、

私たちを出迎えてくれました。

ちなみに、朝晩や天気の悪い日には

タテヤマリンドウは花を開きません!

そのほかにも、

大江川のほとりには

鮮やかな黄色が目を引く

リュウキンカ

6r0a1582 ▲東北地方では、山菜としても親しまれる

花火のような姿が目をひく

ショウジョウバカマ

6r0a1546 ▲葉が袴のように広がる

7月頃には真っ白な穂をつける

ワタスゲ

6r0a1554 ▲花の長さは2~3cm

これから10月まで、

月ごと、週ごとに

どんどん尾瀬を彩る高山植物は移り変わります。

見たい花の見ごろはあっというま!

これから見られる花の情報も

これからたくさんアップしていく予定です。

尾瀬のトレッキング計画の

参考にしてみてくださいね!

6r0a1596 ▲三本カラマツと尾瀬沼

ランドネスタッフ・アニー

2016年5月31日 (火)

福島県檜枝岐村って、どんなところ?

こんにちは!

はじめまして、ランドネスタッフのゆのです。四角友里さんといっしょに、これから檜枝岐村(ひのえまたむら)の魅力について発信していきます!

じつは私、檜枝岐村のある福島県出身なのですが、檜枝岐村はじめ、尾瀬を訪れたことがなかったのです。。。というのも、私の出身である福島市と檜枝岐村は同じ県内でも離れており、なかなかチャンスがなかった。山歩きが好きな父母は休日を利用して何度か訪れていて、いつか歩きたい場所のひとつでした。

檜枝岐村の魅力と、友里さんの檜枝岐愛がみなさまにも伝わるよう、私も故郷愛を持って発信していきます!

さて、それではさっそく今回は、檜枝岐村の概要についてご説明しましょう。


福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる、広大な湿原 尾瀬。その福島県側の玄関口となるのが檜枝岐村なのですが、今回は自然と歴史の宝庫、檜枝岐村の基礎情報をご紹介します。

 

car位置とアクセス

47都道府県で3番目に面積の広い福島県。その西南端に位置するのが南会津郡檜枝岐村で、正反対の北東側に暮らす県民からすると、同じ県内でも檜枝岐村まではプチ旅行のようなもの。逆に、東京方面からだと“意外と近い福島県”。東武日光線または東武伊勢崎線を使って会津鬼怒川線(黒岩鉄道会津鬼怒川線)に乗り換え、最寄りの会津高原尾瀬口駅まで約3.5時間。車でも東北自動車道や上越自動車道を利用して約3時間で、桃源郷 檜枝岐村に到着します。

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出展:www.oze-info.jp/access/

pencil概要
人口614人(平成27年度の速報値)、東北最高峰の燧ケ岳(ひうちがたけ)や会津駒ケ岳(あいづこまがたけ)など、2,000m級の山に囲まれた山村。最深積雪量は例年200cm前後、平均気温が7.7℃の豪雪地帯ですが、“自然を大切にし、緑を守り育てる村を作ります”という檜枝岐村民憲章(全5カ条)をむらづくりの基本理念としているなど、凛とした空気と地元愛が美しい尾瀬を作り、受け継がれています。

fuji村内や、村からアクセスできるアウトドアスポット

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尾瀬ヶ原(尾瀬国立公園) 

尾瀬を代表する、一面湿原という大パノラマの聖地。季節を通して出逢える100種類以上の珍しい高原植物を、整備された木道から愉しませてくれるので、山歩き初心者さんにもオススメ。約30分~5時間など、ハイキングコースも充実しているので、時間や季節によって変化する尾瀬ヶ原は通年通して訪れたい。

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尾瀬沼(尾瀬国立公園) 

燧ケ岳の噴火によってできた周囲7kmに渡る湖で、日本でも有数な高地(標高1,660m)にある湖のひとつ。沼一周コースもあり、尾瀬沼越しに眺める燧ケ岳はまた格別!

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御池(尾瀬国立公園) 

尾瀬沼や尾瀬ヶ原、燧ケ岳などへの交通の要。各登山口が点在するのはもちろん、尾瀬へ入るマイカーの終点でもあり、駐車場から尾瀬沼へはシャトルバスに乗り換えます。ロッジやハイキングコースもあり、御池界隈だけでも檜枝岐の自然を堪能できます。

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燧ケ岳

東北以北一の高さを誇る日本百名山のひとつで、二等三角点を持つ標高2,356mの独立峰。柴安嵓(しばやすぐら)、俎板嵓(まないたぐら)など、5山から成り立っています。今年の山開きは7月3日(日)。

会津駒ケ岳

尾瀬の北方にそびえる標高2,133m、燧ケ岳と並ぶ日本百名山の名峰。高山植物の宝庫でもあり、頂上からは尾瀬の山々のほか、南会津、日光、奥利根と広大な展望が広がります。今年の山開きは7月2日(土)。

ミニ尾瀬公園
水芭蕉やニッコウキスゲなど、尾瀬や近隣の山々で見られる草花を植裁している公園内には、名曲“夏の思い出”の作詞者、作曲家のそれぞれの碑や、日本山岳会創設者の一人で、尾瀬を初めて世界に発信した武田久吉博士の遺品などを展示した“武田久吉メモリアルホール”なども設けられており、尾瀬の魅力を、自然と人を通じて体感できます。

info02そのほか村内の注目スポット

尾瀬檜枝岐温泉スキー場 

豪雪地帯を活かした、左右2コースに分かれた上級者向けゲレンデがウリ。プールや温泉も完備された施設やクロスカントリーコースもあり、観光客はもちろん、合宿の受け入れも充実。

檜枝岐川(フィッシング)

檜枝岐村の魅力のひとつである、イワナの清流釣りができます。河川、湖沼での釣り解禁期間は毎年4月1日~9月30日まで。キャッチアンドリリース(フライフィッシング)専用区間もあるので、親子でも安心して愉しめます。  

檜枝岐の舞台 

江戸時代より村内に伝承されている檜枝岐独自の歌舞伎。春と秋に開催される奉納歌舞伎の舞台は、昭和51年に国指定重要有形民俗文化財に指定されており、地域に根差した舞台として、ぜひ一度は見てみたい。

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ランドネスタッフ・ゆの

写真◎後藤武久、宮田幸司

2016年5月18日 (水)

プロローグ~私と檜枝岐村の出会い~

こんにちは。アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里です。
このたび、福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)を愛するひとりとして、
ブログ“ひのえまたDiary”を1年間、綴らせていただくことになりました!!
よろしくお願いします。

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私にとって檜枝岐村は、四季折々、繰り返し訪れてきた大好きな土地。

尾瀬への福島側玄関口である檜枝岐から入山し、
出逢うことのできた素晴らしい景色がたくさんあります。
会津駒ヶ岳登山で泊まらせていただいた駒の小屋での時間も、
忘れられない思い出のひとつ。
そしてなにより、山だけでなく麓での時間も素晴らしいんです!!
通ううちに、すっかり私は“檜枝岐ファン”になりました。


初めて檜枝岐を訪れたのは、2009年の秋。
燧ヶ岳に登ったときのこと。
目の前に、「風の谷のナウシカ」の“金色の野”のような黄金の草紅葉が広がっていて、
「自分がここを歩いてもいいのだろうか?」と
美しい自然のなかに入っていくことを「畏れ多い」と感じるほどでした。
枯れゆきながらも輝く、この植物たちと同じくらいひたむきに生きているか……とも。

山歩きを通して、自然が私に語りかけてくれたメッセージや、大切な思い出が
この檜枝岐の自然のなかにあるのです。

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これからすこしずつ、そんな私の大好きな檜枝岐について書いてゆきたいと思います。

今年も遊びにいくのが、たのしみです。

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四角友里

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写真◎加戸昭太郎、柳田由人

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    四角友里 | Yuri YOSUMI

    着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

    女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
    www.respect-nature.com

  • 安仁屋円香

    安仁屋円香(アニー) | Madoka Aniya

    ランドネ編集部員。栃木県出身。尾瀬や自然の魅力を伝える「尾瀬認定ガイド」として活動していたことこともあり、山歩きと花とコーヒーが好き

  • 湯野澤いづみ

    湯野澤いづみ(ゆの) | Izumi Yunosawa

    ゆび編み伝承師。編集ライター。福島県出身。ガーナ滞在がきっかけでゆび編みに出逢う。「mamayuno」として野外フェスを中心にワークショップを開催中