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2016年8月 1日 (月)

パワースポットで、奉納歌舞伎を観る

こんにちは、ランドネスタッフのゆのです。

東京も梅雨が明け、熱帯夜続き。
エアコンを控えて汗だくで生活する毎日の中で想い出すのは、
5月に訪れた檜枝岐村の歌舞伎の舞台。

公演がないときは、それはそれは凛とした
静けさで、石段席と舞台を見守る鎮守神社社殿の堂々たる姿と、
まるで今すぐにでも動き出しそうな、生命力溢れる木々。

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鎮守神社社殿に向かって大股で石段席を登っていくと、
一歩一歩進むごとに気温が低くなるような不思議。

想い出すだけでひんやりした気持ちになり、
常夏の東京で過ごす夜にはぴったりなのです。

数年前の帰省中に、母と歩いた一切経山(いっさいきょうざん)。
その途中にある鎌沼辺りで、なにか沸々するものを心身で感じ、
今でもその光景を想い出すだけでまた落ち着いた気持ちになれて、
そのとき初めて『なるほど、これがパワースポットか』と実感しました。

そして、この歌舞伎の舞台が
2つ目のわたしのパワースポット。

この自然のエネルギーみなぎる場所で、
人のエネルギーみなぎる歌舞伎が行われる。
その相乗効果はいったいどんなものなのか。

観てみたい。

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そもそも、檜枝岐歌舞伎ってどういうこと?
東京は歌舞伎座の歌舞伎しか知らなかったわたしには、
地域に根付く歌舞伎が存在することに驚く。

ルーツは江戸時代後期。
お伊勢参りに出かけた檜枝岐村人が
旅の途中に見聞きした歌舞伎を村に伝えたのが
始まりと言われており、以来、
親から子、子から孫へと伝承されてきた、
いわゆる、“農村歌舞伎”と呼ばれる郷土芸能という。

神に奉納される歌舞伎なので、舞台となる舞殿は
鎮守神社社殿と反対の位置に拝殿兼用として建てられ、
石段席から見下ろす露天スタジアム式。

初代の舞殿が火事になり、現在の舞殿は
明治30年頃に再建され、国指定重要有形民俗文化財
に指定されている。

檜枝岐歌舞伎を演じるのは、十代目座長の星長一さんが率いる
「千葉之家花駒座」。役者はすべて村の住民で、役場職員から学生と
さまざまで、サポーター含め座員は30名ほどというから驚き。

地元の祭りなどに憧れるわたしとしては、
祭りどころか、歌舞伎があるなんてうらやましすぎる。
こういうことがあるから、村は活き活きして仲良しなんだな。

昔は衣装やかつらも村人たちによる手作りだったようで、
270年余りという歴史を堪能できる歴史博物館も見どころのひとつ。

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▲歌舞伎化粧体験をして記念撮影もぜひ!2,500円/人

例年4・5・8・9月に行われ、
今年これからは8/18(木)に鎮守神祭礼奉納歌舞伎が、
9/3(土)に第32回歌舞伎の夕べが公演される。
http://www.oze-info.jp/kabuki/



今年こそは、憧れの檜枝岐歌舞伎を観てみたい。

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ランドネスタッフ・ゆの

 

写真◎加戸昭太郎

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    四角友里 | Yuri YOSUMI

    着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

    女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
    www.respect-nature.com

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    ランドネ編集部員。栃木県出身。尾瀬や自然の魅力を伝える「尾瀬認定ガイド」として活動していたことこともあり、山歩きと花とコーヒーが好き

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    ゆび編み伝承師。編集ライター。福島県出身。ガーナ滞在がきっかけでゆび編みに出逢う。「mamayuno」として野外フェスを中心にワークショップを開催中

四角友里

四角友里 | Yuri YOSUMI

着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
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