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2016年8月

2016年8月29日 (月)

「四角友里さんと歩く、秋の尾瀬2日間の旅」参加者募集します!

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▲写真◎加戸昭太郎


お待たせいたしました!


アウトドアスタイルクリエイター四角友里さんと一緒に東京発着で1泊2日の尾瀬歩きを楽しむ、ランドネ山大学の募集がスタートしましたdash

イベントの詳細は、以下ランドネ公式ブログをチェックしてくださいね。

http://blog.sideriver.com/randonnee/2016/08/2-9f1e.html

ランドネ編集部

2016年8月17日 (水)

静かな夏の尾瀬、いま歩きたいおすすめルート

尾瀬に咲く花のリレーは

まだまだ続いているものの、

8月(夏)の尾瀬はとても静かな季節ですconfident

「尾瀬を歩くなら、いつがおすすめ?」と

よく聞かれる私(アニー)ですが、

「花をたくさん見たいなら6月~7月、紅葉なら9月~10月」

そして、

「静かな尾瀬を歩きたいなら8月かな」

と答えるようにしていますpaper

8月のなかでも平日であれば、

目の前に広がる湿原と木道を、独り占め!

なんて状況も、大いにありえるのですからupup

のんびりと自分のペースで歩きたい人には

8月は、絶対おすすめの季節ですsun

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静かな夏の尾瀬歩きが楽しめる、

おすすめなルートを紹介しますflair

__________________________

★尾瀬沼山峠~大江湿原~尾瀬沼往復

(歩行時間:約3時間)

P7105137▲三平下近くから見た、尾瀬沼越しの燧ヶ岳(2,356m)

福島県の檜枝岐村が玄関口となる尾瀬沼散策ルート。

御池(みいけ)からシャトルバスに乗り約20分。

辿り着いた尾瀬沼山峠から、青々とした香りが漂うアオモリトドマツの森を抜け、

歩くこと約40分。空が一気に広くなると、そこは高山植物が揺れる大江湿原です。

尾瀬沼へと続く木道をまっすぐ進んでいくと、アザミやワレモコウ、サワギキョウ

などの初秋を感じる花にも出会えるでしょう。

尾瀬沼はもうすぐ目の前。三本カラマツの方向へ続く木道を曲がると、

大江川に架かる橋へ。覗き込むと、優雅に泳ぐフナが見られるかも!

P7105124 ▲むかーしむかしには尾瀬沼で釣りをしていたことも(!?)

左手に尾瀬沼ビジターセンター、右手に長蔵小屋が見えたら、ここで休憩。

尾瀬沼ビジターセンターでは、大江湿原や木道脇などで今見ることのできる

花の情報、天気や登山道の状況、野生動物の目撃情報などが手に入るので、

ぜひ立ち寄りましょう!

長蔵小屋の売店もあるので、手ぬぐいやお土産のチェックも忘れずにscissors

ここからは、三平下に向かって尾瀬沼沿いを歩いていきます。

水鳥の鳴き声などに耳を傾けながら、歩くこと20分。

ここから眺める、尾瀬沼越しの燧ヶ岳は圧巻ですhappy02

P7105115 ▲華やかな尾瀬ヶ原、静寂の尾瀬沼。そんなイメージです。これは沼尻からの景色

時間に余裕のある人は、尾瀬沼ビジターセンターから約1時間(往復でプラス2時間)

の沼尻(ぬまじり、ぬしり)まで、ぜひ足を運んでみてください!

ここから眺める尾瀬沼は、私が尾瀬の中で好きな風景のひとつcamerashine

_______________________________

秋の紅葉(草紅葉)が美しいルートも、

これから紹介していきますので、

お楽しみに!

ランドネスタッフのアニー^^

2016年8月 9日 (火)

檜枝岐村に伝わる、ユニーク&ちょっぴり哀しい名所

こんにちは、フェスシーズン真っ盛り。
仕事で全国各地のフェスを訪ね、
絶賛黒々日焼け中のランドネスタッフゆのです。

そんな生活を送っているから、が理由ではないはずですが
いまだシングルのわたし。もちろん、良縁に恵まれ、
子を授かり、この手で育むことを望んでいます。

でも大丈夫。今年5月。
わたしは檜枝岐村の橋場のばんば様を訪ね、
縁結びであるハート形の絵馬に想いを書きとめ、
ばんばさまに奉納して参ったからです!ぱちぱち。

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▲良縁を結ぶ縁結び絵馬(左)と、悪縁を断つ縁切り絵馬(右)

以前、縁結び絵馬に『結婚できますように』と書いた某スタッフが
その年ご結婚されたと聞き、“信じる者は救われる”を信じてみたのです。

個人差があるのは重々承知。言霊というので
プライベートも公開してみましたw。

さて、橋場のばんば様?。
“ばんば”とは檜枝岐村で“おばあちゃん”を言い、
鳥居から、前回ブログで紹介した檜枝岐歌舞伎の舞台へと続く
参道に、水難から子どもたちを守る水神様として祀られています。

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『ばんばがついてるから心配するな』とでも
言っているかのような、熟年漂う垂れたおっぱいに、
片足をあげた包容力のある姿が印象的なばんば。

このばんばさま、水難から子どもたちを守るだけでなく、
縁結び、縁切りのお助けもしているというのだ。

わたしもお願い済だから、縁結びは分かる。
だけど縁切りって一体?

ハート形の縁結び絵馬とは異なり、
縁切り絵馬は丸い形。裏を見ると真ん中に割れ目がある。

右に自分のなまえ、左に切りたい縁を書いて
割れ目にそってパッカーーーンと割って、
それぞれを奉納することで縁が切れるという期待が。

『ひーーーっ』と思ったけど、これはなにも
自分対人、だけでなく、対病気となんでもOK。

例えば右に名前、左に病名を書いてパッカーーーン。
そういう祈願にも使われているのです。

ほっ、としたところで、ばんばさまをまた眺めると、
また『ひーーーっ』となった。

ばんばさまの両脇に、つやつやの特大ハサミと、
針がねのようなものでぐるぐる巻かれた特大サビハサミが
あるではないですか!

これは一体。。。

これも縁切り同様、切りたい縁は新品のようなよく切れる
ハサミを供え、切りたくない縁はサビたり、ひもをぐるぐる
巻いて切れないハサミを供えるのだそう。

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理由を知ってまたほっ、となり、
最後に、どんな願いも叶えてくれるという
ばんばさまの頭の上にお椀を乗せ、そこをあとにした。



檜枝岐村のメインストリート沼田海道を歩き、
次に出逢ったのは、道沿いに佇む六地蔵。

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春夏秋冬、村人により
その時期に合わせたおべべを着せられた地蔵たちは
それぞれに表情があって、可愛らしいと思えてしまう。

だけどこの六地蔵には、ちょっと哀しい建立理由がある。
山深い里の檜枝岐村は冷害に悩まされることも多く、
大昔、とりわけ凶作年には止む無く赤ちゃんが間引き
(生活難で家族の人数を減らすために犠牲にする)
されることがあったそう。

1730年、間引きされた霊を弔い、母たちの嘆きを
慰めるため、この稚児像が建てられました。

子宝・安産・子育ての守御として参拝する方もいるそうで、
縁結びに続き、ここでも手を合わせたわたしでした。

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橋場のばんばに六地蔵。

今と昔。変わるもの、変わらないもの。
人間関係や病を通して生きていると感じること。
自然と共に暮らしていくということ。

檜枝岐村の歴史を巡り、
改めて感じることができました。


ランドネスタッフ・ゆの

 

写真◎加戸昭太郎

2016年8月 1日 (月)

パワースポットで、奉納歌舞伎を観る

こんにちは、ランドネスタッフのゆのです。

東京も梅雨が明け、熱帯夜続き。
エアコンを控えて汗だくで生活する毎日の中で想い出すのは、
5月に訪れた檜枝岐村の歌舞伎の舞台。

公演がないときは、それはそれは凛とした
静けさで、石段席と舞台を見守る鎮守神社社殿の堂々たる姿と、
まるで今すぐにでも動き出しそうな、生命力溢れる木々。

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鎮守神社社殿に向かって大股で石段席を登っていくと、
一歩一歩進むごとに気温が低くなるような不思議。

想い出すだけでひんやりした気持ちになり、
常夏の東京で過ごす夜にはぴったりなのです。

数年前の帰省中に、母と歩いた一切経山(いっさいきょうざん)。
その途中にある鎌沼辺りで、なにか沸々するものを心身で感じ、
今でもその光景を想い出すだけでまた落ち着いた気持ちになれて、
そのとき初めて『なるほど、これがパワースポットか』と実感しました。

そして、この歌舞伎の舞台が
2つ目のわたしのパワースポット。

この自然のエネルギーみなぎる場所で、
人のエネルギーみなぎる歌舞伎が行われる。
その相乗効果はいったいどんなものなのか。

観てみたい。

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そもそも、檜枝岐歌舞伎ってどういうこと?
東京は歌舞伎座の歌舞伎しか知らなかったわたしには、
地域に根付く歌舞伎が存在することに驚く。

ルーツは江戸時代後期。
お伊勢参りに出かけた檜枝岐村人が
旅の途中に見聞きした歌舞伎を村に伝えたのが
始まりと言われており、以来、
親から子、子から孫へと伝承されてきた、
いわゆる、“農村歌舞伎”と呼ばれる郷土芸能という。

神に奉納される歌舞伎なので、舞台となる舞殿は
鎮守神社社殿と反対の位置に拝殿兼用として建てられ、
石段席から見下ろす露天スタジアム式。

初代の舞殿が火事になり、現在の舞殿は
明治30年頃に再建され、国指定重要有形民俗文化財
に指定されている。

檜枝岐歌舞伎を演じるのは、十代目座長の星長一さんが率いる
「千葉之家花駒座」。役者はすべて村の住民で、役場職員から学生と
さまざまで、サポーター含め座員は30名ほどというから驚き。

地元の祭りなどに憧れるわたしとしては、
祭りどころか、歌舞伎があるなんてうらやましすぎる。
こういうことがあるから、村は活き活きして仲良しなんだな。

昔は衣装やかつらも村人たちによる手作りだったようで、
270年余りという歴史を堪能できる歴史博物館も見どころのひとつ。

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▲歌舞伎化粧体験をして記念撮影もぜひ!2,500円/人

例年4・5・8・9月に行われ、
今年これからは8/18(木)に鎮守神祭礼奉納歌舞伎が、
9/3(土)に第32回歌舞伎の夕べが公演される。
http://www.oze-info.jp/kabuki/



今年こそは、憧れの檜枝岐歌舞伎を観てみたい。

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ランドネスタッフ・ゆの

 

写真◎加戸昭太郎

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    四角友里 | Yuri YOSUMI

    着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

    女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
    www.respect-nature.com

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    安仁屋円香(アニー) | Madoka Aniya

    ランドネ編集部員。栃木県出身。尾瀬や自然の魅力を伝える「尾瀬認定ガイド」として活動していたことこともあり、山歩きと花とコーヒーが好き

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    湯野澤いづみ(ゆの) | Izumi Yunosawa

    ゆび編み伝承師。編集ライター。福島県出身。ガーナ滞在がきっかけでゆび編みに出逢う。「mamayuno」として野外フェスを中心にワークショップを開催中

四角友里

四角友里 | Yuri YOSUMI

着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
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