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2016年6月25日 (土)

東北以北の最高峰、燧ケ岳へ!

こんにちは、ランドネスタッフのゆのです。

5月下旬、友里さんに同行し、初めての尾瀬を歩いて参りました。

この時期の檜枝岐村の新緑や清流は清々しく、
そこから入り込んだ、念願の尾瀬の桃源郷といったら!
静かで、だけど力強くて。目を閉じると、
母に包まれているような、母胎にいるような、母なる尾瀬。

福島市に暮らす父母も、檜枝岐村から尾瀬に入ったのだろう。
父母はどんな想いで尾瀬を歩いたのか。
次回帰省するとき、檜枝岐村と尾瀬の話をするのが愉しみです。

さて今回は、大江湿原や尾瀬沼を歩くわたしたちを
横目に見守っていてくれた燧ケ岳(ひうちがたけ)の
魅力をお伝えします。

燧ケ岳は日本百名山のひとつで、標高2,356mの火山群。
ここより北に高い山はない、東北以北の最高峰です。
ピークの火山付近は柴安嵓(しばやすぐら)、俎板嵓(まないたぐら)、
赤ナグレ岳、ミノブチ岳、御池岳の5山から成り立っています。

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▲訪れた5月下旬、この時期、檜枝岐村から眺める燧ケ岳の特権は、左斜面に現れる雪形の“火打ちばさみ”

燧ケ岳について詳しい、現地ガイド・楽の平野崇之さんに、
4コースあるルートなかで一押しの1DAYルートを教えていただきました!

Img_6410▲檜枝岐ガイド集団「楽‐RAKU‐」に所属するガイド平野崇之さん。「民宿 裁ちそばかどや」の主人も務める。夏山トレッキングから冬のバックカントリーツアーまで、尾瀬のフィールドを年間を通して案内している。


檜枝岐温泉
からバスまたはマイカーで御池登山口のある山の駅 御池

そこから約4時間歩き、山頂に到着

バツグンの天気なら富士山までも見渡せるほか、

眼下を望むと尾瀬沼に尾瀬ヶ原という、360度眺望でのランチ

約3時間かけて尾瀬沼を見下ろしながら長英新道を下り大江湿原

山の駅 沼山峠まで約1時間歩く

シャトルバスに乗り込み、約20分で山の駅 御池にゴール

 

二等三角点を持つ燧ケ岳は、御池登山口から登ると
まず俎板嵓(2,346m)に登頂します。
けれど、そこから約20分の柴安嵓(2,356m)へ歩いてやっと
燧ケ岳の最高点登頂となるのでご注意を!

燧ケ岳の魅力は山頂からの眺望だけでなく、登り下りルートに
いくつもの湿原が点在するということ。

とくに登りコースに現れる熊沢田代は

『何度訪れても飽きずと写真を撮ってしまうポイントで、
湿原の真ん中にすらっと伸びる木道の先にある燧ケ岳の
堂々たる姿が個人的に好き』

と、現地ガイドの平野崇之さん。

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『ちょっと疲れたなぁ』

とうつむき気味になってしまった顔をふと上げてみると、
ワタスゲやキンコウカなどの高山植物たち

『よくきらったねみ(檜枝岐村の方言で“よく来てくれましたね”の意)』

と歓迎してくれているような。

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▲ワタスゲ

_ims6405s▲キンコウカ


燧ケ岳で出た汗は、燧の湯で流すのがオツかしら。

【公衆浴場 燧の湯】

http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/

0776s

今年の山開きは7月3日(日)。
さぁ、いざ燧ケ岳へ!
http://www.oze-info.jp/climbing/


 

ランドネスタッフ・ゆの
写真◎加戸昭太郎、後藤武久

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    四角友里 | Yuri YOSUMI

    着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

    女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
    www.respect-nature.com

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    安仁屋円香(アニー) | Madoka Aniya

    ランドネ編集部員。栃木県出身。尾瀬や自然の魅力を伝える「尾瀬認定ガイド」として活動していたことこともあり、山歩きと花とコーヒーが好き

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    湯野澤いづみ(ゆの) | Izumi Yunosawa

    ゆび編み伝承師。編集ライター。福島県出身。ガーナ滞在がきっかけでゆび編みに出逢う。「mamayuno」として野外フェスを中心にワークショップを開催中

四角友里

四角友里 | Yuri YOSUMI

着物着付け師 | アウトドアスタイル・クリエイター

女性のためのアウトドア普及活動に力を入れ、執筆、講演活動、商品開発を通し、独自のメッセージを発信。「山スカート」を世に広めた登山ブームの立役者として活躍する。着物着付け師としての顔も持ち、和の感性を活かして企画したアウトドアウエアは海外の賞を受賞するなど評価も高い。2010年より、永住権を取得したニュージーランドにてトレーラーハウスや湖畔の森に暮らす。現在は拠点を日本に移し、四季折々の自然を味わいながら山歩きの魅力を伝えている。著書に『一歩ずつの山歩き入門』(エイ出版社刊)
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