世代交代?
さて日本でも数年前に国立大学の民営化が行われたけれど、こちらも大学改革の真最中。フィンランドの高等教育はとても実践的で、昔から実務ができる人間を育てることに重点が置かれていたし、産学連携が進んでいた。私の母校であるヘルシンキ工科大学はその産業界との提携においては世界でも稼ぎ頭といっても良いと思う。教育のことはあちらこちらに書いてきた。
フィンランド語では大学は直訳すると高等学院といったような名前が付けられているし、職業高等学校とは線引きがされていた。でもいままで学部と修士を合わせてディプロマとしていたのを、EUなどの影響もあって、学部と修士に分けることになった。そして職業高等学校を卒業していれば、もしくは外国の学部を卒業していれば修士だけでも学べるようになるらしい。
さんざん反対した建築学科も結局は国の方針に従うことになった。学部のユニークな授業、法規や都市計画、職業研修などの必修をなくしてフィンランド建築家が誕生する日が来るのらしい。ヘルシンキ工科大学自体が経済大学、工芸大学と統合して巨大な大学が誕生する。もう来年の1月からだ。大学の 新しい名前はアールト大学なのだとか。仕事仕事といって、卒業せずに学生の身分を保っていたけれど、先行き不安なのとヘルシンキ工科大学に愛着があるので、統合前に大学を卒業することにした。








