ウソついちゃった!
もういつ、どこで書いたかすっかり忘れてしまいましたが、たぶん私、どこかで新しいツアーシステムの話を、まるでさもわかったかのように偉そうに書きましたが、ウソでした。ごめんなさい。なんか、いろいろなケースを考えているうちに、どうしても納得できない部分が出てきたり、なんでそうしちゃったんだろう、みたいな疑問がむくむくわいてきて、どうしても自力では解決できなかったので、どうせASPインターナショナルのお膝元、ゴールドコーストにいるんだから、直接乗り込んでツアーマネジャーのレナト・ヒッケルに聞くか、と思い、試合も早く終わったので、行って聞いてみた。
全然違いましたね、私が思ってたのとは。
いろいろ細かい要素があって、いろんなケースがあるので、すべてを説明するにはスペースが足りないわけだけど、わかりやすく、新システムの移行が完成した形の2011年ツアーを例に説明すると、
昨シーズンの成績で選ばれたトップ32人プラスワイルドカードの4人の36人フォーマットで争われるのがワールドツアー(以下WT)、そこで得たポイントだけがワールドタイトルレースのランキングを左右する。ワールドチャンピオンはWTでの獲得ポイントが最も多い選手が得る。これはある意味現状のWTと同じ。人数が違うだけ。
WTは年間10試合の場合、5試合終了後に入れ替えが行われる。トップ22人がのこり、下10人が入れ替え。新しく入る10人は統一ランキングからトップ10人が選ばれる。
ワイルドカードの得たポイントはどのランキングにも加算されない(スポンサーによる不公平を避けるため)。
で、上記のことで、なにが起こるかというと、例えば2011年シーズン前半快調に飛ばせば、後半はWT選手になれるということ。そして年間の下半期だけではあるがタイトル争いレースに参加できるということだ。
しかし、昨シーズンのことを考えてみて欲しい。前半9月までパーコがぶっちぎりのリードだった。しかし後半ミックが勝ちまくり、結局タイトルはミックに。
このミックがWQSから後半上がってくる10人の中のひとりの選手でもいい、という話なわけだ。
ある意味WT選手というものがとても流動的な立場になるということ。
それと同時に上位と下位の間の獲得できるポイントにかなりの差がつけられていて、実質17番とかを繰り返す選手はWTツアーにとどまるべきではない、というシステムだ。
しかし、翌年のシードを決めるシードポイントはWT、WQS両方からのベスト8リザルツで、たとえWTで最後尾近くにいても、6スタープライムで優勝があれば、それはWTの3位相当のポイントだから、シードポイントランキングは一気にジャンプアップする。よって、WT選手にとって、6スタープライムの上位成績を切り札として持つというのは重要なことになってくる。現に、マーガレットリバーのプライムは昨年10人程度だったWT選手が、今年はすでに30人ぐらいエントリーしているという。半分以上のWT選手が参加するということだ。このほかにも細かいことがいろいろあって、そのうちのいくつかはこの先のベルズでまたミーティングが行われて決まるのだが、とりあえずざっくりとはこんな感じ。
今シーズン、2010年は移行の年ということで、ちょっと特別なシステム。シーズン途中にWQSからの入れ替えはないが、9月に現行の45人から32人にカットが行われ、年末に2011シーズンに向けて新たなメンバー入れ替えがある。
ま、実際に動き出してみればもっとわかりやすくなるのだが、WQSの選手たちによりチャンスが広がるシステム改正だ。


















