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2017年1月 6日 (金)

App Storeが元日に1日で約280億円を売り上げ、最高記録更新

人は日常になってしまったものを『当たり前』と感じて、それ以前の状態がどうだったか、忘れてしまうらしい。

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今、考えるとばかげた話だが、その昔、アプリケーションというのは紙箱に入って店頭で売っているものだった。

初代iPhone、そして初代iPod Touchの時代には、アプリはプリインストールされているものだけで、僕らはカレンダー、連絡先、電卓……などのプリインストールだけを見つめて約1年を過ごした。

そして、2008年7月10日。iPhone 3Gの発売とともに世界は変わった。アカウントにクレジットカードがヒモ付けられ、タップしてパスワードを入れるだけでアプリケージョンが買えるようになったのは驚くべきことだった。もちろん、Android携帯も、
Google Playストアもなかった時代の話。世界を変えたのは、iPhoneであり、App Storeだった。

そこからほぼ8年半経った元日。App Stpreは、なんと1日で約2億4000万ドル(約280億円)の売り上げを挙げたとAppleが発表した。これは、これまでの一日の売り上げの最高額だという。

Appleがデベロッパに支払った金額は、2016年の1年間で200億ドル(約2兆3200億円)になるという。これは2015年より40%多い。

この数字にはリリース後わずか4日でダウンロード数4000万以上になった任天堂の『Super Mario Run』のものも含まれているし、また年間で最もダウンロードされたアプリケーションである『Pokémon GO』の貢献度合いも大きい。

App Storeは総計約220万本のアプリケーションを提供しており、この数は昨年に対して、20%も増加している。

8年半前には存在しなかったマーケットが、大きく世界を変え続けているのだ。

(村上タクタ)

2016年12月14日 (水)

コアなファンにこそ価値があるという話【トライバルメディアハウス・熱狂ブランドサミット】

トライバルメデイアハウスさんってご存知ですか? 新進気鋭のマーケティング会社さんなのですが。そのトライバルメディアハウスさんの講演イベント『熱狂ブランドサミット』に来ています。

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さて、最初のお話は、トライバルメディアハウスCEOの池田紀行さん。

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マーケティング活動っていうのは、会社を運営していく上で、とっても大事なことですよね? 自社の商品をなるべく多くの人に知ってもらわなければならない。多くの人に買ってもらいたい……それは、多くの人にとってのお仕事なハズです。

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でも、それは昔ほど単純じゃありません。テレビコマーシャルをたくさん打てばいいというものでもないし、たくさんの告知が目に触れればいいというものでもない。むしろ、そういう方向性を追求していくとPV偏重主義になったり、それの果てが昨今のメディアの種々の問題だったりもするのではないかと思います。

で、トライバルメディアさんが提唱するのが単なる認知でなく、単なるたくさん消費する人でなく、その商品のファンになり、熱烈にブランドを愛好し、時には周辺の人にその商品を推奨するという『熱狂的なファン』を増やしましょうというマーケティングなわけです。

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要するに、認知を上げるために多くの一般の人に対して広告を打ったり、リピーターを増やすために値引きをしたりしているけど、そうではなく熱狂的なファン、他の人に商品をい勧めるような熱狂的なユーザーに対して、コミュニケーションして、コストをかけるべきなんじゃないか? というようなお話です。

それって、ウチ(フリック!)の読者さんだったり、ひいてはエイ出版社の本の読者だったりする人たちですよね?

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商品たくさん買ってくれる人に『友達紹介キャンペーン』やっても案外と効果は薄いとのこと。安いからとか、なんとなく買っている人もいるから。そうではなくて、熱狂的にブランドを愛してくれている人に、そういうキャンペーンは行うべきだという話ですね。

たとえば、僕なんて、20年で11台もMac買ってて、iPhoneは各世代で10台、iPadも4〜5台ぐらい買ってて、(冷静に考えると)多分なんだかんだで3〜400万使ってる。で、まわりの人にも勧める。たしかに、こういう顧客を作った方がいいという、そういうお話ですね。

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一部のカメラや、ひらくPCバッグみたいな熱烈なファンのいる商品、そして熱烈にそういう商品、ブランドを愛しているユーザー。そういう人を大事にしようという話なんで、これって僕らは大歓迎ですよね?(笑)

それって、インチキな記事や、ただのTV CMで作れるわけじゃないじゃないですか?

では、どうやって作るのか……? というところでKeynote 2へ移ります。

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ここで登壇されたのが、『よなよなエール』で知られる株式会社ヤッホーブルーイングの代表の井手直行さん。

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地ビールブームの時に創業。最初は良かったものの、すぐに地ビールブームが終わって8年連続赤字。そこから、奇跡の回復を見せて12年連続増収増益(写真では11年になってますが、今朝前期のが確定して12年連続になったそうです)。

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このへんは、Evernoteさんや、バリューイノベーションさんなどのソーシャルメディアを使ったマーケティングに近いですよね。

では、井出さんは何をやったのか?

戦略とは何か?

マイケル・ポーター氏によると、『トレードオフを伴う、選択』なのだそうです。

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で、ヤッホーブルーイングさんはどうしたきたか。50/50の選択でなくて、常に100人のうち2〜3人しか選ばないようなイバラの道、狭い道を選んできたそうです。

たとえば、ネット通販。井出さんが店長だったのだけど、とってもくだらないイベントをしたり、50年分のビール750万円を300万円値引きで450万円とか、手間はかかるけど売り上げの上がらないイベントをいろいろやったり。

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1000人も集まる『超宴』というキャンプ、ユーザーイベントをやったりと。

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そもそもの価値のある『よなよなエール』を好きな熱烈なファンの方とコミュニケーションをするために、仮装したり、いろいろと面白いことをしてネタを作ってコミュニケーションしているのだそうです。

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続いては、対談。

トライバルメディアハウスの高橋遼さんをモデレーターに、アシックスジャパンの大畑政哉さん、ポーラの菅千帆子さん、ヤマハ発動機の橋本耕さんが、登壇され、それぞれのお仕事を説明されました。

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ちょっと短い文章で要約するのは難しいのですが、ランニングという切り口からのアシックスさん、ユーザーの肌を知る者としての化粧品のポーラさん、特にボート関連のお仕事をされているヤマハ発動機さんが、それぞれどうやってユーザーさんと向かい合ってらっしゃるかのお話をうかがうことができました。

いずれの企業さんにおいても、熱狂的な一部のユーザーにフォーカスすることは難しく、だからかそ値打ちがあるというお話でした。

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最後に、良品計画の風間公太さん、ソニー損保の片岡伸浩さん、アイスタイル(@cosme)の遠藤宗さんが登壇され、これまでのブランド戦略で、どのようにして、いかに成果が上がってきたか、今、どんな戦略を展開されているかが話された。

話を通してうかがうと、ある意味さまざまな企業で行われているマーケティングではあるけれど、やはり『熱狂的なファンこそ大事』とフォーカスすることで、しっかりと目標立ててマーケティング戦略を展開していけるように思えた。出版という我々の仕事でも、それ以外のさまざまなビジネスでも、これは無視できない視点だと感じた。



【更新中】

日本一550万フォロワーのInstagramerが表彰された!

日本で一番フォロワーの多い、Instagramerって誰か知ってますか?

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吉本のお笑い芸人の渡辺直美さん(@watanabenaomi703)なのだそうです。

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今日、都内某所でMVI、つまりMost Valued Instagramerを表彰するイベントがあって、InstagramのCOO Marne Levineさんが来日。表彰が行われました。

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一番いいね!の多かった投稿はこの投稿で61万いいね!だったそうで、これは日本人の投稿ではダントツで一位。一番いいね!が多かった動画投稿も、渡辺直美さんなのだそうです。

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Marne Levineさんとブーメラン動画(ループする動画)を撮ったり、Instagram Stories(1日で消える投稿)の活用法について語ったりされていました。

なんか、壇上で話をしたり、カメラマンの要望に応えていろんなポーズを取ったりしている渡辺さんを見てると、かわいらしくて、サービス精神旺盛で気配りがあって、Instagramで人気があるのが分かる気がしました。


2016年11月12日 (土)

Google翻訳がニューラルネットワークで、激烈に進化! 言語の壁がなくなる時代が来たか?

聖書によると、昔はすべての人が同じ言語を話していたのに、人々が増長して天に届くような『バベルの塔』を築こうとしたため、神は怒って人をお互いに言葉が通じないようにして、人を全地に散らした……とのことです。

というわけで、私は英語が得意ではありません。というか苦手です。

もっと、英語が得意ならいろんな海外取材も行けるのに……と思いながら、英語を学習する努力をせずに四半世紀が過ぎました(学生時代バックパッカーだったので、旅行に支障はありません)。

が、ついに、Google様がこの問題を解決してくれたかもしれません。

Googleは9月27日(現地時間)に、深層学習を使った『Google Neural Machine Translation』を発表したが、それがどうやら運用開始されたらしく、Google翻訳の精度が凄まじく向上しているというのだ。

試してみた。

流し込んだのは、チャップリンの映画『独裁者』の演説部分。

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すごい、すごい、すごい、すごい!

もう、完全に読めるじゃないか! これで、もう英語のドキュメントだから理解できないということはないと思う。逆に僕の書いた文章だって、英語圏の人いや、世界中の人が読んでくれるかもしれない!

これをSNSサービスに導入してくれれば、世界中の人とコミュニケーションできるし、ブラウザに内装してくれれば、世界中のウェブサイトが日本語で読めるし、これまで1億人の日本語ユーザーに向けて書いていた記事が、70億の世界の人に読んでもらえるじゃないですか!

ニューラルネットワークを使ったということは、多分大量の翻訳前の文章と、翻訳後の文章を流し込んで、深層学習させて翻訳している……っていうようなことなのだと思うけど、つまりはこれからもさらにフィードバックされて精度は上がっていくハズ。

しかも、音声認識、スマホと組み合わせると、音声での翻訳も可能になると思う。

つまり、『ほんやくコンニャク来た〜!』ってことだ。

バベルの塔の神罰である言葉の壁は、Googleによって取り払われたのかもしれない。

Googleは時々、大きく世界を変える。検索で、すべての知をすべての人に与えたし、マップで、いつでもどこでもすべて地上の位置をすべての人が見られるようにしてくれたし、今回の翻訳ではすべての人の言語の壁を取り払ってくれることになりそうだ!

これはすごいぞ!

以下、上記翻訳文の一部をあげておきます。見てみて下さい。

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(翻訳文)

兵士たち、奴隷のために戦わないで!自由のために戦う!

聖ルカの第17章では、「神の国は人の内にある」と書かれています。一人でも男のグループでもなく、すべての人でです!あなたに!あなた、人々は、力を持っています!マシンを作る力。幸せを生む力。あなたは人々に、この人生を自由で美しくして、この人生をすばらしい冒険にする力を持っています。そして、民主主義という名のもとで、その力を利用しましょう。私たち全員が団結しましょう!私たちは新しい世界のために戦いましょう。男たちに働く機会を与えてくれるまともな世界は、若者に未来をもたらし、老人には安全保障を与えます。これらのことの約束によって、野獣たちが力を発揮しました。しかし、彼らは嘘です。彼らはその約束を果たさない。彼らは決してしません。独裁者は自分自身を解放するが、彼らは人々を奴隷にする。

今、私たちはその約束を果たすために戦いましょう。私たちは世界を解放するために戦いましょう。

国の障壁を排除する。憎しみと不寛容の欲求をなくす。理由のある世界のために戦いましょう。科学と進歩がすべての男性の幸福につながる世界。

兵士は、民主主義の名で、私たち全員を団結させましょう!
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(原文)

Soldiers, don’t fight for slavery! Fight for liberty!

In the seventeenth chapter of St. Luke it is written: “The Kingdom of God is within man.” Not one man, nor a group of men, but in all men! In you! You, the people, have the power! The power to create machines. The power to create happiness. You the people have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure. Then in the name of democracy, let us use that power. Let us all unite! Let us fight for a new world. A decent world, that will give men a chance to work, that will give youth a future and old age a security. By the promise of these things, brutes have risen to power. But they lie. They do not fulfill that promise. They never will. Dictators free themselves, but they enslave the people.

Now let us fight to fulfill that promise. Let us fight to free the world.

To do away with national barriers. To do away with greed with hate and intolerance. Let us fight for a world of reason. A world where science and progress will lead to all men’s happiness.

Soldiers, in the name of democracy, let us all unite!
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2016年9月 2日 (金)

日本最大のクリエイティブの祭典 Adobe MAX Japan開催 #maxjp #AdobeMAX

我々にとってはApple、Microsoft、Googleに匹敵する企業なのに、クリエイティブにかかわっている人以外は、意外と知らない人もいるAdobeですが、我々が目にする、本、雑誌、ポスター、ちらしなどほぼすべての印刷物、テレビ番組、映画などの映像……などはAdobeのCreative Cloudというアプリ群で作られています。

今日はそのAdobeの年間最大のイベント Adobe MAXの日本版のレポートを、お台場ビッグサイトからお届けします!

Twitter(@flick_mag)の方で、生ツイートしながら、こちらでまとめたいと思います(できるかな?)。

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最新のクリエイティブクラウド、特にCCライブラリーを使っている人は、デザインにライブラリの写真などを活用できるため、それ以外のデザイナーより6倍効率が高い。ライブラリの写真からカンプを作って、クライアントに見せ、必要であれば、その写真やイラストをそのまま購入したりもできる。とっても便利。

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続いて、仲尾毅さんが登場。クリエイティブデザイナーとして、バッテリーのクリエイティブデザイン、広告やパッケージ、ウェブデザインのディレクターをしている体裁で、Adobe CCの説明を行った。

仲尾さんが、クライアントの前でiPadと Adobe Comp CCで、カンプを作ります。

この時点で、写真をAdobe Stokなどを使って、具体的に見せられるので、クライアントも含め、理解度が高く、手戻りが少ないというのが重要なポイント。

その後、デザイナーの岩本さんと一緒に、チラシのデザインなどをやったり、紙のデザインをいろいろ。そのままIllustratorに持って行って作業できる。

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続いてウェブデザイナーの轟さんと一緒に、ウェブサイト、スマホ用サイトのデザインを平行して行う。こういうフォントがいいよねとか、こういうテクスチャーを使いたいというのも、ぜんぶCCを経由して共有できる。

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これには、今話題のAdobe Xdが使われていて、実際にスマホ上の動きを再現できるラフを作ることができる。

クリエイティブディレクター、デザイナー、ウェブデザイナーが、CC経由でいろいろな素材を共有しつつ、初期の段階で高精度なラフを作り、それをそのまま実際のクリエイティブに持ち込めるので、相当効率がいい感じがする。6倍効率がいいというというのもうなづける。

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基調講演はこちらで終了。続いて、西1ホールでいろいろなセッションが行われます。

こちらでは、さまざまなセッションが同時進行で5つと、ワークショップが2つ、それぞれ4つのタイムテーブルで行われています。つまり、28もセッションがあるわけです。どれも気になる……けど、残念ながら、ぜんぶ見るわけにも行きません。

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最新のCreative Cloudって本当に使いこなしたらすごいんですよ。本当に魔法みたいにパフォーマンスが高くて効率もいい。

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たとえば傾き変えて画角が足りなくても、勝手に埋め合わせてくれる。

こういう複雑な写真のキリヌキも、簡単。ほんの数分で切り抜いて合成できる、あたらしい選択とマスクが本当に便利そう。

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画面に写っている写真から、フォントを自動で探してもらったりもできる。

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ゆがみツールの顔ツールは、目のサイズを変えたり角度を変えたり、口角を上げたり、太らせたり痩せさせたりも、パラメーター調整で自由にできる……。

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などなど、自由自在。

こんな初心者向けのセッションから、エキスパート向けのセッションまで、写真、イラスト、デザイン、映像……など、さまざまなクリエイティブの分野を網羅したセッションが数多く開催されている。

また、各企業のブースも出ており、新製品などを試したり、企業に質問したりもできる。

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そういえば、基調講演の題材として使われたバッテリーのcheeroのブースもあった。

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モデルに使われたMAX仕様のバッテリーも売っていた。

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【更新終了】

2016年8月24日 (水)

簡易なスケジュール共有アプリ TimeTreeが200万ユーザーを獲得

以前、レポートしたスケジュール共有アプリTimeTreeが200万ユーザーを獲得したそうだ。

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スケジュールの共有だけに的を絞ったシンプルな使い勝手が素敵。Googleアカウントも何も要らない。GoogleカレンダーやiCloudとは連携しないが、そのシンプルさが却っていいのだ。

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たとえば、子供たちとのスケジュールの予定の共有。部活内メンバーだけや趣味のグループの中でのスケジュールの共有など、あまり他と連携させたくない情報の管理に便利。

iOSやAndroidだけでなく、Beta版ながらブラウザでも使えるようになったのも便利。

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無料なので、ぜひ使ってみていただきたい。

2016年8月12日 (金)

Adobe XDとDreamweaverの説明聞いてきました。XDは多くの人に福音かも

Adobe CCを使えるこ洒落た大人になりたい……と思いながら、いまだに写真にキリヌキさえロクに出来ない村上タクタです。

Adobeさんに行ってXDDreamweaverの説明聞いてきました。Dreamweaverは、圧倒的デファクトスタンダードになっているWebオーサリングツール。XDは現在プレビュー版のみが公開されているUX(ユーザー・エクスペリエンス)デザインツール。

私は、自分ではウェブデザインなんてしないので、どっちも縁がないのですが、ウェブのデザインをお願いすることはあるので、XDは便利そうだなぁ! と思いました。

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説明して下さったのはAdobeの轟啓介さん。

まず、XD。

XDはウェブサイトのユーザーエクスペリエンスを検討するためのサービス。まだ開発中のプレビュー版、しかもMac版しか存在せず、ここから無料で誰でもダウンロードできる。

どんなアプリケーションなのかは、この動画が分かりやすい。

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毎月、アップデートされていて、現在公開されているのはPreview 5。どんどん高機能になっている感じの段階らしい。

ウェブサービスには、クライアントがいて、ディレクターがいて、デザイナーがいて、デベロッパーがいる(のだそうだ)。それぞれ、要望を言いディレクターがワイヤーフレームやサイトフレームにとりまとめて、デザイナーがデザインカンプを作り、デベロッパーが実装する。

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が、上流工程の人にしてみると、「要望に言わないトンチンカンなものが上がってくる」ということがあり、下流の人にしてみると「要望をちゃんと整理して伝えられないバカなクライアントで、言われたように作ってみると、あーじゃない、こうじゃないと直させられる」なんていうことはよく起こる。

起こるというか、すべてのウェブサイト開発の失敗はこのやり取りに集約されているといってもいい。

たいていの場合、クライアントはウェブ開発についてシロウトだし(玄人だったら、自分で作るw)、デベロッパーはクライアントの要望は把握していない。だから、こうなるのは当然だが、その間のコミュニケーションをビジュアルで取り行うのがXDだ。

これは便利そう。

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XDは、簡単に動作するワイヤーフレーム、カンプを作ることができ、プロトタイプとして画面の動作を作ることができ、それを関係者にシェアしてフィードバックを得ることができる。

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ドラッグ&ドロップなどの簡単な動作で、画面を作ることができ、サービス全体でのインターフェースの統合などもやりやすい。

戻るボタンはずっと左上にあったのに、ある画面だけ別の場所にあるなんてことが起こりにくいのだ。また、画像をドラッグ&ドロップで一気に流し込んだり、文字要素をテキストファイルを参照したりという省力化も進んでいる。

リンクがどういう風に動作するかも視覚的に確認しながらデザインできる。

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で、動作するプロトタイプへのリンクをメールで送って検討してもらったり、(近い将来のバージョンでは)スマホやタブレットで動作させて試したりできるのだ。

たしかに、これがあれば完成してから「こうじゃないんだよな……」という絶望も、「またやり直しかよ!」という非効率もなくなりそう。これはウェブデザイナーだけでなく、クライアントになりそうなすべてのひとに役立ちそう。

Dreamweaverは、来年で20周年を迎えるのだそうだが、2017バージョンは製品史上最大の進化になるのだそうだ。

特に重要なポイントはモダンUIの採用と、生産性の向上に関する大規模な改修。

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現在、Adobe IDのある人なら誰でも開発中のBeta 2を試すことができる。

Dreamweaverに関しては私はさっぱり知見がないので、深く語ることができないが、他のAdobe製品と同様のダークUIが採用され、UI全体はより直感的に分かりやすく、軽量コードエディターとして人気のBracketsのコードエンジンを移植し、速さと柔軟性が大幅にアップしているとのこと。

インクリメンタルな検索・置換なども高速で動作するとのこと。大幅にリメイクすることで、アプリ全体の動作が非常に軽くなっているという。

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また、Sass/LESSのコンパイルをDreamweaver上でできるようになるとのこと。保存するだけで、CSSファイルに変換してくれるのだそうだ。

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CC世代になって、Adobeはあらゆるアプリを猛烈な速度で進歩させることができるようになった。

最新アプリを使って、どんどん効率化を進め、手軽に優れた仕事をするか? それとも『互換性』や『慣れ』を錦の御旗に、古いバージョンのアプリにしがみついて、非効率に旧態然とした仕事をするか? 

どちらを選ぶかで仕事の質と量の違いは歴然としたものになりそうだ。

(村上タクタ)



2016年8月 9日 (火)

 フリック!9月号Vol.59今夜配信! ポケモンGO特集! Kindle Unlimitedなら無料で読める!

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フリック!はすべてKindle Unlimitedで読めるので、契約してれば無料でご覧いただけます。まぁ、そうでなくても180〜240円というリーズナブルな価格でお届けしているのですが。

で、今号の特集は当然のことながらポケモンGOです!

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大人として、今から初めても要領良く3日間でみんなに追いつくためのノウハウなどを掲載しています。

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その他、レベルをぐんぐん上げるためのポッポ・メソッド、細かい疑問に答えるQ&A、そもそものIngressとのかかわりなども含めて、20ページ以上の大特集+Ingress 4ページを展開しております。

2_pages『この秋、あなたのiPhone、iPad、Macはこう変わる』と題して、アップルの新OSについても解説しております。それぞれニューモデルも出ると思いますが、まずはOSの変更点を押さえておきましょう。

その他、かわるビジネスリュック、VAIO C15、AK70、Galaxy Gear 360、サテチヘッドフォン、バード電子トッテなど、今月の新製品も盛りだくさん。

JINS MEME、カバンの中身、東京女的生活など、連載陣盛り上がってます!

Amazon Unlimitedで読めて、ポケモンGO特集のフリック!9月号をよろしくお願いします。





2016年8月 3日 (水)

フリック! kindle unlimitedで確変中!

まぁ、不思議がることはないんですが(笑)

Amazon_co_jp_flick__digital_20168_vもうすぐ次の号が出る時期に、kindle有料タイトルの21位カテゴリー3位は好調です。

Amazon_co_jp___kindle__2カテゴリーランキングを見ていくと、過去のフリック!、フリック!別冊がめっちゃ読まれてます。


Amazon_co_jp_____2iPad超活用術はともかくとして、フリック!Vol.08って、そんな古い本読んでるの誰ですか(笑)これは紙で作った最後の本なんですよね。それ2012年の本だから!

創刊号もランキングに入ってました。特集で林信行さんがiPadについて語ってたりします(ただし初代)。iPhoneのレビューも載ってますが、iPhone 4です。今読んでもあんまり役に立たない気がしますw

Amazon_co_jp_____2_2カバンの中身の最初の号もランクインしてますね。

数えてみましたが、100位以内に、フリック!関連の本が19冊入ってます。これはどう考えても、kindle unlimitedボーナス。


たとえ定額サービスでも、読んでいただけるのは嬉しいです。

本当にありがとうございます。

弊社の他の雑誌も、新刊はぜんぶkindle unlimitedで読めます

Amazon_co_jp______kindle
ぜひお楽しみ下さいませ。



フリック!とフリック!別冊はすべて読み放題【kindle unlimited】

ついに、この日がやってきてしまいました。

黒船Amazonの、定額980円/月読み放題サービス、kindle unlimitedが始まりました(詳しくはリリース)。

240誌以上の雑誌、3万冊以上のマンガ、8万冊以上の書籍、120万冊以上の洋書が読み放題……ということだが、どこまで読みたい本があるのか……と様子見の方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、ウチは、電子雑誌版のフリック! 紙で出したフリック!特別編集のムックすべて、kindle unlimitedで全面公開しております。月額980円払うだけで、過去のバックナンバー含め、全部読み放題。

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『新しいモノには、とにかく乗っとけ!』が、フリック!のポリシーであり、存在意義であります(笑)

収益が出るのかどうかは分かりませんが、ともかくフリック!関連の本はkindle unlimitedで、全部読めます。

個人的に言えば、本は所有しないと気が済まないところではありますが、すでに600冊以上を電子書籍で持ってる身としては、デジタルデータとして存在すれば、『自分のもの』としてデータを持っていようが、『unlimitedのアーカイブにあるもの』であろうが、同じような気がします。

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ちょこっと読みたい本、調べモノで一部分だけ読みたい本なども読めることを考えると、私のように雑食大量本読みの人間としては、契約しないハズがないサービスだといえるでしょう。

ちなみに、unlimitedには10冊まで登録が可能で、11冊目を登録するためには1冊外さなければなりません。まぁ、ネットの届かない奥地に長時間行くのでなければ、10冊も登録できれば十分でしょう。

では、ちょっと本を読んできます。

(村上タクタ)

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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