オジさんもメルカリできるのか?
メルカリさんの主催する『勝間和代さんと考える、自宅の『かくれ資産』とは?』というイベントに行って来ました。
登壇者は勝間和代さんと、ネタフルのコグレさん、メルカリ広報のまゆみんこと石川真弓さん。
フリック!でも去年の7月に、メルカリとヤフオクの特集をやっていますが、我々オジさんの家にも、メルカリで売ったりできる資産がけっこうあります。
が、どうもメルカリというと、若い女性の使うサービスっていうイメージがあって、使い慣れない感じがする。今回のイベントは「そんなことないよ! オジさんもメルカリ使ってね!」というイベントだったわけです。
まずは勝間さんの今年買って良かったガジェット談義。
・第1位 山のようなアンドロイドタブレット
・第2位 パナソニックホームベーカリーSD-MDX100-W
・第3位 Oculus Go
・第4位 シャープ超音波ウォッシャー
・第5位 Amazon Fire 8 タブレット
なのだそうです。すごい勢いでいろいろなもの買って売ってらっしゃいますね。
そして、その「売って」の部分で役に立っているのがメルカリというサービスというわけ。
なんでも、メルカリの調査では日本全国で37兆円ものかくれ資産があるという。
それを単純に割り算すると、1人があたり28万1277円のかくれ資産があるという話。
えー? もっとないですか? というのが個人的感想。僕の部屋だって、MacBookが10台ぐらいと、カメラも20台ぐらい、テントなどのキャンプ道具、なんだかんだって山ほどありますが……28万円にしかならないのかな。それとも、これはあくまで平均だから、ガジェットオジさんはそれどころではないという話なのか……。
いずれにしても、みなさんのお宅には、大きな資産が隠されていて、それを上手にメルカリで売りましょうという話です。
ガジェット好きとしてはね。そもそも全部、いつまでも持ってたいんですが、そろそろ持っててもどこに行ったか分からなくなって、手がつけられなくなってきている感じが。だったら、たしかにメルカリでお金にした方がいい。
でも、出品したり発送したりが面倒だし、『○○様専用』とか、ローカルルールがよくわからないし、何を売ったらいいかわからないし、メッセージのやりとり面倒だし……っていう感じなんですよね。やりたいけど、できない。
そこで、いくつかヒントをもらってきました。
まず、iPhoneは売れる。
よく売り買いされているのは、iPhone 6、それからiPhone 6s、7。それぞれ、1万2000円弱、2万円弱、3万7000円弱という価格。古いのもそれなりの値段で売れるし、7がそのぐらいの値段で売れるなら、売って新しいのを買おうかなという人もいるのではないでしょうか?
iPhone Xだったら、ガラスにヒビが入ったようなのでも6万9000円で売れることさえあるそうです。
また、僕らの部屋にはいっぱいある充電器やバッテリーなどのデジタルガジェットも売れやすいのだという。カメラのバッテリーなど、自分のニーズが下がっていても、そのカタチのものを必要としてる人がいるものに関しては、出品してみると意外と売れるのだそう。
新刊の本はよく売れるので、買って読む前に出品してしまえば、「売れるまでに読まなければ……」となって積ん読にならないというライフハックも紹介された。
また、売れやすい時間は、平日の17時以降24時ぐらいまで。一番うれやすいのは22時とのこと。ここを狙う戦略で行きたい。
さらに、オジさんがメルカリに挑戦するのをサポートする機能もいくつか紹介されました。
ひとつは商品のやりとりのメッセージの典型的な文面を表示してくれる『初心者向けメッセージガイド』。年内にローンチされるらしい。
また、11月12日リリースで、ユーザーの疑問に答えるAIチャットボットも装備している。
値引き交渉されるのが面倒という人には『オファー機能』も用意されている。これだと、提案された値段で売る気がなければそのまま却下すればいいという便利さだ。とても売る気になれないような安価な値段を提示されても、タップひとつで却下されるから、気を遣う必要がない。
また、らくらく/ゆうゆうメルカリ便を使えば、宛名書きも不要だし、送料も全国一律だし、匿名で配送されるしで、やりとりが安心で、ラクチン。
これだけいろいろ便利になっているんだから、我々オジさんもメルカリに挑戦しましょう……という話です。私も、年末に大掃除しながら、出てきたものを頑張って売ってみようと思います。
あなたも、ぜひ。
(村上タクタ)