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Mac一覧

Mac

2017年7月14日 (金)

アップルの基調講演に登場した『コンピュータおばあちゃん』は筋金入りだった!

WWDCの基調講演の冒頭で、アップルCEOのティム・クックが紹介した82歳のエンジニア若宮正子さん。

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ティム・クックが会いたがった『コンピュータおばあちゃん』。親しい人には『マーちゃん』と呼ばれる彼女。実はWWDCの前に、彼女に何度かお会いしていたので、その様子をお伝えしよう。

最初にお会いしたのは、『シニア・プログラミング・ネットワーク』の取材にお邪魔した時だった。
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登壇者3人の平均年齢なんと77歳というすごいイベントでしたが、「挑戦するのに遅過ぎるということはない」といういことを教えていただいたイベントでした。左にいらっしゃるのは、マーちゃんの師匠に当たる小泉勝志郎さん。

そして、これがマーちゃんが開発してリリースしたiPhoneアプリhinadan。

こちら(https://itunes.apple.com/jp/app/hinadan/id1199778491?mt=8)から無料でダウンロードできる。

4月末時点で2万99500ダウンロード、75万ビューとのことなので、WWDCに登場した今となっては、もっとすごいことになっているんだろうなぁ……。


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マーちゃんは高齢者の方を集めて、ご自宅でパソコン教室も開催してらっしゃったりもする。これは、その取材のためにご自宅にうかがった時に撮影させていただいた写真。

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突然、Swiftでプログラミングを書きはじめたわけではなくて、もともと古くからパソコンには触ってらっしゃった。

今、82歳のマーちゃんは、終戦の時に10歳。国民学校に行った最後の歳になるのだそうで、学童疎開なども経験されている。

その後、東京の銀行に就職され、しっかりと定年までお勤めになったのだそうだ。趣味は海外旅行。だから英語も堪能でいらっしゃる。

60歳の定年退職が近づいた頃、本屋さんで『パソコン通信』に関する本を見つけた。ちょうど近々ウィドウズ95がリリースされるという頃だった。

「遠方の友達と交流できるなら面白そう」と思ったマーちゃんは、パソコンを買ってパソコン通信を始めたのだそうだ。

その後、パソコン通信は相当やり込んで、パソコン通信上の高齢者のグループ『メロウクラブ』の副会長も勤めるほど。じつは『マーちゃん』というのもパソコン通信のハンドルネームなのだそうだ。

その後、エクセルアートにもハマって、いろいろなメディアに取り上げられ、TEDxTOKYOにも登壇する。

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WWDCで紹介された写真に写っているネックレスも、実は自分でAutodeskの123DというCADソフトでCAD図面を引いて3D出力してもらった自作の品。

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なんでも、自分で工作して作ったりするのが好きなのだそうだ。

今回のようなお教室を2つ持っていて、メロウクラブの会合、マンションの管理組合の書記をしていて、かなりお忙しいそうだが、それでも講演会などの依頼があると極力でかけていくようにしているという。本当にパワフルな方だ。

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パソコン教室では、時事の話題をもとにスライドを作って、パソコンについていろいろなお話をされている。ちなみに、私が取材にうかがった時の講義は、ビットコインの話をキーに、インターネットで横行する詐欺や、それにどうやって気をつければいいかをお話されていた。

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いつお会いしても、本当にお元気で、ほがらかで、本当に驚いてしまう。

ちなみに、アップルのWWDCから帰ったあと、日本に2日だけ滞在して、友達に会うためにロシアに旅行に出かけられた。

彼女よりはるかに若輩な我々が、日々に疲れたり、海外をおっくうがったり、プログラミングを「もうはじめるのには遅い」とは言えない。

彼女より多少若い我々は、彼女に恥ずかしくないように、がんばろう。

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(村上タクタ)

2017年7月 9日 (日)

フリック! 2017年8月号 Vol.70、今夜発売です!

早いもので、初代iPad発売を機に作った、フリック!も70号。GPUパフォーマンスを500倍に拡大したiPad Pro 10.5の記事を書いているのですから、不思議なものです。

今夜24時に、8月号Vol.70を配信します!



Photo先日、速報でお伝えしたWWDCの速報と、発売された数多くの新製品のインプレッションと、テストをお送りします。

実機を触ってみたからこそ、速度テストを動かしてみたから分かる部分ってありまして……。iPad Proの激速ぶりとか、MacBook Pro 15と13、13のTBなしはどのぐらい速度さがあるか……とか、いろいろ興味深いです。

その他待望のキヤノンEOS 6D Mark II、オリンパスの防水カメラTG-5なども実際に撮影してレポート。その他にも新製品満載しております。

また、デジモノ好きにはたまらないIT関連各社のTシャツを特集。各社からいただいた37枚を読者のみなさんに抽選でプレゼントします。これからのシーズン、レアなデジモノ系銘柄のシャツというのもいいかもですよ!

お求めはこちらから!
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-439374/

2017年6月23日 (金)

AndMeshのMacBook Proケース詳細をレポート

すいません、午前中にひと言だけ触れましたが、今日発売のMacBook Pro 13ケースの詳細のお話をば。

っていうか、なんかシンプルに書いたら『お前が詳しく書かなくてどーする!』的なプレッシャーを読者の方から感じて……(気のせい?)。

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まず、基本的なスペックは、ホワイト、ブラックの2色。今日(6月23日)発売。5980円(税込)。重量は304g(実測値)。

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まず、一番のポイントはこれだけ大きな樹脂成型品を歪みなく作れるAndMeshの技術力だ。

簡単なように思うけれど、樹脂は成形後にヒケたり、熱が冷めていく過程で歪んだりする。

サイズが大きいほどその影響は大きく、だから大きなiPadやMacBookのケースというのは非常に難しい。特に、こういうポリカーボネートだけど柔らかい質感の素材で、ドンピシャのピッタリを成形するのは難しいと思う。

嵌めてみると惚れ惚れするほどピッタリだし、AndMeshならではのサラリとした肌触り。持ち心地がとても素晴らしい。

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この表面のサラリ感と、ディンプルがあるおかでもあるグリップの良さが、MacBook Proに新しいイメージを提供する。

興味深いポイントが、本体への噛み込み方だ。上下それぞれ互い違いに爪があり、本体にしっかりと噛み込むようになっている。上下互い違いなので、閉じた時に、それがぴたっとフィットするようになっている。

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このフィット感が絶妙なのだ。

ちなみに、あまりにピッタリ過ぎて、外し方を知らずに外そうとすると苦労する。不器用な人だと変な力を入れてMacBook Proを壊しかねない。

実はこのケースのパッケージに外し方も書いた説明書が入ってるので、捨てないように。といっても外す頃には、この説明書をどこに仕舞ったかわからなくなっている人が多いような気がする。簡単にいえば、本体側もディスプレイ側もヒンジ方向から徐々に外していくのがポイントだ。

裏側にはちゃんとゴム足があり、ヒンジ部分は絶妙に干渉を避けるようになっていて、コネクター部分も絶妙な切り欠きになっている。

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ちなみに、私がFacebookになにげなく「Touch Barありとなしでは、コネクターの位置が違うんですね〜」と書いたら、後藤CEOから「マジっすか!」と焦った連絡があったのはナイショの話だ。Touch Barありの位置で金型を作りそうになっていたそうだ。というわけで、この製品はTouch Barありでもなしでもちゃんと対応している。ご心配なく。

さて、悩ましいポイントは、ホワイトにするか、ブラックにするかだ。

ホワイトの方が目立つし、インパクトがあるのは間違いない。MacBook Pro 13(Late 2016以降)で多い、スペースグレーに装着するとこんな感じ(液晶が点灯したスタジオ写真は撮るのが面倒なので、こういう写真は少ないハズ)。

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逆にフィット感はブラックの方がある。また、本体がシルバーの場合はホワイトの方がフィット感はある。

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閉じたときも断然一体感がある。

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本体保護の意味ももちろんがるが、持った時の絶妙のフィット感、MacBook Proらしからぬカジュアルなルックスがファンを増やしそうだ。

ちなみに、初回限定300個、黒のみ半額のAmazon割引コードはこちら、AMMBCEG1




AndMeshから初のMacBook Pro 13用ケース登場

AndMeshから初のMacBook Pro 13用ケース登場。

ホワイト、ブラックの2色。今日(6月23日)の12時発売。5980円(税込)。

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AndMeshならではの、すっごく工夫されたケースになってます。

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もう、手元にお預かりしているので、後ほど詳しくレポートしますね!

追記:詳細記事はこちら。
AndMeshのMacBook Proケース詳細をレポート
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/andmeshmacbook--4281.html

2017年6月12日 (月)

WWDC 2017関連記事インデックス

WWDCで取材した件を集めたインデックスを作りました。
まだ、お読みになっていない記事があったら、ぜひ。

現場からならではのレポートをぜひお楽しみ下さい。

(村上タクタ)


WWDC 2017 Overview『アップルの大攻勢』
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc-2017-overv-ae93.html

アップルの未来が語られる! WWDC2017 レポート!!(速報Tweetまとめ)
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc2017-1560.html

高性能な新iPad Pro 10.5は、パソコンになりたいのか? パソコンを超えるデバイスなのか?
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/ipad-pro-105-5f09.html

アップルが新カテゴリー製品、HomePodを売る本当の目的
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/homepod-1b5a.html

WWDCで刷新されたiMac、MacBook Proは買いなのか?
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdcimacmacbook-a76e.html

WWDC 2017で発表された、ポケモンがちゃんと地面に立つiOS 11
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc-2017ios-11-c39f.html

土台から変更されたmacOS High Sierra。VRクリエイターに! WWDC 2017
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/macos-high-sier-1d4d.html

WWDCに参加している、女性デベロッパーFlask LLPにインタビュー!
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdcflask-llp-e572.html

WWDCが開催されるサンノゼってこんな街
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc-85f5.html

アップルの新社屋『Apple Park』が未知との遭遇レベルの巨大さだった
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/apple-park-3a43.html

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土台から変更されたmacOS High Sierra。VRクリエイターに! WWDC 2017

WWDC記事の最後にお届けするのは、新しいmacOS、High Sierra(ハイシエラ)だ。

バージョン名としては10.13に当たる。例年通り、無償のアップデートで一般向けのリリースは秋になる。

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デベロッパーは基調講演当日から利用することができ、パブリックベータは6月後半から。いずれも守秘義務契約により、その内容について誰かに語ったり、ウェブ上に公表することはできない。我々メディアも基調講演で語られた内容か、アップルによって開示された情報のみ扱うことができる。

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特に重要なポイントは2つ。『APFS』が採用されたことと、VR機能の充実だ。

APFS(Apple File System)は、すでにiOSでは採用されていたファイルシステムだが、従来のHFSに代わって、すべてのファイルを管理する新しいOSの基盤だ。これによりファイルのコピーの高速化図られたり、停電やシステムクラッシュ時にデータが破損する可能性が減ったり、セキュリティ的に強くなったりする。ストレージ技術のこれからの進歩を見据えた、土台部分の大改革だ。我々が使用上気付くことはほどんどないが。

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これまでも何度も述べたように、アップルはVR/AR機能の充実に大きく舵を切った。macOS High SierraにもVRアプリケーションを開発するためのサポートが拡充されている。HTC Viveヘッドセットの接続が可能になり、UnityとEpicのVR開発ツールがMac上で使えるようになる。Final Cut Proでも、プロ向け360度ワークフローのサポートが追加される。

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基調講演後のハンズオンの様子を見ていると、MacではVRコンテンツの製作機能をターゲットに開発が行われ、iOSではARコンテンツの利用に重きが置かれている。これらがどんな未来をもたらしてくれるのだろうか?

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その他にも、新しいワクワクするような機能が数多く追加されている。写真アプリではよりドラマチックな調整や写真加工が可能になっているし、外部アプリとの連携も充実している。

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Safariには、Advanced Tracking Preventionという、ユーザを広告主が追跡するためのトラッキングデータを機械学習により識別して排除する仕組みを使うことができるようになるし、メールもより大量のデータの中から自分に必要なメールを探しやすくなる。Siriの進化もiOSに準じたもので、よりインテリジェントな処理が可能になっている。

秋の本格リリースが楽しみだ。

(村上タクタ)

2017年6月 9日 (金)

WWDCで刷新されたiMac、MacBook Proは買いなのか?

「WWDCは開発者会議なんだから、新製品は発表されないよ! もう3年もWWDCでは新製品は発表されてないんだし!」……とか言っててごめんなさい。山のように新製品が発表されましたね……。

性能の細かい差異や、値段の違いは日本にいる方の方が詳しいのではないかと思いますが、現地での展示の印象は、とにかくVR/AR押しでした。

つまりは、『MacはVR/ARの開発プラットフォームに使えるよ!』というメッセージが一番強く発信されていたということです。

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MacBook Pro (Late 2016)の発売から7カ月しか経っていないのに、すべてが刷新された理由はこのあたりにあるようです。iMac の下位モデルがBroadwell、上位モデルがSkylake世代、MacBook ProがSkylake世代のチップセットを使っていたのに、すべて一気に、Kaby Lakeプロセッサを搭載したのもそう。それでもなおかつ外付けGPUを使用しないとHTC Viveを駆動できないのですから、いかにVR/ARにマシンパワーが必要とされているかわかります。

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しかし、これはVR/ARが将来のインターフェイスになると、アップルが判断し、推進することにしたということに他なりません。WindowsですでにVR/ARを推進してきた人からすると、『何をいまさら!』という気はするかもしれませんが、アップルが参加することでユーザーベースが一気に増えるということで、Adobeなどベンダー各社もVR/AR方向に舵を切れるということになり、AR/VRの普及は一気に進むでしょう。

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ハンズオンでいくつかのデモを体験させてもらいましたが、このインターフェイスが将来かなり標準的なものになるのは間違いないでしょう。一部の仕事はVR空間の中で行うようになるでしょうし、ARによる情報提供も普及すると思います。

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映画やゲームが没入型になるのは間違いないですし、仕事でもVR空間内でミーティングをしたり、プレゼンをしたり、コンテンツを作ったりするでしょうし、ARマーカーを見られるグラスを見ながら行動することになるでしょう。たとえば、空港内を歩いてる時に、どこがラウンジで、搭乗ゲートはどちらかは、ARで空間上に表示されるでしょうし、自分の母国語でない言語で書かれている文字は、AR上で翻訳して見ることができるでしょう。

そのためのコンテンツクリエイターのための道具に、Macはなると宣言したわけです。

外付けGPUを付けてでも、それは今やらないといけないことだったのです。

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まだ、スペック上でしか分かりませんが、iMacも、MacBook Proも大幅に性能向上しているので、かなりお買い得だと思います。特に下位モデルのお買い得感が高まっているように思います。

また、これによりさほど性能が必要じゃない人は旧モデルを安く買のも選択肢として選べるでしょう。

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iMacの5K/4Kの液晶は実物を見ると本当に色鮮やかで、目をみはるようです。

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iMacのラインナップは21.5インチのディスプレイのモデルが1,920×1,080ピクセルのディスプレイのタイプと、4K (4,096×2,304ピクセル)の2種類なりました。一番安いモデルは12万800円。このモデルは2.3GHz Core i5でメモリ8GB、ストレージは1TBのHDD。安いとはいえ一般的な作業には十分すぎるぐらいのスペックです。4KモデルはP3対応の高色域のディスプレイを持ち、HDDモデルとフュージョンドライブのモデルの2種類。どちらもスペックの割にはリーズナブルといっていいでしょう。

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5,120×2,880ピクセルの5Kディスプレイを持つ27インチのモデルは、一番安いモデルで19万8000円。これでも十分以上に実用的なモデルですが、あとはCPU性能、ストレージ、メモリーの積み方次第。デスクトップを使うなら、このあたりが非常にお勧めです。

状況としては当然ですが、Thunderbolt 3ポートの搭載もニュースです。こうやって、Thunderbolt世代の機材が普通になってくると、対応製品数も増えてくることになるでしょう。

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私はずっと、テンキー付きのマジックキーボードが欲しいと思っていたのですが、それがようやく用意されます。これは嬉しい。なぜ、今になったのかはよく分かりませんが。

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MacBook Pro 15インチは2モデルでというラインナップで、CPU、GPU、ストレージがその違い。13インチは4モデルがラインナップされますが、Touch Barなしが2モデル用意されるようになりました。もしかしたら、Touch Barなしでいいという人が多いのかもしれません。以前はTouch Barありとなしでは、かなり処理速度に差があったのですが、新しいモデルではどうなのか? 計測するのが楽しみです

12インチのMacBookも大幅に変更を受けており、処理速度の大幅な向上が期待できます。また、キーボードがMacBook Proと同じ第2世代のバタフライキーボードになっており、打鍵感があまりに薄過ぎて不満だった人の声に応えています。

ともあれ、全般に性能向上が著しいので、フルモデルチェンジ直後の初物買いより、熟成され性能向上をしたものが欲しい人は、本当に『買い』なタイミングだと思います。

それと、もうひとつ。

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最大で18コア、22テラフロップス、メモリー最大128GB、10Gb Ethernet搭載……という途方もない性能を持つiMac Proは、重いVR/ARの処理を楽々こなすハズだが、なにぶんお値段も8コアの再廉価なモデルでさえ4,999ドルからと、お値段もプロ用となっている。

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本当の意味でプロの映像作家や、本当にVR/ARの本格的なコンテンツを製作する人に向けたモデルになりそうです。しかし、そうしたプロにとって一体型が、果たして受け入れられるのでしょうか? 少々不思議だし、Mac Proの次期モデルとの整合性はどうなるのかなど、気になることは多いですよね。ともあれ、発売は12月とのことなので、じっくり考える時間はあります。

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(村上タクタ)

2017年6月 6日 (火)

WWDC 2017 Overview『アップルの大攻勢』

なりふり構わない、新製品ラッシュ

今、必要とされている部分を一気に埋め合わせる。それが今回のWWDC 2017のテーマだったように思う。

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プレゼンテーション中、何度も何度も繰り返されたのは『機械学習』『AI』、そして『AR』『VR』という仮想空間を扱う用語だった。

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さらに、Surfaceに勝てる画面サイズということで、『iPad Pro』は10.5インチになり、欠けている高性能デスクトップをカバーするために『iMac Pro』が登場し、AlexaやGoogle Homeに対抗する音声認識ホームデバイスとして『HomePod』が登場し、iOS 11や、macOS High Sierraなどの機能は、すべて『今、アップルに必要とされている部部』を埋め合わせることに集中している印象だった。

もっといえば、今、アップルが後塵を拝している部分を、素直に認めて、なりふり構わず盛り込んでいるのだ。

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VR/ARの作り手になれるMacと、楽しめるiOSデバイス

たとえば、iMac、MacBook Proの機能向上と、外付けGPU、HTC Viveを使ってのAR/VRなんて、その最たるものだろう。3Dゴーグルを実現するのにHTC Viveなんて他社製品を使うなんて、アップルらしくはないし、Kaby Lake世代のCPUの採用は当然としても、昨10月末に発売されたMacBook Pro Late 2016からわずか7カ月しか経っていないのにオーナー(私のことだ)の悲しみを省みず、モデルチェンジするのもらしくない。

また他社製外付けGPUにしても、たしかにThunderbolt 3のメリットを引き出した構成であるとはいえ、いかにもらしくない。

が、しかし、VR/ARコンテンツを自由に作り出すためには、そのスペックのマシンと外付けGPUが必要になってしまったのだと思う。

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というわけで、ハンズオン(基調講演後にプレス向けに公開される新型マシンに触れる取材場所)での展示は猛烈にVR/AR中心。Windowsマシンの人からすれば、何をいまさらな部分もあるだろうが、Mac/iOSデバイスコミュニティが参入してきて、はじめてユーザーベースが大きく増えるという側面もある。

Macで体験するVRコンテンツはなかなかのものだった。Windowsの最先端VRデバイスに触れている人は物足りないようだったが、Macユーザーとしては、Macで駆動できれな導入コストは大きく下がる。

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ちなみに、外付けGPUは599ドル〜とのことだった。HTC Viveが10万円ぐらいとすると、Thunderbolt 3(USB-Cでもいいのか未確認)ポートも付いたMacを持っていれば(Late 2016以降のMacBook Proや、今回発表のiMacなど)、17万円ほどの追加コストでVRコンテンツを楽しんだり、作り手側に回ったりできるということだ。

最大で18コアのXeonを搭載可能なiMac Proはこれをさらに加速するデバイスだとは思うが、プロユーザーはディスプレイを独自に選びたいだろうし、Mac Proはどうなるんだろうとか、いろいろ気になるデバイスではある。

iOSデバイスではVRゴーグルは駆動できないが、VR/AR系のAPIが充実してくれば、ハコスコのようなカタチで楽しめるデバイスも増えていくのではないだろうか?

少なくとも、画面表示タイプのARは十分に扱えるようになっている。スターウォーズの3Dチェスはとってもユニークで楽しくて、ジャバ・ザ・ハットとチェスしている気分でいっぱいだった。

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あらゆる側面に、機械学習を活用

Siriのバックボーンの学習や、Siriの発音、われわれがSiriに頼む内容の解析、Siriウォッチフェイスに表示する内容、写真アプリの顔認識、画像加工、文章の解析、手書き文字の解析……などなど、ありとあらゆるところのデータ解析の説明に『機械学習』『AI』という言葉が出てきた。

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こちらも、すでに研究を進めている人からすると、「何をいまさら!」ということかもしれないが、iOSデバイスほど数が普及しているデバイスにこれだけ採用されているとなると、おのずと意味が変わってくる。

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「家を出る時に鍵を持ってるか確認するんですよね?」「今日の夕方は、●●さんとのアポがありますよ」「夕方には天気が崩れますから傘をどうぞ」……などの情報がApple Watchに表示されるとかなり便利だと思う。


今でも私は、次のカレンダーでのスケジュールをApple Watchに表示しているが、これだけでも、会話中に次の予定の時刻をチラ見することができるし、ゆっくり休んでる時に「アレ? 何か予定をすっぽかしてない?」と不安になっても、Apple Watchを見るだけで事足りるようになっているからかなり便利だ。Siriウォッチフェイスは、この昨日をさらに推し進めたものだと思う。実際に使ってみるのが楽しみだ。

ティム・クックは戦う気、満々だ

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WWDCは、その名の通り、開発者の集まりだ。

そして、ティム・クックは、アップルを支えているのは、ここに集まってる開発者たちだということをよく分かっている。だから、これらの武器を提供し、鬨の声を上げているのだ。

もちろん、他社対抗だとか、後追いだという批判もあるだろう。

しかし、アップルという会社が、あとから技術が実用的になった時点で現れて、そのカテゴリーの製品やサービスを『Reinvention(再発明)』して席捲してしまうのが得意な会社であることは歴史が物語っている。

ミュージックプレイヤーRioを持っていた人はiPodを笑ったものだ。iPhoneの登場をBlackBerryはどう捉えていただろう?

アップルのAR/VRが、HomePodが、進化したApple Watchが、世界を席捲しないと誰が言えるだろうか? そんな可能性を感じさせられたWWDCの基調講演だった。


(村上タクタ)

(関連記事はこちら)

WWDC 2017 Overview『アップルの大攻勢』
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc-2017-overv-ae93.html

アップルの未来が語られる! WWDC2017 レポート!!(速報Tweetまとめ)
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高性能な新iPad Pro 10.5は、パソコンになりたいのか? パソコンを超えるデバイスなのか?
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アップルが新カテゴリー製品、HomePodを売る本当の目的
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WWDCで刷新されたiMac、MacBook Proは買いなのか?
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WWDC 2017で発表された、ポケモンがちゃんと地面に立つiOS 11
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc-2017ios-11-c39f.html

土台から変更されたmacOS High Sierra。VRクリエイターに! WWDC 2017
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WWDCに参加している、女性デベロッパーFlask LLPにインタビュー!
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WWDCが開催されるサンノゼってこんな街
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アップルの新社屋『Apple Park』が未知との遭遇レベルの巨大さだった
http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/apple-park-3a43.html

2017年6月 5日 (月)

アップルの新社屋『Apple Park』が未知との遭遇レベルの巨大さだった

日本から遠路はるばる来たら、やっぱりアレ見に行っちゃいますよね!

4月から引っ越しがスタートされているとレポートした、アップルの新社屋『Apple Park』です。

サンノゼからは約15km。バスで30分ぐらいです。

バス停からテクテク歩きましたが……地図のスケール感がよくわからなくて(笑)結局5kmぐらい歩きました……。

なんというか、のどかな感じの郊外なんですよね。

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自転車、走りやすそうだなぁ……なんて思いながら、テクテク歩いていると。

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道の向こうに巨大な構造物が……。

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記事で、4階建て、直径500mほどあるリング状で、1万2000人が働く……と(アップルのリリースに基づいて)書きましたが……いや、実際に見ると意味が分からない巨大さです。

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イメージとしては、野球やサッカーのスタジアムを想定してもらえると近いのですが、その2〜3倍はあるんじゃないかというデカさです。周りも広いからよくわかりませんが。

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位置からすると、左の丘が『スティーブ・ジョブズ・シアター』という展示会場になるんじゃないかと。丘の中身が1000人を収容するシアターになっていて、上にはガラスで出来た入り口だけが設けられるようです。

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周りも広いし、重機もデカイし、大きさが感じられません。いつか、ここに取材のために行けるといいなぁ……。

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9000本以上の木が植えられ、屋上には17メガワットの太陽電池を備えるエコな建物でもあります。

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地下への入り口。工事用でしょうか? それとも、完成した際に、クルマは地下に停めるようになる、その入り口なのでしょうか?

完成予想図の看板が立っていました。

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半年かけて全社員が入居する計画とのことなので、10月頃には1万2000人の社員がこの中で働くことになるのでしょうか?

早く、その全貌が見たいものです。

※あと、数時間後に始まるWWDCのレポートはこちらから(http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc2017-1560.html)


WWDCが開催されるサンノゼってこんな街

台北でCOMPUTEXを取材していたかと思うと、気がつくとカリフォルニア・サンノゼです。びっくり。

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台湾もいい陽気でしたけど、カリフォルニアも素晴らしい気候です。

空は抜けるように青く、空気は透き通っていて、乾燥してて過ごしやすいです。

ちなみに、サンノゼってこんな場所です。


サンフランシスコを入り口として、サンフランシスコ湾があって、その湾に添って広がるエリアがいわゆるシリコンバレーです。右下の方、クパチーノがアップルのある場所で、湾の先端のちょっと先、サンノゼが、今回WWDCが開催される街です。

距離感がよくわからないかもしれませんが、サンフランシスコからサンノゼって、これでも80kmぐらい離れていて、その間が全般にIT企業が散らばっているとか、なかなかスケールの大きな話です。

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それほど大都市ってわけではなく、地方都市という風情でしょうか? 明るくて素敵な感じの街ですよ。僕らが泊まってるところを含めて、いくつか大きなホテルはありますが、それ意外は大きなビルもあまりないし、治安も良さそうな雰囲気です。

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ちなみに、WWDCは本来開発者の方が参加するイベントで、アップルの開発者アカウントを取って、申請すれば参加できます。

ただし、参加料がたしか1599ドル(約17万8000円)で、しかも参加者が多いので、抽選です。アプリメーカーさんなどでは、複数の人が応募してそのウチ数人が行く……というようなことをしていると聞いています。

以前、私も取材に行きたくて、開発者アカウントを取って応募したことがありますが、あえなく落選しました(笑)

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こういう街角にあるなにげないベンチがお洒落っていうのがカリフォルニアっぽいですね。

今、深夜1時なのですが、ワクワクして、ちょっと会場を見に行ってきましたが、ライトに照らされて素敵な感じでした。では、少し寝ますね。

日本時間、深夜2時にこちら(http://blog.sideriver.com/flick/2017/06/wwdc2017-1560.html)でお会いしましょう。

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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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