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Mac一覧

Mac

2017年5月11日 (木)

MacBook Pro 13(Late 2016)に、素敵なレザージャケットを買った

ノートパソコンについては、あまりプロテクションとか考えないですが、考えてみればiPhoneでもiPadでも製品を守るためのケースを使うことが多いので、MacBook Pro用にもレザーケースを買ってみた。

というか、私のパソコンは撮影用の使うことも多いので、キズは付かないに越したことはないのだ。

MacBook Pro 13(2016)ケース・ジャケット
価格は7200円(税込)

そしたら、思いのほか気に入ってしまって驚いている。

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着せるように装着するレザーケースだ。素材はカーフスキン風の合成皮革。こういう使い方だと、本革よりフィットするし、経年変化で歪んできたりしないし、重さも65gと軽い。

閉じてしまうと、本当にビジネス用の書類ばさみというか、手帳っぽくて、そこが気に入っている。

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お気に入りといえば、1カ月ほど前から先行して使わせてもらっていたフォーカルポイントのTUNEWARE ALMIGHTY DOCK TB1がまもなく、ようやく出荷とのこと。

(※本日(5月11日)受注開始、在庫アリだそうです)

ポートの差し込みの微妙な具合を出荷を送らせてまで完璧に調整していたのだそうだ。私的には使い心地は問題なかったんですけどね。

↓製品版はもうちょっとUSB-Cのコネクターが深く刺さるようになるらしい。

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最初はThunderbolt 3ポートを2つ使って、Thunderbolt 3はひとつになるってよく分からん……って思ってたんですが、2ポート使うことでしっかり安定して接続できて、かつSDやUSB-Aが増えるということで、実に便利なのです。

奥のThunderbolt 3にLG 5Kを接続し、USB-Cには、USB-Aのハブを接続してTime Machineや写真保存用のハードディスク、LogicoolのUnifyingのレシーバー、ScanSnapなどを接続してます(LG 5K背面のハブは現状では瞬断が起るので、ハードディスクを接続するのは怖いのです)。手前のはLANケーブルへの変換。

会社に着いたら、これをガチャっと繋ぐだけで、仕事準備完了です。

あ、あと、Macを置いてるのは、バード電子のMAC TABLE(9600円)ね。

MacBook Proを買って半年。段々周辺機器が充実してきて嬉しいです。

(村上タクタ)

2017年4月29日 (土)

何歳になってもプログラミングにチャンレンジできる!  #シニアプログラミング

最新号のフリック!では、小学生、中高生、大学生が『プログラミング教育』を受けている様子をお伝えしている。



だけど僕(48歳です)にも「自分はもういいや」という気分がある。いや、あった。

しかし、もう、そんなことは言ってられない。

82歳にしてSwiftでアプリ開発!?

そんな気分にさせられるイベントを取材している。

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なにしろ、衝撃の登壇者の平均年齢77歳。48歳なんて、まだ四半世紀以上若造である。

こんなことでは、『若いのにプログラミングもできないの?』と言わる時代がやってくるかもしれない。子供たちがプログラミングに興じるのを拝見するのとは、また違った思いがする。

今日取材にうかがっているイベントは『シニア プログラミング ネットワーク#1』。登壇するのは、平均年齢77歳という高齢者の方々。

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プログラミングが必要だ、必要だ……って、よく言いますが、多くの人には「自分は、いまさらやらなくても……」っていう気分があると思う。しかし、70代、80代の人が、その年からチャレンジして、プログラミングを習得されているとなると、もはや言い訳はできない気分になる(笑)

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ただ、高齢者の人がパソコン教室みたいなところで、用意された教材に従って作ってるんだろう……と思ったら、全然そんなことはなかった。いや甘かった。想定外。すごく面白かった。

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まず、最初に登壇された、コンピュータおばあちゃん、マーチャンこと若宮正子さん。82歳。ご一緒に壇上にいらっしゃるのは、若宮さんの師匠にあたる小泉勝志郎さん。震災の支援活動がきっかけで知り合いになられたそうなのだが、小泉さんが仙台、若宮さんが横浜と遠隔地なのに、メッセンジャーやSkypeを使って、プログラミングを教わったのだそうだ。

なんと、XcodeでSwiftを使ってアプリを作ってらっしゃる(汗)

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何がすごいって、コンセプトがしっかりしている。

『高齢者の方が、若者に勝てるゲームアプリを作る』

高齢者の方がスマホなどに親しめない理由のひとつに、ゲームをやっても若い人に全然かなわないというのがあるのだそうだ。たとえば、パズルゲームのドラッグ&ドロップひとつとっても、手が震えて上手くできないのだそうだ。

だから、高齢者の方が、高齢者の方の知識を使って、勝てるゲームを作ろうとしたのだそうだ。それが、このhinadanという、雛飾りを並べるアプリ。どの雛飾りをどこに並べればいいかという高齢者ならではの知識を活かして勝負けが決まって、ドラッグ&ドロップを使わずに、タップで操作できるようになっている。

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高齢者の方が作ったアプリとして話題になり、なんと、2万9500ダウンロードで、75万ビューになっているらしい。

海外のニュースにも取り上げられNAVERのカンファレンススピーカーとして呼ばれて話をしたり、TED Tokyo 2014に登壇して話たりとものすごいことに。

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お話を聞いていると、60歳まで銀行に勤務されていて論理的思考になれていらっしゃったり、海外旅行が趣味で英語に堪能だったり、60歳で定年退職後パソコンクラブに入って、もう20年以上パソコンを使いこなしていらっしゃる……と82歳とはいえ、途方もなくパソコンを使いこなしてらっしゃる。エクセルアーティストとしても有名なのだそうだ。

XcodeとSwiftでアプリを作ると、アップルへ申請や審査のやりとりなどは、英語でやらなければならなかったりするのだが、そういう部分ももとより英語が堪能だったりする部分が役に立ったりしている感じだった。


高齢者による高齢者のためのアプリ開発

次に壇上に上られたのは、鈴木富司さん。ダンディな雰囲気の82歳だ。

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富司さんで、ハンドルが『トミ爺』ていうあたりがかなり飛ばしている。サイトのURLもhttp://tomzyapp.com/だ。こんなイカしたURLはあまり見た事がない。

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そもそも、みなさん普通に個人サイトを持ってらっしゃるのにも驚く。

トミ爺……じゃなかった、鈴木さんが作ってらっしゃるのは、高齢者のためのスマホ解説アプリ。これまた、コンセプトがハッキリしている。

身の周りにスマホを使いこなせない……そればかりか興味はあるのに『私なんかには使いこなせないに違いない』と、言いきって触れようとしない人が多いというのだ。

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そこで、鈴木さんが考えたのが、『ひとりでも多くの年配者がiPhoneを使えるようにしよう』ということだ。身近な問題だからコンセプトがはっきりしている。しかも、どういうところにつまずくか、何で困るかがよく分かっている。

子供に聞くと、いちいち怒られる。面倒がられる。一度教えてもらった操作を忘れてまた聞くのも申し訳ない……それで『スマホなんて使えなくても』となってしまうのだそうだ。キーボードの操作ができないというコンプレックスも大きいらしい。

しかし、そうやってそっぽを向いている人でも、Siriの音声入力で検索できる様子などを見せてあげると、急に『できるかも?』と目がらんらんと輝きだすのだそうだ。

指が震えてドラッグ&ドロップができない、ダブルクリックをしようとしても2回のクリックの間が空き過ぎてダブルクリックにならない、そもそも皮膚が乾燥していてタッチパネルが反応しない……などの問題にも事細かに答えてあるのだそうだ。

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↑これが高齢者の方向け『スマホの勉強』の画面。最初に初期設定を本人にさせるのは、大変で、そこでつまずいてしまうことが多いのだそうで、そういう部分は『お孫さんなどに設定を頼みましょう』とあっさりと、諦めるのもすばらしい。そこは頼ってしまった方がいいことなのだそうだ。

鈴木さんは群馬の機屋の6男坊。14人兄弟だったのだそうだ。そんな中から商社に入り、自動車の海外事業に没頭。日本のクルマを世界に売ってJapan as No.1を築きあげた世代の人だ。なのに、子会社への道を蹴って米国の動物園設計会社へ、さらに74歳でアプリ開発学校へ……となんども何度も、0からスタートし思いを実現するために頑張ってきたのだそうだ。

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ちなみに、自動車海外事業の下りは本にまとまっているのだそうで、このあたりはお話を聞くと、長い原稿になりそうなので、今日は先へ話を進めよう。

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ちなみに、世界各地で自動車を売ってきたということで、鈴木さんも英語は堪能そう(ご本人は得意ではないとおっしゃっていたが)。うーむ、プログラミングの前に英語か……(汗)

やはり、アプリの申請で苦労されているとのことで、『アップルの厳しい審査のおかげで鍛えられた』と遠回しに、審査の厳しさに苦言を呈されていた。



またぎ×IoTのインパクト。さくらのIoTにもビックリ

今日は強烈な登壇者の方が多いなと思っていたら、最後が一番強烈だった。ここで満腹と思って、油断していた自分を殴ってやりたいぐらいだ。

なにしろ、紹介文が
『マタギとしいて有害鳥獣駆除も手がける中、Ichigo Jamを使ったセンサー付き檻を自作し、年間90頭ものイノシシを駆る猛者!』
である。

渋谷に取材に来て、イノシシを狩るマタギの話を聞くとは思わなかった。しかも、武器はIchigo JamでIoTなのである。

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ちなみに、お3方とも壇上に上って、KeynoteやPowerPointを普通に使いこなしてプレゼンをされていた。40代や50代で、ITが苦手とか言ってる人は猛省した方がいい。

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谷川さんの住む福井県の勝山市では、イノシシの害がひどいのだという。

私の聞き及ぶところによると、近年獣害は増加の一途を辿っており、地方では駆除に苦労しているそうだ。私が毎年泳ぎに行く福井県の民宿でも、素敵な日本庭園がイノシシに掘り返されてひどいことになっていた。野菜は食われるし、田んぼを荒らされると採れるお米にも獣臭がついてしまい、出荷できなくなるのだそうだ。

そんなワケで罠をしかけたりするのだが、イノシシも利口で成獣はつかまらない。しかけをかい潜ってしまうのだそうだ。

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ワンボードマイコンIchigo Jamを使う子供プログラミング教室PCNをの活動を「面白そうなものだなぁ」と見ていた谷川さんは、そのIchigo Jamをイノシシの罠に使とを思いつく。マタギIoT誕生の瞬間である。

超音波センサーは、高周波も聞き取れるといわれる獣相手には使えない。そこで赤外線センサーを使うことにした。シャープが販売する450円のセンサーが一番都合がよかったのだそうだ。

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システムとしてはこんな感じ。

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イノシシをエサでおびき寄せる。高さセンサーがイノシシを感知する。ネズミや他の小動物もエサを食べに来るので、そこは高さセンサーで感知し、10センチ以下のものはスルーする。木の葉などに反応して、いちいち罠が閉じてしまっては、山に入ってそれを解除する手間が発生するので、3度チェックして、3回とも高さのあるものの侵入を感知したら、モータを回して支えを抜き、罠を閉じる。

市内の山に5基の罠を設置し、テスト運用したところ、なんとそのうちの3基で11匹の害獣を捕まえるというかくかくたる戦果を挙げる。

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実際に運用してみたところ、市内の他に地区に較べて、谷川さんの罠をしかけた地区は圧倒的に好成績を挙げたのだという。

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害獣に悩む地方では、この情報はニュースとなり、非常に多くのテレビや新聞でレポートされたのだという。

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ただ、この罠、当然山の中に設置する。50カ所以上に設置すると、毎日捕まっているかどうか確認するたけでも大変な手間になる。

そこで谷川さんが現在開発中なのは、罠にかかったら、スマホに通知が来るシステムの構築だ。

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Ichigo JamにさくらのIoTを組み合わせ、さらにMicrosoft Azureを活用し、イノシシがかかったらスマホに通知が来るようにするのだという。もう、開発はあるていど進んでいる。

さらに将来的には赤外線カメラと連動し、捕獲の通知とともに、捕獲されたイノシシの状態を撮影してクラウドに送信し、猟友会や役場の捕獲情報などのシステムと連動するようにしたいという。

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最後にお3方の対談もあり、非常に充実したイベントだった。

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対談も非常に面白かった。
「ヒマはいっぱいありますから、先はないけど」
とか
「自分の親が徘徊するようになったら、プログラミングで解決してあげればいい。人によって徘徊のパターンは違うから、自分の親のためにだと真剣になれるでしょ?」
とか、切れ味するどい自虐ギャグにはたじたじだった。


最後にちょっと今日学んだことを箇条書きにしておこう。

●何かを学ぶのに遅過ぎるということはない
●ニーズに基づいたしっかりしたコンセプトが何より大事
●プログラミングはやっぱり世界を変えるかもしれない
●高齢者の方の豊富な人生経験は、やっぱり面白い
●こんな高齢者の方が増えれば、高齢者社会も悪くない

ということで、とりあえず、私もSwift Playgroundsに真剣に取り組んで、先々、iPhoneアプリのひとつも作れるようになりたいと思った。

(村上タクタ)

2017年4月18日 (火)

ScanSnap Cloudが使えるものになったかも

いや、便利なんですよ。ScanSnap Cloud(15年11月の記事)。

スキャンしたものがクラウドに飛んで、そこから各サービスに行く。便利なはずなんです。

が、意外と身の回りのScanSnapユーザーに聞いても使っている人が少ない。なぜなら、旧来のスキャンして、身近なデバイスを経由して、クラウドに飛ぶので十分だから。『ケーブルで繋がってるデバイスにコピーされる方が、なんか分かりやすいんですよね』という人が多い。また、直接飛ばすとOCRがかからないとか、そういう問題もあったんですよね。

結果、便利なはずはのに、「前のままでいいや、安定して繋がってるし」という人が意外と多いということに。

そんな問題をそのまま放置せずに、キチンとアップデートしてより便利な手段を提案してくるのがScanSnapのすごいところ。クラウドなので、すでに勝手にアップデートがかかって、本日(2017年04月18日)からみなさん自動的に使えています。

New170418001 新機能のポイントは3点
1)検索可能なPDFをクラウド上で生成
2)自動ファイル名生成機能を名刺・レシートにも
3)スマホのカメラでもスキャン可能に

ということだ。

1)検索可能なPDFをクラウド上で生成

は、けっこう大きくて、これまでScanSnap Cloud経由で検索されたものは文字認識されていなかったのが、これからクラウド上で文字認識してくれるようになった。

New170418002 2)自動ファイル名生成機能を名刺・レシートにも

New170418003 書類のタイトルや日付などからファイル名を生成してくれる機能は便利だったのですが、その機能がレシートや名刺にも適用された。これも便利ですよね〜。特に、名刺の方はEvernoteやEightに飛ばすにしても、pdfのファイル名にちゃんと人物名が入っているというのは何かと便利。

3)スマホのカメラでもスキャン可能に

というのも、スマホで写真を撮った画像や、名刺はこれまで違う流れになっていたのが、ScanSnap Cloudアプリで撮影したら、iX100やiX500でスキャンしたものと同じように処理してくれる。

たとえば、名刺でいえば、普段、たまった名刺をiX500でスキャンしてEightで管理している人なら、外出先で受け取った名刺をスマホのScanSnap Cloudアプリで撮影するだけで、自動的にEightに取り込まれるということになる。これはかなり便利。極論、名刺を受け取らなくったって、現場で撮影させてもらうだけで、Eightに取り込まれるということになる。

これは便利。

これまで、ScanSnap Cloudを使ってなかった人も、これを機会にScanSnap Cloudに乗り換えてみてはいかがだろう? iX100/500を使っても、スマホをつかっても 自動的に、DropboxやEvernote、Eight、STREAMED、freeeなどに、振り分けられるという便利さを、そろそろ活用してみた方がいい。

詳細リリースはこちら

(村上タクタ)

2017年3月 9日 (木)

Next Levelのプレゼンを実現する『ロジクール・スポットライト』

会社内であれ、外であれ、プレゼンで人を説得しなきゃいけないシーンってありますよね。

世界では、PowerPointやKeynoteなどで、プレゼンテーションをしている人が、10億人いるのだそうです。

誰もが、スティーブ・ジョブズや、TEDのような説得力のあるプレゼンをしたい。しかし、プレゼンターを使っている人は、たったの200万人。つまり、あとの人はみんなパソコンを直接操作してプレゼンしているワケです……と語るのは、ロジクールのマシアス・ティルブさん。

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今日、ロジクールから発表され、2017年3月22日から発売されるロジクール・スポットライト(Spotlight)(1万2880円・ロジクールオンラインストア価格)は、そんなプレゼンターの悩みを解決する製品。

すべてのプレゼンターは『分かりやすく』『興味を持続させ』『緊張せずに』『時間内に』プレゼンをしなければなりません。スポットライトはそこを助けてくれるプレゼンターなのだ。

まず、一般的な赤色LEDのポインターで部分を指示するとこんな感じ。

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山頂付近を指しているのが、こんな感じ。分かります? 目立ちませんよね?

スポットライトなら、こんな感じ!

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ドン! これは目立ちます。

明かりを照射しているわけではなくて、プレゼンアプリから、ディスプレイ出力への間に介入して、指示している部分以外を暗く落としているのです。

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ちなみに、動作はジャイロセンサーで拾っており、腕の操作に連動するそうです。操作をしはじめた時に、画面のセンターから動作しはじめるようで、別にスクリーンの方向を感知してるわけではないようですが、極端に画面に近づいたりしない限り、まったく違和感なく操作できました。ポインターを操作しようとする時、一般的な人は最初にまず画面中央に向けるような操作をするもののようです。

ちなみに、プレゼンで頻繁に使うスライドを送るボタンは一番大きいもの。手前のボタンは戻る。奥のボタンを長押しすると、このスポットライト機能が動作します。

特別な機能はスポットライトだけではありません。奥のボタンをダブルクリックすると3つの機能が切り替えられます。

ひとつはスポットライト、2番目は拡大機能です。

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これも、人の注目を集めるのに非常に有効な機能です。しかも、スライド上で見にくい部分を大きく拡大して見せることができます。

たとえば、グラフの一部の細かい部分も、大きく拡大して見せることができます。

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観衆の席から見えないような、細かい表組みをプレゼンで見せられること、ありませんか? この機能さえあれば、そんな心配もないわけです。ただ、だからといって細かいエクセルの表組みがさらにはびこるようでは困りますが(笑)

3つめの機能がカーソルのコントロールです。これにより、スライドの途中の動画の再生ボタンを押すために、パソコンに駆け寄る必要がなくなります。

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もちろん、パソコンにドライバを入れる必要はありますが、ドライバにより、さらにタイマーや、各機能のカスタマイズ(円の半径なども変えられる)なども行うことができる。

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Macとウインドウズに対応。Macは10.10以降、ウインドウズは7以降に対応するとのこと。アプリはPowerPoint、Keynote、Google Slide、PDF、Preziで使えるとのことだが、スポットライトや拡大機能は別にアプリが立ちあがっていなくても使える。

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色は、ゴールド、シルバー、スレートの3色だが、シルバーはアップル専売。

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こんなパッケージに入っている。

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下のタブを引っ張ると、USB-Aに接続するドングル入っている。Bluetoothでも接続できるし、ドングルを挿せばそれと接続するというのも分かりやすい。充電ケーブルはUSB-C側をスポットライトに挿して、USB-Aで充電する。

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つまり、本体側はUSB-Cになっているのだ。

両端がUSB-Cの充電ケーブルと、USB-Cのドングルがあれば、USB-C世代にも対応できる。もちろん、まだそんなアナウンスはないが、今後、USB-Cの普及次第では、そういう風に進化可能なようになっているのではないだろうか?

MacBook Proユーザーとしては、すぐにでも完全USB-C仕様にしてほしいところだが。

『スポットライト』や『拡大』機能は、間違いなく、今後のプレゼンの特徴になっていくだろう。

聴衆の注目を、一気に集めて、自信たっぷりにプレゼンしたいなら、他の人に先んじてスポットライトを手に入れよう。

2017年3月 8日 (水)

Appleに製品を納入する、イビデンが再生可能エネルギーに切り替えた意味のひとつは、100年前の歴史に秘められているのかも!?

Appleが、サプライヤークリーンエネルギープログラムを日本にも導入し、その最初の会社として、『イビデン』がアップル向けの生産を100%再生可能エネルギーで行うことを約束したと発表した

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これって、なかなか興味深いことです。

イビデンっていう会社は同社のウェブサイトによると、CPUなどのチップのパッケージを作っている会社とのこと。

パッケージといっても単なるカバーではなく、超微細な電子パーツであるチップを基盤などに接続すると同時に、外界の温度や湿度、振動や衝撃などから守るというい大切なパーツだそうで、iPhoneやiPadのチップのパッケージはこのイビデンという会社が作っているそうです。

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もうちょっとサイトを見てみると、イビデンは岐阜県の大垣市にある会社です。東海道の要所で、青春18切符なんかで旅行していた人だと、乗り換えをしないといけない駅としてご記憶なんではないかと思います。

イビデンの『イビ』は、揖斐川の『揖斐』で、もともとは、『揖斐川電力株式会社』として1912年に創立されたそうです。つまりもう105年もの歴史のある会社なのですね。

そして、その名の通り、もともとは電力会社で、揖斐川の水力を使っての発電事業をやっていた会社なのだそうです。でも、日中戦争を機に電力の国家統制が始まると、発電所は国家事業になっていき、電力供給事業から離れて、電気化学会社となっていったのだそうです。

そんな会社だからこそ、太陽光発電という大きな事業に積極的に取り組まれたのかもしれませんね。

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このAppleの公約を守るため、イビデンでは20以上の再生可能エネルギー施設に投資するそうですが、その中には国内最大級の水上太陽光発電システムが含まれているそうです。ここはもともと貯木場だった場所らしく、それも揖斐川を使った水運の要所であった、大垣らしいお話ですね。

イビデンのプロジェクトは、Apple向け製品を生産するのに必要な12KWを越える太陽エネルギーを発電するそうです。

Appleとその製造パートナー各社を合わせると、2018年末までに年間25億キロワットのクリーエネルギーがApple製品のために発電されることになるそうです。

原子力での発電は非常にリスキーであることを人類は学びましたが、化石燃料による発電も温暖化という非常に大きなリスクをもたらしています。太陽光発電にもセルの製造などにおいて本当に地球に優しいのかどうかと疑問をさしはさむ声もありますが、AppleがiPhoneをはじめとして製品の製造で得た大きな利益を、自らを肥やすために使うのではなく、地球環境のために投資していることは素晴らしいと思います。結果として、それが同社の利益になる部分はあるのかもしれませんが、それも含めて、Appleのクレバーな方向性だなと思います。

現在Appleは、23カ国での操業を100%。ワールドワイドでも93%、再生可能エネルギーで行っているのだそうです。

(村上タクタ)

2017年2月23日 (木)

アップル新社屋『Apple Park』として、4月から活用開始

故スティーブ・ジョブズの最後の創造物と言われる、アップルの新社屋が『Apple Park』として4月に入居準備が整い、1万2000人に及ぶ同社の社員が、半年かけての入居を開始するというアナウンスが発表された。建物と庭園の建設は夏まで継続する予定とのこと。



しばらく前まで、『Apple Campus 2』と呼ばれていたこの新社屋は、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるクパチーノの旧社屋からほど近いところにある。

実は私も、2014年にシリコンバレーに取材に行った時に、聖地巡礼よろしく旧社屋の前に立ってみた。もちろん、招かれて行ったわけではなかったので、中には入れなかったが……。

こちらが旧社屋。クパチーノのインフィティループ1という住所地にある伝統ある建物だ。

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そして、新社屋はこのインフィニティループ1から、フリーウェイを越えて1kmほど隔てた場所に、完全に新しく造成される。

ちなみに、実はこの2014年にも私は見に行ってみたのだが、前の通りはこんな感じ。

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そして、入り口から見えた内部はこんな感じで、まだ何も始まっていなかった。

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故スティーブ・ジョブズがこの計画を発表したのは2011年6月。彼が亡くなる数カ月前だった。iPhoneでいえば、4の時代。4sが発表される少し前のことだ。

それから、6年。ついにこの新社屋が『Apple Parkとして』完成する。

全敷地面積は約175エーカーとのこと。換算すると、約71万1000平方km、坪にすると約21万5000坪。それでも分かり難ければ東京ドーム15個分。いくら換算しても見当がつかないほど広大な敷地だ。

本社の建物は直径500mほどもある巨大なリング状で4階建てになっており、すべてが巨大な湾曲ガラスで覆われている。

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『ワークスペースと庭園は、チームに刺激を与え、環境に有益なものになるように設計されています。私たちは世界でもっともエネルギー効率の良い建物のひとつを作り上げました。キャンパスは完全に再生エネルギーで稼働します』とティム・クックCEO。

庭園の敷地には従業員のために、2マイル(約3.2km)のウォーキングとランニングのコースがあり、リングの内側の庭園には果樹園、芝生、池があるという。

500万平方フィート(14万坪)のアスファルトとコンクリートの土地を、芝生や9000本以上の乾燥に強い木々に置き換えるとのこと。また屋上には17メガワットの太陽電池を備える。これは世界最大のオンサイト太陽発電施設になるとのこと。また、建物自体も自然の力を上手に生かすようにできており、太陽光を通すガラスパネルと、世界最大の自然換気のシステムにより、1年のうち9カ月は暖房や冷房を必要としない構造になっているという。

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『スティーブは、カリフォルニアの自然の景観によって刺激を受けインスパイアされていました。それは彼が考えをめぐらせるために好んだ環境でした。Apple Parkは彼の精神を驚くほどよく捉えています』とLaurene Powell Jobs氏は述べています。


もし、彼が生きていれば、この2月24日金曜日に62歳になったはずだ。

アップルは彼の記憶とアップル社と世界への影響力を讃えるために、シアターにスティーブ・ジョブズの名を冠するという。今年後半に完成するという1000人収容のシアターは、庭園の一番高いところに設けられ、庭園全体と本館を見下ろせる丘の上にあるという。シアターへの入り口は金属とカーボンファイバーを組み合わせた直径165フィート(約50m)、高さ20フィート(6m)のガラスシリンダーとなっている。

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このイラストの建物(?)がその入り口だとしたら、1000人を収容するというシアターは一体どこにあるのだろう? もしかしたら、この丘の中自体がシアターなのかもしれない。

社屋全体には外部の者は入れないが、このシアターは新製品の発表会などにも使われる模様。いつか取材に行く時が来るといいのだが……。

このシアター以外にも一般ユーザーが訪問できるApple Storeと、カフェも設けられるという。その他にもちろん従業員のオフィスと、セキュリティに守られた研究開発施設、フィットネスセンターなども設けられているという。

こんな環境で働けるアップルの社員のひとたちが本当にうらやましい。

(村上タクタ)


2017年2月15日 (水)

Acronis True Image 2017 New Generation新製品発表会レポート

Acronis True Image 2017 New Generationの新製品発表会に行ってまいりました。

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Acronis True Image 2017 New Generationはバックアップを取るだけでなく、ランサムウェアに対する対策が盛り込まれています。

ランサムウェアというのは、その名の通り「ランサム=人質」を取るタイプのマルウェア。感染すると、自分のデータを見られなくなってしまい、データを復元するために身代金を支払うことを要求されるというタイプのもの。

新しい製品の価格は以下の通り。

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2017年2月10日 (金)

4種目のオールマイティドック CM2登場!! 今度はHDMI付き

怒濤の勢いで、リリースが続くTUNEWAREのオールマイティドック(TUNEWARE ALMIGHTY DOCK)シリーズー、第4弾はCM2という名前で登場。

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こんどのポイントは『コンパクトなのにHDMIが繋げる』こと。

HDMI接続の外付けモニターを使っている人や、出先でモニターに繋げてのプレゼンの多い人にお勧めだ。

ポートは給電用のUSB-Cと、USB-A×2、それに加えてHDMIというワケだ。

お値段は5980円(税込)で、いまなら発売記念価格で5280円(税込)

ちなみに、CM1はこういう感じ。こちらはSDとmicro SDが読めて4980円(税込)

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どっちを選ぶか迷うような人はC1を買えばいいわけですが、SDは読まないとか、HDMIは要らないっていう人に、それぞれの選択肢があるというのはていねい。

これで、シリーズは4種類。

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あなたはどれを選びますか?

2017年1月11日 (水)

超人気のMacBook Pro用ハブに、小型版登場!【TUNEWARE ALMIGHTY DOCK CM1】

MacBook Proを使うならほぼ必需品という機能と、8980円(税込)という破壊的な低価格(従来、この手のDockのように使える多機能ハブは3万円前後するのが普通だった)によって、購入したい人に行き渡らないほど大人気の『TUNEWARE ALMIGHTY DOCK C1』に加えて、機能を若干削って、コンパクト化した『TUNEWARE ALMIGHTY DOCK CM1』が、発表された。

価格はさらに、挑戦的な3980円(税込・Amazonでの数量限定発売記念価格)(!)
(発売記念価格4280円、通常定価4980円・税込)

商品サイトはこちら

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私は、前のTUNEWARE ALMIGHTY DOCK C1の方を使っているが、USB-Cの普及していない現時点では、MacBook Pro(15/13)、MacBook(12)のユーザーにとっては必需品ともいえる製品だ。

以前、お話をうかがったところ、『HDMIには繋がない』『ネットはWi-Fi経由だからEthernetは要らない』という人が少なからずいらっしゃった……とのことだったので、その頃からこれは開発中だったのだろう。

電源を提供するとともに、従来のUSB-Aタイプの機器と SDカード、 mini SDカードを使える。しかも、コンパクトなのも嬉しい。C1を見ると分かるのだが、Ethernetコネクターが厚さを規定しているので、これを省略することで、かなり薄くなったようだ。

またタイトルには『MacBook Pro用』と書いたが、MacBook(12インチ)でも、もちろん使える。むしろ、MacBook向きかもしれない。

ちなみにUSB-Aポートは、0.9A×2(C1は1A/0.5A/0.5A)。 また、もちろん、Thunderbolt 3仕様ではなく、USB−C仕様。

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ちなみに、C1は160×50×15mmの74gだが
CM1は、108×27×10mmの44g。

荷物をできるだけコンパクトにしたいという人にとっては願ってもない新製品。

C1は、フォーカルポイントの方によると『予想の2ケタ上の人気』とのことで完全な品不足になっていたが、大増産体制を組み、1月中ぐらいには普通に買えるようになるはず……とのことなので、C1も遠からず品不足が解消されるはず。

デスクにC1を置いて、ハードディスクから電源、ディスプレイまでを一度に接続できるようにするとともに、出かける時はCM1……という使い分けも便利かもしれない。

3001247351fab3f439c8a39a2fc7d7538d1 色は、C1の4色とは異なり、シルバーとスペースグレイの2色。

(村上タクタ)

2017年1月 9日 (月)

フリック!2月号Vol.64、今夜0時発売!!!

今夜0時発売のフリック!2月号Vol.64の特集は、MacBook Pro 15/13の登場で、非常に幅広いラインナップになったMacBookシリーズ。

超先鋭的なMacBook Proの15インチ、13インチもあるし、『スターバックスで見渡すとMacBook Airばかり』と言われるほどの、超定番となったMacBook Airの13インチもラインナップに残っているし、驚くほどの薄型軽量のMacBook 12インチ、そして従来型のMacBook Pro 15/13も、今でも購入可能だ。

大きくトライしたニューモデルに対して、『定番』として誰にでもお勧めできるモデルも選ぶことができる。

そんな中から、何を選ぶか、MacBookシリーズのラインアップを細かくチェックした。

我々のような新しい好きのベテランマニアにとっては『自分で買うならPro、他人に勧めるならAir』というのもひとつのキーワードかもしれない。


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第2特集では、『知っておきたい USB-CとThunderbolt 3の要点』、『Google翻訳で感じる、機械学習ってすごい!』。その他、新製品紹介では、AirPods、Olympus OM-D E-M1 Mark II、ASUS Zenbook 3など盛りだくさん。

本日深夜0時、フリック!2月号Vol.64発売です。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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