cheeroのUSB-CーLightningケーブルは、カタチを覚える
各社から、USB-CーLightningケーブルが発売され、USB-C系で充電アダプター、モバイルバッテリーを揃えたい人には嬉しい限り。
というわけで、cheeroからも「 cheero Type-C to Lightning Cable 」が発売された。
価格は2480円(税込)で、Amazon、楽天、Yahoo!では1680円(税・送料込)。そして、初回400個限定で1380円(税込)
発売は本日の正午。
PD対応で、Lightning端子対応のApple機器に最大60W(20V/3A)の充電が可能とのこと(だが、60Wを受け付ける、Lightningコネクター搭載のデバイスを筆者は知らない。通電の規格としては通すことが可能だろう)。
引っ張りやねじりに強い丈夫な設計となっており、2万回以上の折り曲げ試験に合格したとのこと。また、MFiも取得しており、安心して使うことができる。長さは約100cm。
ちょっとユニークなのはその素材で、メッシュ状のナイロン繊維の編み込みでカバーされている。とっても丈夫そう。
ケーブルはしなやかというより、ちょっと強情な感じで、固いが、曲げた形状を維持する性質があるので、特定のところに沿わせたい……というような場合には便利。曲げにくいという感じではなくて、曲げるのは簡単だが、形状を覚えるというか、維持しやすいという感じ。
さて、実際に、チーロの45W USB-Cアダプターや、新しいPP5などと、iPhone X、iPad miniなどと接続して計測してみた。
iPhone Xでは5V×1A=5Wや、9V×1.5A=13.5W、iPad miniでは、5V×3A=15Wや、12V×1A=12Wで、充電する様子が確認できた。PDは電圧や電流を切り替えつつ充電してくれるのが面白いが、どんな状況でどうなるかデバイスのプログラム次第なので、記事を書くのが難しい(笑)
このあたり、デバイス側のバッテリー残量によっても制御が変わるようなので、もうちょっといろいろ計ってみたいと思うが、いずれにしても、5V×2.4A=12WがせいぜいのUSB-Aコネクターを使った充電よりも高速で充電できるようなので、USB-Cに切り替えるメリットは、今後追々増していくだろう。
まだ、USB-Aベースで機材を揃えている方は、そろそろ、切り替えはじめてもいいのではないだろうか?
cheeroのUSB-Cのシリーズだと、クオリティも、意匠も揃っていて、リーズナブルなのでお勧めだ。
(村上タクタ)