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2017年5月28日 (日)

台湾取材もレンタルWi-Fiを借りて

初めて海外に行ったのは30年以上も前のブラジルで、学生時代はバックパック背負って、インドやヨーロッパを1カ月以上うろうろした私であります。当時は、日本を出たら、電話もしなかったので(高かった)、一切自分の普段の世界とは連絡ができない状態で1カ月とか過ごしてました。

下手したら、何日も日本語をしゃべらないし、読まない感じでした。

が、今や世界は狭くなり、ほぼほぼいつも通りの生活ができます。

ってなわけで、海外に行く時は携帯を借りたり、ローミングしたり、SIMを買ったりすることが多い時代になりましたが、私はいつもWi-Fiルーターをレンタルで借ります。

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いつもお借りするのは、グローバルWi-Fi(https://townwifi.com/)さんで、1日あたり1000円せずに、各国で大容量通信ができます。

レンタルWi-Fiルーターのいいところは、現地に着いたら電源を入れるだけなところ。あとは自分の電話を機内モードにして、Wi-Fiを繋げばいだけだから。

旅慣れた人をSIMを買って使いこなされるのだと思うけど、あまり海外出張のない私としては、行った先で電源入れるだけで繋がるっていう安心感が一番。SIMだとアクティベートしたり、プロファイル入れたり色々ありますし、繋がるまでドキドキするし、同行する人次第では、そんなことやってる余裕がなかったりもしますしね。

今回、取材用のおまけとして、6月からレンタルが始まるili(イリー)(https://townwifi.com/ili/)もお借りしました。ボタンを押したら翻訳してくれるというデバイスです。

これ、レンタル料金は800円。ボタンを押して、「駅までの道を教えて下さい」というと、iliは、甲高い声で「Please tell me the way to the station」って言ってくれます(笑)

ネットワークに繋がずに単体で使えます。シンプルな旅行英会話しかできませんが、こちらの言った事はかなりちゃんと翻訳してくれます。すごい、リアル翻訳コンニャク。ネットワーク関係なく動作するのも素晴らしい。ただし、英語は日本語にしてくれません。自分が言うことより、向こうの言うことがヒアリングできなくて途方にくれる(もしくは恥ずかしい)ことが多いので、そこは逆の方がいいかなぁ。

これをかざして会話するのは気恥ずかしいですが、ウケは取れるような気はします。なんだったら、相手に向けて使わずに、物陰でiliで翻訳して、それを自分で発音するという手もあるかもしれません。

いずれも、またのちほど使用インプレッションをお届けしますね!

(村上タクタ)

COMPUTEX TAIPEI 2017に取材に行ってきます

台湾で開催される、COMPUTEX TAUPEI 2017に行ってきます。

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以前、たしか、弓月さんにレポートいただいたりしたかと思うのですが、自分の目で見てこようと思っています。

基本的にはフリック!7月号でレポートしますが、このウェブサイトや
Facebookページ、
https://www.facebook.com/flickmag/
Twitterで
https://twitter.com/flick_mag

にも書いていきますので、それぞれフォローして下さいね。

Twitterの方がクイックに投稿しやすいとか、Facebookの方がやりとりしやすいとか、それぞれのメディアに応じて書いていきたいと思いますので。

それでは、行ってきます。

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※ひらくPCバッグmini、活躍中!

2017年5月26日 (金)

がん患者のQOLを考えるiPhoneアプリ『がんコル』。国立がん研究センターからResearchKit利用で

以前にもお伝えした( http://blog.sideriver.com/flick/2017/04/apple-watchrese-4913.html )通り、iPhoneには『ReserchKit』という仕組みがある。医療用のデータを集めやすくするためのアプリを、医療従事者の人が開発しやすくするアプリの部品のような仕組みだ。

このReserchKitを使って、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院が『がんコル(QOL)』http://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/gan_qol.html)というアプリを開発、リリースした。

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『がんコル』
価格:無料

https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%82%B3%E3%83%AB/id1234444324?mt=8

がんといえば、最も恐ろしい病気のように感じるが、同時に現在の日本人の死因のうちの3割を占めており、時期はともかくとして多くの人が関わる病気でもある。

毎年、なんと100万人ががんと診断されており、そのうち1/3が就労世代であるというから、まったく他人事ではないし、実はがんになってから、いかに働くか? いかに生活を維持できるか? また働いてもらうべきか? ということも非常に重要なことである。

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(取材にご対応下さった国立がん研究センターの近藤俊輔博士)

がんになったら、即入院して治療に専念するのが望ましいのは言うまでもないが、そうできる状況にある人ばかりではない。また、入院に専念することばかりがその人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるのか? その人が成し遂げたい仕事があった場合それを継続する方法を考えた方がいいのか? では仕事はどのていど可能なのか? どういったサポートが大切なのか……? などの研究は、意外と進んでいないのだという。

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多くの人が持つiPhoneのReserchKitはこういう研究に非常に役に立つ。これまで、毎日、病院から離れて就労している患者にアンケートを取ることなど不可能に近かったのに、このiPhoneのReserchKitを使ったアプリを使えば、何百、何千、もしかしたら、何万かそれ以上のデータだって集まる可能性がある。その大量に集まったデータは、過去に為しえなかった研究成果を生み出すかもしれないのだ。

がん患者は、その病気それ自体による肉体的/精神的苦痛に加え、放射線治療、抗がん剤治療、手術……などの治療による苦痛とも戦うことになる。その上で、どの段階においてそのようなQOLを実現可能なのかは、これまできちんと把握された国内のデータはないのだという。

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病気で、不調を感じながらも仕事をしている状態をプレゼンティズム、仕事を継続できず休職して治療にあたる状態をアブセンティズムという。これまではおおまかにそういう状態としてしか把握されていなかった、この仕事に向かう患者の苦痛とそのパフォーマンスについて、社会的な理解を高めようという研究なのだ。

アプリでは最初に立ち上げた時に、治療開始日をはじめ、性別、年齢、携わっている仕事など、いくつかのアンケートに答えて、その後、毎日、簡単なその日の状態を記録するアンケートを入力する。

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慣れてくると、1分もかからずに答えられるアンケートだ。

このアンケートは評価軸として、WHO-HPQ、EQ-5D-5L、日本語版PRO-CTCAEなどの尺度を利用している。

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アンケートに答える続けると、自分の入力したデータの変化をグラフとして見ることができる。

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また、同じぐらいの治療日にある人の統計的なデータと、健常者のデータが表示される。自分の感じている状態が、全体の中でどういう状態にあるかが分かるというわけだ。

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また、薬や点滴の日、診察の日などをスケジュールするカレンダー機能もある。

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がんになっても生活は続く。

もちろん、最初は誰しもショックを受けるし、世をはかなむことになるだろう。しかし、それを受け入れたあとで、どのようにがんと戦っていくのか? 人生の中に取り込んでいくのか? という研究はまだまだ進んでいない。

このアプリはがんに罹患していない人でもデータを入力して(治療を開始した日を入力せずに始めれば罹患していない人としてデータを入力できる)使うことができる。

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罹患していなくって、身体のコンディションがよいと感じている人ばかりではないし。仕事のパフォーマンスが100%だと感じている人ばかりではない。むしろ、スティーブ・ジョブズのように人生が無限ではないということを感じているからこそ、意義のある日々にしようと努力する人もいるかもしれない。

そんな、QOLを新たに研究するためのアプリだ。みなさんも、ぜひ使って研究データの収集に協力していただきたい。

(村上タクタ)

2017年5月25日 (木)

ジェットダイスケさんの写真展『空UTSUSEMI蝉』

ガジェット好きなら、『ジャジャ〜ン!』という掛け声とともに新製品が紹介されるジェットダイスケさんのYouTubeをご覧になったことがあると思います。

いまやYouTube動画だと誰でも使う、短過ぎるぐらい短く動画を切って繋ぐ『ジェットカット』を生み出した人であり、ブログ、ポットキャスト、ビデオポッドキャストなどに黎明期から関わり、音楽や動画のクリエイターとして常に先駆者として知られる人です。

ヒカキンさんも所属するUUUMの役員でもあります。

そのジェットダイスケさん、最近は写真家としての活動に力を入れておられて、その初の個展が開催されているので行ってきました。

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(※うっかりクリックしてしまいそうですが、Tシャツの柄です。動画じゃありません)

行ってみて、ビックリ。動画でのキャラクターとは違って写真はまったくガチ。

セミの羽化の場面を延々と撮影されています。

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いろいろお話を聞いたのですが、蝉の羽化は日が暮れてから朝方までに行われるので、それを延々とファインダーで狙うのだそうです。

生物の写真は、生き物次第ってことがありますから、延々と忍耐するしかないわけです。蚊に刺されたって、蚊取り線香を焚くわけにもいきませんしね。

蝉が地面から出てきて、羽化を始めて、背中を割って出てきて、羽根を伸ばして、羽根が乾燥して飛び立つまでは1時間ぐらいかかるそうです。

撮影しやすい場所に出てくるとは限りませんし、ストロボで撮影するワケにもいきませんし、撮影途中に鳥に食われてしまうことや、雨粒に当たって死んでしまうことも多々あるそうです。写真の他にタイムラプス動画も展示されていて、羽化のシーンがよくわかります。

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このサイズのものになると、当然マクロレンズで撮影されるわけですが、この領域になると、ピントの浅さが異常で、目にピントを来させて、撮影するのは相当な苦労があると思います。スローシャッターなのだそうなので、フォーカスブラケットとか、その他ブラケット撮影も使えないと思うので、設定には独自の工夫がいっぱいありそうです。

目の周りにある毛(つまりまつげみたいなものですね)にピントが来ている写真は、やはり独特な境地な気がします。『ソニーα7RIIでないと撮れない写真』と、ジェットさんはおっしゃってました。

中央の写真にある蝉の身体には金粉のようなものがいっぱいついていますが、これも羽化したばかりの蝉は真っ白で、完全に乾燥した蝉にはこの色はありませんから、ほんのわずかなだけ生じる色彩なのだそうです。生き物って不思議。

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ちなみに、プリントはフジフィルムのラボで出力されたA全の巨大なプリント。表示されているディスプレイはEIZOの4Kディスプレイ『ColorEdge』を使ってのドットバイドットと、いう機材のマニアでもあるからこその、機材の性能を引き出しきった展示であるのも魅力。

それらの機材の真価、高精細の極みをここで体験できます。

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『空蝉』っていう言葉は、『うつせみ=浮世の身』という意味が本来あるから、蝉の羽化を撮りながら、この浮世の我々自身の存在を問うような意味もジェットさんはかけているような気がします。

素敵な写真展なので、ぜひ。

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『空UTSUSEMI蝉』

2017年5月24日〜6月3日

EIZO Galleria Ginza

TEL03-5537-6675
〒104-00551東京都中央区銀座7丁目3-7
ブランエスパ銀座ビル3階

営業時間:10:00〜18:30
定休日:日・月・祝日(例外もあり)

2017年5月24日 (水)

メルセデス・ベンツのオプションとしては格安!? Mercedes-Benz ×VAIO Zコラボモデル登場!

メルセデス・ベンツとVAIOのコラボモデルVAIO Zが、限定100台で発売される。

受注開始は今日(2017年5月24日)の11:00。すぐにオーダーした場合の、最速入手日は6月6日。

販売先はAmazon.co.jpのメルセデス・ベンツ日本公式オンラインストアのみ。

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ベースモデルはVAIO ZのCore i7モデルと、Core i5モデル。さらに、300SLモデルと、Vision Tokyoモデルがあり、計4種類。受注生産なので、オーダーがあってから、この4種類を作り分けるので、合計での生産量が100台という設定。VAIO Zをベースにさまざまな、専用の意匠が施されている。

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一番印象的なのは、外面にほどこされているレーザーエングレーブ。

当初はここにスリーポインテッドスターを入れる案もあったとのことだが、スリーポインテッドスターはトラックパッドに配して、むしろオーナーがいつも目にできる方向のデザインになったという。

クラシカルな300SLは、今も脈々と続くプレステージ性の高いクーペモデル。1954年に登場したガルウィングモデルの写真を刻印している。ガルウィングはこけおどしではなく、車体剛性を高めるために、サイドシルの高さを確保したため、それでも十分な昇降性を得るために開発されたものなのだそうだ。

この刻印は写真を元に、レーザー刻印で美しく見えるようにさまざまな部分を微調整して、図案化しているのだそうだ。特にヘッドライトやガラス面の写り込みには苦労したのだそう。また、Vision Tokyoモデルより刻印は浅くして、色味も穏やかにしているという。

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メルセデス・ベンツの伝統を象徴するのが、300SLだとすれば、革新性を象徴するのがVision Tokyo。このクルマは2015年の東京モーターショーで発表されたデザインスタディ。

洗練された都市型生活に活用される、優れたスペース効率、多目的性を有神、知能を持つコネクト機能を備え、自動運転にも対応した2030年以降の東京をイメージしたモデルとしてデザインされている。

メルセデス・ベンツが都市の名を冠したコンセプトモデルを作るなんて、非常に珍しいので、印象に残ってる人も多いのではないだろうか?

この未来的なモデルと、先進的なVAIOとの組み合わせもまた、非常によく似合う。

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このコラボモデルはVAIO社からの声かけがあって実現したのだそうだ。

安曇野で生産するから、クオリティの高い少量生産に対応可能ということで実現している。

販売されるのは日本のみということで、メルセデス・ベンツ日本において、同社のブランドを冠した商品として『メルセデス・ベンツ コレクション』として管理される製品だが、もちろんメルセデス・ベンツの公式製品。


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販売はメルセデス・ベンツのAmazon.co.jpのストアで行われるし、展示もメルセデス・ベンツ コネクション(東京・六本木、大阪に置かれるかどうかは不明。調整中)。もちろん、アフターサービスはVAIO側が行う。

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レーザー刻印の他にも特徴的な部分は数多い。

まず、起動させたときや、パソコンを開いてスリープから解除した時には専用のサウンドが鳴り響く(もちろん、オフにもできる)。

起動した時にはセルモーターがかかり、エンジンが始動する音が鳴る。スリープ解除時には、エンジンを吹かして走り出すサウンド。ギアをシフトアップしつつ、遠ざかっていく音が鳴る。

何のモデルかは非公開ということだが、300SLでも、(もちろん)Vision Tokyoの音でもないとのこと。かなり荒々しいサウンドで、レースチューンされたクラッシックカー風ではあるが、お話によるとそんなに古いクルマではないとのことだった。実際に聞いてみて、何の音なのか、思いを馳せてみるのも楽しいかもしれない。

キーボードのバックライトは、Vision Tokyoのデザインに合わせて専用のブルー。とっても未来を感じさせる。

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ディスプレイヒンジの右側には、小さく『Mercedes-Benz』とレーザー刻印されるし、ヒンジの裏側中央には誇り高きスリーポインテッドスターが刻印されている。

壁紙はどのモデルを買っても、300SL 2種類、Vision Tokyo 2種類が入っている。

トラックパッドのスリーポインテッドスターは、透明な基材の裏面から印刷されており、もちろん雲母の板の上に配されるので、たわむことはほぼない。スリーポインテッドスターの3つの尖った細い部分が欠けないように、職人が1個1個管理している部品なのだという。

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Core i7モデルは、i7-6567Uを搭載しており、メインメモリーは8GBのオンボード。3Gbpsを発揮する第3世代のプロSSDの256GBを搭載。Microsoft Officeは含まれず、OS はWindows 10 Home 64ビットが搭載され、28万5000円(税込)。

Core i5モデルは、i5-6267Uを搭載、メインメモリーは8GBのオンボード。第2世代のプロSSD 256GBを搭載。ソフトウェアに関してはi7モデルと同等で、25万円(税込)。

メルセデス・ベンツに乗ってらっしゃる方で、VAIO好きな方にはたまらない製品だ。クルマのオプションパーツと考えれば、レザーシートより、19インチホイールよりはるかに安いので、品切れにならないうちに買っておいた方がいいかもしれない(笑)

(村上タクタ)

2017年5月20日 (土)

手に馴染むDëffのチタン

ご存知のように、私、カジュアルなiPhoneケースとは別に、メタル削り出しのiPhoneケースも大好物であります。

で、お借りして参りましたDëff(ディーフ)のCLEAVE(クリーブ)シリーズの、チタンバンパー。



これが、なんというかたまりまへん!

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どこに書いたかはもう忘れてしまいましたが、iPhone 5の世代の時から、DëffのCLEAVEは愛用していたんですよね。iPhone 5は白いのを使ってましたが、それに赤いアルマイトのCLEAVEは似合っておりました。

CLEAVEの素晴らしいところは、曲線美であります。

ぺたんとフラットなiPhoneボディを、ボンキュッボンってな感じのナイスバディにしてくれます。しかも、デスクなど平らな所から持ち上げる時に、指がかかりやすくてピックアップしやすい。

さらに、ウェストが締まっているので、握った時に手に馴染む。

金属性なのに、非常に手に馴染みがいいというところが素敵なのだ。

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さらにっ! 最新のCLEAVEはネジの要らないQuickLockを使用。バネ内蔵のスイッチにしてカチッとハマって、取り外しは両型のボタンを押しながら引っ張ればすぐ外れる。

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ボタン類も、もともとこういう製品だったんじゃないかと思うぐらいカチカチと小気味よく動作する。

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しかもっ! 一般のモデルはアルミだが、このモデルはチタン! 軽い、カッコいい!

できることならチタンの青黒い地肌を出してくれればなお良かったのだが、PVD(物理蒸着)でコーティングしてある。どうも、品質管理的にコーティングすることになった模様。いやいやもったいない! 多少劣化しようともやっぱりチタンの地色がいいなぁ。バーナーで炙ったりして、青からの虹色の色が出たりしてもカッコいい。

Dëffさん、次はぜひ地肌のままで。

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なんといいますか、お値段はちょっと張りますが(iPhone 7用が2万円、7 Plus用が2万1999円)、非常にレアなチタンだと思えば、なんとか納得できる価格。チタンは硬いから、切削加工にも時間がかかるから、しょうがなさそう。

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お借りして、1カ月近く使っているが、使えば使うほど手に馴染んで、すっかりとお気に入りになっている。本体はどの色でも似合いそうだけど、やっぱりジェットブラックか、PRODUCT (RED)かな。

欲しいなぁ……。

詳しくはフリック!6月号Vol.68に記事が載っております。



(村上タクタ)

2017年5月19日 (金)

オジサンも胸きゅんするラブストーリーは、Premiere Proで作られた

5月27日(土)から、映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど。』が公開されます。

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偶然、Facebook上で出会った日本人の茂木さんと台湾のリンちゃんの海を越えた恋愛模様を描いた作品で、実話を元にしています。リンちゃんのFacebookページは現在も続いています。さらにページをまとめたフォトブック『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど。』も出版されており、こちらが原作になっています。

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▲『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど。』のFacebookページ

本作品はAdobe Premiere Pro CCで全編編集された。Premiere Proならカラーグレーディングを始め、さまざまな作業が可能。専門の編集マンはいたものの、主演の中野裕太さんと監督である谷内田彰久さんは、ああでもないこうでもないと夜な夜な編集を進めたとのこと。さらに試写会も何度も行い、参加者の意見を受けて再編集という作業を繰り返して完成。

限られた予算の中、何度もフィードバックを反映できるのは、プロフェッショナルのためのソフトながら安価で利用できるAdobe Premiere Pro CCを使ったからとのこと。

Photo_3▲Adobe Premiere Pro CCの編集画面

D ▲主演の中野裕太さんと監督の谷内田彰久さん

Facebook上での偶然の出会いからエンディングまで、作品は胸きゅんなシーンがいっぱい。40歳を超えたオジサンでもきゅんきゅんしてしまいます。(ただ、もうこんな日は自分にはこないのか……と、せつなくなってしまいますが)

公開は来週、5月27日(土)からです。


●映画情報
『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』
2017年5月27日(土)新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて公開。他、順次全国公開
監督:谷内田彰久
出演:中野裕太、簡嫚書(ジェン・マンシュー)、王彩樺(ワン・サイファー)、蛭子能収
公式Facebook:https://www.facebook.com/mamadame.movie/
公式サイト:http://mama-dame.com/

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▲日本だけでなく台湾でも上映される

2017年5月12日 (金)

昨日発売の新型MBP用、Thunderbolt 3対応アダプターTB1を1カ月前から使ってみた

新型MacBook Proは、Thunderbolt 3を4ポート(ファンクションキータイプの13インチは2ポート)のみというすごい仕様なので、たいていの場合変換アダプターが必要になります。

で、便利なのがフォーカルポイントさんのTUNEWARE ALMIGHTY DOCKシリーズです。万能タイプのC1、コンパクトでSDカード対応のCM1、HDMI対応のCM2がありましたが、新らたにTB1というThunderbolt 3対応タイプが出ました。

これ、1カ月前からプロトタイプを使わせていただいていて、超便利に使っています。

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会社で、必要なケーブルは全部これに挿しておいて、会社についたらガッチャーンと繋げば接続OK。とっても便利です。

そもそも、最初にこの製品のことを聞いた時はちょっと不思議だったのですよね。

だって、「Thunderbolt 3ポート2口を使って、Thunderbolt 3を2口供給するって、どういうこと?」と思ったわけです。プラマイゼロやん! と。さらによく仕様を見ると、Thunderbolt 3は1口だけで、手前側はUSB-Cに格下げされるじゃないですか。なんなんっていう話ですよ。

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でも、使い始めてみると、TB1がめっちゃ便利であるということに気付きます。


全部繋いでおいて、ガチャってできるのは、これだけです。私の使用環境だと。これでないと5Kディスプレイ繋げないし、電源の充電はフルスピードでないんです(詳しくは後述)。

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そもそも、ちょっと遡って考えると、これが40Gbps、100WのThunderbolt 3フル対応……ってことは、他のアダプターは違うのかってことです。

そうなんです。違うんです。

他所のメーカーさんのはもちろん、ALMIGHTY DOCKのC1/CM1/CM2も、全部USB-C(正確にはUSB3.0、もしくはUSB3.1 Gen 2など)でうごいてます。40Gbpsどころか、10〜5Gbpsで動いているワケです。

で、それでダメなのかというと、それはそんなことない。

なぜなら、今、僕らが使ってる大半のデバイスに40Gbpsはいらないから。マウスやキーボードはUSB2.0の速度で十分だし、ハードディスクやSSDだって、USB-Aのケーブルから変換してるなら、USB-Aの速度で十分だから。

だからALMIGHTY DOCKのC1/CM1/CM2でOK問題ない。ちなみに、当時Thunderbolt 3のが動作すると高価になるという問題もあったし、USB-Cで十分じゃん、C1/CM1/CM2がリーズナブルな価格で出てることにこそ価値があるよ、と思ってた。たぶん、これはこれ。

5でも、USB-C(USB3.0、もしくはUSB3.1 Gen 2など)のじゃあ対応できない問題が3つある。

ひとつは電源。Thunderbolt 3は最大100W流せる。MacBook Proでも15インチは87W、13インチは61Wをアダプターが供給する。

これにはThunderbolt 3かもしくはUSB-CのPDの規格が必要になる(正しく書こうとすると、どんどん長くなるな、この記事……。PDについては省略するのでググってw)。

USB-C規格のC1/CM1/CM2だと、それぞれ48/60/40Wしか供給してない。別にそれでもいいけど、充電時間は実はダイレクトに繋ぐよりちょっと遅い。

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ふたつ目は、ストレージ。40Gbpsの速度でがんがんデータをやりとりしたいなら、USB-Cじゃ間に合わない。ただ、フツーのハードディスクだと、もちろんそんな速度が出るワケはなくて、数台をRAIDで動作させて高速化するビデオ編集用の特殊な機材を使っていない限り関係ない。

最後に、ディスプレイ。僕が使ってるLGの5Kディスプレイのように5,120×2,880(1470万以上)ピクセルで、10ビットカラーを60Hzで動かそうとすると、膨大なデータのやりとりが発生してしまい、計算上Thunderbolt 2の20Gbpsでも追いつかず、Thunderbolt 3が必要になる(だた、このLG 5Kって内部的には3200×1800で認識されているんで、もしかしたら、そこまでのデータ量はやりとりしてないかも)。

というわけで、いろいろ考えると、2本のThunderbolt 3を接続し、1本はThunderbolt 3として使用し、残りの1本をUSB-C×1とUSB-A×2、SD、micro SDに振り分けているTB-1の仕様大正解というわけです。

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Mac側が2ポートなのも、しっかり接続できるという意味で大正解。ぐらぐらしないから安心感がある。比較的カッチリ嵌まるUSB-Cだが、やっぱり毎日抜差ししてると緩んでくるし、個体差もある。2口にすることで、それを防ごうという考え方は正しい。

ただし、ポートの間隔がいつまでも同じかどうかは分からないので、もしかしたら、この世代のMacBook Pro専用のデバイスになる可能性もある。

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ちなみに、私が使わせていただき始めてから、発売まで時間がかかったのは、コネクターの挿さり具合を深くするために改良していたから。私はそんなに不具合を感じなかったのが、基盤の位置を動かしまでして、完全に深く挿さるように変更したという。「100Wの電源が通る可能性のあるコネクターだから、完全に挿さるようにしたい」というフォーカルポイントさんのご意見は、電源を扱う電気製品の取り扱いとしては正しい。そういう真摯な態度を取るメーカーさんだから、安心して使えるワケです。

この手のデバイスは、作ってる深圳のメーカー(?)さんは、同じボディでいろんなところに出荷してたりしますが、細かい仕様や内部チップなどに違いがあったりしますし、フォーカルポイントさんのように「自分ところで売るのはこの仕様で」と細かく注目をつけているメーカーさんの商品を買うべきです。もしかしたら、同じようなのはいくつか出るかもしれませんが。

詳しくはフォーカルポイントさんのメーカーサイトで。







2017年5月11日 (木)

MacBook Pro 13(Late 2016)に、素敵なレザージャケットを買った

ノートパソコンについては、あまりプロテクションとか考えないですが、考えてみればiPhoneでもiPadでも製品を守るためのケースを使うことが多いので、MacBook Pro用にもレザーケースを買ってみた。

というか、私のパソコンは撮影用の使うことも多いので、キズは付かないに越したことはないのだ。

MacBook Pro 13(2016)ケース・ジャケット
価格は7200円(税込)

そしたら、思いのほか気に入ってしまって驚いている。

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着せるように装着するレザーケースだ。素材はカーフスキン風の合成皮革。こういう使い方だと、本革よりフィットするし、経年変化で歪んできたりしないし、重さも65gと軽い。

閉じてしまうと、本当にビジネス用の書類ばさみというか、手帳っぽくて、そこが気に入っている。

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お気に入りといえば、1カ月ほど前から先行して使わせてもらっていたフォーカルポイントのTUNEWARE ALMIGHTY DOCK TB1がまもなく、ようやく出荷とのこと。

(※本日(5月11日)受注開始、在庫アリだそうです)

ポートの差し込みの微妙な具合を出荷を送らせてまで完璧に調整していたのだそうだ。私的には使い心地は問題なかったんですけどね。

↓製品版はもうちょっとUSB-Cのコネクターが深く刺さるようになるらしい。

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最初はThunderbolt 3ポートを2つ使って、Thunderbolt 3はひとつになるってよく分からん……って思ってたんですが、2ポート使うことでしっかり安定して接続できて、かつSDやUSB-Aが増えるということで、実に便利なのです。

奥のThunderbolt 3にLG 5Kを接続し、USB-Cには、USB-Aのハブを接続してTime Machineや写真保存用のハードディスク、LogicoolのUnifyingのレシーバー、ScanSnapなどを接続してます(LG 5K背面のハブは現状では瞬断が起るので、ハードディスクを接続するのは怖いのです)。手前のはLANケーブルへの変換。

会社に着いたら、これをガチャっと繋ぐだけで、仕事準備完了です。

あ、あと、Macを置いてるのは、バード電子のMAC TABLE(9600円)ね。

MacBook Proを買って半年。段々周辺機器が充実してきて嬉しいです。

(村上タクタ)

大好きなSony Reader Storeがリニューアルした

Reader Store ( https://ebookstore.sony.jp/ )

『大好きな』は個人的な想いだけど。数ある電子書籍配信元さんの中でも、本好きな方が作ってらっしゃる感じがするんですよね。

そんなわけで、個人的には、趣味で読む書籍類(SFとか、時代モノが好きです)は、Reader Storeで買うことにしています。今見ると382冊買ってました。

レビューを書くと、そこから誰かが買ってくると若干ポイントが付いて、数十円のことだけど次に本を買う時の足しになるのも嬉しいんですよね。そこで、数十円稼ぐより、フリック!の原稿書けよ……ってことで、ほとんど書けてませんが。

そんなReader Storeがリニューアルのお知らせ。

Ebookstore_sony_jp サイトを封鎖してまでのリニューアルとは大胆です。その間、本が買えません(笑)

そして、リニューアルしたのがこんな感じ。だいぶシンプルになりました。

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前の情報てんこ盛りな感じも、私は嫌いではないですが、シンプルなウェブサイトはいろいろ苦労して情報をそぎ落としたんだろうなぁ。見やすくて心地いいです。

個人の情報のページもシンプルでいいです。

Reader_store__ さらに、購入ページもシンプル。使い心地がいい。素晴らしい。

Reader_store___2 代表の方のご挨拶も載ってます。こういう思い入れが嬉しいんですよね。大事な本を預かってもらってるんだから、やっぱりこういう電子書籍サイトから本を買いたいわけです。想いは大事にしたいのです。

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というわけで、みなさんもぜひReader Storeでどうぞ。私はいつもXperia Z Ultraで読んでいます(防水だから風呂でも読めるから)。

Reader Store ( https://ebookstore.sony.jp/ )


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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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