デジタルガジェットとウェブサービスに関する最新ニュースを、電子雑誌『フリック!デジタル』と連携してお届け! [ Flick! 毎月20日発売 ]



2019年5月21日 (火)

cheeroの基幹商品 Power Plusの第5世代目登場【cheero Power Plus 5】プレゼントあり!

私には、代替わりしても、絶対お勧めしたい絶対定番的な製品がある。たとえば、LogicoolのMXレーザーマウス、フォーカルポイントのALMIGHTY DOCKシリーズなど。その商品のコンセプトというか、立ち位置自体が優れていて、メーカーの人もそれを分かっていて、全力をつぎ込んで妥協なく作るような商品だ。

cheeroのPower Plusシリーズもそんな商品だ。

初代のPower Plus(灰色のヤツ)の登場とともに、Cheeroはその成功の歴史をスタートし、そのダンボータイプの登場で大成功を収めた。銀色で楕円形のPP2、サンヨーセルを使い、ほぼ完成の域に到達したPP3(周りが白で、上下がグレーの)、USB-Cポートを採用し、PD対応のPP4と、いずれもバッテリーのスタンダードといえる商品だった。

そして、今日、Power Plus 5 10000mAh with Power Delivery 18Wが発表された。

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……のだが、今回のPP5は従来のシリーズと少し違う。

なにしろ、1万mAhとは思えないほどコンパクトなのだ。そして、ボディはひんやりとしたアルミ製。さらに残量は7セグ表示のデジタルインジケーター。かなり従来のラインナップとキャラクターを異にしているしている感じなのだ。

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マニアックな話をすれば、従来のPPシリーズといえば、最近は3350mAhの18650のリチウムイオンバッテリーセルを4本登載するのが定番だったが、PP5のバッテリーセルをたった2本。

しかし、1本5000mAhというエネルギー密度の高いセルを使うことで、コンパクトながら大きな容量を実現している。

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私はガジェットマニアとして、1万3400mAhの大容量も気に入っていたが、今回のコンパクト化は、デバイスのバッテリーが以前より持つようになっていることを考慮しているのだろうか? cheeroは一番の中核モデルを小型コンパクト化し、アルミボディ、デジタルインジケーターなどで高級化を図ってきたのだ。

ただし、コンパクト化した割にアルミボディ採用などのせいか重量は約205gと、2セルの割に軽くはない。ちなみに4セルのPP4は1万3400mAhで、約250gだった。

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ポートは、5V 2.4A出力の USB-Aと、最大18W出力が可能なのUSB-Cとなっている。充電もUSB-Cの方から行う。

実際にいくつか接続して計測してみた。

ちなみに、今どきのデバイスは、バッテリー残量などを勘案して充電速度を変えるので、状況次第によっては計測結果が異なる可能性もあるので、計測結果はあくまで参考値ということで。


まず、USB-AでiPhone Xを。

こちらは5.16V、1.50A(写真撮った時のあとで上がった)、7.7Wが実測値。

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同じiPhoneでも、USB-Cポートの方から給電すると、9.08V、1.03A、9.4Wとなった。可能ならUSB-Cポートを使った方が、より短い時間で給電できそうだ。

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続いてMacBook Proの13インチに給電してみた。

これには2パターンある。

まず、接続して最初は5.04V、2.94A、14.8Wだった。

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それが、その後、12.4V、1.42A、17.6Wに変化した。

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推測だが、おそらく最初5Vで充電をスタートしておき、MacBook Proとの間で、より高電圧のネゴシエーションが可能だったので、12Vに変化したのだろう。高電圧の方が電力のロスが少ないし、この場合、結果的により大電力で充電することが可能だった。

おさらいすると、USB-AポートでiPhoneを充電すると7.7W、USB-Cポートだと9.4W、MacBook Pro相手では14.8Wから、17.6Wへと変化した。18Wというスペックにほぼ近い出力を発揮していたというわけだ。

純正アダプターが61WであるMacBook Proには足りないが、バッテリーライフを引き伸ばすには役に経つ。もちろん、MacBook Air、MacBook、iPad Proならさらに大きな助けになるだろう。

cheeroの最新中核バッテリーPower Plus 5は、コンパクトながら大出力。小さくなった割に少し重いが、性能的には18Wをちゃんと発揮できていた。

今回も定番として、お勧めできるバッテリーだといえるだろう。



なお、今回、cheeroのご厚意で、読者さんへのプレゼント用に2個お預かりした。

Twitterの @flick_magをフォローして、こちらTwitterの投稿をTwitterでRTいただいた方の中から2名の方に、本製品Power Plus 5 10000mAh with Power Delivery 18Wをプレゼントする。



締切は丁度1週間後の2019年5月28日午前9時。当選はご当人へのメッセージを持って代えさせていただく。当選通知のメッセージに24時間以上お返事がなかった場合、当選は無効として、あらためて抽選する。

とっても、良いバッテリーなので、ぜひご応募を。


(村上タクタ)

antenna*の事業説明会で知る、ネット広告の今

グライダーアソシエイツって何の会社か知ってる?

antenna*を運営するグライダーアソシエイツさんの事業説明会に行って来た。

もともと、記事配信だったり、広告ビジネス側のお仕事としてうかがったのだが(僕、そういう仕事もしているんですよ(笑))、レポートしてもいいということだったので、レポートしてみる。ちょっと専門的な話になりますが。メディアや広告って、こういう感じで動いているんだって、ご理解いただけるかも。

antenna*さんって、いわゆるキュレーションアプリとして、フリック!の2015年9月号(Vol.47)で取材させていただいているのですが、我々としてはニュースを配信いただいたりする関係でもあるし、場合によっては広告側ビジネス側のお付き合いも発生する。

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https://antenna.jp/

今回のイベントは、そんなantenna*さんが、antenna*に記事を提供している媒体社や、広告出稿するクライアント、広告代理店などに向けて行ったイベント。

キュレーションメディアというと、Smartnews、Gunosy、Yahoo!などもあり、雑多なニュースをどっさり集めている印象がありますが、antenna*さんは、品質、ビジュアルにこだわったセレクション。したがって、広告クライアントさんも、JAL、ANA、レクサスなど、高級志向。

ブランドイメージを大切にする企業にとって、下世話で美しくないビジュアルのニュースの中に、自社の広告が表示されるのは望ましいことではない。PVがあればいいというわけではないのだ。そういう意味で、antenna*のようなちゃんとセレクションされたキュレーションサイト(すでに言葉として変な気もするが)の存在は高く評価されているというわけだ。

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会場に行くとめちゃくちゃ立派で驚いたが、これもantenna*に広告を出稿する企業のひとつであるテイクアンドギブ・ニーズが提供した会場とのこと。テイクアンドギブ・ニーズは全国100カ所以上の結婚式場を運営する会社。ここもそのひとつだが、土日以外はあまり使っていないということで、今回の会場提供となった模様。

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中も素敵。

まずは、グライダーアソシエイツの執行役員早坂直之さんが挨拶し、概要を説明。

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日本の総広告費6兆5300億、今年はついにネットがテレビを抜く

続いて、電通の電通メディアイノベーションラボの研究主幹北原利行さんが登壇して、『最新のメディア動向について』のお話があった。

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昨年の日本の総広告費は、なんと6兆5300億円なんだそうである。

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ピークは2007年の7兆0191億円。そこから急落し、2011年に底を打ち、そこから徐々に上がってきているのだそうだ。

内訳はこんな感じ。

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数値的には、テレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体(と言われるらしい)が41.4%。インターネット広告費が26.9%。そして、交通広告やPOP、ダイレクトメールなどのプロモーションメディア広告費が31.7%。

この中でインターネット広告費は、連綿と成長を続けており、昨年は1兆7589億円。その中でも運用型広告(キュレーションメディアなどでも表示される、支払ったお金に応じて対象を追いかけつつ表示されるタイプの広告)が大きな成長を遂げているらしい。

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媒体別広告費の移り代わりはこんな感じ。

急激に伸びている紫色の線がインターネット広告。

赤線が地上波テレビなので、このままではおそらく今年2019年は、地上波テレビの広告総額を、インターネットの広告総額が抜く歴史に残る年になりそうだ。

新聞が大きく、雑誌のご覧のように下がっている。とはいえ、ネットの記事もここのお金で作成されているので、仮に新聞や雑誌がこのまま凋落を続けると、誰も取材に行った記事を書けなくなるではないか……と雑誌の現場からは思わなくもないが。

そこは電通さんということで、ユーザーを分析して8クラスターに分けていらっしゃる。

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さしずめ、私も含めてフリック!の読者さんは、『情報高関与』タイプか『ネット情報重視』タイプだろうか? 前者は地上波テレビのみ平均以下の関与度。後者はグルメレジャー誌の関与度はグルメ・レジャー誌への関与度が低い……とのことなので、前者のような気がする。フリック!の読者さん、地上派テレビは見ないかもしれないけど、グルメとレジャーには詳しいもの。

まぁ、そんな型にハマるものばかりではないよ(笑)と、分析されるのが嫌いな私は思いますが。

実はこの他にも興味深いスライドがいっぱいあったのですが、情報公開NGのものもあったので、ここまででガマンして下さい。

顧客動向の変化。クルマ購入への来店不動の7回が→1回に!

さて、続いては、デルフィスの常務取締役・土屋代幸さんによる『広告主における最新のブランディング動向について』。

デルフィスさんは元々トヨタ100%出資の広告代理店。当然トヨタやレクサスの広告を扱っている。

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驚いたのはクルマの購入行動の変化。

クルマを買う時に、ユーザーさんは7回ディーラーに行っていたのだという。

まずは「様子見」だったり、どれか気に入ったのを探したりライバルメーカーと「比較」したり、最終的には家族の「説得」だったり、仕様やオプション品を「詰め」たり。

2カ月の間にそんな行動をする、不動の7回の来店があった。それがどんどん移り変わって2013年から激変したのだという。

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たった1回になったのだという。1店舗しか行かないという人が過半数になったという。

そういえば、昔、父などは、まるでそれが趣味であるかのように、週末のたびにカーディーラーに行っていた。ちょっとずついろいろ比較検討して、何度も折衝して買う商品がクルマというものだった。

それが今では1回の来店で買うものになってる。その代わり、その2カ月の間に70回もウェブサイトには来訪する。そういう市場動向の変化に対応しなければならないということだ。

次はアンケート調査の結果。

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マス広告の価値は、世の中への影響力、リーチ力、認知獲得力。つまり、まぁ、同じことを言っている。認知、「知ってるよ」ってことを獲得する手段だということだ。

(これは、逆にマス広告のユーザーデータの取りにくさを表しているとも言えるが)

デジタル広告の価値は、サイト雄引力、理解獲得/興味喚起、口コミに効く。つまり、いわゆるAIDMAの法則の認知>興味>要求>記憶>行動の法則の中でいえば、マス広告より次に進んだ状態をカバーしているといえる。

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一方、困っている点としては、マスもデジタルもどちらも同じで「広告効果の測定・検証」が一番になっている。もちろん、マスよりはるかにデジタルの方がデータは取れるが、データを取ったところで、もっとデータが欲しい……ということになるということだ。誰しも、クライアントであったり、上司であったりを説得する材料に常に困っているということだ。どこまでいっても。

だって、それが仕事なのだものね。

広告代理店であったり、メディアであったりに期待されるのは、広告効果測定の提案であったり、統合的戦略の企画提案であったり、効率的な媒体計画の提案だったりするそう。

つまりは、だからこそ、さまざまなメディアを繋ぎ合わせて、マス、ネットを組み合わせて、いろいろなパターンの広告提案が可能なグライダーアソシエイツのような会社が必要になるというわけだ。

目先のものに惑わされずクオリティを大切にするグライダーアソシエイツ

というところで、最後のシメにグライダーアソシエイツの2019年の事業方針の紹介ということで、取締役副社長の荒川徹さん登場。

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グライダーアソシエイツというと、キュレーションメディアantenna*の会社というイメージだが、実際には多角的なプロモーションが可能な会社ですよというお話。

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交通広告を組合せたり、様々な雑誌メディアを組み合わせたり、もちろんウェブでいろいろな記事展開を行ったり、それをSNSで展開したり。

なにしろ、代表の杉本哲哉さんは、あのデータアナリティクスの会社マクロミルの創業社長なんであるから、データを集め解析するのはお手のものだ(荒川さんもマクロミル出身)。

さらに、あたらしくレコメンドウィジェットのcraftを組合せ、統合的なプロモーションを展開していくとのこと。



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まぁ、一般の読者、ユーザーの方としては、どんなところにどんな広告が出ててもあまり関係ないかもしれないが、実際には、エロや出会い系、消費者金融や、ダイエット、育毛などのコンプレクス商材にまつわる不愉快な広告にイライラさせられることは多い。

だが、少しでも料率のいいアドセンスを貼ろうなどとしていると、そういう広告が知らぬ間に増えて、メディアとしての価値を毀損し、逆に十分な資本を持つ大きなクライアントの広告を遠ざけていることになる。

目先の数字を求めると、大切なものを失ういい例である。

antenna*のグライダーアソシエイツさんは、そういうところでないインタネット広告の世界を作ろうとされている。そんな目で、antenna*のアプリサイトを見ると、少し見えてくるものがあるのではないかと思う。

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antenna*
https://antenna.jp/


(村上タクタ)

2019年5月20日 (月)

あわただしい月曜日

本日、フリック!が発売されましたが、今日も朝からニュースが多くて大変ですね。

とりあえず、まだ、お求めでない方フリック!はこちらから。
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-483587/



GoogleがHUAWEIとの一部ビジネス停止とロイターが報道


さて、まずビッグニュースといえば、ロイターがすっぱ抜いた、GoogleがHUAWEIとの一部ビジネス停止……っていう話ですね。

https://jp.reuters.com/article/huawei-tech-alphabet-idJPKCN1SP0ST

HUAWEIといえば、最近P20 Proや、P30でガジェット好きの間でも話題だったのに……。

もちろんトランプさんの政策絡みで、中国企業の利便性を奪う……ということなのだと思いますけど、すでにHUAWEIの携帯を使っている人もいるワケで、そのアップデートやなんかはどうなるのかっていう部分も気になります。

オープンソースとして提供されているAndroid OSは登載可能だが、今後のアップデート、GmailやGoogle Mapなどのアプリ、Google Playストアなどにはアクセスできなくなるという。

世界的な米国と中国の覇権争いのひとつだとは思うが、比較的オープンに提供されていたサービスを引き上げるなんて。よほどのこと。今後、他のAndroid携帯メーカーも、Googleサービスの代替案を一応念頭に置いておかなければならなくなるわけで、やはり穏やかならぬことだ。

LINE Payの300億円祭り始まる

LINEで繋がっている人に1000円分のLINE Payボーナスを送れる「祝!令和 みんなにあげちゃう300億円祭」が始まっています。

受け取れるのは1000円までですが、送れるのは何人にでも送れるので、筆者も抵抗なく受け止めてくれそうな50人ぐらいに送ってみました(LINEの友達が少ないというのもある(笑))。これで5万円です。

つまりは1000円のクーポンという投資で、LINE Payを認識させて、個人認証までの壁を乗り越えさせようというキャンペーンです。しかも、知人から来たメッセージだと多くの人が受け入れやすいんじゃないでしょうか?
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これまで、届いていなかった層に、一気にLINE Payが普及しそうなキャンペーンですね。

しかし、300億円っていうと、1000円×3000万人分ってことですから、たった10日でそこまで行くのですかね? 実際には数十億しかいかないのに、300億って看板をブチ上げるのはちとどうかとは思いますが。

決済用QRコードも統一仕様化に向けて、動きアリ

JRQR(統一QR普及事業)の運動に各社が参加するとリリースが来てます。

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4つの地域(岩手県、長野県、和歌山県、福岡県の県全域)で、統一QRコードの普及に向けての検証を行うと、PayPay、メルペイ、Origami Payなどがそれぞれプレスリリースを出しています。

https://image.paypay.ne.jp/pdf/pr20190520_01.pdf

我々ユーザーとしては、統一される方が便利なのですが、QRコード決済事業者さんとしては、競争しているワケで、大きい事業者ほど、がんばって店舗に営業して(PayPayなんて、何千人という営業部隊がいるらしい)獲得した店舗のQRコードを、他の事業者と共通化してみんなが使えるようになんてしたくないわけですよね。これは競争だから。

PayPayの100億円×2回、LINE Payの今回の友達経由1000円ばらまきキャンペーン、すでに存在する売上金を使えるメルペイのiD、など強力なプレイヤーがお互いの必殺技を繰り広げて戦う今、とりあえずユーザーとしては得を拾っておくのがいいのではないかと思います。

しばらく(数週間)ここを中心に活動します

ところで、フリック!って、これまでこんな感じ(https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-483458/)でエイ出版社のサイトにも記事を投稿していましたが、ここが大幅リニューアルで改装されたにもかかわらず、新サイトがオープンしてなくて、情報発信がしにくくなっています。

しばらくの間(たぶん、今月中とか)は、再びここを中心に情報発信していくので、ご覧いただけると幸いに存じます。なにしろ、書かないと息が詰まるタイプなのでw

ニュースサイトに配信されると、気軽に書けなくなるから、こういうblog形式は、発信が増えていいですよね。というわけで、しばらく、またこちらで。

(村上タクタ)

2019年5月17日 (金)

flick!6月号 vol.92、日曜日夜24時配信開始! 大幅増ページ、Oculus QuestとQRコード決済特集!

フリック!、サイレントにリニューアルしました!

特集は、Oculus Questを詳細に! そして、QRコード決済(4カ月ぶり2回目)。

配信はこちらから!

https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-483587/



Cover

まずね。何がいいって、Oculus Questいいっすよ。

というわけで、いきなり巻頭でドーンと18ページOculus Questです。

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価格は64GBで、4万9800円(税込)と、Oculus Goよりちょっとお高くなったが、6DoF(6自由度)とTouchコントローラはとっても素晴らしい。

6DoFって、本当にVR空間にいるような気がするし、Touchコントローラがあれば、VR空間の中の物に触れる気がする。Oculus Questの18ページ大特集って、他のメディアにはなかなかないと思うので、ぜひご覧になっていただきたいです!

20190517_145040とにかく、Beat Saber最高ですよ。ぜひやってみて下さい!

巻頭特集としてはQRコード決済ふたたび。

こちらは、32ページの大特集。こちらも参考になるはずです!

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新製品もカッツリ。Ankerの新しいPowerPort Atom PD 4もテストしています。

20190517_145536Google Pixel 3a&3a XL、フォーカルポイントのQubii Pro、AZLA ORTA Lightning、OWC Envoy Pro Ex 1TB、TUNEWEAR TW2など、新製品のレポートも盛り沢山です!

20190517_145644ページ数は大幅増ページで90ページ。普段の約1.5倍のボリュームです。

というのも、どうもデータを見るとタブレットで読む人より、スマホで読む人の方が非常に増えている。

ついつい編集者の性で、写真を小さくして詰め込むので、スマホで見ること前提で、写真をでっかくして、ゆとりあるページ数で展開しよう! ということにしたのです。

が、作ってみると、なぜか文章も大盛りになってしまい、文章も写真も大盛り90ページとなったわけです。

200円で、こんな本売ってていいのかしら(笑)



というわけで、ぜひお楽しみ下さい! 20日発売なので、日曜日の夜24時頃から買えると思います!

(村上タクタ)

2019年5月16日 (木)

日産の自動運転ProPILOT 2.0の説明会に行って来た

日産の自動運転、ProPILOT 2.0の発表会にお邪魔してきました。

今年秋のスカイラインに登載されるそうです。

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新しいモノ何でも好きな、私、村上タクタですが、自動運転については懐疑的です。そもそも運転が好きだから、自動でやってもらう必要はまったくないというのもありますが、元バイク雑誌編集者なのでモータリゼーションに詳しいからこそ懐疑的というのもあります。ちょっと前に詳しかった人が一番ネガティブという典型的パターンかもしれません(笑)

さて、『技術の日産』『やっちゃえ日産』のCMでE.YAZAWAさんが、おっしゃってる通り、日産にはPro PILOTという自動運転があります。

これは高度なクルーズコントロールというか、前方のクルマと一定の距離を保つように加減速しながら、レーンに合わせてステリングも切る……というものです。

それに対して、ProPILOT 2.0は当然、次のステップに進んだ制御をしています。

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お話下さったのは、本日付けで、副社長に就任した中畔邦雄さん。

さて、Pro PILOT 2.0は高速道路のナビ連動ルート走行と、同一車線内のハンズオフ機能を組み合わせたもので、これは世界初だという。

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3D高精度地図データというのは、実装に基づく路面データで、道の形状はもちろん、車線、路面のバンプに至るまで、10センチレベルの単位のメッシュで、道路のデータを実走して取得したもの。

肉眼では見えない、コーナーの先の道路状況などを持って走行することができる。

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一方、走行時の周囲のデータ取得もすごくて、正面に150°、54度、28度の画角のトライカムを装備。一番遠方をスキャンするフロントレーダー、左右に4つ装備されたサイドレーダー、近辺の障害物を感知する12個のソナー、アラウンドビューモニターのカメラ4個……というカメラとセンサーで、周囲の状況を把握している。

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これらの情報を元に描き出したのが、この画像。どのぐらいの距離に何が走っていて、車線はどこか、などを把握している。青い線の内側は何もないセーフティーなエリアとして認識している。

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これらのデータを元に、ナビで示された方向へ、車線をキープして走るというワケである。ジャンクションなどは自分でハンドルを握る。

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車線内に遅いクルマがいると、サジェストがあって承認すると、ウィンカーを出して、車線変更し、追い越し、元の車線に戻るということを自動でやってくれる。

ドライバーの状況も見ていて、たとえば眠ってしまいそうになって、前を中止していないと、何度かアラートが出るし、最終的には安全のために減速して止まる(路肩に寄せるかどうかは問い合せ中)。

でも、まぁ、やってくれるのはそこまでだ。

技術の日産をもってしても、今のところナビを組合せた高速道路のレーンキープ+αがせいいっぱいということだ。これをレベル2の自動運転というのだそうだ。

レベル2の自動運転では、運転の責任はすべてドライバーにある。たとえば、Pro PILOTが何故か動作せずに追突したりして、責任は100%ドライバーにある。

ここから、次のレベル3の自動運転までは大きな隔たりがあるらしい。

ただ、僕はそれでいいと思っている。

運転は高度な知的作業で、絶対に失敗は許されない。または、失敗があった場合、誰かが責任を取る必要がある(僕はここが運転のキモだと思っている)。

僕の経験だけでも、鹿が飛び出して来てぶつかったこともあるし、高速道路に冷蔵庫が落ちていたこともあるし、ランプウェイを走っていると正面から逆送のバイクが入ってきたこともあるし(運転してたのは僕ではないけれど、後続のクルマと正面衝突して亡くなっていた薬物中毒者だったらしい)、飛び石でフロントガラスが全部割れたこともあるし、タイヤがバーストしたこともある。

また、自動運転するにしても単にコーナーでハンドルを切るのではなく、減速Gを与えてそれをコーナリングGにすり替えるようなスムーズな運転をしないと酔うし、下りや逆バンクのコーナーだったら少し控えめな速度で、上りやバンクのあるコーナーだったらちょっと速めの速度で……など、それなに運転できるドライバーだったらやってるような、スムーズな操作をするものであって欲しい。

いつか、それはできるようになるかもしれない。でも、長年クルマを作ってきて、クルマを売っている日本の自動車メーカーだからこそ、一足飛びにチャレンジするのではなく、現実的な『自動運転』の道を歩んで欲しい。

センサーの誤作動で死んだり、人を殺したりするわけにはいかないのだから。

Pro PILOT 2.0が、そんな堅実な自動運転だと分かっただけで、有意義な発表会参加だったなと思う。機会があったら、広報車を借りて、とりあえず現状のPro PILOTを体験してみたいと思う。

(村上タクタ)

2019年5月13日 (月)

PayPayの「第2弾100億円キャンペーン」終了(あと1時間半ほどで)

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PayPayの「第2弾100億円キャンペーン」が、5月13日に100億円を越えたということで、本日11時59分に終わるそうです。

第一弾と違って、額が小さいから5月31日まで使えるかと思っていたのですが、甘かったか! けっこう普及したということですね!

あと、1時間半! コンビニでなんか買ってこようかな(笑)


https://paypay.ne.jp/notice/20190513/02/

PayPayボーナスは5月8日から、従来の0.5%から3%に引き上げられています。また、10回に1回当る「やたら当るくじ」は、内容を一部リニューアルして、「PayPayチャンス」として、20回に1回最大1000円相当のPayPayボーナスが付与される懸賞として6月1日からリスタートするそうです。

また、5月からは毎回どこかでお得なキャンペーンを実施する「ワクワクペイ」が毎月開催されています。6月は指定のドラッグストアで20%還元。今後はまいつき、カテゴリー、加盟店、地域などを変えてキャンペーンを行っていくようです。


(村上タクタ)

2019年5月 8日 (水)

キヤノン、EOS R用最強ポートレートレンズ RF85mm F1.2 L USMを発表

すでに、予告されていた商品ですが、キヤノンからRF85mm F1.2 L USM発売のアナウンスが出ました。本日情報公開で、6月下旬発売予定だそうです。

85mmといえばポートレートを撮るのに最適な焦点距離。F1.2なら、開放でホワッホワのボケが楽しめそうです。お値段は33万2500円(税別)。安くはないですが気になるレンズですねぇ……。

ボケを滑らかにするためのコーティングを施したRF85mm F1.2L USM DSの方は、まだアナウンスされてません。このクラスのレンズを購入する人にしたら、比較してから買いたいところだと思うのですが。

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●RF85mm F1.2 L USMリリースページ
https://canon.jp/newsrelease/2019-05/pr-rf85mm-f12-l-usm.html
●RF85mm F1.2 L USM製品サイト
https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf85-f12l/


EOS RPと組合せたりしたら、すごくコンパクトで、すごくホワッホワな写真が撮れて楽しそう。試してみたいなぁ……。

(村上タクタ)

2019年5月 7日 (火)

『iPhoneユーザーのためのMacBookシリーズ使いこなし術』明日発売です!

せっせと、作っておりました『iPhoneユーザーのためのMacBookシリーズ使いこなし術』が、明日5月8日に発売になります! 920円(税別)です。



「iPhoneを使ってるから、パソコンもMacにしたいんだけど……」という声をよく聞きます。

現在のMacBookシリーズって、非常に充実したラインナップなのですが、一般の方からすると、どれも同じに見えて、ちょっと選びにくい。そこで、それぞれの違い、どれを選べばいいか詳細に解説した本を作りました。

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表紙、ちょっと面白いでしょ? どうやって撮ったかわかりますか?

パソコンの写真ってディスプレイが大きな面積を占めるので、ちょっとひと工夫しました(笑)これなら、大きくパソコンを写しながら複数台を画角に入れられます(笑)

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内容的には、MacBookシリーズの詳細な解説を。どの機種にどんな特徴があって、今買い時なのかどうかなど詳細に解説しています。

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表組みなどを使って、一覧性の高い紙面を作れるのも紙の本のメリットですね。

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難解なThunderbolt 3やUSB-Cまわりも、わかりやすく、かつ詳細に解説しています。

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あと、カタログスペックには出てこないけど、iPhone、Mac、iPad、AirPods、Apple Watchなどの商品を一緒に使っている人だけが享受している、これらの製品のシームレスな連携のお話なども。

僕らにしてみると、当たり前で気付かなくなっているのですが、Apple Watchをしてれば、自動でMacのロックが解除されるとか、iPhoneで観ていたサイトをそのままMacで開けるとか、そういう便利さについてもご紹介しています。

スペックの話だけでなく、実際に使っているユーザーさんの声も。

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どんなマシンを選んで、どのぐらいのスペックの端末を、どのような周辺機器と組み合わせて使ってらっしゃるか、よくわかると思います。

長年のMacBookユーザーによる対談の記事も。話してみて初めて分かったんですが、最近本当に壊れなくなって、性能も十分になって、買い替えのスパンが伸びましたよね。昔は、2年もしたら、マシンスペックが全然足りなくなったのに。

良い時代になりましたが、Macは売れなくなるのじゃないかと心配になります(笑)

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まだまだ、ご紹介したい記事がいっぱいありますが、あとは実際に本をお手にとってご覧になって下さい! 明日、5月8日発売です!




iPhoneユーザーのためのMacBookシリーズ使いこなし術
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-b-483418/

(村上タクタ)

2019年4月22日 (月)

バケモノのように速いOWC製のThunderbolt 3接続SSDを試してみる

最近のMacはSSD内蔵が中心になっているが、大容量のSSDは高価だ。

たとえば、MacBook Proの13インチモデルのSSDを256GBから1TBにしようとすると、6万6000円の追加コストがかかる。

筆者も以前は清水の舞台から飛び降りて、1TB SSDを積んでいたが、マシンを買い替えるたびにこの追加コストがかかるのではたまらない。

Appleとしてはクラウドストレージを使って欲しいところかもしれないが、どうしてもローカルに置いておきたいデータもある。たとえば、筆者のように雑誌の仕事で多量の写真にすぐに、たとえネット接続がなくてもアクセスしたい……というような場合には大容量のSSDが必要になる。

というところで、外付けのSSDを試してみた。

試したのはイーフロンティアが輸入販売しているOWCのThunderbolt 3接続SSD『Envoy Pro Ex』の1TBの製品だ。



先日まで、もうちょっと高かったんですが、今みるとセール中なのでしょうか? 案外安いですね……(汗)

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SSDにしては大きく、アルミ削り出しのガッチリとしたボディにゴム製のクッションが組み合わされている。かなり安心感の大きな造りだ。

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ゴムを外すとこんな感じ。
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アルミのフィンは放熱のためだと思われる。}

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ケーブルにはThunderbolt 3であることを表すロゴが入っている。

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さて、速度を計測してみた。

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3回計ってみた平均は、読み込みが2199.0MB/s、書き込みが1514.1MB/s。はっきり言って目茶苦茶速い。

なにしろ、筆者のMacBook Pro 13インチ(2016)の本体内のSSDだって、読み出し2689.8MB/s、書き込みが1639.7MB/sである。つまり、本体内と変わらない速度で読み書きできるということだ。

これでこそ、Thunderbolt 3接続の意味があるというものだ。

たしかに、USB-C接続のSSDドライブよりはお高いがこのスピードは魅惑的だ。

ちなみに、筆者が愛用しているUSB-A経由USB-C接続のSSDドライブは読み出し325.5MB/s、書き込みが95.6MB/sである。ほぼひとケタ違うが、これでもハードディスクよりは圧倒的に速く、日常的なデータの置き場所としては、不自由はない。

Envoy Pro Exがいかに圧倒的に速いかご理解いただけただろうか。

次回はいよいよ、私が本来使いたかった使い方……システムをインストールして使い物になるかどうかを試してみたい。これなら、まず問題なさそうだが、何事も実際に試してみることが肝心だ。

(村上タクタ)

話題のAnker窒化ガリウム採用30W充電器の充電能力を計測してみる

Ankerから、新世代の窒化ガリウム(GaN)採用の30W充電器が発売された。

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窒化ガリウムは、シリコンなどの半導体の代わりとして使われる化合物半導体の一種で、青色LEDの製造にも使われるなど次世代製品の根幹を担う素材。電流が通っている時に、シリコンほど発熱しないので、放熱回路の部分を小型化できるとのこと。

その窒化ガリウムを使った充電器が30Wの『Anker PowerPort Atom PD 1』(3499円・Amazon価格)だ。

性能的には30Wなので、MacBookや、最新のMacBook Air付属の充電器と同じぐらい。それだけの性能を持ちながら、あの一番普及しているiPhone付属の5W充電器が少し太ったぐらいのサイズ感。

ちなみに、iPhoneの5W充電器は実測で25g。MacBook Airの 30W充電器が109gなのに対して、PD 1は55gとなっている。相当小さいことがお分かりいただけると思う。

コンパクトさを追及したからか、プラグ部分は折り畳めない。これだけは残念との声が多い。私もそう思う。大きさの問題だけではなく、バッグの中で他のものを傷つけないかが不安なのだ。

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というわけで、実際に充電能力を計測してみよう。データは上2ケタで四捨五入している。

まず、MacBook Pro 13 Touch Bar(2016)を繋いでみた。

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20Vで1.5Aが流れたので、30W。公称スペック通りだ。

純正の充電器が61Wなので、約半分だが、ウェブブラウジングしたりぐらいの用途で、大きな負荷をかけないのなら、そのまま使い続けることができる。つまり収支はプラスだ。画像処理、3Dのレンダリングなど負荷の大きな処理を続けると、消費電力の方が大きくなりバッテリー残量が減るだろう。

続いて、iPad Pro 12.9インチ。

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こちらは15V 2A。同じ30Wだが、電圧/電流が違うのが興味深い。PDの場合、充電される機器と、アダプターとケーブルがネゴシエーションするわけだが、iPad Proの場合は15Vで充電する設定となっているわけだ。
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iPhone Xも充電してみたが、こちらは5V 1Aで、それほど高速では充電できなかった。

今後、PD2、PD4といった商品も予定されているということで、そちらも楽しみ。

30Wの出力を持つPD1は、iPad Pro、MacBook、MacBook Airのユーザーに最適だといえるだろう。MacBook Proでも一応は使えるが、電力負荷が大きい処理をする人だと、もっと大きなアダプターを持っていた方が無難だ。

45W、60Wなどのより大きな電圧に対応した窒化ガリウム充電器の登場にも期待したい。

(村上タクタ)



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flick! editors

  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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