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2017年11月14日 (火)

重ガジェットマニア向け、新スタンダードモバイルバッテリー『cheero Power Elite 20100mAh』

久々にデカイの来ました。『cheero Power Elite 20100mAh』。



しかも、ポートはUSB-CとUSB-Aを一口ずつ。

我々アップル好きの使うデバイスは、徐々にUSB-CとLightning中心に入れ変わっていくはずなので、こういう方向性で良いはず。

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cheeroのPP3の20100mAhは横に広かったが、今回は3本ずつのセルを2段に楯に繋いだような形状。触った感じ、金属製っぽい感じ。アルミ製ですね。多分。表面はアルマイトっぽい。

3.7Vの20100mAhで、72.36Whなので、飛行機の機内持ち込みでも個数制限には引っ掛からない(航空会社にもよるがJAL、ANAは160〜100Whは2個まで)。

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手に持つとこんな感じ。細長くなったので収まりはいい。ついでに、ひらPminiに入れるとこんな感じ。やはり収まりがいい。

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ちなみに、手前はツインテール10050mAh。つまり、ツインテールの中身を2個縦に繋いだような内容物なワケだ。というわけで、おそらく3350mAhの18650セル×6本。PP3とは異なり国内製セルではなくて中国製らしい。

重さは公称380gだが、計ってみると400gだった。満充電だったからかも(冗談です)。それほど厳密な秤ではないので、誤差かも。

約400gというと、今どきのスマホ2個分ぐらい。重いと言えば重いが、ガジェットマニアとしては耐えられないほどではない。

ポートがUSB-CとUSB-Aを一口ずつというのもいい。これを気に、ケーブルをUSB-C中心に切り替えて行くってのいうもいいかもしれない(念のためにいろいろ持ち歩くのだろうが)。

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ちょっと注意しなければならないのは、充電ポートがこれまでの多くのバッテリーと違ってUSB-Cの出力ポートを兼ねている点だ。シンプルな方が美しいという意味では、これは美しい。

ただ、充電するためには手元の充電器と繋げるUSB-Cケーブルが必要。こうやって、徐々に機材をUSB-C側に入れ替えていきたい。

ちなみに、MacBook用のUSB-C 29W充電器を使ったら速く充電できるかと思って試してみたが、計測値で4.91V、2.11Aで、iPad Pro用の12W USB-A充電器からの4.87V、2.12Aとほぼ同じという結果だった。いずれにせよ10時間ぐらいかかりそうだ(試してないけど)。

さて、iPhone XにUSB-Aポートから充電してみた。ちなみにサイズ感はこんな感じで、手の大きい私てもこの2つを束ねて持つのはちょっと不安な感じだった(十分持てるけど、万全っていう感じじゃない)。

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流れる電流量を計測すると、5.08V、0.68Aと一般的なモバイルバッテリーからの電源供給とあまり変わらない感じだった。充電速度は早くはない。とはいえ、容量的には計算上iPhone XやiPhone 8 Plusを5回以上余裕を持って充電できるスペック。iPhone 8なら8回近く充電できる。人里離れたところに1週間ほどキャンプに行くとか、家族みんなのiPhoneを充電するとかいうような使い方だって大丈夫だ。

※cheeroさんから、iPhone側が満タン近くなので、電流量が小さいのではないかとご指摘いただいた。また、iPhoneの電池を減らして試してみたいが、とりあえずcheeroさんでは『残電量約40%のiPhoneⅩにUSB-A出力口から接続したところ5V/1.3Aの出力』が確認できているとのこと。ごもっとも。失礼しました。


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続いて、USB-Cということで気になるところの、MacBook Proへの電源供給について試してみた。

答えとしては、『可能。ただし15Wぐらい』という感じだった。つまり、使いながらMacBook Proを充電するのは難しいが、給電するのは可能というぐらいの感じ。

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おそらくMacBookならもっと効果的に充電できるということになる。MacBook Pro 15インチについては今手元にないのでよくわからない。

ともあれ、72.36Whという容量はMacBook Pro 13インチの内蔵バッテリーとほぼ同じなので、バッテリー持続時間(公称10時間)は、このバッテリーを接続することでほぼ倍になるだろう。

日常的にある話ではないが、ヨーロッパ便の飛行機の電源のない席で仕事をし続けるとか、終日続くカンファレンスの電源のない席でMacBook Proを使い続けるとか、そういうニーズある人にとってもは必携のバッテリーとなるだろう。






※電流量、電圧に関しては、取材時に計測値。計測誤差もありますし、iPhone やMac側でいろいろと制御される(満充電が近くなると電流量を減らすとか)ので、すべての条件で当てはまる数値ではありません。


(村上タクタ)

2017年11月13日 (月)

新たなるスタメン登場の予感。cheeroツインテール1万50mAh。

ずーっと、cheeroのPP3を4番バッターに使ってるのですが、久々にその座を脅かしそうなバッテリーが登場した。それがcheeroツインテール10050mAhだ。価格は定価4980円(Amazonでは3380円/初回限定2980円。楽天&Yahoo!では3480円/初回限定3080円)。



ツインテールといっても初音ミクも帰ってきたウルトラマンも関係ない。ご覧のように、バッテリーの両側からコネクターが引き出せるようになっているのだ。

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引き出せるコネクターは、Lightningとmicro USB。その他に、通常通りUSB-Aのコネクターも設けられているので、USC-Cが要るとか、逆にLightningを2個充電したというような時にはそちらから引き出せばいい。

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充電はmicroUSBで、する。その他、LEDライトとしても付かせる。

本体はアルミっぽい。ひんやりとしてて、丈夫そう(傷は付くかもしれないが)。

ちょっと気になるとすれば、コネクターを含めての商品なので、コネクターが断線したら、バッテリー自体のデバイスとしての価値がなくなるのが心配……だが、まぁ、そんなことを心配してもはじまらないか。とりあえず、試用してみて、そのあたりの耐久性はレポートする。

1万mAhあるのにコンパクト。ケーブル収納時はシンプル。っていうのがいい。10050mAhってことは、3350mAhのリチウムイオンのセルを3セルだと思われる。

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早速出張に持って行ったが、コンパクトかつシンプルなので、一応ケーブルを持ってるとしても、別の用途に使える、もしくは収納したままにしておけるので便利。

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ついでに、もうひとつcheeroの商品をご紹介しよう。このデバイスとセットで持ち歩けばすべて事足りそうケーブルも発売されている。こ

商品名はcheero 3-in-1 USB Cable(Fabric braided)

価格は参考小売価格が1900円(Amazonでは1650円/初回限定1230円。楽天&Yahoo!では1750円/初回限定1330円)。

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ポートはメインがmicro USBで、LightningとUSB-Cのアダプターが付く。

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けっこうしっかりした作りで、断線などの心配は少なそうだ。高耐久ナイロンファブリックを巻いてあり1万回の折り曲げ試験、50kg以上の引っ張り強度試験に合格しており、cheero比で約10倍の強度を確保しているという。

普段はツインテールでまかない。ポケットにバッテリーを入れながらiPhoneは使いたいという時にも便利に使えそう。



ちなみに最大電圧は12V、電流量は2.4Aで、クアルコムのクイックチャージには対応しているがPDには非対応とのこと。データの転送速度はUSB 2.0準拠なので480Mbpsとなっている。

(村上タクタ)

2017年10月30日 (月)

フォーカルから骨伝導 AfterShokzの軽量版登場

フォーカルポイントが販売していたAfterShokzの軽量版TREKZ AIRが登場した。


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AfterShokz TREKZ AIRは、骨伝導で音を伝えるヘッドフォン。最大の特徴は骨伝導なので、耳を塞がないこと。だから外の音が聞こえる。たとえば、道を歩いていても危険な感じはしないし、会社で仕事をしながら音楽を聞いていても、話しかけられた時に聞こえる。

AIRの名の通り、従来モデルより軽くなっており、なんと重量は30g。バッテリー駆動時間は約6時間。価格は1万9310円(税込・Amazonストア価格)。

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ヘッドフォンには『引きこもるための装置』としての機能があり、周囲がうるさい時にはその機能が必要なこともあるが、TREKZ AIRはむしろオープンな感覚を楽しむための装置。たとえばジョギングしていたって、周囲のクルマや他の人の走る音などは聞こえる。

規制は地方自治体にもよるが、東京都の場合、周囲の音が聞こえれば自転車でも使用出来るとのことで、サイクリング中のバックミュージック用としても使えそうだ。なんというか、耳を塞いで他の音を聞かないのではなく、自分専用のスピーカーが近くにある感じで聞こえてくる。

その特性上、音質は少し軽め。私は、前モデルのTREKZより、音の広がりが増し、低音も豊かになった気がしたが、基本的には音質は前モデルと同様とのこと。私が、骨伝導の音に慣れたのかもしれない。

ちなみに、付属のイヤープラグをすると、音質はさらによくなり、値段相応の音の響きを提供してくれる。やっぱり耳の穴が開いたままの状態では、中低音の音の響きでは少し不利なようだ。なので、ジョギングしたり、屋外を歩いたりする時には耳を開けて、室内で聞く時にはイヤープラグを使うといいだろう。

従来モデルの36gから、30gへ、軽量化は6gだが、顔に付けるデバイスで、この6gは大きい。30gになると、ちょっとしたメガネぐらいの重さしかなかいから、とっても軽く付けることができる。
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テンプル部分のチタンワイヤーが細くなっていて軽快感が増しているというのもあるかもしれない。

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ジョギングしながら、周囲の音を聞いて安全に音楽を楽しみたい……という人にはぜひお勧めだ。


(村上タクタ)



にゃあ♪

フォーカルポイントから、ネコ好きにはたまらないバッテリーが発売されました。

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『TUNEMAX CAT'S EYE BATTERY 10,000mAh』は、ネコ目型のLEDでバッテリー残量を知らせるモバイルバッテリー。目の部分は不思議なLEDで、いかにもネコの目のように暗く光る。フラットで不思議なLEDです。

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残量確認のために、裏面のタッチボタンに触れると、暗闇の中でもパチパチとまばたきします。

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容量は1万mAhで、サイズ感的にはiPhone 8 Plusに近い。フラットでバッグに収まりやすい。そして、充電側はmicro USBなのは一般的だが、出力側は、USB-Aに加えて、新しいUSB-Cが備わっている。USB-Cタイプのスマホを使っていれば便利だろうし、iPhoneも、いっそUSB-C - Lightningケーブルを持ち歩けば、MacBook Proからの充電と共用して使える。

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今のところそれが便利かどうかは分からないが、そうやって少しずつUSB-C側にシフトしていきたいものだ。

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本体カラーは、ブラックの他に、レッドと、ホワイトがある。価格は6980円(税別)。


触り心地のいい布製のキャリングポーチと、USB-A - micro USBとUSB-C -USB-Cケーブルが付属するのもお得な感じ。

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また、フォーカルオンラインストアから購入の先着500名には、2ポートUSBアダプターがプレゼントされる。小型ながら2ポートで合計2.4A充電なので、本機のような大容量バッテリーの充電に適している(色は選べないとのこと)。

対象となるのはフォーカルストア(http://www.focal.co.jp/products/detail.php?product_id=1329)と、アウトラウド楽天市場店。

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USB-C対応ということで、MacBookやMacBook Proの充電にも使えるのではないかと思う。メーカーとしてはサポートしていないとのことだが、使ってみてその結果をレポートしてみたい。

(村上タクタ)





2017年10月24日 (火)

プロフェッショナル向け入力デバイス『Orbital 2』登場!

作業効率は入力デバイスによって大きく変化する。汎用的に提供されるデバイスは、ここ30年ぐらいキーボードとマウス(もしくはトラックパッド)だ。

しかし、トラックボール、マルチボタンマウス、HHKB、トラックポイント……のような、使っているだけで気持ちのいい入力デバイス、より効率的な入力デバイスから離れられないという人もいるハズだ。

30年でコンピュータは驚くほど進化し、昔と違って多様性のある入力デバイスに対応することが可能なのだから、もっと便利な入力デバイスがあってもいいハズだ。

というところで、Photoshop、Illustrator、InDesignなどAdobeのアプリを使っている人に特にお勧めなデバイスが発表された。それがこの『Orbital 2』(略称 O2)だ。

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8方向に傾けることができ、スティック部分は回すことができる。その操縦桿的使い心地が、新時代の入力デバイスを感じさせる。

たとえば、下の写真はPhotoshop用にプリセットされているものだが、右に傾けて、スティックを回すと画面拡大縮小、右の斜め前だとブラシの不透明度、手前だとブラシサイズを変えることができる。『傾けて回す』という、身体が覚える動作だから、とてもスムーズに出来るのだ。

これまでだと、あのPhotoshopの細かいメニューをたどるか、ショートカットを使わなければならなかったのが、『傾けて回す』それだけなのだ。

身体性を伴う動作だから、身体が覚える。私が会場で触った数分の時間で、『ああ、これは明らかに気持ちいい』と思ったぐらい。

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また、傾けるために必要な力、それに応じるバネ感も絶妙だし、操作時に振動モーターによって与えられるバイブレーションも操作感を向上させている。ボタンのクリック感も良好。手にするデバイスなので、そこのところがとっても大事なのだ。

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リングはRGBフルカラーで光り、Photoshop用の操作系になっている時は青、Illustrator用になっている時は黄色……などと、デバイスのプロファイルに基づいて発光設定を変更することができる。このあたりも一目みて、どういう状態で動作するか分かるということで、動かした時の『あれ? 違う?』という操作のミスを減らしてくれる。

ボタンやスティックの操作には、キーストロークによるショートカットの他、プログラムマクロや、テキストブロックを登録しておくこともできる。

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ちなみに、今どきのBluetoothではなくUSB有線接続なのは、デスクトップで操作するには確実に繋がり、充電の必要もない有線式の方が確実性が高く、快適だからということだ。

この『Orbital 2』を作ったのは、ベンチャー企業のBRAIN MAGIC

代表は、デジタルハリウッド大学院を卒業した神成大樹さん。

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このデバイスは10月25日午前10時から『Makuake』でクラウドファンディングをスタートする。最速お渡しコースのパック1(動画制作講座付き/イラストレーター向け講座付き/フォトグラファー向け講座付き・各50個)2万7800円から。

販売サイトはこちら。
https://www.makuake.com/project/brainmagic_o2project/
(執筆時点では、まだ繋がってません)

デジタルハリウッドでは、卒業生に限定したインキュベート機関『D ROCKETS』を設立しており、最初の卒業生輩出から1年11カ月で、20社を起業、3億2500万円を調達しているという。支援は資金だけにとどまらず、メンターとの繋がりを作ったり、ハッカソンを行ったり、パートナー企業からさらなる出資を募ったりと多岐に渡る。

その結果、現在デジタルハリウッド大学は、学発ベンチャー創出数で全国10位、私立大学としては早稲田に次いで2位となっているとのこと。

大学を卒業して、単に大企業に入るだけが人生ではない時代、大学・大学院が起業の道を支援するというのは、これからもっと必要となるアクションかもしれない。

(村上タクタ)


2017年10月13日 (金)

OmoidoriがiPhone 8に対応、また旧モデルのアップグレードを受付

OmoidoriがiPhone 8への対応を発表しました。また本日配信のアプリ(Ver.1.0.7をもって)iOS 11にも正式対応したとのこと。

これにより、Omoidoriの対応機種は、iPhone 8、7、6s、6、SE、5s、5になった。

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また初期モデル(PD-AS01)は、カメラ周りの出っ張りが大きいiPhone 8、7には適合していないが、わずか4800円で新モデル(PD-AS02)に交換してもらえるというキャンペーンが今年も実施される。初期モデルをお持ちの方は、後々のことを考えて、今のうちに交換してもらった方がいいかも。

分解部品交換なんて手間のかかることをせずに、おそらく新品交換となるのに、この価格で提供してくれるところに、PFUの心意気というか、ユーザー本位な姿勢を感じる。

詳しくはPFUのサイトに公開されているアナウンスを参照のこと

ちなみに、かならずコメントが付きそうなので、あらかじめ書いておくと、Plusシリーズについては、試作もしてみたらしいのだが、Omoidoriの構造上、とても大きなサイズになってしまうらしく、現実的ではないということで残念したらしい。

cheeroから頑強なUSB-Cケーブル登場

cheeroから丈夫なUSB-AーUSB-Cケーブルがリリースされた。

商品名は『Type C USB Cable 100cm(Extra strong nylon braided)』

長さは約8cm。参考小売り価格は1400円(税込)、Amazonでの直販価格は990円(税込)、楽天、Yahoo!などでの販売価格は1090円(税込)となっている。

また、発売記念価格として、Amazonで790円(税込)楽天Yahoo!で890円(税込)で販売されるとのこと。発売記念価格の期間は未定だが、欲しい人はお早めに。

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強度的に厳しい耐久試験を課しているとのことで、ケーブル部分には高耐久ナイロンを仕様。コネクターのハウジングにはアルミを使っているとのこと。
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コネクターは、A側もC側も節度クのある差し込み感で、筆者の環境では緩過ぎたり、固過ぎたりということはない。またケーブル部分は1万回の曲げ試験、50kg以上の引っ張り強度試験に合格しているという。

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USB-CとAのコネクターで双方オスとなると、電源アダプターや、モバイルバッテリーから、USB-Cタイプのスマホや、Switchを充電するような用途が中心になるだろう。

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ケーブルのスペックとしては、電流は2.4Aまで、電圧は12Vまで対応しているとのこと。PDは非対応。データ通信も可能で、最大5Gbps。
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iPadの充電器や、cheeroの充電器に繋いで、MacBook Pro 13に給電してみたところ、いずれも5.24V、2.31Aだった。つまり、約12.1W。この条件では、12Vではなく5V給電となるようだが、QualcomのQuick Chargeが使える環境下においては12V給電が可能になるのだろう。

というわけで、USB-Cコネクターを持つ、スマホやSwitchユーザーにとっては、充電や、場合によってはデータのやりとりにも使えるケーブルという認識になる。

それにしても、USB-Cは規格が難しい(詳しくはこちら)、手持ちのケーブルがどういうスペックのものか分からなくなる前に、スペックをメモれるラベル(このケーブルなら、12V、2.4A、5Gbps、Qualcom・Quick Charge対応、PD非対応)が用意れるか、ケーブル自体に表記する規格ができればいいのだが……。

(村上タクタ)

2017年10月10日 (火)

小さくて、安くて、面白い、スフィロミニ登場!

なんと5880円!

以前ご紹介した、スフィロや、スフィロ BB-8最新号のフリック!に掲載したR2-D2、先日発表されたR2-Q5、Lightning Maqueenと、スフィロのトイはどれもすごく面白いのだが、ちょっとお高いのが玉に瑕。

と思っていたら、なんとたった5880円(税別)のスフィロミニが登場した。

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(写真のアプリは本国版なので、日本仕様とは多少違いがあるかも)

すでに、ちょっと遊ばせてもらったのだが、基本的には大きなスフィロと同じ構造。それがこんなピンポン玉大のサイズに入っているのだからビックリだ。

何はどもあれ、こちらの動画をどうぞ。



従来モデルとの大きな違いは非接触充電ではなくなったこと。これにより防水ではなくなっている(そう従来モデルは水の上も走ることができたのだ)。ただ、これにより大幅な小型化と低価格化を果たしている。

今度は、小さいことを使って、いろいろユニークな遊び方を提案している。スマホに顔認識をさせて、表情と向きの変化で操縦する『FACE DRIVE』は、日本人は苦手そうだが、無理やり表情を作ることで、顔面の筋肉がほぐれて、パーティなどでは盛り上がりそう。

パーティトイとして提案したり、スターウォーズやマーベルコミックとコラボしたり、プログラミング教育用のデバイスとして提案したり……スフィロはテクノロジーもすごいが、イマジネーションと、それを実現する提案力がすごい。

スフィロミニで遊んで、ぜひその一端に触れてみていただきたい。


追記:発売日は10月20日になったとのこと。

(村上タクタ)

2017年10月 7日 (土)

MX ERGOの真価を発揮!! トラックボール使いにオレはなる【1カ月】

さて、先々月に発表されたLogicoolの最上位トラックボールモデルMX ERGO、そもそも僕自身がトラックボールを使えなければレビューにもなんにもならない……ということで、マウス(MX MASTER)の使用を、自らに禁じて、トラックボールのみを使うように心がけて、ついに1カ月。『トラックボール使い初級』になってのMX ERGOレビューです。


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最初の数日は使い難くて、指がツリそうになったものですが、1カ月経つと、ついに自然と、無意識でもトラックボールを使えるようになりました。まぁ、マウスを25年=300カ月使ってきたのに対し、たった1カ月ですから、そりゃマウスの方に慣れはありますが、それでも普通にトラックボールで何でもできるようになりました。

一番のポイントは、知人の方にアドバイスをいただいたのですが、親指の指先ではなくて、第1間接あたりをボールに当てるようにして、ボールを操作するということにありました。



さて、1カ月の時を経て、ようやくレビューです。

というわけで、MX ERGOは『ラクチン』です。

それに尽きます。

マウスのように腕を動かさなくてもいい、親指ひとつでひゅんひゅんとボールを動かせる。ウェブブラウジングやファイル操作がとても楽です。

特にドラッグ&ドロップのような、ボタンを押したまま移動させる操作が楽です。

マウスだと、超距離の移動だと、ボタンを押したまま、マウスを持ち上げて動かすという微妙な操作が必要になりますが、トラックボールなら、ボタンを押したままボールを自由に無限に移動させられますし、ドラッグ&ドロップの自由度はとても高いのです。

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で、あらためてマウスと同じように使えるようになったからこその不満もある。とりあえず2点。

1.ボールの動きが軽過ぎる
2.MX MASTERに準じたスペックにして欲しい

1は、好みの問題もあると思うが、ボールの動きがもっとしっとりとしていれば、微妙なコントロールに向くだろうと思う。できれば、回転の重さを、裏側から設定用のネジで調整できたりすればいいのに。

2は、2点ある。ひとつはスピードシフトするホイールが欲しい、という件。MX MASTERのマイクは定速ならカチカチというクリック感があり、大きくスクロールしたい時には勢いよくブン回すと、クリック感がなくなり、慣性でいつまでも周り続けるという機能を持っている。コストの問題もあるのだろうが、この機能も欲しい。

もうひとつが、ボタンの数。僕の作業を考えると、主/副ボタンの他に『進む/戻る/閉じる/ミッションコントロール』の4ボタンが欲しい。しかし、MX ERGOにではボタン数が足りない。そこでMX MASTERと違う割り振りをするのだが、相互を使い分けようとすると、そこで間違えてしまう。

しかし、逆に言えば、それ意外の不満はなくなってしまった。

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どっちを好むか? と言われれば、僕はこの2点において、MX MASTERを選ぶ。

でも、精密な操作をせずにリラックスして扱うならMX ERGOの方がいい。

両方、ペアリングしておくこともできるので、最近、僕はデスクに両方置いて、その時に使いやすい方を使うようにしている。

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(村上タクタ)




2017年10月 5日 (木)

すべての物にタグを。紛失ものを無くす、TrackR(トラッカール)日本上陸 #TrackR #トラッカール

「外出したら、スマホを忘れてた」「クルマのカギを忘れた」「スマホはどこ?」……日常生活で、こういうトラブルは意外と多い。

パソコンの中のデータなら、検索すれば出てくるものだが、リアル世界ではそうはいかない。

それを解決しようと作れたのがTrackR(トラッカール)だ。

自分の持ち物を検索可能にする、いわば「リアル世界の持ち物にタグ付け」するガジェットだ。

Main


価格は2980円(税込)。10月4日発売で、ビックカメラ、コジマ電気などの一部家電量販店などでも販売されるらしい。色は8色で、ブラック、ホワイト、グレー、レッド、パープル、ピンク、アクア、ブルー。



ちなみに、初代のTrackR bravoはIndiegogoで募集金額の6331%、174万ドル(約2億円)を集めてしまったという、クラウドファンディング界の大成功作。こちらは、金属製で、少し薄くて大きい。iPhoneから光らせることはできない。

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今回、TrackR pixelの発売とともに、日本でより積極的に販売するために、発表会が行われたので取材に行ってきた。こちらは、日本向けに新たに作られた、プロモーション動画。



まず、

1.スマホからTrackRを鳴らせる(光る)
2.TrackRからスマホを鳴らせる
3.離れてたら鳴るようにできる(オフにすることもできる)
4.遠く離れても、他のTrackRユーザーが近くを通れば、位置情報を受け取れる

というのが機能だ。

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この手のガジェットでよく言うように「紛失したり、盗まれたりしても、場所が分かります」というのは少し語弊がある。

これらのデバイスに積まれるBluetoothはせいぜい30mぐらいしか飛ばないからだ。

盗まれたりしたものの位置情報を完全にトレースするには、GPSを取得できなければいけないし、LTE通信もできなければならない。そうなると、少なくともモバイルWi-Fiルータぐらいのサイズになるし、頻繁に充電せねばならないし、LTE通信の月額使用料などが必要になる。

対して、TrackRは、充電も月額費用も不要な範囲での利便性を追及しているということになる。

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発表会でお会いした、CEOで創業者のChris Herbert(左)さんと、Presidentで創業者のChristian Smith(右)さんと、TrackRを日本に持って来た田中大祐さん。

ちなみに、Chirsさんは、東北大に1年留学していたことがあるそうで、かなりの日本通。日本語もかなりお上手。Christianさんは日本は初めてなので、タコやイカや納豆を食べさせたいとのこと(笑)

田中さんは、Eyefiやmisfitを日本に持って来た、いわばこういう新しい便利なデバイスを見出して、日本にローンチするプロフェッショナル。強力なタッグだ。

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TrackRは、ある意味「紛失したもの、盗まれたもの」も探すことができる。

ただ、前述のように、そのためには近くにTrackRアプリを入れたスマホがなければならない。たとえば、盗まれて山奥に捨てられた財布などを発見するのは無理だろう。

しかし、人が多いところ、たとえば空港のようなところでのロストバゲッジなどは見つけやすいに違いない。「ああ、荷物がロンドンに行ってしまってる」なんていうことも分かるだろう。

この機能の利便性は、TrackRユーザーが増えれば増えるほど向上していく。たとえば、家族にTrackRを使ってもらえば家に忘れ物があることは感知できるし、同僚も使えば、会社への置き忘れもGPSで分かるようになるに違いない。ある意味、いかに大量に普及するかがカギなのだ。

というわけで、みなさんも買って使って下さい(笑)

東京近郊で検索すると、こんな感じ。まだまだ普及して欲しいが、山手線の駅や電車の中への置き忘れは感知できる……かも。
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まぁ、昨日、ローンチしたから、これから飛躍的に普及していくに違いない。

また、One more thing...的な感じで、将来の商品も発表された。それがTrackR atrasで、電源に挿しておくタイプのBluetooth-Wi-Fiデバイス。家のコンセントに挿しておけば、たとえスマホが家になくても、家にあるTrackRを感知できる。また、家の中でのある程度の位置も分かるのだそうだ(スマホと2点からの距離で計測する?)。
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さて、発表会のおみやげに、TrackRを2つもらったので、会場で、さっそく設定してみた。

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ストラップと、両面テープが付いていてるので、それでそれでどこかにくっつければいいようだ。

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僕は、ひとつはバッグに入れて、ひとつはキーホルダー(クルマのカギ、小さい小銭入れ、家のカギがセットになっている)にくっつけた。

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あと、息子(中二だけど携帯はまだ持たせてない)にくっつけたいとか、クルマにくっつけたい(駐車位置が分かるだろう)とか、バイクにくっつけたい(盗難に遭った時に場所が分かったらスゴイ!)とか、いろんな使い道を思いつくので、試してみたくなって、Amazonで2個追加で買ってみた。

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設定はとっても簡単で、すぐにペアリングすることができた。

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実は、私はあまり物を紛失しない。

元々、どのポケットに何を入れる、バッグのどこに何を入れるとキッチリ管理するし、16歳の時に最初に行った外国がブラジルだったので、海外旅行の時もスリ対策などは念入りにする方なので、サイフやバッグやパスポートを完全に紛失してしまったことはない。しかし、それはかなり用心深いからなので、こういうデバイスがあるなら、万が一に備えて、ぜひセッティングしたい方だ。

というわけで、今後運用して、実際の使い勝手をレポートしてみたい。

とりあえず、使いはじめて半日で起ったことは
・離れたらピヨピヨ鳴るので、スマホを置いてトイレに行けない(離れた鳴る機能はオフにした→特定のWi-Fi環境下では、置き忘れても鳴らない……というセッティングもあるので、後ほど家と会社のWi-Fiにそれを設定してみる予定)。
・TrackRからiPhoneは鳴らせるのに、逆は鳴らない→iPhoneのBluetoothをON/OFFすると直った。

……ってところでしょうか?

今後のレポートをお楽しみに!




(村上タクタ)

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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