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2017年3月23日 (木)

アンプラグドな世界が復権する【小林弘人×柳瀬博一 at 刺激スイッチ研究所】

『刺激スイッチ研究所』っていうオンラインサロンが主宰の小林弘人さんと、柳瀬博一さんのトークライブに行ってきました。

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小林弘人さんといえば、『こばへん』のニックネームで知られ、昔のワイヤード日本版作った人で、インフォバーンのCEOで、サイゾー作った人でもあり、GIZMODO日本版を立ち上げた人でもあります。『フリー』『シェア』『MAKERS』の日本版を監修したりした人でもあり、メディアのこれからを一番分かってる人かと思います。

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柳瀬博一さんは、日経BPの人として、いろんな書籍を出して来られた人で、現在日経BPのプロデューサーとして、いろんなモノやコトを動かしている人であります。私にとっては、TBSの文科系トークラジオLifeに出てる人でもあります。

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まったく余談ですが、私にとっては、柳瀬さんは三浦半島にある日本で唯一流域すべてが自然の状態で保たれている小網代で活動している人でもあり、海水魚水槽仲間でもあります。また、これまたまったくの余談ですが、こばへんさんはTL1000というちょっとヘンタイ的なバイクに乗ってらした20年ほど前に、ウチのバイク雑誌に出ていただいたことがあって、変わりモノなバイク談義で盛り上がれる人でもあります。

話としては、まさに現場できかないと……なことなのですが、テキサス州オースチンで開催されたSXSWで何が起こってるかというところから話が展開されていきました。

超要点だけ言うと『Social But Unplugged』ということで、20年前はまさに『ワイヤード』というか接続されることが新しくて、『攻殻機動隊』や『マトリックス』も繋がった世界で、パーマリングで接続されいることが大事だった。

で、ウェブサイトがコモディティ化されて、もうもう一周回って、接続されてないこと、リアルな世界で起こってることが大事になってきた。

全部が接続されてきたあとで、『シンゴジラ』『この世界の片隅に』『君の名は』みたいな、ちゃんと分かって作り込まれたもの。お金だけ集めて、ちょいちょいと作ったものではなく、庵野さんや、片渕さん、新海さん……たちが熱量をもって作り上げたものが、自然とネットで盛り上がってくる。オーセンティックなものが復権して、それをテクノロジーが助けるという世界になってきている。

というお話でした。

実際、ウチの会社でも、レストランがあったり、本が主催するイベントが盛り上がったり、本から企画した商品が売れてたりしますから、もう一回アンプラグドな世界が大事になってるっていうのは、本当にそうだと思います。

会の中では、ボイパのReatmoさんの演奏とかもあって面白かったですよ。ボイパにiPadとMacBook Proを組み合わされて曲にされててて、すごい良かったです。

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暗くて写真ブレててすいません。曲はこちらで買えます。

というけで、やっぱりアンプラグドな世界が大事になってくるなと思った一夜。個人的にはその後、せきさとるさんの還暦パーティになっちゃったり、こばへんさんとバイク談義ができたり、柳瀬さんと熱帯魚談義ができたりしたのも面白かったです。

リアル世界のイベントもいろいろ行かないとねw







2017年2月 9日 (木)

「シロウトが客観的に見てどうだったか?」Yahoo! HACKDAY 2017開催!(完結編) #hackdayjp

前編中編-1中編-2Yahoo! HACKDAY 2017サイト

HACKDAYに取材にお邪魔するのも、3回目ということで、エンジニアさんのことは全然知らない私も、だいぶ様子が判ってきました。元々はYahoo!さんの社内イベントで、有志の人がやってらっしゃったということで、今年で10年目になるそうです。日本でやっているハッカソンとしては、かなり歴史が長くて、予算規模も大きいイベントなのではないでしょうか?

開発時間が24時間あって、発表が90秒ということでありますが、このイベントぐらいになると、たぶん参加している方は普段からテーマを考えて準備をしてらっしゃるのではないでしょうか? 

拝見していると、実際の電子工作、プログラミングの技術力の高さが必要とされるのはもちろんなんですが、『90秒のエンターテイメント』として、いかに完成されているかということが大きなポイントになるように思います。いいアイデア、優れた技術でも、完成させて、上手にプレゼンしないと意味がないってことです。

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プレゼンのグラフィックの上手さ、テーマ、ストーリーをいかに上手に伝えられるか、実演があるなら、それをいかにトラブルなく運営するか? というのも大きなポイントになっているように思います。ロゴやグラフィックが上手かったり、話をする人が声が通る、しっかり内容を伝えられる人だっていうのもとっても大事になっている気がします。

ユニークなものなのに、ボソボソと話してる、何がキモなのか伝わりにくい、プレゼンがトラブル(たぶん、会場のWi-Fiの混雑ぶりや、明るさなどの特殊条件もあるんだと思う。プロジェクターで写してるのがスポットライトが明るくて見えないというのもある)。あと、書画カメラで写してるのが小さくて見えないとか、画角からハミ出てるとか。あと、工作物が小さくて会場からは見えてないとか、机のエッジに隠れているとか。

つまり、プレゼン全体の構成を指揮できるプロデューサーと、絵や写真や動画を操れる人、プロっぽいナレーションのできる女性(注目を浴びるし、会場での声の通りが全然いい)がいると、かなり戦闘力は上がるのではないかと。もちろん、中心は『開発』なので、開発したいこと、できることを中心に据えずに、プロデューサー的な人が突っ走ってもしょうがないのですが。

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そこへ来て、開発されてる中身がないと『プレゼンだけ上手』とか言われてしまうワケでしょうけど、とにかくこの発表で損している方が多いのは明らか。

中身の開発は、大別して『電子工作派』『アプリ派』『ウェブサービス派』とそれらの複合タイプだと思いますし、その内容の難易度を語れる知識はないので、そこはパス。

一昨年、私が初めて来た頃には、アルデュイノやラズベリーパイを使った電子工作が花盛りだったような気がします。もちろん、今でもそういう作品はたくさんあるのですが、今や、それも普通に使いこなされている気がします。Yahoo!社内で行われていた10年前にはどんなものが作られていたんでしょうね?

今年、特徴的だったのは画像解析などをはじめとしたデータ解析に人工知能(深層学習?)のを使ったものがちらほらあったこと。もちろん、24時間で人工知能を開発するわけにはいかないでしょうし、深層学習させている場合でもないでしょうから、そのAPIを使うということなんでしょうけれども。これによって、画像認識とか、あいまいな概念の取り扱いなどがずいぶん取り込めるようになっている気がしました。

それにしても、発表の時点で動作しなかったり、スライドが動かなくてパニクったりというようなプレゼンは、この3年でも大きく減った気がします。みなさん、ちゃんと動作させプレゼンされるつわものぞろいって感じです。

非エンジニアな私なもので、毎回わからないなりに拝見していますが、3年も見てると、いろいろ感じるものはあるなぁ……と思ったわけです。

あ、あと取材側としては、hack IDとチーム名と、作品名しか資料がないので、チーム名や作品名は駄洒落とかにするより、極力情報を盛り込んだ方がいいと思います。たとえば、あ、あの傘を使ったデバイス面白かったな……と思っても、チーム名や作品名から推測できないと、取材にアプローチすることもできません。Yahoo!さんから出る事前のこのあたりの情報量がもうちょっと多いと助かりはしますが、まぁ24時間でそれを作る……わけですから、それを情報として出すのは難しいものがありますよね。

ともあれ、来年も楽しみにしています。

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そうそう、まだ終わってないのでした。

HAPPY HACKING賞というのが以下の要領で決まります。これから1ヶ月間が投票期間です。あなたも投票に参加したり、動画再生数に寄与したりできます。

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ぜひ、あなたもこちらからこのイベントに参加してみて下さい。





2017年2月 7日 (火)

「ハッカソンが進化してる!」Yahoo! HACKDAY 2017開催!(中編-2) #hackdayjp

さて、前編中編-1に続いて、Yahoo! HACKDAY 2017のレポートです。長いわ! 締切明けでいろいろ辛いですが、頑張りましょう。なんとか表彰式まで書きたいなぁ……。

さて、続いては #6 抽象的電子工作のtabe/g(たべぐらむ)。

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女性が2人もいて華やかです。こちらのサービスは、お皿を載せると、カロリーを計測して記録してくれるというもの。コースターに重量センサーが内蔵されてます。ただし、食材は最初にチョイスしないといけないということで、そこんところはちょっと残念な感じ。

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ご飯を我慢しても、他のものを食べちゃいますからね。

計測データはWi-Fi経由でAWSに飛ばされ、そこからmyThingsを経由して各種サービスに保存するという方式。

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#68 SEXY養老院というなんともいえない名前のチームの作品は、チーム名の割に『恋活キャップ』という素敵なサービス。

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あらかじめ、生年月日や、趣味などを登録しておくと、相性のいい人が近くに来ると、光って、メッセージを出して教えてくれます。

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デモが男性同士……というか、平たく言うとオジサン同士だったので、華やかさに欠けましたが……いまどき、他人の恋愛対象の性別をとやかく言うものではないので、そのあたりはスルーする方向で……。

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#29 Scrambleの『自宅警備彼氏』はバーチャルな彼氏。

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屋内においては、イケメンの彼氏が壁に投影される。

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外出する時は、『行ってきます』と言って警備モードにすると、室内の状況が撮影できる他、カーテンに男性がいるような影を映し出して、不在時に人が侵入することがないようにできる。

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次なるは、#7 Lens の『仮面ライト』。

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今どき、アプリでかわいい動物の鼻を付けたり、ほっぺの赤味を付けたりと、かわいく写真が撮れる。しかし、それは写真の中だけで、現実のあなたがかわいくなるワケではない……。

というわけで、現実の顔にアプリのような絵をマッピングするデバイス。

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単に、絵柄を投影しているだけではなく、Kinectで位置をセンシングし、unityを使ってちゃんと立体的に捉えて、動いても顔の位置にちゃんとプロジェクションされるようになっています。

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さて、ここからは表彰されたハックからいくつかをご紹介しよう。

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優秀賞に選ばれたチームの中から、#10 むっちりの『いらすとか』を。

これはオートマチックにフリー素材『いらすとや』からイラストを探してきてくれるサービス。

文章を解析し、相当するイラストを自動的に探す。

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実際にやってみた例がこちら、『Googleが検索アルゴリズムを改善した』というBuzzFeed Japanの原稿を入力すると、こういうイラストが提案される。

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実は、このサービス、ドメインまで取って、ちゃんと稼働している。試してみると、ビミョーな組み合わせが出てくるのは確かだが、今後チューニングが進めば、もっと便利になるかもしれない。なにより、24時間で実際に動くサービスを提供されていることに驚いた。

ぜひ、実際に使って、イラストを探してみて下さい。
http://いらすとか.tech


稼働するといえば、Fun賞に輝いた #21 Team OBCNのRecipe mixerも、一応稼働するハズのサービスのハズです(私がやってみたら、うまくいかなかったけど……)。

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↓このQRコードを撮影しても使えるはずです。これはLINE botを使ってレシピをミックスするサービス。

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たとえば、ガイダンスにしたがって、主菜、副菜、スープなどを選ぶと、レシピ全体をミックスして再構築。効率よく、料理できて、しかも熱を通す工程はなるべく後に回すなどして、効率よく料理を作れるようにしてくれる。

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これも実際に使えたら、便利そうなサービスだ。

技術的に評価が高かったのが、 #11 UinProductsの『Magic Window』.

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Macの画面の向こう側に、LEAP MOTIONを起き、それで手の動きを感知して、画面上で手で操作しているように描画する。たとえば、唐揚を積み上げるゲームが稼働していたが、粘度をこねたりといろんなことができる模様。

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Macと、LEAP MOTIONというすでにあるものを使って、非常にユニークな結果を得たプロダクトだ。

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事実上の準優勝であるHack賞を獲得したのは、#32 genpeiの『HACKFON』。

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なんと、レガシーな電話をハックするというプロダクト。

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旧来のアナログ電話のインターフェイスを使って、インターネット上のサービスを利用しようというもの。

アナログ電話のボタンを押すことによって、hueの明かりをつけたり、Amazon dashを使って商品を購入したり、tweetしたり、myThingsと連携させて、いろいろなサービスをさらに繋いだりできるとのこと。

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ちなみにこちらも割と本気で、すでに『http://hackfon.com』のドメインも取得したという。

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そして、最優秀賞を獲得したら、その実績をひっさげてKickStarterで商品化をめざすとのことした。Hack賞だった場合はどうなるんでしょう?

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さて、やっと最後、最優秀賞までたどり着きました。

実際、90秒のプレゼンですが、切り替えの60秒を合わせて150秒。85チームもあると……ぶっ続けでも3時間32分30秒。審査も、見ている方も、もちろん運営の方々も大変であります。

栄えあるその頂点に立ったのが、 #39 アルカナラボの『まよいの墓』。

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まず、レゴブロックで迷路作ります。その迷路を写真に撮って読み込むと、仮想空間上に3Dの迷路が生成されます。

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その迷路の中をOculus Riftを付けて探検するというゲームです。プレイヤー以外のマスター側は、途中で迷路の壁の位置を変えたりして、惑わすこともできます。

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実際に動いていたし、完成度の高いゲームでした。中に出てくるオバケもかわいかったし。

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プレゼンのタイミング上、レゴブロックの迷路も、出てくるオバケも撮り損なったのですが、ぜひプレゼンの動画を見てみて下さい。

これに限らず、プレゼン全編の動画はこちらで見られます。ニコ動はこちらYou Tubeはこちら。ぜひどうぞ。

というわけで、みなさんを紹介しおわって、やっと総括が近づいてまいりました……が、疲れ果てたので、また明日。

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続きはこちら

2017年2月 6日 (月)

「ハッカソンが進化してる!」Yahoo! HACKDAY 2017開催!(中編-1) #hackdayjp

なんか長くなりそうな予感でいっぱいなので、(中編-1)というタイトルにしてしまったんですけど、前編に続いて、Yahoo! HACKDAYのレポートです。

開発は、秋葉原UDXの4階を丸2日借り切っているわけですが、発表は一般のお客さんもはいれるUDXの2階ということでお金かかってます。

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中央の2個のモニターは発表に使われ、左右にある細長いスクリーンには、ニコ動のコメントの弾幕が見られるようになっています。日本中(世界中?)で見てる人たちのコメントが表示されるということで、会場にいてもネットで見てるように多くの人の意見が見られるという意味で非常に便利でした(案外、現場にいるといろいろわからないというのはよくあること)。

ちなみにニコ動はこちらYou Tubeはこちらでご覧いただける。

参加は結局80チームを越えるので、全部はレポートできませんが、発表されたハックをいくつかご紹介しましょう。

#11 ジャグジャグと〜らすの『TATSUJINコピー』は、ジャグリングの達人にセンサーを付けて、ジャグリングのタイミングをコピーするという装置。

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タイミングを教えてもらったぐらいで出来るのかいな? と思いましたが、ともかくデモの人は成功してました。もっとも、この人は最初からできたんではないかという気もしますが。ともあれ、タイミングが大事な作業のコツを教えるのには役立ちそうな気がします。

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#2 Swift同好会の『寿司の名は。』は、その名の通り、寿司の名前を教えてくれるシステム。

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なんと、TensorFlow(いわゆるDeep Learningの一種)を使って作ったモデルを使って、画像解析し、iPhoneアプリで寿司の名前を教えてくれるという凝ったもの。すごい。

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#4 魔界Labの『偽装社畜』は、鼻息から居眠りを感知して、キーボードを叩いて、仕事をしているフリをするというデバイス。居眠りしてよだれが垂れているのを感知して、目覚ましコールをして起こしてくれたりもする。

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逆に雇用者側からのアプローチの製品もあるようだったが、プレゼン時間切れで何か分からなかった(とても気になる)。

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#5は少年閣下のインターナショナルの、『潜在的ディレクレ配分法を用いた、経済アナリストの有用度レイティング』。

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なんか難しいお話のようだったが、情報発信者の文章を解析して、レイティングし、検索エンジンより以上に、有用な情報を提供しようということのようだった。

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これができたら、いわゆるダメなキュレーションメディア問題的なところが改善され、非常に便利な世の中が出現しそうだが、僕の文章のレーティングが非常に低かったらどうしようというような問題はある。

#42 パラダイスのeaLifeは、冷蔵庫の中を画像解析し、何があるかをスマホに送るサービス。

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そのデータを利用して、買い物に役立てたり、レシピを提案したりしてくれるサービスだ。

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……書き始めたら、あまりに長くなりそうなのだが、明日は午前中から会議もあるので、今日はこのへんで。

続きはこちら


2017年1月 9日 (月)

『旅するように生きる・本田直之×栗城史多』 @Apple Store表参道レポート

1月9日、Apple Store表参道で、『旅するように生きる』というテーマで、実業家の本田直之さんと、登山家の栗城史多さんのトークライブが開催された。

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栗城さんは有名な登山家。『冒険の共有』をテーマに活動されていて、エベレストなどの高山からは、衛星回線を通してWi-Fiを立てて、iPhoneで Tweetしたりして、登山の様子を共有しているのだそうだ。

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本誌にも何度も登場いただいている本田さんは、ご存知のようじ実業家としてだけでなく、執筆家としても活動されている。世界を旅し、ビジネスをし、ジョギングし、サーフィンをし、美味しいものを食べたりワインを飲んだり……というライフスタイルそのものを通じて、メッセージを表現されているのだ。鉄人レース、トライアスロンにも何度も挑戦されている。

が、意外や、本田さんは太りやすい体質らしく、先日トレーニング中に肉離れをしてしまい、療養のためにしばらく走れない時期があったのだそうだ。そうすると、みるみる太って、人生最大体重を更新してしまったとのこと。

そこで、iPhoneのヘルスケアを見てみると、トライアスロンやトレーニングなどをせずに、仕事に没頭していたりする時は、1日10歩とか20歩とかしか歩いてないこともあったのだそうだ。

iPhoneはライフスタイルそのものを可視化してくれるので、生活全体を確認したりあらためたりできるデバイスだとのこと。

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そこでさらに、Life Cycle とか Sleep Cycle というアプリで、日々の生活を記録する主観をつけるようになったのだそうだ。また、体重はWithingsというWi-Fi接続の体重計で計測して、記録を残しているとのこと。

また、Apple Payも、とっても便利に使ってるとのこと。持ってるものはできるだけ少なくしたい、効率的にしたいという本田さんには欠かせないサービスになっているようだ。

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本田さんが、ちょっと懐かしんで昔のiPhoneの話をされていた。今日は、ちょうど、10年前にiPhoneが発表された日。

10年前、発表されたiPhoneはマルチタスクも使えなければ、アプリもダウンロードできないかった。それがこんなに便利になっている。国境を越えて旅しつつ、情報発信をしていく本田さんにとっては欠かせないデバイスとなっている。さらに今もどんどん進化しているから、最新のiPhoneのテクノロジーは常にキャッチアップして使った方がいいよね、とのこと。


最後におふたりの、2017年の目標。栗城さんは、新しい情報中継、シェアの方法を模索しているとのこと。それを提供できたらいいなと考えているとのこと。本田さんは、トライアスロンのタイムを劇的に向上させようと思っているとのこと。去年1年試しにトライアスロンを休んでみたら、生活がガタガタになってしまったから、今年はバッチリトレーニングしていい成績を残そうと思っているとのこと。

1時間があっという間に過ぎた楽しいお話だった。

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なお、本日深夜0時、フリック!2月号Vol.64発売です。

そちらもよろしく。

2016年12月 5日 (月)

今週! Appleストアで子供向け無料プログラミング教室【Hour of Code】

今、身の回りにあるすべての機械はプログラミングによって動いているのだから、プログラミングの構造は早いうちに学んでおいた方がいい。

12月5〜11日、世界中で『Hour of Code』として、プログラミングに取り組むキャンペーンが開催されており、日本のApple Storeでも1時間の無料子供向けワークショップが開催されている。

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もう空き席はわずかなようだから(ストアによってはすでに席がない……執筆時点12/5 22:00では表参道と心斎橋以外はまだ席がある模様)、急ぎ申し込みたい……という方はとり急ぎ、こちらからどうぞ。11日まで。つまり日曜日までの開催だ。

日本のストアでは、ディズニーと協力しているHour of Codeのサービスが使われるようだ。これは、無料でウェブから使えるので、お子さんに体験させたい方はこちらからどうぞ。

さて、そんなわけで、本日夕方、Apple Store表参道で開催されていたHour of Codeワークショップに取材に行ってきた。クリスマスに彩られた街、表参道でのワークショップはApple Storeの店内の一部を使って行われる。

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ワークショップで使われるのはディズニーのHour of Codeサイトで動作する環境。Scratchのようなブラウザ上で動作するブロックを組み合わせて作るプログラミングだ。

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会場では最初に先生役のスタッフの人から説明がある。サイトには動画もある(字幕がもうちょっと平易な日本語(漢字が少ないとか)だともっといいのだけど……。

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実際、1時間のワークショップでできることは限られているだろうなぁ……と思っていたのですが、なかなかどうして子供たちの吸収力というのはあなどれないものがあります。

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ワークショップのスタッフの方のアドバイスを受けながらも、次々に課題をクリア。

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最初は簡単、簡単と思ってのぞいていた課題も、途中から繰り返しなどが入ってきて、だんだん難しくなります。

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最後にはこの続きを家のパソコンやiPadでやる方法を聞いたり……。

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Sphiro BB-8 with フォースバンドのデモンストレーションを見ながら、Sphiroはプログラミングでも動作させられることを聞いたりして……。

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最後にそれぞれ認定証をもらって記念写真。

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というわけで、1時間にしては濃厚なワークショップでした。

たぶん、あっという間に席は埋まってしまうと思いますが、ご興味ある方はお早めに。こちらからお申し込みをどうぞ


2016年12月 1日 (木)

世界AIDSエイズデーに呼応して、アップルが(RED)の取り組みを強化

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アップルの製品でiPhoneケースなのどに(RED)と書かれた赤い製品があるのをご存知でしょうか?

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これらを購入するたびに、『世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)』に商品の価格の一部が直接寄付されるのだという。


(RED)はU2のボノが立ち上げた団体で、『エイズのない世界』を目指すチャリティ団体。アップル、マイクロソフト、コカコーラ、スターバックスなどなだたる大企業が協賛する非常に大きなムーブメント。

今年は、アップルがこの取り組みに参画してから10年目で、例年より力の入った取り組みになっている。

地球上でもっともエイズが蔓延しているサブサハラアフリカでは、命を救うための薬を手に入れることができない人が数多くいるという。 (RED)で集められたお金は、カウンセリングや検査、予防、そして、いちばん痛ましい母親からまだ生まれていない子供へのエイズの感染を予防するための活動に使われる。

命を救う治療に必要なのは1日たった30セントなのだそうだ。でも、アフリカではこの薬が手に入らずなくなっている人がいる。

驚くべきことに、過去10年に渡って7000万人の命が(RED)の支援するグローバルファンドの助成金で支援されてきている。10年前には毎日約1200人の赤ちゃんがエイズに感染して生まれていたという。そして、この数は減っており、2020年までにはこの数をゼロ近くにし、2030年までにエイズを撲滅することが可能性をもって語れるようになってきていうるという。

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今日から12月6日までの一週間。多くのストアのアップルマークは赤くなり、店舗には(RED)のステッカーが貼られる。アップルストアでのApple Payでの支払い、アップルのウェブサイト、Apple Storeアプリケーションで購入したすべての項目につき1項目当たり1ドルを、合計100万ドルに達するまで、(RED)のミッションに寄付するとのこと。

また、iTunesでも(RED)への寄付が簡単なようになっている。
 
さらに、The Killersのホリデーアルバム、Don’t Waste Your Wishesは、ホリデーシングルの10曲すべてと新曲『I’ll Be Home for Christmas』が含まれ、米国での収益の100%がグローバルファンドに寄付されるとのこと。

また、App Storeでは、20の人気ゲームが(RED)に参加。期間中だけ買える限定使用のアプリでは、関連アプリからの課金の収益はすべて(RED)のグローバルファンドに寄付されるという。

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世界中のアップルストアでロゴを赤く変えたり、(RED)ウィンドステッカーが貼られているが、日本では、表参道、銀座、名古屋栄、心斎橋、福岡天神の5店舗のアップルマークが赤くなっているという。

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また本日、Apple Store銀座では、(RED)のためのフォトウォークが行われえた。

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参加者の方は、ストアスタッフにiPhoneでの撮影のコツと、その加工方法を学び、銀座の町に繰り出し、『赤いもの』を撮影し、SNSに公開して、(RED)の活動の参加した。

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こうしたアップルをはじめとした企業の行動が、 エイズで苦しむ人が一人でも減らそうという活動に貢献していることは事実。我々もできる範囲で少しずつでも協力していきたいものだ。



2016年11月23日 (水)

都会のど真ん中、六本木のミッドタウンでバラ満喫

『花を咲かせるのは男の仕事で、女の人はその花を見て喜ぶもの。そうだったよね、ダディ。』

とは、浅田次郎の小説『薔薇盗人』で、主人公の少年が遠洋航海に出ている豪華客船のキャプテンである父に宛てた手紙の一節。

都会で日々クルクルと変わる最新のデジモノに囲まれて暮らしている私たちにとって、手間ひまと長い時間のかかるバラの栽培なんて、もっとも遠い趣味かもしれない。

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なんて、思いながら今、六本木の東京ミッドタウンウェストの FUJIFILM SQUAREでやっている企画写真展『バラ大国日本 輝くバラたちの庭』に立ち寄ってみた。

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唐突に、そこはバラの香りに包まれた、安らかな世界が広がっていた(そういう印象かと思ったら、あとで聞いたらバラの香りのアロマが焚かれていたらしい)。

我々男性にとっては、バラの花といえばなかなか縁遠い世界で、それこそ少女マンガの背景のようなイメージしかないのだが、話を聞いてみると相当に奥深い世界が広がっている。

日本には数々のバラの庭園があって、一般の人が見に行けるものも数多いのだという。

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しかし、本来の季節はわずか2週間ぐらい。ましてや、こういったピークの咲きぶりを写真に撮ろうとすると、本当に数日のタイミングを狙わなければならないのだろう。

※四季咲きのバラというのもあり、なるべくシーズンを長くするように工夫はされているとのこと。

そんな、公開されているバラ園を見に行くにしたって、なかなかタイミングが難しそうだ。バラの季節で天気が良い週末があったら、バラ園に行こうと思った。

天候も良い日で、光の向きもそのバラを、庭園を美しく照らすタイミング……と思うと、さらに短いに違いない。展示されている写真では、私はこの写真がとっても好きだった。

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イギリスの有名な園芸家の方の庭園だそうだが、日陰にはいってるところと、逆光気味になっているところの、明度、彩度のコントラストが非常に美しい。バラが咲き誇り、一部の花びらが芝に散り、そしてこの光が再現されるなんて、1年に数分、いや天気などのことを考えると、数年に一度。もしかしたら、一期一会の瞬間なのかもしれない。

こうなるようにバラを植えて、それが上手く咲くようになるまで、肥料をやって、虫を取って、剪定して……と考えると、どれほどの手間がかかってこの写真の光景が実現しているのだろうか?

まず、植わって華やかに咲くまで3年ぐらいかかる。たとえ小規模でもバラの庭を作るには3年かかるのだそうだ。ここに写真が展示されているような庭園を造るには、土地の造成、建物の建築も含めたら、いったいどれほどの年月がかかるのだろう?

この展覧会の開催に協力しているBISES副編集長の倉重香理さんによると、若い頃から始めて、ご子息の代もご一緒に庭園の世話をされるような例も多いのだという。

そんなぜいたくなプライベートガーデンをお持ちの方もいらっしゃるようで、今回の展覧会では、そんな庭の写真も展示されている。

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さらに、突き進むと自分だけのバラの品種を作る……なんていう世界もあるようで、これは交配して、種を植えて育ててて、品種を固定するまでそれを何世代か繰り返す必要があるのだそうだ。こうなると、もはや人生がかかっている。

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1秒に何億回も計算をさせるコンピュータの世界に普段からいると、この雄大な時間単位の趣味の世界もまた魅力的に思える。

会場には、そのバラ園を紹介した本や、ガーデニング趣味誌の本も売っていた。

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忙しい日々の中、バラの香りにつつまれて、バラ園の写真を満喫するのはとっても癒しになった。歳をとったら、バラの世話をして暮らすのもいいかもしれない。

……その前に、バラを植えられる庭園を手に入れないといけないが(笑)

会場は、写真撮影ほぼ自由で、SNSでの公開もOKだそうだ。これはうれしい。

バラのトンネルの大型パネルもあり、記念写真も撮れるようになっている。

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右の文字を避ければ、六本木にいながらにして、『バラ園に行ってました』……なんていうアリバイ作りも可能かもしれません(笑)

2016年11月16日 (水)

渋谷で、ベンチャーキャピタル『Scrum Ventures』の『CEO Summit 2016』取材  #SVCS2016

ガジェット、ウェブ好きの我々の興味の先としては切っても切れないベンチャー企業への投資を扱うScrum Venturesさんのイベントが渋谷でありそこにお邪魔しています。

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日本の大企業から、なかなか面白いガジェットやサービスが出てこない中、シリコンバレーの数人の企業から、ユニークな商品やサービスがポンと出て、それが見る間にビックビジネスになっていくのはご存知の通り。

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そんなベンチャー企業に出資して、それを実現するための資金を供給していくのがベンチャーキャピタル。シリコンバレーと日本の両方に拠点を置いて、新しいサービス、イノベーションを起こしていこうとしているのがScurum Ventures。今年のイベントでは、なんと200人以上の人が集まったということで、レポートにお邪魔した。

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まず登壇して挨拶されたのは、Scrum Venturesのジェネラルパートナーの宮田拓弥さん。

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最初のセッションはシリコンバレーのCVC 3社によるトークセッション。

CVCとは『コーポレート・ベンチャー・キャピタル』つまり、企業によるベンチャーへの出資。これが今、トレンドとして浸透しているのだそうだ。

登壇されたのは、右から、ヤマハモーターベンチャー&ラボラトリーシリコンバレーの西城洋志さん。中央が、リクルート・ストラテジックパートナーの西条祐介さん。左が三井住友カードの利田義郎さん。

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お3方は、それぞれシリコンバレーに拠点を置いて、スタートアップ企業に資金を提供するビジネスを展開されている。たとえば三井住友カードの利田さんは、日本のSquareやStripeを持ってくるなど、みなさんさまざまな成果を挙げていらっしゃる。

お話を聞いていて、感じるのは仕事のスピード感。日本は会議が多すぎるし、長すぎるし、何も決まらない(笑)と。向こうでは、15分刻みでミーティングがあり、わざわざ合わずにSkypeやコールでのミーティングでどんどんコトが先に進んでいるという。

まずは、シリコンバレーに行くこと、そして現地の人をハイヤーして現地でコミュニケーションしていくこと。そういう意味で秘訣はなく、まずは向こうにいて、向こうでビジネスを進めていくことが必要なようだ。

そういう意味では、お三方ともシリコンバレーの方がビジネスを進めやすいと感じてらっしゃるようだ。

今興味のある分野としてヤマハの西城さんはスマートシティ、リクルートの西条シェアリングエコノミー、ビジネスアグリゲーション、AI、三井住友カードの利田さんは、(もちろん)Fintech、とのこと。

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続いて、シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるY Conbinatorの卒業生であるスタートアップのCEO達が登壇し、スタートアップへの投資について話した。

Y Conbinatorはアーリーステージ、つまり非常に初期の段階のベンチャーキャピタルに投資する。そして、その投資規模はあまり大きくなく、その代わり、メンタリングし、指導し、小さないわばベンチャー企業の卵を次の段階に向けて離陸させる役割を果たしてきた。

あるていど成功に芽が見えてきた企業に投資するのではなく、まだ海のモノとも山のモノともつかない段階で、その成功の可能性を見出し、まだ企業の体を為していない、いわば可能性だけのベンチャーを育ててきている。

リスクを大きく取ることを嫌う日本からは、なかなか想像できないY Conbinatorの哲学について語られた。

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非常にユニークな段階、他に誰も興味を持たないようなアイデアを実現していく。通常だったら可能性を見ない、そういうアイデアに着目するからDropboxやAirbnbのようなものが生まれてていくのだそうだ。

……なかなか難しい話ですねぇ。

※ちなみに、本来登壇するハズだった、Y CombinatorのCOOであるQasar Younis氏の飛行機が遅れて、登壇できていない。

「不思議なアイデアを試してみたいという気持ちがある」つまり、リターンだけで考えているワケではないということだ。 Y Combinatorでは「もっと大きく考えろ、それを早くと言われる」とのこと。



さて、フリック!的には一番気になるスタートアップ各社さんからのプレゼン。

まずはSpire。

- Spire --------------
https://spire.io/
Spire は呼吸を測定し、ストレス状態の把握や生産性の向上を図ることのできるウェアラブルデバイスを開発、販売しています。
--------------

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創業者でCEOのJonathan Palley氏。呼吸を計測して、ストレスを感知し、ストレスを感じていることをアラートとして伝えるというデバイス。

会社に出社できなくなる人、ストレスで急死するする人……などを助けることができるという。日本のApple Storeでの販売も始まり、日本で買えるようになるということだ。

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続いて、


- Le Tote--------------
https://www.letote.com/
LE TOTE は、女性向けに月額固定で洋服とアクセサリーを無制限にレンタルできるサブスクリプションサービスです。服のサイズが変わる妊婦の方向けプランも用意しています。
--------------

CEOのRakesh Tondon氏が登壇。

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最初にいくつかの質問に答えると、月額固定で洋服とアクセサリを無制限にレンタルしてくれる。ファストファッションで安い物をたくさん買って消費していくより、いいものを短期間聞く。最初にいろんなサイズを入力したりするので、サイズにあったものが来る。

さらに、「キツかった」「短かった」などのフィードバックを残していくことで、さらにピッタリ合う服が送られてくるようになるわけだ。

また、気に入ったらその段階で購入してしまうこともできる。

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続いてnoom。

- Noom--------------
https://www.noom.com/
Noom はダイエットアプリでモバイル・フィットネス分野をリードするテクノロジー会社です。日本でも「Noomダイエットコーチ」のサービス提供をスタート。ユーザーの活動傾向、ダイエット進行状況から、毎日パーソナライズされたダイエットプランを提案してくれます。
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これは興味深い。ダイエットに取り組んでいる私としては。

Dsc01148_2CEOはSaeju Jeong氏。食べたものや運動、体重などを入力して、専門家からのアドバイスを受けることができるという。

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続いてmaestroのAri Evans氏。

- maestro--------------
http://info.maestro.io/
Maestro は、ライブ&オンデマンドのビデオプラットフォームです。 コンテンツクリエイターと観客、そしてブランドをつなぎ、マネタイズを可能にします。

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続いて、VidpressoのRandall Bennett氏。

Vidpressoは、Facebook Live配信向けの動画オーサリングプラットフォームを提供している会社さんだそうです。

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そして最後にPlacemeter

- Placemeter--------------
http://www.placemeter.com/
Placemeter は画像認識技術を活用し、ビデオ映像から人の数など位置に関する様々なリアルタイム情報を解析するプラットフォームを提供する企業です。
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画像を分析するシステム。

たとえば街角の後継を読み込んで、どこを人があるいたか何人通ったか、などなどを解析して、都市計画はもちろん、店舗のマーケティングなども使える。

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イベントはこの後、懇親会となって来場者の方と、登壇者の方々の交流を深める場に。


Scrum Ventureの懇親会の乾杯の挨拶はこのイベントを背後で支え、シリコンバレーと東京の架け橋となって下さっている外村さん。

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乾杯の際に、なにをプレゼンされるのかと思いきや、Chief Food Officerらしく、最近サンフランシスコはNYに三つ星レストランの数で並んだというお話から。

外村さんの活動の成果か、サンフランシスコには美味しいお店が増えつつあり、中には開店してたった半年で一つ星を取った寿司店がサンフランシスコに2つあり、そのどちらにもプレミアムモルツの生が入っているとのこと。

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その店の成功をアクセラレートしたのがプレモルなら、今日登壇のCEOのみなさんの成功を、会場のみんなで祈念してプレモルで乾杯しよう!  ということで、プレモル推進のお話でした(笑)

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日本とサンフランシスコのベンチャー企業の躍進を祈念して……乾杯!








【更新終了】




2016年9月14日 (水)

iPhone 7発表会見聞録【発表会現地レポート】

「One More Thing...」と、言いながらスティーブ・ジョブズが壇上で話すKeynoteは私にとっていつか行きたい憧れの場所でした。

今回、ようやっとAppleさんに呼んでいただいたので、行くことができました。そこがどんな場所だったか、可能な範囲でレポートしたいと思います。

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まず、現地発表会が始まるまでは、すべてが秘密です。みなさん、そのへんの事情はご存知とは思いますが。

世界中で10億台が売れ、多くの人が注目する発表会。関心のある人なら、いつどこであるか……という情報は知っているかもしれませんが、発表会に行くことは、本当に誰にも言うことはできません。私も最低限直属の上司に言っただけでした。

詳細も知らず、ほとんどミステリーツアーのような状態でサンフランシスコに向います。

そこで初めて、他のメディアの人たちとお会いました。他の取材から直接サンフランシスコに来るような人たちもいます。他のメディアの人は、デジタル系のメディアはもちろん、新聞やテレビに出たりと、複数のメディアに記事を書くことができる著名なフリーランスの方が多かったように思います。私のようなサラリーマン編集者は少数派かも。

日本から呼んでもらえるのはいつもは数人のようですが、今回は少し多かったようです。Suicaの発表や、任天堂のことなど、日本に関するニュースが多かったからかもしれません。

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諸先輩方のうち都合の合った方と、少し歩いて食事をしたり。アメリカというと、肉、ステーキ、ハンバーガー、ポテト!! という印象ですが、サンフランシスコは海鮮やサラダなども多く、日本人の嗜好に合う感じです。心なしか、街行く人にも極端に太った人は少ない印象。

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歩いてる時に、ちょっとポケモンを立ち上げて、Pokémon Goをしてみたら、コイキングが捕まりますが、日本で捕まるコイキングとまったく同じに見えます。そりゃそうか。もう、どのコイキングがアメリカ産だったか分かりません。

せっかくのサンフランシスコですが、日本では別冊の締め切りが進行しているので、ホテルに戻って、仕事。写真を選んだり、原稿を書いたりします。

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ホテルには同じくiPhoneの発表会に向かうらしい各国のメディアの人がいっぱいいて、大きな機材を抱えてミーティングしている人たちを見ると緊張感も高まってきます。

夜中、どうしても気になって、明日の発表会の会場を見に行きます。

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来たよ! サンフランシスコにいるよ! ビル・グラハム市民講堂の前にいるよ! とFacebookに書きたい気持ちでいっぱいですが、なにしろまだ守秘義務契約下にあるので書けません。

会場の周囲にはコーンが立っていて、警備の人がいて、これ以上近づけません。

部屋に戻って原稿を書いて、寝ます。4時間ぐらい睡眠。

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朝のホテルのロビー。いる人の多くは世界各国から集まってきたiPhone 7について取材するメディアの人たちです。

会場までは3ブロックほどで歩くこともできなくはないのですが、シャトルバスで会場に向かいます。

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会場前には、僕みたいに写真を撮ってる人もいればムービーカメラで自撮りしながら、興奮気味に話している人もいます。ビデオブロガーでしょうか?

メジャーな放送局は、会場の前に設けられた台の上にブースを構えています。かなり大掛かりです。きっと壇上ではニュースキャスターや芸能人の人が新しいiPhoneについて語るのでしょう。

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入り口前は雑然としていますが、日本の発表会みたいに行列ができているワケではありません。

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いいのか、これで……と思うのですが、まぁ、いいんでしょう。私は朝っぱらから気力充実&ハイテンションで、ワクワクしているのが表情からも見てとれます。ここまで、来たら会場にいることは言ってもいいようだったので、TwitterやFacebookで情報発信を開始します。

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ハンバーガーやスナックを提供するブースも出てますが、みんなそれどころではなくて、誰も食べてません。お姉さん笑顔なのに、もったいない。

……なんて思ってると、ゲートが開きます。急に人が流れはじめて、僕も焦ります。が、それほど激しいことにはなってません。日本との国民性の違いか。

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会場内へ。日本のみなさんは、眠い目をこすりながらストリーミングが始まるのを待っているはずです。私は早朝のサンフランシスコで押し合いへし合い。

急に真っ暗になって目がなれていなくて、まごまごしながら座るところを探します。

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携帯ライターの法林さんと、アスキーのイトーさんが、「ここ空いてるよ!」と席を確保して下さいます。これがなければもっと後ろの席になったことでしょう。大感謝。

距離的には200mmのレンズでもなんとか撮れるけど、もっと明るいカメラ、明るいレンズがあったらなぁ……と思うところ。お金を貯めて、高感度特性に強いカメラを買おう(泣)

もっと後ろにも席が広がっており、そっちだったらかなり厳しいところだったと思う。

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席に座ってパソコンを広げ、カメラの用意をし、発表会が始まるのを待つ。会場にはWi-Fiが飛んでいて、意外なことにこれだけの人数がいるのに、それなりの速度でインターネットに接続することができる。すごい。

そして、ご存知のように、ムービーが流れ、キーノートが始まった。ティム・クックCEOが壇上に上がってくる!

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ああ、ついに僕はここにやってきたけれど、ジョブズが話すのには全然間に合わなかったなぁ……なんてことを思う。キーノートのムービーはこちら。よく探すと僕もどこかに写っているかもしれない。

1時間20分に及ぶキーノートが終わったあと、また突如競争が始まる。

隣に用意されてるタッチ&トライの会場へ行くのだ。

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この中に割り入って、端末を確保して、触ってみたり、撮影したりせねばならない。かなりの過当競争だ。

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説明員の人が説明してくれたりするのだが、正直、そんなことより写真を撮りたかったりするのだが、なかなかそんなワケにもいかない。

会場は暗いし、照明のおかげで端末はテカるし、置いて撮影していると他の手が伸びてきて端末を持って行こうとするし、なかなか撮影には厳しいコンディションなのだ。だから、このあたりの写真があまりキレイじゃなくても許して欲しいなぁって思う(にしても、もうちょっと性能のいいカメラがあれば!)。

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端末争奪戦に敗れて手持ちぶたさになったりすると、展示品を撮影したりする。キミらもそうなの? と、ちょっと親近感が湧いたり(笑)

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突如、ひとだかりが出来たと思ったらティム・クック! 人ごみに潜り込み、近づいて写真を撮る。1mぐらいまで近づいた。すごい。世界最大級の企業のCEOが眼前に!

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タッチ&トライが終わるとホテルに戻って原稿タイム。いや、ここまでも隙さえあえば、Tweetし、Facebookに投稿し、ブログを書きしているのだが。

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ホテルに用意されているサンドウィッチを食べながら、ひたすら原稿書き。他のメディアの方々もそう。黙々と原稿を書いて、何本か投稿してから、夕暮れ時に他のメディアの人と誘い合わせてちょっと外に食べに出たりしながら、そのまま朝まで原稿を書き、可能な限り原稿を書く。それがこの貴重な機会をいただいたものの義務だと思うから、少しでも情報を日本へと向けて送信する。

ちなみに、キーノートのあった夕方にはフリック!60号の後送誌面の構成と写真を送った。夜遅くにはデザインが送られてきていたので、それに合わせて朝までに原稿を書いた。

米国を離陸するまでに送らないと、日本時間の月曜日配信には間に合わないのだ。

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暗くなっても明るくなっても、この部屋で原稿を書き続けた。アメリカのホテルは照明が暗いので、眠くなる。結局30分ほど仮眠を取ったぐらいで朝になる。用意いただいたバスに乗って空港へ。

締め切り的には飛行機の中でもやらなければならない仕事はいっぱいあったのだが、さすがに眠くて、寝てしまう。離着陸の時や食事の時にパソコンを畳むので、その流れで寝てしまうんだよなぁ……。

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日本へ帰ったら、レポートの続きと、9月24日発売の『デジタル超整理術 写真編』の締め切りが待っている。がんばんなきゃ! なのだけど、ついつい帰りの飛行機はたっぷり寝てしまった……。





 





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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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