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2018年12月

2018年12月23日 (日)

MAKOさんが、新しいiPad Proでニューヨークを描いてくれました!

今回、AppleのニューヨークでのiPad Pro発表会に一緒に行ってくれたMAKOさん(https://www.mako-okestudio.com/)が、新しいiPad Proでニューヨークをスケッチしてくれました。

※スケジュールの都合上、現地で出歩いた時にはまだ写真に写っている旧型を使っていました。そのデータをコピーして新型iPad Proで作品を仕上げる作業をしていただきました。

ここはWTC Cortlandt駅に直結して作られたショッピングモールOCULUS(オキュラス)というショッピングモール。
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911のあったWTC跡地には、プールと呼ばれる巨大な異例のためのモニュメントが作られいます。

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横にはOne World Trade Centerという新しいビルが。周囲のビルを美しく写して、まさにスカイスクレーパー。911があったのに、そのあとにこれを建てるというのが、いかにもアメリカですねぇ。どうもちょっと微妙な心持ちがします。

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そして、ビルの倒壊で大きなダメージを被った駅を修復するとともに、そこに直結するカタチで作られた新しい商業施設が、このOCULUSという施設です。

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海生の生物か、肋骨のような巨大な構造体の中に、さまざまな商業施設があります。

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もちろん、アップルストアも。

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今回、MAKOさんが一番時間をかけてスケッチしていたんじゃないかなと思う場所が、このセントラルパーク。行って見ると、南北4km、東西800m(幅は京都御所と同じぐらいだけど、長さは2.5倍)と、想像より広い場所なんですね。こうかくとスケール感は近いように思うかもしれませんが、周りの街の密度と高さが違うし、それだけに落差を大きく感じます。

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まさに都会の中のオアシス的な存在で、散歩したり、ピクニックしたり、ジョギングしたりしているニューヨーカーがいっぱいいます。

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私は、旅行中は猛烈に動き回る(しかも疲れない)タイプなので、ちょっとMAKOさんを引き回し過ぎたかも(気をつけてペースダウンしたつもりなのですが)。セントラルパークでスケッチしていたMAKOさんがいちばん生き生きしてらっしゃった気もします。

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アメリカに行くとUberやLyftにお世話になりまくるのが常ですが、ニューヨークはさすがに地下鉄が便利なのですね。

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NYの地下鉄というと治安が悪いイメージでしたが、少なくとも昼間中心街の地下鉄に乗った感じではとても安全なイメージでした。もちろん、時間や場所によっては違うかもしれませんが(ブラジルやインドをウロウロしてきた僕のモノサシなので、一般的に安全かどうかはまた別ですが)。

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身なりのいい人、お洒落な人がとても多い印象。ラフな格好の人が多いカリフォルニアとは確かに全然違いますね。

ここは、行かないとわからない感じ。360全方向の看板に動画広告が流れていて、なるほどここが全世界の広告戦略の中心か……と思った。Netflixの広告が多くて、今の勢いを感じますね。

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ここでもMAKOさんはしばらくiPad Proでスケッチをされていました。

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ホテルの近くにあったブルックリン・ブリッジにも、到着した日の夕方駆け足で行って見ました。

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眺めのいい場所ではあるのですが、橋の上にいるから橋自体は見えないし、スカイスクレーパーやブルックリンの眺望は、橋のワイヤーに遮られて微妙な展望。景色は船からとかがいいのかもしれませんね。

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ティム・クックもこの橋からのtweetを上げていましたが、どうもこれは光の方向からすると朝に歩いているようです。さすが。ちゃんとそのあたりも抜かりないですよね。

発表会終わって、私はホテルの部屋に篭って原稿を描いていたのですが、MAKOさんはその間に外に裸婦スケッチの回に行ってらっしゃいました。活動的!

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芸術の街ニューヨークで、芸術に最適なデバイスNew iPad Proを満喫したMAKOさん。このiPad Proを使って、どんなクリエイティブを産み出して下さるでしょうか?

(村上タクタ)

2018年12月20日 (木)

オジさんもメルカリできるのか?

メルカリさんの主催する『勝間和代さんと考える、自宅の『かくれ資産』とは?』というイベントに行って来ました。

登壇者は勝間和代さんと、ネタフルのコグレさん、メルカリ広報のまゆみんこと石川真弓さん。

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フリック!でも去年の7月に、メルカリとヤフオクの特集をやっていますが、我々オジさんの家にも、メルカリで売ったりできる資産がけっこうあります。

が、どうもメルカリというと、若い女性の使うサービスっていうイメージがあって、使い慣れない感じがする。今回のイベントは「そんなことないよ! オジさんもメルカリ使ってね!」というイベントだったわけです。

まずは勝間さんの今年買って良かったガジェット談義。

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・第1位 山のようなアンドロイドタブレット
・第2位 パナソニックホームベーカリーSD-MDX100-W
・第3位 Oculus Go
・第4位 シャープ超音波ウォッシャー
・第5位 Amazon Fire 8 タブレット

なのだそうです。すごい勢いでいろいろなもの買って売ってらっしゃいますね。

そして、その「売って」の部分で役に立っているのがメルカリというサービスというわけ。

なんでも、メルカリの調査では日本全国で37兆円ものかくれ資産があるという。

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それを単純に割り算すると、1人があたり28万1277円のかくれ資産があるという話。

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えー? もっとないですか? というのが個人的感想。僕の部屋だって、MacBookが10台ぐらいと、カメラも20台ぐらい、テントなどのキャンプ道具、なんだかんだって山ほどありますが……28万円にしかならないのかな。それとも、これはあくまで平均だから、ガジェットオジさんはそれどころではないという話なのか……。

いずれにしても、みなさんのお宅には、大きな資産が隠されていて、それを上手にメルカリで売りましょうという話です。

ガジェット好きとしてはね。そもそも全部、いつまでも持ってたいんですが、そろそろ持っててもどこに行ったか分からなくなって、手がつけられなくなってきている感じが。だったら、たしかにメルカリでお金にした方がいい。

でも、出品したり発送したりが面倒だし、『○○様専用』とか、ローカルルールがよくわからないし、何を売ったらいいかわからないし、メッセージのやりとり面倒だし……っていう感じなんですよね。やりたいけど、できない。

そこで、いくつかヒントをもらってきました。

まず、iPhoneは売れる。

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よく売り買いされているのは、iPhone 6、それからiPhone 6s、7。それぞれ、1万2000円弱、2万円弱、3万7000円弱という価格。古いのもそれなりの値段で売れるし、7がそのぐらいの値段で売れるなら、売って新しいのを買おうかなという人もいるのではないでしょうか?

iPhone Xだったら、ガラスにヒビが入ったようなのでも6万9000円で売れることさえあるそうです。

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また、僕らの部屋にはいっぱいある充電器やバッテリーなどのデジタルガジェットも売れやすいのだという。カメラのバッテリーなど、自分のニーズが下がっていても、そのカタチのものを必要としてる人がいるものに関しては、出品してみると意外と売れるのだそう。

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新刊の本はよく売れるので、買って読む前に出品してしまえば、「売れるまでに読まなければ……」となって積ん読にならないというライフハックも紹介された。

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また、売れやすい時間は、平日の17時以降24時ぐらいまで。一番うれやすいのは22時とのこと。ここを狙う戦略で行きたい。

さらに、オジさんがメルカリに挑戦するのをサポートする機能もいくつか紹介されました。

ひとつは商品のやりとりのメッセージの典型的な文面を表示してくれる『初心者向けメッセージガイド』。年内にローンチされるらしい。

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また、11月12日リリースで、ユーザーの疑問に答えるAIチャットボットも装備している。

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値引き交渉されるのが面倒という人には『オファー機能』も用意されている。これだと、提案された値段で売る気がなければそのまま却下すればいいという便利さだ。とても売る気になれないような安価な値段を提示されても、タップひとつで却下されるから、気を遣う必要がない。

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また、らくらく/ゆうゆうメルカリ便を使えば、宛名書きも不要だし、送料も全国一律だし、匿名で配送されるしで、やりとりが安心で、ラクチン。

これだけいろいろ便利になっているんだから、我々オジさんもメルカリに挑戦しましょう……という話です。私も、年末に大掃除しながら、出てきたものを頑張って売ってみようと思います。

あなたも、ぜひ。

(村上タクタ)

2018年12月19日 (水)

今夜24時、フリック!1月号Vol.87発売! 最新Apple製品情報満載!

12月20日0時、フリック!1月号Vol.87配信開始です!

配信はこちらから!
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/flick-477462/



今月は、ついに8年ぶりにフルモデルチェンジしたMacBook Air 13 Retinaが、実用に足るマシンなのかを徹底レポート。

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誰もが熱烈に待っていたマシンながら、絶妙な価格設定と、本当にパワー不足を感じないのか? というCPU設定が気になるところ。

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MacBook Pro 13インチ Touch Bar、13インチ Touch Barなし、MacBook 12インチ、旧MacBook Airなどと、スペック、ベンチマーク、実用性などを比較しています。

たった8000円安いだけのMacBook Pro 13インチ Touch Barなし、超高性能なMacBook Pro 13インチ Touch Barなどとの比較の結論やいかに。

使用とスペックをまとめた表も、電子書籍だと見やすく、比較検討したい人には便利な一作になると思います。

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さらに、実際にお仕事にMacBook Airを使ってらっしゃるLinkmanさんにインタビューでお話をうかがっています。

さて、第2特集は密かに進化しているGoogleマップの新機能のご紹介。その他、Paypay、Peak DesignのEveryday Backpak、VAIO A12、Sleepion 3、Deff、 CLEAVE Alminum Bumper 180、Jaybird TARAH PRO、Galaxy Note 9、Galaxy Watch、オーディオテクニカのATH-DSR5BTなどをご紹介。

(だいたい)200円とは思えない充実ぶりなので、ぜひご覧下さい。kindle unlimitedご契約の方は、それでも読めますので、ぜひ。




(村上タクタ)

2018年12月18日 (火)

DeffのケブラーケースDURO、わずか11g

カーボンとかケブラーとかにワクワクするようになったのは、いつの頃からでしょう(笑)

航空宇宙産業で開発されたこれらの繊維が、'80年代からモーターサイクルレースや、F1カーレースで使われるようになって、『金属より軽くて強い、とっても高価な素材』として使われるようになって以来でしょうか?

’90年代に入ると、バイクや車のパーツとして、購入できるようになりましたが、樹脂で固めただけのウェットカーボンと、炉で焼成したドライカーボンがあり、本当に強度があって、製造にコストがかかるのはドライカーボンだけだって学んだりします。

カーボンやケブラーはラジコン用品屋さんなんかでは繊維の状態で買えて、ひっぱり強度が必要な部分(たとえばグライダーの翼の下面とか)に貼ったりしました。

iPhoneケースに軽量、高強度なそれら繊維が必要かと言われると、そんなこともないのですが(笑)それでもオトコノコとしてはワクワクします。

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そのあたりのオトコノコマインドのくすぐり方をよくご存じのDëff(ディーフ)さんのアラミド繊維(Kevlar)ケースです。ケブラーといえば黄色いような気がするのですが、黒いのもあるのでしょうか? それとも染色されているのか? 使われているのは『米国デュポン社製 ケブラー 970F 1500D』だそうで、なんかその型番みたいな呼び名がまたカッコいいです。

XとXS用が約11g、 XR用が約12g、XS Max用が約13gだそうです。

正式名称はUltra Slim & Light Case DURO for iPhone Xs/X。価格はそれぞれ、4980円、5280円、5480円(税込・Dëffストア価格)。案外安い……。



Img_2066グロスブラックとマットブラックがあるのですが、マットブラックの方がドライカーボンっぽくって、カッコいいですよね(笑)

実際薄くって、カッチリフィットでとてもいい感じです。

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ちなみに、XS基準で作られているようで、僕のXだと少しカメラ穴の位置がズレますが、問題なく入ります。

すっごくきっちり作られていて、下面のコネクター穴までもピッタリ合わせた寸法になっています。

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カーボンやケブラーがお好きな方はぜひ! と言いたくなるクオリティです。

(村上タクタ)




2018年12月17日 (月)

MacBook Pro/Airの2018モデルユーザー必携のALMIGHTY DOCK TB3登場

ノート型のMacは、2016年のMacBook Proから、Thunderbolt 3ポートのみとなったわけですが、3年目に入ったいまだにThunderbolt 3ケーブルだけで過ごせるほど移行は進んでいない。

初代iMacの時のUSBポートを例に出すまでもなく、常にMacは先陣を切って新しいコネクターを採用してきた。Thunderbolt 3/USB-Cコネクターもその例に漏れない。Thunderbolt 3とUSB-Cはとても便利だから、いずれは切り替わっていいと思うのだが、いまのところ変換アダプターが欠かせないというのは実態だ。

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筆者の場合、電源、自宅のディスプレイ、外付けSSD、iPhoneとの同期あたりまではThunderbolt 3&USB-3で済むのだが、キーボードをはじめとした周辺機器、会社のディスプレイ(HDMI)、SDカード読み込み……あたりはアダプターを必要とする。

つまり必需品なのだ。

というわけで、この手のアダプターは各社から出てるが、筆者は極初期からALMIGHTY DOCKシリーズを出し続け、代表の恩田フランシス英樹さんが指揮をとって改善を続けているTUNEWEARの製品を信頼している。一見、どれも同じように見えるのだが、けっこう性能、品質に差があるのだ。

たとえば、コネクター部分の接触や強度、USB-Aポートの供給電流の大きさ、HDMIの仕様やfps数など、内部チップの性能や設計の安全マージンなどに差がある。買ってから「あれ? 繋がらない」という可能性が低いのだ。

特に、MacBook Proの2016〜2017と、MacBook Pro/Air 2018は微妙に仕様が違うのだ。旧モデルでは緩かったコネクターが少し固くなった。さらに、ALMIGHTY DOCK のような2ポート式のコネクターの場合、奥までささらなくなって、接触が不安定になっていたのだ。

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ここで紹介するTB3ははその欠点を解消し、2018でもピッタリとはめ込めるようになっているのだ。この点においてだけでも、新型を使っている人はTB3を買う意味がある。

ちなみにどういうワケだか、TB3は2016〜2017年もモデルのMacBook Proにもピッタリフィットする。

価格は7980円(税別)。色はスペースグレーとシルバーの2色。プラスチック部分が白いせいもあってか、シルバーの方はだいぶ白っぽく見える。

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このTB3の最大の美点は、コネクター部分が2018年モデルのMacBook ProとAirに最適化されたことと、11.6mmの薄型ボディながら1000BASE-TのEthernetケーブルに対応可能なこと。

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Ethernetケーブルなんて使わない……なんていう方は別に問題ないと思うのだが、筆者の場合だと出張先のホテルに無線LANがなくEthernetしかない、無線LANを飛ばせない場所で有線接続したい、無線LAN機器にトラブルが起っている状況でもすぐに原稿を送らねばならない……みたいなことがあるので、やっぱりEthernetコネクターがあるのは安心だ。これまで、そのためにC2の方を持ち歩いていたが、これからはTB3で済むということだ。

側面のコネクターはThunderbolt 3のパススルーと、HDMI、USB-Aの3.0が2ポート……となっている。

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Thunderbolt 3は受け入れ側としてはThunderbolt 3そのものとして活用できて最大87Wの電流を受け入れられる(つまりMacBook Pro 15付属のアダプターもフルスペックで使える)。供給側としては最大5V/1.5Aだ。またデータ通信速度としては40GbpsとThunderbolt 3のフルスペックで使える(つまり5Kのディスプレイも接続できる)

HDMIは最大 3840×2160ピクセル(4K)/30Hzまで対応可能で、HDCP 1.4/2.2に対応している。

USB-Aのポートはそれぞれ、最大5V900mAhの給電が可能となっている。

手前側にはmicro SDカードとSDカードが刺さる。
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細かい話だが、SDは裏面で、micro SDは正面で入る(筆者は少し戸惑った)。micro SD側は排出の時は押し込むと、飛び出す仕組み。SDは普通に手動で抜き挿し。このあたりの仕様のバラつきには少し戸惑うが、コネクターと直角方向に抜き挿しするようになったので、抜差する時にグラつかなくていい。この配置はいい。

このTBシリーズの面白いなと思うところは2ポートを使うことで、本体をガッチリ側面に固定しているところである。この点ケーブルを介するC1、C2、CM1、CM2と違うところで、メリットもデメリットもある。

TBシリーズはしっかり側面に固定されており、ヒザの上でMacを使っている時にも使いやすが、反面ポート部分におそらく負荷がかかりやすく、たとえば使用中に強い負荷がかかると折れる可能性があるし、長い間使っているとグラついてくる。

このグラついてくることが問題だという人がいるが、こちらの剛性を上げてしまうと万一の時にMac側のポートが壊れてしまうことになるから、アダプター側が壊れる方がいいと僕は思う。筆者は日常的に使っているが、Mac側が壊れたことはない。

それにしたって、次のMacBook Proがポートの間の距離を1mm変えてきたら使えなくなる商品なので、そこを攻めるのは面白いなぁと思う。Appleはポートの間隔を一定にし続けるだろうか?

ともあれ、2ポートが刺さりさえすれば使えるから、裏返しにも使えるし、右側のポートがあるタイプ(MacBook Pro 13/15のTouch Bar付き)なら、右側にも挿せる。

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左側で裏面にするとご覧のように少し後ろ側に突き出すし、2mmほど浮く。

右側で正面にすると後ろに突き出すが、下はわずかに浮く感じ。右側で裏返しにすると下は2mmほど浮くが、後ろ側には突き出さない。つまりは、当たり前だが左側で正面で使うのが一番フィットする。

MacBook Airにも挿してみた。

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ご覧のように、前が1.5mmほど浮いて、後ろは2.5mmほど浮く(目算ですが)。色味も含めて微妙なアンマッチ感がわることは否めない。フルスペックといえば本機なのだが、C2を選んだ方が違和感はない。

使えるんだけど、専用を出してくれると嬉しいなぁ……という感じ。

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本機がThunderbolt コネクターの最高峰であることは間違いないが、自分の用途を見極めて選ぶ必要がある。

たとえば、Ethernetポートは要らないけど、USB-Cポートがもひとつ要るというならTB2(ただし2018モデルにはフィットしない)、mini Display Portが必要ならC2、USB-Aポートが3つ必要ならC1、コンパクトさが必要ならCM1か2とそれぞれ若干機能が違う。

ぜひ、自分のニーズをきっちり考えて選んでいただきたい。

(村上タクタ)

2018年12月11日 (火)

国際的イケメンブランド『JUSTJAMES』フォーカルからローンチ

このイケメンが、このたびフォーカルポイントが輸入することになった『JUSTJAMES』のデザイナーである代表である。James Lee氏だ。

ファションブランドのモデルやデザイナーとして活躍してきて、香港版のMTV的番組、Channel VのDJも務めてきたという。「どこに住んでるの?」と聞くと「Central(中環)の山手の方」という答えが帰ってきたから相当にアッパーなクラスの生活をしている人のようだ。

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お父さんは香港の人でファッション業界の仕事をしていて、お母さんはロンドン在住。James氏自身は、香港とロンドンを往復して育ち、最近は東京で仕事をしていることもある……というナチュラルボーンなノマドだ。

いろんな国を渡り歩き、しょっちゅう空港で時間過ごすJames氏としては、「空港の免税店にはフェンディやグッチの商品に囲まれているのに、デジタルデバイスというといきなり無愛想なデザインになるのが不満だったんだ」とのこと。そこでラグジュアリーなデジタルデバイスのブランドとしてJUSTJAMESを立ち上げたのだという。

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JUSTJAMESは、ただファッションテイストを取り入れただけのデジタルデバイスではない。James氏が、世界を旅しながら仕事をする中で、必要としている機能が盛り込まれているのだ。

たとえば、この『OMEGA』は、入力ポートとして従来からのmicro USBに加え、USB-Cポートを備え、わざわざ独自の充電器を持ち歩かなくても、MacBook系やiPad Proの充電器で充電することができる。USB-Cポートは出力側にも使えるしPDにも対応しているので、MacBook系のパソコンに電源を供給することもできる。もちろんオーソドックスなUSB-Aポートも2つ装備し、最大で3つのデバイスに電源を供給することができる。通常価格は5980円(税別)。

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『TRAVELLER』もユニークなデバイスだ。一見、大理石調のプレートを貼ったも5,200mAhのモバイルバッテリーだが、ちょっと一工夫してある。

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小さなトラベルトレイを引きだすと、なんとそれ自身がmicro SDを収納し、USBメモリーとして使えるデバイスになっている(つまりmicro SDリーダーでもある)。さらにmicro/nano SIM収納トレイでもあり、SIMピンまで内蔵されている。

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まるで、国際的なスパイのようだが、たしかに、彼のように国境を平然と越えて生活、仕事をするリアルノマドにとっては、国を越えるたびにSIMを差し替え、滞在する国で仕事をするのだから、SIMピンやSIMトレーはむしろ日常的に必要とするツールなのだろう。

たしかに、5,200mAhという容量は、機内持ち込み荷物に入れておいて普通に使いながら、飛行機の機内でSIMを差し替えておく……なんていう使い方にピッタリだ。

ちなみに、こちらもUSB-Cポートで、入力/出力両方を行い、さらにUSB-Aポートを2つ備えている。価格は4980円(税別)。

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フレグランスのボトルのような『AURA NOIR』もユニークだ。7,800mAhで、4980円(税別)。こちらはオーソドックスなmicro USBでの充電USB-Aでの出力となっている。

モバイルデバイスの価格はちょっとしたプレゼントに丁度いいが、愛想のない一般的なバッテリーよりもずっと華があるといえるだろう。化粧ポーチなどに入れておいても違和感がない。

『ラグジュアリー』と言う割には価格がリーズナブルであることについて聞いてみると、「ラグジュアリーなものを提供したいと思っているが、手の届かないものにはしたくない。もっと安くしてもいいと思っているぐらい」と答えてくれた。

James氏にとって、人生は旅であり、いまや旅の核にはスマートフォンある。『いろんな人に使ってもらえるユニセックスなブランドにしていきたいと思う』とのこと。

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セミワイヤレスの『AMPERES WIRELESS EARPHONES』は3980円(税別)(さらに1月7日まで発売記念価格で2980円(税別)。これもワイヤレス体験を気軽にお洒落に楽しめるようになっている。

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iPhoneがヘッドフォンジャックを持たなくなって2年以上が経つが、女性がこうやって気軽に楽しめるお洒落なワイヤレスヘッドフォンが出てきたのは喜ばしい。

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フォーカルポイントは、日常で誰もが持つようになったiPhoneなどデジタルデバイスのために『機能+ファッション』を打ちだした展開を増やしていくようで、同時にイタリア製レザーブランド『iToro(イトロ)』の取扱も始めた。

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こちらは、製品デザイナーEduardo Alessi(エドアルド・アレッシー)氏がデザインし、フィレンツェで修業を重ね熟練した技術を持つアルチザンたちの手によって、作られているというレザーの編み込み模様が特徴的。

シンプルなものから手帳型など、約10種類のiPhoneケースがラインナップされる。表裏に目立たないように設けられたカードポケットも特徴的だ。

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価格は、9800円〜1万4800円(税別)。レザーはイタリアの最高級レザータナリー「グルッポ・マストロット」の上質の牛革(ミネルバ、ブッテーロ、キップ、カーフ、ブライドルレザー、ヌバック)、クロコダイル、馬(ポニー、コードバン)、オストリッチ、ハラコなどを使っているというから、納得できる値段だ。

いつも持ち歩く身近なデバイスだけに、上質なケースに入れておく価値はある。

以上、詳しくはフォーカルポイント(http://www.focal.co.jp/)のサイトを参照のこと。

(村上タクタ)






2018年12月10日 (月)

堀正岳さんの『知的生活の設計』を読んだ

いつも、ScanSnapとかEvernote、ライフハック界隈の取材でお世話になっている堀正岳さんが新刊を出された。KADOKAWAからで『知的生活の設計』という本だ。

堀正岳さんは、北極の気象の研究家であると同時に、Lifehacking.jp(https://lifehacking.jp/)というブログを運営されている。

堀さんといえば、なんといっても前作の『ライフハック大全』で5刷り5万部、kindle総合1位を獲得したヒットメーカーだ。出版社さんも次の本に期待がかかることだろう。


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タイトルは『知的生活の設計』である。渋い。

同業の出版社として考えると、『仕事に役立つ』とか『100の方法』とかいう、実利に結びつけたキャッチ、現世利益のあるようなタイトルの方が売れるという意見も出たに違いないが、『知的生活の設計』で通したところに、堀さんへの信頼感がうかがえる。

内容は、ライフハック系といえばそうなのだが、もっと長いスパンでものを考えた本。

人生において知的に豊かな生活を送るには、どういう積み上げをしていけばいいかという本だ。

さっきのタイトルの議論ではないが、とかく我々は現世利益を求めてしまう。給料がもっと上がらないかなと思うし、リッチな生活を送れないかなと思うし、美味しいものを食べたいし、飛行機に乗るならアッパーなクラスのに乗りたい。そのためには給料を上げねばならないし、昇進しないといけないし、売上げを上げないといけないし、ウェブで言えばPVを上げねばならないし、KPIを達成せねばならない。

しかし、この本を通じて、堀さんは語りかけるのである『それって本当に豊かなんですか?』と。

人は教養を持つことで、同じものを見聞きしても豊かな情報を得て、豊かな発送をし、そして時には豊かな情報発信をできるようになる。それこそ豊かな生活なのではないかと。

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(新著『知的生活の設計』を手に持つ堀さん)

その『豊かな知的生活』を送るための人生の積み上げ方の方法がこの本には書いてある。

コツコツと積み上げて、10年、20年、30年が経ったとき。何もしないでそれだけの時間が過ぎたのと大きな違いが生まれている。年老いた時に、豊かな知性と考え方を持つことができれば、それは本当の意味で豊かな人生だといえるのではないだろうか?

読んでみて僕は、堀さんご自身が『これからの人生の礎』として『知的生活を確固たるものにしよう』と、この本を書かれたような気がする。僕らも人生に迷うし、堀さん自身もどう生きようか迷う部分があり、よりしっかりと『知的生活を設計していこう』と決意してこの本を書かれたように思うのだ。

私も気が付いたら50歳の声を聞こうとしている。それでも、60歳、70歳という歳になったときに、どんな生活を送っているか、ここからの10年20年の知性の積み上げ方によると思える本だった。

人生に迷える方は、ぜひ読んでいただきたい。



(村上タクタ)

2018年12月 7日 (金)

Appleはあなたの気持ちを知ってる(メイキングもお見逃しなく)

絵を描いたけど、他の人に見せる勇気がないとか、音楽を作ってけど、恥ずかしくて、自分だけのフォルダに仕舞ってあるとか、そういう経験は誰にでもあるかと思います。

強力なクリエイティブの集団を擁し、なんでもできる、どんなクリエイターでもアサインできるようなAppleだけど、そんなあなたの気持ちを『分かっている』と、ホリデーシーズンに向けて、メッセージを出しています。



どんな、クリエイターもトビラを破って、世界に向けて自分の作品を発表した瞬間があるはずです。このムービーはそんな先輩クリエイターからの、すべての未来のクリエイターへのメッセージなんだと思います。

ちなみに、このムービーの背後に流れている曲は、16歳の新進シンガーソングライター、ビリー・エイリッシュによるものだそうです。iPhoneやMacBookされば、誰でもクリエイティブを始めることができる……そんなメッセージがそこに込められているそうです。

で、ぜひ一緒に見たいのが、こちらのメイキングムービ。

そう、全部CGだと思っていたら。CGなのは、人物と犬や降りしきる雪などだけで、背景の街は巨大な模型なんです!



Appleの広告を作るような世界的クリエイターだって、こうやって手を動かして、工夫して、クリエイティブを行っている。決してイージーなことではないけど、あなたが愛することをしなさい……そう言われている気がします。

決して、MacやiPadの画面上で行うことだけがクリエイティブではない、コンピュータのメーカーとは思えないそんなメッセージも伝わってきます。

この冬はMacやiPadを買って、誰にも指示されない自分のクリエイティブ、世界を感動させるクリエイティブを作ってみてはいかがでしょう?

(村上タクタ)


2018年12月 6日 (木)

ScanSnap本第4弾! 『書類がみるみる片付く デジタル超整理術』本日12月6日発売です!

みなさん、スキャンしてますか?

今年は、PFUから、ScanSnap iX1500が発売されたので、みなさん、じゃんじゃんスキャンしてらっしゃることと思います。

そんなScanSnapをもっと上手に、徹底的に使うための本、作りました。

紙をスキャンして身軽になるためのシリーズ『デジタル超整理術』の第4弾。今年は、iX1500とScanSnap Homeを中心に細かく、多岐にわたって解説しております。過去4冊の中で、一番内容が濃いと断言できます。

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ちなみに、紙の本の方は全国の書店(&一部のコンビニ)で発売。920円(+税)。電子版はちょいとお安くて900円(税込み、kindle版。配信元の都合で多少値段が違うこともあります)。



ちょっと、中身をチラ見せいたしましょう。

まず、「スキャンとはなんぞや?」という疑問に、ドンと答えてしまっております。

これがスキャンの意義です。

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初めて、ScanSnapを買ってみようかな〜って思っている人にも分かりやすく、その意義と使い心地を解説しております。

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もちろん、6年の沈黙を破って発売された最新型のiX1500についてもミッチリと。今、話題のPaypayで買ってしまうなんていう手もあるのではないでしょうか?

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iX1500の導入方法は、箱のをあけるところからミッチリと大きなページ数を割いて解説しております。プロファイルの作り方や、どんなプロファイルを作ったら便利かも。

そして必殺のこの図。ちょっと、ウェブで紹介しようかどうしようか迷ったんだですが、この図って最新のScanSnap Cloud、ScanSnap Homeを理解するには必須かなと思って頑張って書きました。

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この図は、iX1500とScanSnap Cloud、Homeを使う際に戸惑ってる多くの人を救うと思っています。

上手に使えば、iX1500や100、500と、パソコン、タブレット、スマホなどを並行して使う、縦横無尽のスキャンライフが送れます。

他にも、何をどういう風にスキャンすればいいかのサンプルもあります。
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また連携可能なサービスや、連携していなくても、デジタル化に効果的なサービスをいっぱい紹介しています。

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「え、こんなに内容を見せちゃって大丈夫?」という方は多いかもしれないが、なにしろ112ページもある本なので、まだまだ大事なこと乗ってます。ぜひ買ってご覧になってみて下さい。





(村上タクタ)




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    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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